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猛暑の中、先輩Iさんと4年ぶりに佐原の大祭・夏祭りに出掛けました。<br />熱中症に対する厳重な注意が必要とされる中、3日間、お祭りをされている地元の皆さんは、さぞかし大変だったと思います。<br /><br />佐原の大祭は、7月10日以降の金・土・日曜日に行われる八坂神社祇園祭と10月第2土曜日を中日とする3日間に行われる諏訪神社秋祭りの2つのお祭りの総称で、国指定重要無形民俗文化財に指定されており、2年前にユネスコ無形文化遺産にも登録されました。<br /><br />上部に大人形、周囲に豪華な彫刻が飾り付けられた、総欅造りの山車が佐原囃子の音とともに歴史的町並みの中を曳き廻されます。<br />この祭りの起源は資料がなく詳細不明ですが、佐原は江戸時代中期から利根川舟運により繁栄し、その財力を背景に祭文化が発展し、また江戸との深い経済・文化の交流から江戸の山王祭や神田祭を意識し「江戸より優った山車祭り」の実現を目標に形成され、約300年にわたりその伝統が今に引き継がれています。(パンフレットより)

猛暑の中、佐原の大祭・夏祭りへ

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2018/07/15 - 2018/07/15

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morino296

morino296さん

猛暑の中、先輩Iさんと4年ぶりに佐原の大祭・夏祭りに出掛けました。
熱中症に対する厳重な注意が必要とされる中、3日間、お祭りをされている地元の皆さんは、さぞかし大変だったと思います。

佐原の大祭は、7月10日以降の金・土・日曜日に行われる八坂神社祇園祭と10月第2土曜日を中日とする3日間に行われる諏訪神社秋祭りの2つのお祭りの総称で、国指定重要無形民俗文化財に指定されており、2年前にユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

上部に大人形、周囲に豪華な彫刻が飾り付けられた、総欅造りの山車が佐原囃子の音とともに歴史的町並みの中を曳き廻されます。
この祭りの起源は資料がなく詳細不明ですが、佐原は江戸時代中期から利根川舟運により繁栄し、その財力を背景に祭文化が発展し、また江戸との深い経済・文化の交流から江戸の山王祭や神田祭を意識し「江戸より優った山車祭り」の実現を目標に形成され、約300年にわたりその伝統が今に引き継がれています。(パンフレットより)

旅行の満足度
4.0

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  • 佐原の大祭・夏祭りのポスター<br /><br />今年の夏祭りは、7月13日~15日の3日間です。<br />八坂神社の祇園祭として、小野川の東側にある町内(本宿)の人形山車10台が曳き廻されます。<br />秋祭りが行われる諏訪神社の氏子町内(新宿)には人形山車15台がありますが、夏祭りとは全く別になります。

    佐原の大祭・夏祭りのポスター

    今年の夏祭りは、7月13日~15日の3日間です。
    八坂神社の祇園祭として、小野川の東側にある町内(本宿)の人形山車10台が曳き廻されます。
    秋祭りが行われる諏訪神社の氏子町内(新宿)には人形山車15台がありますが、夏祭りとは全く別になります。

  • 鰻の長谷川(創業天保二年の老舗)<br /><br />我が家から電車で片道約3時間、佐原駅に到着13:21。<br />この日も、佐原に到着して一目散にこちらにやって来ました。<br />佐原に来ると必ず長谷川の鰻を頂いています。<br />入店したのが13:30頃で、お昼のピークは過ぎていて、比較的早く頂くことが出来ました。

    鰻の長谷川(創業天保二年の老舗)

    我が家から電車で片道約3時間、佐原駅に到着13:21。
    この日も、佐原に到着して一目散にこちらにやって来ました。
    佐原に来ると必ず長谷川の鰻を頂いています。
    入店したのが13:30頃で、お昼のピークは過ぎていて、比較的早く頂くことが出来ました。

  • 町の中心を流れる小野川<br /><br />利根川の支流で佐原は舟運によって繁栄しました。<br />この小野川を境に夏祭り(本宿・八坂神社)と秋祭り(新宿・諏訪神社)の氏子町内が分かれています。

    町の中心を流れる小野川

    利根川の支流で佐原は舟運によって繁栄しました。
    この小野川を境に夏祭り(本宿・八坂神社)と秋祭り(新宿・諏訪神社)の氏子町内が分かれています。

  • 小野川 忠敬橋の袂に建つ荒物屋「中村屋商店」<br /><br />ビックリ!<br />ここは、「佐原商家町ホテルNIPPONIA GEISHO棟」になっていました。<br />安政2年(1855)建造の切妻変形屋根2階建、桟瓦葺の建物(県指定文化財)。<br /><br />佐原商家町ホテルNIPPONIAは、佐原の中心街に点在する3つの宿泊棟(GEISHOU棟、YATA棟、AOI棟)でひとつのホテルです。

    小野川 忠敬橋の袂に建つ荒物屋「中村屋商店」

    ビックリ!
    ここは、「佐原商家町ホテルNIPPONIA GEISHO棟」になっていました。
    安政2年(1855)建造の切妻変形屋根2階建、桟瓦葺の建物(県指定文化財)。

    佐原商家町ホテルNIPPONIAは、佐原の中心街に点在する3つの宿泊棟(GEISHOU棟、YATA棟、AOI棟)でひとつのホテルです。

    佐原商家町ホテルNIPPONIA 宿・ホテル

  • 香取街道 小野川 忠敬橋の袂に建つ建物(重要伝統的建造物群保存地区)<br /><br />佐原は、東日本大震災で大きな被害を受け、再建される建物も数多くありました。<br />この角に立つ建物は、旧油惣商店だったと思いますが、新たに建物を建築中です。

    香取街道 小野川 忠敬橋の袂に建つ建物(重要伝統的建造物群保存地区)

    佐原は、東日本大震災で大きな被害を受け、再建される建物も数多くありました。
    この角に立つ建物は、旧油惣商店だったと思いますが、新たに建物を建築中です。

  • 香取街道に建つ土蔵造りの商家(重要伝統的建築物群保存地区)<br /><br />旧正文堂(本屋)、小堀屋本店、新福呉服店。

    香取街道に建つ土蔵造りの商家(重要伝統的建築物群保存地区)

    旧正文堂(本屋)、小堀屋本店、新福呉服店。

  • 香取街道に建つ土蔵造りの商家<br /><br />この暑さの中、街歩きするのも体に悪そうです。<br />かき氷が売れていました。

    香取街道に建つ土蔵造りの商家

    この暑さの中、街歩きするのも体に悪そうです。
    かき氷が売れていました。

  • 香取街道に建つ佐原のシンボル塔 佐原町並み交流館「三菱館」<br /><br />外壁は工事中で養生されていましたが、館内はエアコンが効いていて涼を求める人で一杯でした。

    香取街道に建つ佐原のシンボル塔 佐原町並み交流館「三菱館」

    外壁は工事中で養生されていましたが、館内はエアコンが効いていて涼を求める人で一杯でした。

    佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡

  • 香取街道 佐原町並み交流館「三菱館」前の町並み<br /><br />この先に八坂神社があります。

    香取街道 佐原町並み交流館「三菱館」前の町並み

    この先に八坂神社があります。

    佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡

  • 舩戸の山車 神武<br /><br />猛暑の中、山車を追いかけて見に行くのも辛いものがあり、<br />山車がやって来るのを待つ方が良さそうです。<br />

    舩戸の山車 神武

    猛暑の中、山車を追いかけて見に行くのも辛いものがあり、
    山車がやって来るのを待つ方が良さそうです。

    佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡

  • 舩戸の若衆<br /><br />山車を曳くのも大変そうで、片手に飲み物を持ちながらです。

    舩戸の若衆

    山車を曳くのも大変そうで、片手に飲み物を持ちながらです。

    佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡

  • 舩戸の山車 神武<br /><br />・山車:平成9年(1997)制作<br />・飾り物:明治20年(1887)制作/三代目 原舟月<br />・彫り物に優れたものが多く、中でも鯉の彫り物が優れている。

    舩戸の山車 神武

    ・山車:平成9年(1997)制作
    ・飾り物:明治20年(1887)制作/三代目 原舟月
    ・彫り物に優れたものが多く、中でも鯉の彫り物が優れている。

    佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡

  • 舩戸の山車 神武の囃子方<br /><br />佐原囃子は日本三大囃子の一つ。<br />山車の中天上と呼ばれる下高欄で演奏される佐原囃子は、情緒的なメロディーを主体とする独特の祭り囃子です。<br />佐原では、お囃子を下座と呼び、囃子方を下座連といい、笛・<br />にリズム中心の他地域の祭り囃子とは異なり情緒的なメロディーを主体とする独特の祭り囃子といわれます。<br />佐原囃子を演奏する囃子方は歌舞伎等と同じように『下座』と呼ばれ、笛5~6人、 大皷1人、小鼓4~5人、大太鼓1人、小太鼓1人、すり鉦1人の15人前後で構成されています。<br />曲目は40曲以上あるそうで、ゆっくりした山車の動きに合わせて作曲された「段物」、民謡や流行り歌、テンポの速い曲などの「端物」、山車の出発など儀式的に奏する「役物」に分類され、山車が曳き廻される雰囲気に合わせて演奏されます。

    舩戸の山車 神武の囃子方

    佐原囃子は日本三大囃子の一つ。
    山車の中天上と呼ばれる下高欄で演奏される佐原囃子は、情緒的なメロディーを主体とする独特の祭り囃子です。
    佐原では、お囃子を下座と呼び、囃子方を下座連といい、笛・
    にリズム中心の他地域の祭り囃子とは異なり情緒的なメロディーを主体とする独特の祭り囃子といわれます。
    佐原囃子を演奏する囃子方は歌舞伎等と同じように『下座』と呼ばれ、笛5~6人、 大皷1人、小鼓4~5人、大太鼓1人、小太鼓1人、すり鉦1人の15人前後で構成されています。
    曲目は40曲以上あるそうで、ゆっくりした山車の動きに合わせて作曲された「段物」、民謡や流行り歌、テンポの速い曲などの「端物」、山車の出発など儀式的に奏する「役物」に分類され、山車が曳き廻される雰囲気に合わせて演奏されます。

    佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡

  • 山村会館前の交差点 のの字廻し会場<br /><br />山車の「のの字廻し」が行われた跡。<br />重さ3~4トン、高さ7mにも及ぶ山車を左前の車輪を軸として、筆で「の」の字を書くように回転させるもの。<br />車輪が擦れてついた跡ですが、見事な円になっています。<br />山車上部の大人形が能を舞う如く、ゆっくり回転させるのが上手とされ、各町の腕の見せ所となります。

    山村会館前の交差点 のの字廻し会場

    山車の「のの字廻し」が行われた跡。
    重さ3~4トン、高さ7mにも及ぶ山車を左前の車輪を軸として、筆で「の」の字を書くように回転させるもの。
    車輪が擦れてついた跡ですが、見事な円になっています。
    山車上部の大人形が能を舞う如く、ゆっくり回転させるのが上手とされ、各町の腕の見せ所となります。

  • 八坂神社<br /><br />夏祭りは、この八坂神社の祇園祭です。

    八坂神社

    夏祭りは、この八坂神社の祇園祭です。

    八坂神社 寺・神社・教会

  • 寺宿の山車 金時山姥<br /><br />八坂神社の前で、若衆による手踊りが奉納されています。

    寺宿の山車 金時山姥

    八坂神社の前で、若衆による手踊りが奉納されています。

  • 八坂神社前で手踊りを披露する寺宿の若衆(若連)<br /><br />

    八坂神社前で手踊りを披露する寺宿の若衆(若連)

  • 寺宿の山車 金時山姥<br /><br />山車を曳き廻しには、梃子と呼ばれる丸太(20Kgほど)を使い、ブレーキと舵取りを行い山車を操ります。<br />狭くて曲がりくねった道を緩急自在に動かせるようになるには熟練を要し「てこ取り10年」とも言われているそうです。<br /><br />

    寺宿の山車 金時山姥

    山車を曳き廻しには、梃子と呼ばれる丸太(20Kgほど)を使い、ブレーキと舵取りを行い山車を操ります。
    狭くて曲がりくねった道を緩急自在に動かせるようになるには熟練を要し「てこ取り10年」とも言われているそうです。

  • 寺宿の山車 金時山姥<br /><br />・山車:嘉永3年(1850)制作<br />・飾り物:明治12年(1879)制作/鼠屋五兵衛<br />飾り物は、足柄山での少年期を表し、熊にまたがり斧をかざし、力強さを表現。<br />金時の後ろには、鋭い目つきで見つめる山姥がいます。

    寺宿の山車 金時山姥

    ・山車:嘉永3年(1850)制作
    ・飾り物:明治12年(1879)制作/鼠屋五兵衛
    飾り物は、足柄山での少年期を表し、熊にまたがり斧をかざし、力強さを表現。
    金時の後ろには、鋭い目つきで見つめる山姥がいます。

  • 寺宿の山車 金時山姥 囃子連の皆さん<br /><br />山車を曳く人たちよりは楽でしょうが、狭い山車の中はさぞかし暑いことでしょうね。

    寺宿の山車 金時山姥 囃子連の皆さん

    山車を曳く人たちよりは楽でしょうが、狭い山車の中はさぞかし暑いことでしょうね。

  • 寺宿の山車 金時山姥の若衆<br /><br />山車を曳く合図はありましたが、力が入りません。

    寺宿の山車 金時山姥の若衆

    山車を曳く合図はありましたが、力が入りません。

  • 寺宿の山車 金時山姥<br /><br />重い山車の方向を変えるだけでも大変な力仕事です。

    寺宿の山車 金時山姥

    重い山車の方向を変えるだけでも大変な力仕事です。

  • 田宿の山車 伊弉那岐尊

    田宿の山車 伊弉那岐尊

  • 田宿の山車 伊弉那岐尊を曳く子供たち<br /><br />この子たちは、元気ですね。

    田宿の山車 伊弉那岐尊を曳く子供たち

    この子たちは、元気ですね。

  • 田宿の山車 伊弉那岐尊を曳く若衆<br /><br />少し登り坂があるだけでも、なかなか動かすのは大変です。

    田宿の山車 伊弉那岐尊を曳く若衆

    少し登り坂があるだけでも、なかなか動かすのは大変です。

  • 田宿の山車 伊弉那岐尊<br /><br />・山車:嘉永4年(1851)制作<br />・飾り物:明治43年(1910)制作/面六<br />・山車は漆塗りで、格天井には漆蒔絵が施してある。

    田宿の山車 伊弉那岐尊

    ・山車:嘉永4年(1851)制作
    ・飾り物:明治43年(1910)制作/面六
    ・山車は漆塗りで、格天井には漆蒔絵が施してある。

  • 田宿の山車 伊弉那岐尊

    田宿の山車 伊弉那岐尊

  • 田宿の山車 伊弉那岐尊の若衆<br /><br />梃子(丸太)を中心に手踊りが披露されます。

    田宿の山車 伊弉那岐尊の若衆

    梃子(丸太)を中心に手踊りが披露されます。

  • 田宿の山車 伊弉那岐尊の若衆による手踊り

    田宿の山車 伊弉那岐尊の若衆による手踊り

  • 本川岸の山車 天鈿女尊<br /><br />「おかめさん」と呼ばれ親しまれている天鈿女尊の人形の頭部から、昨年9月に「文化元年甲子五月 江戸人形町 鼠屋五兵衛 福」と墨書きされていた銘が見つかったそうです。<br />文化元年(1804)に制作された人形は、現存する佐原の山車の中で一番古いものとなります。

    本川岸の山車 天鈿女尊

    「おかめさん」と呼ばれ親しまれている天鈿女尊の人形の頭部から、昨年9月に「文化元年甲子五月 江戸人形町 鼠屋五兵衛 福」と墨書きされていた銘が見つかったそうです。
    文化元年(1804)に制作された人形は、現存する佐原の山車の中で一番古いものとなります。

  • 本川岸の山車 天鈿女尊<br /><br />天鈿女命は古事記に登場する芸能の女神。<br />人形は頭部を含め全長3.57mほどの大きさです。

    本川岸の山車 天鈿女尊

    天鈿女命は古事記に登場する芸能の女神。
    人形は頭部を含め全長3.57mほどの大きさです。

  • 本川岸の山車 天鈿女尊<br /><br />・山車:明治15年(1882)制作<br />・飾り物:文化元年(1804)/鼠屋五兵衛(戦後大修復)

    本川岸の山車 天鈿女尊

    ・山車:明治15年(1882)制作
    ・飾り物:文化元年(1804)/鼠屋五兵衛(戦後大修復)

  • 本川岸の山車 天鈿女尊の若衆の手踊り

    本川岸の山車 天鈿女尊の若衆の手踊り

  • 本川岸の山車 天鈿女尊<br /><br />「おかめさん」、見ているだけでほっこりしますね。

    本川岸の山車 天鈿女尊

    「おかめさん」、見ているだけでほっこりしますね。

  • 荒久の山車 経津主尊<br /><br />・山車:平成30年(2018)新造<br />・飾り物:大正9年(1920)制作、香取神宮の祭神<br />・立方(柱隠し)が優れている

    荒久の山車 経津主尊

    ・山車:平成30年(2018)新造
    ・飾り物:大正9年(1920)制作、香取神宮の祭神
    ・立方(柱隠し)が優れている

  • 小野川端にて<br /><br />下仲町の山車 菅原道真

    小野川端にて

    下仲町の山車 菅原道真

  • 小野川端にて 下仲町の山車 菅原道真<br /><br />・山車:文政5年(1822)制作<br />・飾り物:大正10年(1921)制作/三代目 安本亀八<br />・玉簾、天幕は安政3年(1856)の作。現存する佐原最古の山車。<br /><br />

    小野川端にて 下仲町の山車 菅原道真

    ・山車:文政5年(1822)制作
    ・飾り物:大正10年(1921)制作/三代目 安本亀八
    ・玉簾、天幕は安政3年(1856)の作。現存する佐原最古の山車。

  • 小野川端の柳をかすめて通る天鈿女尊の山車<br /><br />この道には電線がなく人形が大きく伸ばされた状態で曳かれるので、<br />人形山車の大きさがよく分かります。<br /><br />小野川には観光遊覧船「さっぱ船」が行き交います。

    小野川端の柳をかすめて通る天鈿女尊の山車

    この道には電線がなく人形が大きく伸ばされた状態で曳かれるので、
    人形山車の大きさがよく分かります。

    小野川には観光遊覧船「さっぱ船」が行き交います。

  • 小野川端に待機する菅原道真の山車とその前を曳かれる天鈿女尊の山車

    小野川端に待機する菅原道真の山車とその前を曳かれる天鈿女尊の山車

    小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡

  • 本川岸の山車 天鈿女尊

    本川岸の山車 天鈿女尊

    小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡

  • 小野川沿いの土蔵造りの商家の前を進む天鈿女尊の山車<br /><br />一番、佐原らしい町並みです。

    小野川沿いの土蔵造りの商家の前を進む天鈿女尊の山車

    一番、佐原らしい町並みです。

    小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡

  • 小野川端を曳かれる荒久の山車 経津主尊

    小野川端を曳かれる荒久の山車 経津主尊

    小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡

  • 香取街道に待機する仁井宿の山車 鷹<br /><br />電線がないとすっきりして良いのですがね。

    香取街道に待機する仁井宿の山車 鷹

    電線がないとすっきりして良いのですがね。

  • 仁井宿の山車 鷹<br /><br />・山車:平成11年(1999)制作<br />・飾り物:宝暦年間(1751~1764)作成<br />・鷹は稲わらを使い町内全員で4年ごとに制作されるもの。現在の鷹は平成29年の作。

    仁井宿の山車 鷹

    ・山車:平成11年(1999)制作
    ・飾り物:宝暦年間(1751~1764)作成
    ・鷹は稲わらを使い町内全員で4年ごとに制作されるもの。現在の鷹は平成29年の作。

  • 香取街道にある「馬場本店酒造」<br /><br />日本酒も造られていますが、「最上白味醂(さいじょうしろみりん」で有名です。

    香取街道にある「馬場本店酒造」

    日本酒も造られていますが、「最上白味醂(さいじょうしろみりん」で有名です。

    馬場本店酒造 専門店

  • 香取街道にある『東薫酒造』<br /><br />こちらの蔵の杜氏及川恒男杜氏は南部杜氏協会会長、全国酒造杜氏連合会会長を務ておられる日本屈指の現役名杜氏だそうです。

    香取街道にある『東薫酒造』

    こちらの蔵の杜氏及川恒男杜氏は南部杜氏協会会長、全国酒造杜氏連合会会長を務ておられる日本屈指の現役名杜氏だそうです。

    東薫酒造 専門店

  • 香取街道にある『東薫酒造』<br /><br />先輩Iさんは、こちらのお酒を御遣い物にされていました。

    香取街道にある『東薫酒造』

    先輩Iさんは、こちらのお酒を御遣い物にされていました。

    東薫酒造 専門店

  • 香取街道にある『東薫酒造』<br /><br />事務所であったところを改装して店舗にされてたため、立派な金庫が残されていました。<br />ここで、夏祭り限定、純米吟醸無濾過生酒原酒(120ml 500円)を頂きました。

    香取街道にある『東薫酒造』

    事務所であったところを改装して店舗にされてたため、立派な金庫が残されていました。
    ここで、夏祭り限定、純米吟醸無濾過生酒原酒(120ml 500円)を頂きました。

    東薫酒造 専門店

  • 上仲町の山車 太田道灌<br /><br />・山車:明治34年(1901)制作<br />・飾り物:大正10年(1921)制作/大柴徳次郎<br />・山車は社寺建築の「本枡組造り」の様式が取り入れられた重厚なもの。<br /><br />夕方の休憩時間で、皆さんは食事中でした。

    上仲町の山車 太田道灌

    ・山車:明治34年(1901)制作
    ・飾り物:大正10年(1921)制作/大柴徳次郎
    ・山車は社寺建築の「本枡組造り」の様式が取り入れられた重厚なもの。

    夕方の休憩時間で、皆さんは食事中でした。

  • 八日市場の山車 鯉<br /><br />・山車:明治29年(1896)制作<br />・飾り物:文政年間(1818~1830)<br />・鯉は麦わらを使い町内全員の協力で5年ごとに制作。現在の鯉は平成26年の作。

    八日市場の山車 鯉

    ・山車:明治29年(1896)制作
    ・飾り物:文政年間(1818~1830)
    ・鯉は麦わらを使い町内全員の協力で5年ごとに制作。現在の鯉は平成26年の作。

  • 八日市場の山車 鯉

    八日市場の山車 鯉

  • 小野川 樋橋の上から忠敬橋方面の景色<br /><br />ここは、さっぱ舟の乗場になっています。<br />この直ぐ右手に伊能忠敬の旧宅があり、<br />左手には、伊能忠敬記念館があります。

    小野川 樋橋の上から忠敬橋方面の景色

    ここは、さっぱ舟の乗場になっています。
    この直ぐ右手に伊能忠敬の旧宅があり、
    左手には、伊能忠敬記念館があります。

    樋橋 名所・史跡

  • 小野川沿いの道にて 仁井宿の山車 鷹

    小野川沿いの道にて 仁井宿の山車 鷹

    小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡

  • 小野川沿いで披露される仁井宿の若衆の手踊り 17:50頃<br /><br />若くなければできないですね。<br />3日間、お疲れでした。

    小野川沿いで披露される仁井宿の若衆の手踊り 17:50頃

    若くなければできないですね。
    3日間、お疲れでした。

    小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡

  • 仁井宿の山車 鷹

    仁井宿の山車 鷹

    小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡

  • 仁井宿の山車 鷹<br /><br />重い山車を始動する時が一番大変ですね。<br /><br />この日は、10台の山車の内、浜宿の武甕槌命(たけみかづちのみこと)だけ見ることが出来ませんでした。<br />

    仁井宿の山車 鷹

    重い山車を始動する時が一番大変ですね。

    この日は、10台の山車の内、浜宿の武甕槌命(たけみかづちのみこと)だけ見ることが出来ませんでした。

    小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡

  • 佐原駅前の伊能忠敬像<br /><br />江戸時代、日本国中を測量してまわり、初めて実測による日本地図を完成させた忠敬は、延享2年(1745)現在の千葉県九十九里町で生まれ、横芝光町で青年時代を過ごし、17歳で伊能家当主となり、佐原で家業のほか村のため名主や村方後見として活躍します。<br />その後、家督を譲り隠居して勘解由と名乗り50歳で江戸に出て、寛政12年(1800)55歳から文化13年(1816)71歳まで10回にわたり測量を行いました。<br />文政元年(1818)73歳で没後、完成した地図は、極めて精度の高いもので、高く評価されました。

    佐原駅前の伊能忠敬像

    江戸時代、日本国中を測量してまわり、初めて実測による日本地図を完成させた忠敬は、延享2年(1745)現在の千葉県九十九里町で生まれ、横芝光町で青年時代を過ごし、17歳で伊能家当主となり、佐原で家業のほか村のため名主や村方後見として活躍します。
    その後、家督を譲り隠居して勘解由と名乗り50歳で江戸に出て、寛政12年(1800)55歳から文化13年(1816)71歳まで10回にわたり測量を行いました。
    文政元年(1818)73歳で没後、完成した地図は、極めて精度の高いもので、高く評価されました。

  • JR佐原駅<br /><br />夕暮れ後の山車の乱曳きも楽しみたかったのですが、<br />あまりの暑さに、佐原駅18:27発の電車で退散しました。<br /><br />4年前の旅行記に、山車の説明なども詳しくしてありますので、<br />宜しければご覧ください。<br />https://4travel.jp/travelogue/10907280<br /><br />(おしまい)<br />

    JR佐原駅

    夕暮れ後の山車の乱曳きも楽しみたかったのですが、
    あまりの暑さに、佐原駅18:27発の電車で退散しました。

    4年前の旅行記に、山車の説明なども詳しくしてありますので、
    宜しければご覧ください。
    https://4travel.jp/travelogue/10907280

    (おしまい)

    佐原駅

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  • senseさん 2018/07/19 08:44:26
    佐原のお祭り!
    イイですねぇ、
    私も 初めて先日、佐原にいきまして、すっかり魅了されてしまい 銚子への旅(4トラ掲載)の途中
    行きに たまたま立ち寄っただけだったので、帰りも又ぜひ!とお願いしたくらい、大好きな街になりました、
    帰宅してからも、佐原が気になって、、morinoさんのおかげで、とても良い勉強になり、嬉しい!です、
    佐原のお祭りは、すごい!と聞いていましたが、知ることができ、また、川端の風情のある民家から、出入りする方々を見つけ、疑問に思っていたのですが、、、
    わぁ、有り難い、今回謎解きができ、一つ胸のつかえがとれたみたい!(えっ、オーバーかしら?)ホテルだったなんて。びっくり!です、
    ありがとうございました、早速、調べちゃいましたよー、
    一言お礼が言えたら、、と、お邪魔しました、ありがとうございました、^_^

    morino296

    morino296さん からの返信 2018/07/19 20:54:24
    RE: 佐原のお祭り!
    senseさん

    こんばんは。
    いつも有難うございます。

    佐原、良いですよね。

    私が、最初に佐原の大祭へ行ったのは2002年ですから、もう16年も前になります。
    以来、夏祭り・秋祭りと合わせて10数回、楽しませてもらっています。

    我が家からは遠いので、思い切らないとなかなか行けないのですが、
    それでもまた行ってみたくなる魅力があると思います。

    あまり知られていませんが、佐原も東日本大震災の被害が大きくて、
    ご苦労されていると思いますが、徐々に元気を取り戻しているようです。

    秋祭りは、人形山車の台数も多くなりますので、ご都合が付けば是非お出掛けください。
    夕暮れの小野川沿いで、手踊りを見るのも雰囲気があってお薦めですよ。

    まだまだ暑い日が続きそうですので、ご自愛ください。

    morino296

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