2014/07/12 - 2014/07/12
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morino296さん
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台風8号が通過して、厳しい蒸し暑さとなりましたが、4年ぶりに佐原の大祭・夏祭りへ行ってきました。
今年の夏祭りは11日〜13日の3日間、暑さの中祭りを見物する方も大変ですが、山車を曳き回す人達はもっと大変、無事執り行われたのでしょうか。
佐原の大祭は、7月の夏祭りと10月の秋祭りの年2回行われます。
夏祭りは、小野川の東側の八坂神社の祭礼で、10台の人形山車が楽しめます。(秋祭りは諏訪神社の祭礼で15台の人形山車が曳かれます。)
豪華な人形山車と、哀愁を帯びた佐原囃子が特徴で、平成16年に国の重要無形文化財に指定されています。
東日本大震災で大きな影響を受けた佐原、街のそこここに建て替えや修理が行われた建物も見られ、復興が進んでいる感じがしました。
「お江戸みたけりゃ 佐原へござれ 佐原本町江戸まさり」、300年の伝統を誇る佐原の大祭、何度来ても飽きない魅力があります。
夏祭りは6回(2003年、2005年、2006年、2009年、2010年、2014年)、秋祭りは4回(2002年、2003年、2004年、2007年)、合わせて10回目となりました。
(コメントは、パンフレットを参照しています。)
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佐原駅
横浜からは約3時間、成田で乗継ぎ13:20に到着。
4年前は建て替え工事中でしたが、雰囲気のある駅舎が完成していました。
相変わらず、電車の本数は少なく、1時間に1本あるかないかです。 -
うなぎの長谷川
到着後、真っ先に向かった先はこちら。
佐原に来る楽しみの半分くらいは、この鰻かもしれません。
ニホンウナギの数が激減し、食べられなくなる日も遠くないとか。
何とか、ウナギの稚魚を増やせないものでしょうか。 -
小野川沿いの町家で偶然出くわした武楽
サムライアート「武楽」の創始家元・源光士郎氏が飛び入りで舞を披露されていました。
この町家では、佐原の活性化を目指し、学生たちが展示などを行っているとのこと。
この武楽の家元も偶然通りかかり、舞を披露することになり、学生たちも驚いていました。 -
小野川
佐原の中心を流れる小野川、水運で街を発展させ、両側には商家などが立ち並びます。 -
小野川沿いの商家
猛暑の中、歩いている人も少なかったです。 -
佐原の中心街
小野川に架かる忠敬橋を中心に街道には歴史的な建造物が並びます。
その一つの古い本屋さん(廃業)の建物は、ガラス戸がすべて新しくなっていました。
これも震災で新調したものでしょうか。 -
香取街道 佐原の中心街
この道を進むとこの夏祭りの八坂神社があり、更に2Kmほど行くと香取神社へと続きます。
数年前までは、この辺りに山車が並んだのですが、現在は随分外れたところに集合します。
中央に見える煉瓦の建物は、旧三菱銀行の建物。 -
佐原の中心街
こちらの荒物屋さんは、奥に古い蔵があり、一般開放されています。 -
佐原の中心街
こちらも歴史のある胡麻油専門店。 -
佐原の中心街
蔵のような建物は、震災の被害はなかったのでしょうか。 -
天鈿女命(あめのうずめのみこと)の山車(本川岸)が曳かれてきました。15:20頃
この日のスケジュール
10:00〜 山車乱曳き
17:00頃 山車整列完了
18:00〜 提灯へ灯入れ・各町総踊り
18:20〜 通し砂切〜のの字廻し
随時 手踊りの披露 -
天鈿女命の山車(本川岸)を押す若衆
この暑さの中、10時から山車を曳きまわしているのですから、相当疲れていることでしょうね。 -
天鈿女命の山車(本川岸)
佐原囃子が山車を曳く人に元気を与えます。
この人たちは座って演奏するので、少しは楽でしょうが、狭いスペースで大変ですね。 -
天鈿女命の山車(本川岸)
八坂神社の鳥居の前に差し掛かるとテレビ千葉の取材カメラが登場。
若衆も元気を取り戻し、パワーアップ。 -
佐原の街並み
八坂神社の近くで建て替えられた新しい建物。
ここ佐原は、東日本大震災の被害が大きかったと聞いていましたが、相当なものだったのですね。 -
太田道灌の山車(上仲町) 15:50頃
午前中から行われていた乱曳きもそろそろ終わり。
集合場所へ向かうようです。 -
太田道灌の山車(上仲町)
大きな山車が交差点を曲がるのも大変です。 -
太田道灌の山車(上仲町)
若くなくては出来ない山車の曳きまわしです。 -
香取街道に並ぶ山車 16:00頃
乱曳きを終えた山車が徐々に集まってきます。
毎年、年番を先頭に山車が並びます。
年番を終えると翌年は最後尾になります。 -
神武天皇の山車(船戸)
・山車の制作年:平成9年に新調
・飾り物の制作年:明治20年(1887)
佐原の山車の特徴は、身の丈5m近くある大人形が山車の上に飾り付けられていることです。
江戸後期から昭和初期にかけて、江戸、東京で活躍した人形師たちによって制作されたもの。現在ではこのような人形を作れる職人がいないと言われ、貴重な文化遺産となっています。 -
神武天皇の山車(船戸)
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神武天皇の山車(船戸)
彫り物に良いものが多いと言われます。
これは、金太郎が熊を投げ飛ばす様子でしょうか。 -
菅原道真の山車(下仲町)
・山車の制作年:文政5年(1822)
・飾り物の制作年:大正10年(1921)
最近発見された古文書から佐原最古の山車と分かったそうです。 -
菅原道真の山車(下仲町)
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菅原道真の山車(下仲町)
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菅原道真の山車(下仲町)の彫刻
柱隠しの彫刻も見事です。 -
太田道灌の山車(上仲町)
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太田道灌の山車(上仲町)
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太田道灌の山車(上仲町)の彫刻
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経津主命(ふつぬしのみこと)の山車(荒久)
・山車の制作年:昭和3年(1928)
・飾り物の制作年:大正9年(1920)
経津主命は、香取神社の祭神。 -
経津主命の山車(荒久)
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経津主命の山車(荒久)
佐原の山車の周囲には欅材で制作された関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられています。
制作は、江戸の名工といわれた彫刻師によって手掛けられ、構図は一般的な龍や花鳥、獅子だけでなく、日本神話や軍記物、伝承もの、中国故事など様々なものがあります。(パンフレットより) -
経津主命の山車(荒久)の彫刻
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天鈿女命の山車(本川岸)
・山車の制作年:明治15年(1882)
・飾り物の制作年:江戸後期(戦後、大修復)
他の山車と違い、天井が神楽殿で天鈿女命が舞う形をとっているそうです。 -
天鈿女命の山車(本川岸)
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天鈿女命の山車(本川岸)
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天鈿女命の山車(本川岸)の彫刻
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鯉の山車(八日市場)
・山車の制作年:明治29年(1896)
・飾り物の制作年;文久年間(1861〜63)
飾り物の鯉は、麦わらを使い、毎年、町内全員の協力で制作するそうです。 -
鯉の山車(八日市場)の彫刻
明治21年(1888)小松重太郎光重・光春作
山車全体に太閤記を題材として、豊臣秀吉・竹中半兵衛・加藤清正などが彫られています。 -
伊弉那岐尊(いざなぎのみこと)の山車(田宿)
・山車の制作年:嘉永4年(1851)
・飾り物の制作年:明治43年(1910)
山車は漆塗りで、天井に漆蒔絵を施してあります。 -
伊弉那岐尊の山車(田宿)
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伊弉那岐尊の山車(田宿)の彫刻
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伊弉那岐尊の山車(田宿)の彫刻
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武甕槌命(たけみかづちのみこと)の山車(浜宿) 16:15頃
乱曳きを終え、集合場所に向かいます。 -
金時山姥(きんときやまんば)の山車(寺宿) 16:25頃
こちらも集合場所へ向かいます。 -
金時山姥の山車(寺宿)のお囃子
山車の中天上と呼ばれる下高欄で演奏される佐原囃子は、情緒的なメロディーを主体とする独特の祭り囃子。
お囃子を下座と呼び、囃子方を下座連と言うそうです。
楽器は、笛・大皮・小鼓・大太鼓・小太鼓・すり鉦で、15人ほどで演奏するそうです。 -
経津主命の山車(荒久)の皆さん
少し早いですが、晩御飯のお弁当を食べて、この後に行われるのの字廻しに備えます。 -
武甕槌命の山車(浜宿)
・山車の制作年:平成9年(1997)
・飾り物の制作年:昭和12年(1937)
山車の彫刻は、嘉永元年から4年をかけて制作されたものだそうです。 -
金時山姥の山車(寺宿)
・山車の制作年:嘉永3年(1850)
・飾り物の制作年:明治12年(1879)
飾り物は、足柄山での少年時代を表し、熊に跨り斧をかざしているところを山姥が後ろから見ています。 -
鷹の山車(仁井宿)
・山車の制作年:平成11年(1999)
・飾り物の制作年:宝暦年間(1751〜64)
鷹は、麦わらを使い、町内全員の協力で制作。 -
鷹の山車(仁井宿)
鷹匠と思われる人が鷹を連れてやって来ました。
踊り手の方に鷹を乗せ記念撮影です。 -
鷹の山車(仁井宿)
山車の車輪1つだけでも数百万円程かかるとか。 -
神武天皇の山車(船戸)
踊り手の結った髪が何ともいいですね。 -
神武天皇の山車(船戸)
18:00、一斉に山車の提灯に灯が入り、総踊りが始まります。 -
神武天皇の山車(船戸)
お囃子に合わせ、山車の前で総踊りが始まります。 -
神武天皇の山車(船戸)
突然、杉良太郎が登場。
皆の握手攻めにあっていました。 -
太田道灌の山車(上仲町)の皆さんの総踊り
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太田道灌の山車(上仲町)の皆さんの総踊り
次の世代を担う子供たちへの指導も重要ですね。 -
経津主命の山車(荒久)の皆さんの総踊り
着流しがカッコいいですね。 -
経津主命の山車(荒久)の皆さんの総踊り
男性陣も頑張って踊ります。 -
経津主命の山車(荒久)の囃子連
総踊りを盛り上げます。 -
天鈿女命の山車(本川岸)の総踊り
この後、18:20頃から、通し砂切り(各山車のお囃子が通して演奏される)が行われ、この日のメインイベントの「のの字廻し」が始まります。 -
神武天皇の山車(船戸) 18:30頃
香取神社入口交差点で「のの字廻し」が始まります。
交差点は人垣で近寄ることが出来ず、遠くから眺めていました。 -
菅原道真の山車(下仲町)の「のの字廻し」
「のの字廻し」は、山車の前輪を中心にして回転させる演技で、ゆっくり円を描くように回るのが見せ所で、途中で止まってしまうのは恥とされるそうです。 -
太田道灌の山車(上仲町)の「のの字廻し」
少しずつ前に出ることができ、良く見える場所を確保できるようになってきました。 -
経津主命の山車(荒久)の「ののじ廻し」
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天鈿女命の山車(本川岸)の「のの字廻し」
踊り手が会場(交差点)の周りに並びます。 -
天鈿女命の山車(本川岸)の「のの字廻し」 19:05頃
空が焼けて雰囲気が良くなってきました。 -
天鈿女命の山車(本川岸)の「のの字廻し」
山車を取り巻く人の頭越しですが、写真を撮る隙間が出来てきました。 -
天鈿女命の山車(本川岸)の「のの字廻し」
山車をゆっくり廻すには力が要ります。
暑い中、一日中、山車を曳いてきた若衆が力を振り絞って頑張ります。 -
天鈿女命の山車(本川岸)の「のの字廻し」
道路に山車を回転させた轍が残ります。 -
天鈿女命の山車(本川岸)の「のの字廻し」
山車を取り巻く人の隙間からですが、力を込めて廻す様子が見えます。 -
鯉の山車(八日市場)の「のの字廻し」 19:20頃
日が暮れてライトアップされた鯉が浮かび上がります。 -
鯉の山車(八日市場)の「のの字廻し」
若衆が必死に山車を廻しています。 -
武甕槌命の山車(浜宿)の「のの字廻し」 19:30頃
7番目の山車の「のの字廻し」、見ている方も疲れてきました。 -
武甕槌命の山車(浜宿)の「のの字廻し」
「のの字廻し」に頑張る若衆を周りの踊り手が囃し立てます。 -
武甕槌命の山車(浜宿)の「のの字廻し」
皆で力を合わせ「のの字廻し」が行われます。 -
金時山姥の山車(寺宿)の「のの字廻し」
「のの字廻し」の中心点に提灯を置いて目印とします。 -
金時山姥の山車(寺宿)の「のの字廻し」
「のの字廻し」の中心点にに山車の前輪を合わせ、棒を支点として回転を始めます。 -
金時山姥の山車(寺宿)の「のの字廻し」
ゆっくり廻すためには、全員の呼吸を合わせる必要があります。 -
伊弉那岐尊の山車(田宿)の「のの字廻し」
頑張れと観客からも拍手がわきます。 -
伊弉那岐尊の山車(田宿)の「のの字廻し」
観客の声援に力が入ります。 -
鷹の山車(仁井宿)の「のの字廻し」 20:00頃
「のの字廻し」が始まって1時間半、いよいよ最後の山車になりました。
(そろそろ、私の帰りの時限も近づきました。) -
鷹の山車(仁井宿)の「のの字廻し」
帰りの電車は20:39発、ここから駅まで20分近く掛かるので。そろそろタイムアップ。
残念ながら、鷹が廻り始めるのを見て、失礼しました。 -
神武天皇の山車(船戸)
のの字廻しを終えた山車は、各町内へ戻ります。
駅へ向かう途中、小野川の近くで町内の皆さんが盛り上がっていました。
佐原駅20:39発の電車に乗らないと、この日のうちに帰れなくなってしまいます。
もう少し楽しみたいのはやまやまですが、急ぎ足で駅へ向かいました。
夏祭りですから仕方がないとはいえ、この暑さの中、お祭りの関係者の皆さんお疲れ様でした。
(おしまい)
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