ぐんまワンデー世界遺産パスでゆく念願のわたらせ渓谷鐵道の旅【後編】~ 旧花輪小学校記念館に行きたくて立ち寄った花輪 ＆ 駅に温泉がある水沼を散策 ~

2018/07/08 - 2018/07/08

里帰りでしたかった事の1つのわたらせ渓谷鐵道の旅。
群馬県内のJR東日本線（両毛線の小山～桐生間、高崎線の深谷～新町間を含む）と東武鉄道線（栃木県の一部を含む）、上信電鉄線全線、上毛電気鉄道線全線、わたらせ渓谷鐵道（桐生～沢入間）の普通列車（快速含む）の普通車自由席が1日乗降自由のぐんまワンデー世界遺産パスでわたらせ渓谷線の沢入、神戸、花輪と水沼を楽しみました。
後編は、旧花輪小学校記念館に行きたくて立ち寄った花輪と駅に温泉のある水沼の散策記です。

わたらせ渓谷鐵道;
http://www.watetsu.com

ぐんまワンデー世界遺産パス;
http://www.jreast.co.jp/takasaki/common/pdf/2018onedaypass.pdf

エリア 桐生(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0

14:13 花輪着

『うさぎとかめ』をはじめ多くの童謡を生んだ童謡の父 石原和三郎は花輪地区出身です。
それにちなんでホームにはうさぎとかめの石像。
列車が接近、到着するとスピーカーから『うさぎとかめ』が流れます♪

ホーム側からの駅舎。

あ♪ この子まだ居たんだあ。
沢入行きの列車でここに停車した時に車窓からこの子を見掛けて、
スタンプラリーのご婦人と一緒に笑って和んだんだよね。

かわえー。(ﾉ∀`笑))

待合室。

待合室を抜けるとまた猫。

待合室の向かいのスペース。
無料のレンタサイクルが置いてありました。
誰もいないけど勝手に借りちゃっていいのかしら？

さっきの猫、私のあとをずっとついて来てます。
可愛過ぎるぅ。(ﾉ∀`笑))♪

外にまで。(ﾉ∀`笑))

私が歩き始めるとここに留まってました。
ありがとね、気をつけるんだよ。

花輪駅駅舎。

花輪は元は足尾銅山の銅街道宿場町でした。

駅にこんなのあってすげー。

旧花輪小学校記念館に到着。
駅から徒歩3分ほど。

旧花輪小学校記念館;
http://www.city.midori.gunma.jp/hanawa/

日本鋼管創業者で「近代産業の父」と称される今泉嘉一郎の胸像。
今泉嘉一郎もこの小学校の卒業生です。
小学校の現在の木造校舎は今泉嘉一郎の寄付により建てられました。

小学校の正面玄関。

ずっと来たかったんだよね♪(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o)))♪

玄関入ったところから1枚。

スリッパに履き替え、ここに靴を入れます。
上がったら記帳をして見学開始です。
入館料はかかりません。

国登録有形文化財です。

玄関右手にあるこうちょう室。

左手の休憩・談話室。

突き当たりにあった館内展示案内。

案内板の右手。

左手。

和むわあ。((´∀`*))
小学生の時、こーいうのあった気がするけどあまり記憶にない。
けど、なんだか懐かしさを覚える。

トイレ。

私も小学校1年の時はこんな校舎から離れたトイレだったなあ。(遠い目)
手洗い場がいい感じ♪

帰り際、校舎からトイレに繋がるこのドアのところで地元の方だと思われる管理人さんがタバコの吸い殻を発見して、一緒に管理しているもう1人の管理人さんにその事を話しているのを見掛けました。
ちょっと怒りながらもすごく残念そうにしていて、本当に大切に大切にこの小学校を守っているのが伝わって来て、私まで残念な気持ちになりました...

トイレの中。

っ！
オサレで可愛い~。((´∀`*))

現役です。
綺麗に掃除されているし、可愛くて使ってて気分良かった。(笑)

校舎が建築から88年(数え)経つのを記念した米寿特別企画展「校舎88年の歩み」展示室。

展示室内。

こんなのまで！

再出発の記録。

石原和三郎・今泉嘉一郎展示室。

展示室内。

素敵過ぎます。+.ﾟ(´▽`人)ﾟ+.ﾟ♪

今泉嘉一郎略歴。

教育資料展示室。

展示室内。

同じく。

展示した裁縫をした子どもたちはこの教材のさし絵の子どもたちと同じ服装生活をしていたと思われる。

こちらがその展示した裁縫。
なんだかとっても芸術的に見える。

リアルタイムではなんとも思ってなかった教壇も今ではとっても素敵に見える不思議w
壁に掛けてある定規も素敵です♪

昭和41年4月
東京大学教授工学博士 今泉常正氏からの寄付金により購入したデスクオルガン16台。

左; 大正時代のヤマハオルガン
右; 宿直の先生が使用したタンス 大正年間

カーテンで柔らかくなった光がめちゃめちゃ懐かしさをそそります。

んー、気持ちいいー。(遠い目)

校舎の端から。

下駄箱コーナー。

2階に行きます♪

2階の端から。

鐵道資料展。

再現された神戸駅の待合室。

待合室内。

同じく待合室内。

同じく。

実際に使用されていた品々。

鐵道資料展示室内。

窓からの眺め。
癒されるわあ。+.ﾟ(´▽`人)ﾟ+.ﾟ♪

別室にて。

懐かしーっ。
そーいえばこうやってストーブ囲われてたなあ。

廊下に展示されていた給食の歴史。

日本で最初の給食
まずしくて、お昼ご飯を持ってこられない子どもたちのために始められたんだよ。

おにぎり、やき魚、つけもの

明治22年 山形県鶴岡市(忠愛小学校)

日本で最初(全校児童に学校給食)
日本で全校児童に給食が出された1番はじめは、
群馬県の甘楽町にある福島小学校だったんだ。
子どもたちはよろこんで給食を食べたそうだよ。

まめ入りシチュー(大豆、煮干粉、豚脂、小麦粉、人参)
ざっこくごはん、おひたし

昭和8年 群馬県甘楽町(福島小学校)

戦争のころの給食
戦争が始まり、食べ物が不足するようになり、
給食を続けられなくなるところが増えていったんだよ。

すいとんのみそしる

給食にもこんな歴史があったんですね。
見ていてちょっと切なくなりました...。

展示なしの教室。
机がなくてちょっと残念だけど、これはこれで素敵♪

生命のメッセージ展。
犯罪・いじめ・事故・医療過誤・一気飲ませなどによって理不尽に命を奪われた犠牲者が主役のアート展です。犠牲者一人ひとりの等身大の人型は、メッセンジャーと呼ばれ、その胸元には本人の写真や家族の言葉が張られ、足元には「生きた証し」の靴が置かれています。ー 生命のメッセージ展フライヤーより

時間がなくてざっとしか見ていないのですが、
この空間にいるだけで犠牲者の方々の魂を感じるようで涙が出そうでした。

生命のメッセージ展室前から。

1階に戻ります。
そろそろ閉館の時間。

とっても素敵な時間を過ごせました。
ありがとう。

バイバイ。
また来るね。

あまりにも素敵な校舎と興味深い展示が満載だったので、
1ー2時間に1本の乗るはずだった電車を逃してしまいました。
次の電車の時刻を見るために駅に一旦戻ります。

あ、いたいた♪(笑)

ごめんね、起こしちゃったね。

次の電車まで1時間ほどあるので、それほど興味はなかったけどやることもないので(笑)、記念館で教えていただいた今泉嘉一郎の生家に行ってみます。

写真は通り道で見つけた桔梗。

到着。
駅から徒歩5分ほど。

門が閉まっていて見学はできなさそうです。
がすぐ横に脇道を見つけたので行ってみます。

あら、簡単に入れちゃうのね。

通り掛かった地元の御婦人から、一般解放はされていなくて今泉博士の家族の方々も東京なので、地元のさくら会の方々が管理されていると教えていただきました。

玄関のガラス越しに眺める屋内。
こちらも国登録有形文化財です。

主屋は、江戸時代末期に建てられたと考えられており、
「赤城型民家」とよばれる造りだそう。

外観のみなのですぐに見学終了してしまいました。
街も散策するほどでもなさそうなのでw、敷地内の花壇のお花で楽しむことにします。

こんな二色づかいのオシロイバナ初めて見たかも。

しゃがんで写真を撮っていると背後から、
「草むしりでもしてらっしゃるの？」と地元の御婦人に声を掛けられました。
「この辺りでは見かけない方だなあと思って。」だそう。
どうやら怪しく見えたようです。(笑)
前出の生家の情報はこの御婦人から。

御婦人が、山の麓辺りの紅葉がとっても綺麗で、沢入辺りよりもぜんぜん綺麗だと仰ってました。
ホントですか？w

駅に戻って来ました。
本日3匹目の猫@花輪駅。
話し掛けたら威嚇されましたw

待合室に集まってる猫に地元の方だと思われる御婦人がエサをあげていたので、猫たちはきっとこの駅で暮らしているんだろうなあ。

17:12 花輪発

17:21 水沼着

上りホームに温泉施設が併設されています。

駅前から。

わ鐵自販機。
可愛い~。((´∀`*))♪

待合所。

ベンチの上に塵取りって...w

温泉施設受付。
タオルがレンタルできたら検討しようかと思っていたけど、
販売のみなのでNo choice。
辺りを散策することに。

電車から見えていて気になっていたこの赤い橋に向かいます。

橋の位置を確認しながらこんなところを歩いてます。

だいぶ近づいて来ました。

綺麗～。+.ﾟ(´▽`人)ﾟ+.ﾟ♪

テキトーなところで曲がって下ってみます。

おー、正解！w

到着。
五月橋っていうのね。

橋からの眺め。

橋を渡ってずんずん行ってみます。

左にめっちゃデカいヤマユリが！
目の悪い私でも見逃さないくらいの大きさ。

アップで1枚。
あまりの大きさに不思議でしばし眺めましたw

ねぶたの花ともみじ。
綺麗～♪

五月橋とは逆方向にもう1つ橋があり、
その橋を渡ると駅に戻れそうなのでその橋を目指して自然を楽しみながらテキトーに歩きます。
つかお腹空いたー。(T▽T)ノ
神戸でじゃがいも買っとけば良かった...(笑)
(神戸でじゃがいも; https://4travel.jp/travelogue/11377507)

(*･∀･)
お、美味しそー。(爆)
もう少しで本当に食べそーになりましたwww

目指していた橋が見えてきました。

橋のところのジャノメギクとヒメジョオン。

到着。
黒保根大橋というそーです。

橋からの眺め。

駅に戻って来ました。
周辺にコンビニなどはないし、空腹通り越したので食べるって気分じゃなくなったのでわ鐵自販機のアイスココアでとりあえず充電w

駅にあったレトロなポスト。

19:11 水沼発

わたらせ渓谷鐵道は、
営業時間内の大間々駅以外のすべての駅で運賃は車内精算となります。
基本、下車は1両目の前から。
駅に停車し下車する人がいる時は、乗務員さんや車掌さんが乗車していない場合、運転士さんが運転室から出て来て検札してました。
車内精算の電車なんて初めてだったのでそれも新鮮で楽しめました♪

ガラガラです。

19:47 桐生着

両毛線に乗り換え高崎に向かいます。
途中の前橋でスタンプ押したいけど面倒くさくなったのでそのまま帰りますw

20:08 桐生発

20:54 高崎着

湘南新宿ラインに乗り換えます。
10分ほどあるので

スタンプGet！w

21:05 高崎発

21:10 倉賀野着

予定では大間々と桐生も寄ろうと思ってたのですが、
時間が足りなさ過ぎましたw
つか欲張り過ぎですねw
寄れなかったところはまた後日です。
前橋でもスタンプ押したいしーw

ぐんまワンデー世界遺産パス ￥2100
通常料金;
倉賀野 ー 桐生 ￥760 x 2
わたらせ渓谷鐵道1日フリーきっぷ ￥1850
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計; ￥3370で￥1270お得の素敵な旅でした。+.ﾟ(´▽`人)ﾟ+.ﾟ♪

その他の出費;
きのこカレー ￥820
アイスココア ￥130
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計; ￥950 w