2004/08/23 - 2004/08/28
1位(同エリア48件中)
ほいみさん
中学生の次女が馬に乗りたい・・・というのでモンゴルに行った話は前回書いた。
その後、進学高校に進んだ次女は再び悩みが深いらしい。まさかとは思ったが、「モンゴルにでも行くか・・?」と冗談で言ったら、また引っ込みが付かなくなってしまった・・・という話。
写真はガイドと私に見守られて、川を渡る次女。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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この年の8月は曜日の巡り合わせで、例年よりちょっと早く休みが取れそうだったので8月24日に出発。成田を17時発のモンゴル航空なので、昼ご飯を食べてからのんびりと出発。
2004年、電車内ではスマホ見てる方は皆無・・・って当たり前か。
前回の「草原でゲルに4泊・毎日馬漬け」プランが楽しかったので、同じ旅行会社に丸投げでお願いした。 -
15時には成田出発ゲートに到着したが、なんと我がモンゴル航空は3時間半の遅れ・・・!?
って、ウランバートルまで3時間半くらいじゃなかったっけ? -
この頃の娘は読書好き・・・今はスマホ命。
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ミールクーポンが出たので、ラーメン。
娘も同じメニュー・・・仕事もしてないのによく食うヤツだ。 -
正確に3時間半遅れで飛んだ。
コーヒーの粉ミルクがミルキーになっていたのはサービスか? -
遊びに行くんだから勉強道具は持って来るなよ…って言っておいたのに不真面目なヤツだ。
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機内にあった雑誌にこんな写真が。
前回行ったとき、キャンプの近くに川が流れてたので、今回は釣り道具を持って来た。
もちろん、こんな大物は釣れるわけないだろうから小物狙いだ。 -
釣り竿は、釣り友のシールを貼ったエスロンパイプに入れて来た。
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ルアーで狙うのは不利だと思われるが、いろいろ事情があってハードルアーで行く。
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ウランバートルに着いたのは0時ころだった!
迎えのクルマはウランバートルを抜け草原をひた走る。
草原のゲルに着いて、説明を受けながら簡単な食事をしたり、お茶飲みながら荷物を整理してたら東の空が明るくなり始めた。
翌朝?の乗馬は予定より遅くして、10時に出発とした。
3-4時間は寝られたかな。 -
懐かしい景色だ。
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前回来た時には満々と水をたたえて流れていた川は、なぜか小川になって、しかも風呂が浮いている…という不思議な光景。
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水中を覗くと、なぜかバッタの死骸がたくさん。
こりゃエサが豊富でサカナもウジャウジャ…と思ったら、まったくその気配は無い。 -
バッタは絶滅したのかと思ったら、まだまだたくさんいた。
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これがキャンプの全景。
スタッフ用・キッチン用・ダイニング用・シャワー用・倉庫代わり・・・・などと無駄に?ゲルが使われているので、ゲスト用は4-5棟しかない。ツーリストキャンプの様に、コンクリートの基礎の上にゲルが建ってる…なんてことはなく、モンゴルの大地の鼓動を感じながら眠ることが出来る。
もちろん、電気や水道はない。
電気が無いということは「綺麗な星空」が約束される。 -
トイレも前回と同じ。
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バスケットゴールも!
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モンゴルモーニング。
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今回は遊牧民が3㎞くらいのところで生活していて、子供たちがよく遊びに来ていた。
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お父さんたちも着いて来た・・・後ろね。
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そこで飼われてる犬もやって来た。
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で、さっそく馬で彼らのゲルへ遊びに行く。
天井から肉が下がってるね。 -
ご主人。
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記念撮影。
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事件はいきなり起こった!
私とインストラクターが並んで先頭を走り、娘と現地ガイドがそれに続いて風を切っていた。
草原といっても真っ平ってことはあり得ず、緩やかな勾配・小さなギャップやでっぱりの連続。それらを意識しなくても、馬が勝手に避けてくれるのでなんてことはないのだが、パカラッ パカラッ パカラッ・・・ってリズムが、ギャップを越えるときに崩れるのが素人には怖い。
比較的大きなギャップを私の馬がふわっと飛び越えた・・・すっげ~怖かった。
娘は大丈夫かな? と後ろを振り返ったら、娘が馬から落ちる瞬間だった。
ここからが馬素人の悲しさで、自分の馬を止めようと手綱を引っ張っても、そうは簡単に止まってくれない。30mくらいは走っちまったか。戻ろうと手綱をコントロールしても「ブヒヒーン」とかいって言うこと聞かないし。
落馬現場に戻ると、ガイドとインストラクターが傷の様子を見てる。3人とも落ち着いてるので大したことなかったのか、と娘の顔を見たら・・・血だらけじゃん!
しかし、ここで私が驚いた顔を見せたんじゃ、娘も動揺しちゃうから「良かったなぁ、大したことなくって」と言ってやった。後から娘に聞いたら「あの時お父さん、真っ青になって声が震えてた」だと。
ミネラルウォーターを持っていたので、傷口を洗った。右目の周囲の皮膚が剥けて出血しているが、眼球自体はなんでもない様だ。
楽しいはずのモンゴル旅がいきなりお葬式の様になってしまった。 -
葬送の列の様にキャンプに戻る。
キャンプに戻ってスタッフに、キャンプでの治療について聞くと、「治療設備どころか薬も無い」とのこと。じゃぁウランバートルの病院へ行きたいと相談すると、クルマを呼ぼうにも電話は通じない。本社との連絡はどうやってるの? って聞いたら、夕方「短波無線で定期連絡はしてる」という。「観光汚染されてないモンゴル草原で乗馬」って、こういう危険もあるんだな。
キャンプのスタッフも現地ガイドも「この程度のケガはそのままにしておいても大丈夫」といかに大陸的な発言。
おいおい、怪我をしたのはモンゴル人じゃなくて「日本の女子高生」なんだぞ・・・差別発言?
日本に帰れば、こ~んな短いスカート履いてきゃぴきゃぴしてるんだぞ…てジェスチャー混じりで説明した。
ところが左目の周りを赤く腫らした娘が
「お父さん、大丈夫だよ・・・だけど午後は休んでるね」だと。
で、二人でゲルに戻った。
私は何処に行くときでも、オロナイン軟膏とバンドエイドとマキロンは持って行く。マキロンは髭剃り後にもいいし。で、マキロンで傷を拭いて、オロナイン軟膏をぬるま湯で薄めて塗ってあげた。これ以上は何もしてあげられない…欧米人なら大袈裟に抱きしめたりするんだろうけど。
ゲルの空気が凍る様に時間が過ぎる。
「お父さん、どこか散歩にでも行って来たら」
成長したなぁ・・・と涙が出る。
まぁ、本当に「オヤジ邪魔」だったのかもしれないが。 -
ひとりになりたいらしいので、私はキャンプのスタッフの買い物に付き合った・・・っていうか連れて行ってもらった。
何もないような草原だが、10kmくらい行くと集落があるんだそうだ。馬ならのんびり行っても1時間だから午後の散歩にはちょうどいい。 -
集落唯一の商店。
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まったく読めない。
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お店に馬を繋いで買い物…って西部劇みたいだ。
左の奥の方に民家が見える。 -
店内。
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店員さんはTVゲームに夢中。
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今はデジタル秤になってるんだろうなぁ。
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野菜を買ったようだ。
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首が不思議なカレンダー
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集落の出入りには、なぜかこんなところを潜る…なぜ?
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ゲルでのご飯は至って質素。
これは昼ご飯かな。 -
空気が凍ってる~
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遊牧民の犬も、私たちのゲルの前に来て心配そう…暗くなるまで、ず~っといた。
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キャンプのスタッフ。
これから化けるのは、左のおねいさん。 -
娘のために着替えてくれたらしい。
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取材に来た日本のTVのために踊ったこともあるんだって。
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旦那・・・なんだいるのか。
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娘は高校で弓道をやってる。
モンゴル弓を使わせてもらったが「全然違う」とのことだった。 -
と、遠くの山に「いかにも素人っぽい」感じの団体が見えた・・・望遠レンズで撮った。朝弁当を持って遠くまで出掛けて、午後4時ころ戻って来た様だ。
神は私たち父娘を見放さなかった。
5-6人の日本人グループの中に、な~んと看護婦さんがいたのだ。さっそくお願いして、娘の傷を診て貰った。
「眼球には傷が無いし、傷は広いけど浅いから跡も残らない。でも、明日はアオタンになってるかもね~・・・大丈夫です!」
結局、オロナインとマキロンしかなかったが、看護婦さんにそう言われたら二人で急に元気になった。
お~し、明日は馬乗るぞ~!
と、落馬からここまでは、まったく写真を撮る気分ではなかったので、大した写真はありません。
あとで娘は
「怪我の写真とか撮っておいてくれればよかったのに・・・」
だってさ。 -
大変な初日になってしまったが、それでもモンゴルのいち日は終わりそう。
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翌朝、娘の顔は若干腫れていたが、なるほど傷自体は浅いことが分かった。
「痛くないか?」と聞いて、「痛い」って答えるヤツじゃないことはよ~く知ってる。
釣りにでも行くか‥ってことになった。 -
ガイドも娘の落馬で慎重になったのか、私の釣り竿を持ってくれたし、全力疾走は一度もなかった。
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この辺りの橋ってこうなんだよね・・・馬に優しい?
今はコンクリートか鉄になっちゃったかも。 -
小物狙いとかいいながら、でっかいルアーを投げたら、ルアーと同じくらいの小物がヒット!
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橋げた付近を狙ってもう1匹。
立て続けに、まったく同じサイズの同じ魚を4匹ゲット!
っていうか、親を連れて来い! って感じ? -
昼に調理してもらった。
脂がのっていて、意外と美味かった。 -
で、看護婦さんの夕飯のために、もっと釣ってやろう・・・とスタッフと二人で再び出掛けたが、今度はいくら粘ってもアタリさえ無い。
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馬も退屈そう。
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ヤクがいた。
ということで、娘との2回目のモンゴル乗馬旅は、とんでもないスタートになってしまいました。
旅はトラブルが私の信条ではありますが、こういうのは二度と御免です。
長くなってしまったので、数日中に後編をアップしますね。
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この旅行記へのコメント (12)
-
- さとぴ。さん 2021/08/27 18:58:59
- よかったです。
- ほいみさま、こんばんは。
モンゴルで乗馬、かっこいー!と思ったら
まさかの落馬!ドキドキしながら読みました。
娘さん、大きなケガにならなかったようで安心しました。
女子高生の娘さんが
お父様と旅行に行くなんて仲良しですね~(*´ー`*)
- ほいみさん からの返信 2021/08/27 20:44:59
- RE: よかったです。
- こんばんは。
次女は変わり者で、モンゴルへ行っても観光はヤダ・・・乗馬だけ。というヤツでなかなか面倒臭いヤツです。だから、二人でモンゴルに3回行ってますが、ホテルに泊まったのは2回だけ…という変態ぶりです。
長女と長男は(妻も)私と二人で富士山に登ってますが、次女はまだです。実はそれが凄くプレッシャーになってるという、妙に純朴なヤツです。次女のダンナも連れて行ったので、いよいよお前だけだな・・・と脅すのが楽しいです。
ほいみ
-
- plastic_treesさん 2018/07/17 05:55:30
- いいお父さんですね!
- 今晩、父に電話しようと思います!
- ほいみさん からの返信 2018/07/17 09:20:17
- RE: いいお父さんですね!
- > 今晩、父に電話しようと思います!
お父さん、大喜び!
日本に来たら温泉旅行とか?
次の秘境旅、楽しみにしてますよ。
-
- gontaraさん 2018/07/13 14:38:00
- ますます行きたくなった!
- 娘さんの怪我、大事にならなくて良かったですね。
でも、ほいみさんのコメント読んでたら涙が出てしまいました。歳を取るとすっかり涙腺が緩んでしまった。
今ならモンゴルでも携帯が通じるんたろうけど・・・
旅の粗食には慣れてるし、絶対行きたいです。
先程カップ麺のディナー済ませた所です。
Gontara @サンフランシスコ
- ほいみさん からの返信 2018/07/13 21:47:15
- RE: ますます行きたくなった!
- お〜・・サンフランシスコですか!
アメリカでは市場行ってみたい都市です・・・って大昔行行ったはずなんだけど記憶が無いんですよね。美味いものがありそうな予感がしてます。
モンゴルは馬トレッキングで史跡や自然を巡る…っていうのが理想的かなぁと思ってます。他の国じゃ、なかなか難しいですしね。次回行くことがあるとしたら孫連れかなぁ。フルフェイスのヘルメット被せなくっちゃ。
-
- jamokaさん 2018/07/11 23:26:56
- 馬は怖い…
- ロバやラクダなら大丈夫そうだけど馬で走るのは想像しただけでも怖いです。理想は思い切り西部劇の様に走りたいですけど…
娘さん大人の対応で泣けちゃいますね。父に似て深き心を持った優しい女性^^?
傷も浅くてホント良かったですね。
お孫さんの将来がだんだん見えてきましたよ~!
- ほいみさん からの返信 2018/07/12 08:38:20
- RE: 馬は怖い…
- 私も馬は正式?には乗ったことないですが、モンゴル馬は小さいから初心者にはいいみたいですよ。とぼとぼ歩くのと、パカラッパカラッ・・って走らせるのとではまったく違くて楽しいです。
次女は3人兄弟の真ん中でなかなか難しい性格だったのですが、なぜか私とはよく出掛けました。男っぽくて?面白いヤツです。
孫を押し付けられそうな雰囲気が高まってるけど、絶対ヤダ〜! バーニーの方がいい。
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- 猫大好きさん 2018/07/10 21:46:07
- 怪我が浅くて良かった~!
- 嫁入り前の娘さんに傷跡が残らなくて何よりでした
葬送の気持ちが
一気に鼻歌?もわかります
私も息子が3歳の時に
硝子テーブルに顔を突っ込んで、血だらけになって
近所の外科まで抱えて走ったことありますモン
あの時は背中がゾクッとしました・・・
子どもが大人になるまでは、親の責任ですからね~
と、感傷にひたってみました
孫ちゃん誕生 おめでとうございます♪
一か月半のネット無し生活からようやく解放されました
これで、次の旅行先を探せます!!
- ほいみさん からの返信 2018/07/10 23:09:37
- Re: 怪我が浅くて良かった~!
- まったくです、人生最悪…3番目くらいか?・・って感じでした。
子供は計画性がないやんちゃヤローですから、けがは付き物。うちも救急車呼んだことがありますよ。
ネットに繋がらないと何も出来ない時代ですね。
そういう意味でも、「今こそ面白い、モンゴル馬漬けの日々」でしょうか。
モンゴルで馬トレッキングをやってみたいです。
二人目の孫と次女が家にいます。
暫くは賑やかですが、どこにも出掛けられません。
-
- ねもさん 2018/07/10 21:36:04
- ご安産おめでとうございます
- ほいみさん
前のもこちらも2004年となっていますが、文章を拝見すると、お嬢さんが中学生のときと高校生のときと2回、モンゴルに行かれたのですね!? 良いですねぇ(^o^)
一度なら成り行きということもあるかもしれませんが、2回となると何だかんだとご謙遜されても、お二人は結構ラブラブな関係では?(笑)
落馬は災難でしたが、続編も楽しみにお待ちしています。
自慢で恐縮ですが、私は現在大学生の娘との2人旅は4回かな。国内オンリーですが。
- ほいみさん からの返信 2018/07/10 23:01:55
- RE: ご安産おめでとうございます
ご指摘ありがとうございます。
前回のモンゴル旅は2001年のことでした。
訂正しておきました。
娘二人と息子ひとりがいますが、それぞれ私と二人で海外旅行や山登りをしてます。過保護とかベタベタ親子関係とは縁がないのですが、娘が学生時代のアパート暮らしの時には泊りにも行きました。
これが普通だと思ってたら、けっこう恵まれた環境にあるようですね・・・うちの子供たちは。ねも家も娘さんと素敵な旅をお楽しみ下さい。
私は孫を押し付けられそうで恐ろしいです。
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