2018/07/02 - 2018/07/05
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公共交通トラベラーkenさん
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JALのマイレージが貯まってきたので、それを利用して広島旅行に行ってきました。
自然観光、珍スポット観光、廃墟観光、世界遺産観光など、盛りだくさんの旅になりました。
その③は 呉~宮島まで。
この日はお天気も回復して絶好の観光日和となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅行3日目です。
朝食はホテルで食べました。
無料サービスのバイキングでしたが、なかなか美味しかったです。 -
スープは2種類ありました。
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チェックアウト後にフロントに大きな荷物を預けて、呉の観光を開始しました。
川沿いの道を進むと、線路の脇にひっそりと古い軌道が残っていました。特に観光スポットというわけではありませんが、街の歴史を感じさせる風景でした。 -
まだ朝早いので通勤・通学の時間帯です。
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鉄道の橋の下に長屋のように家が並んでいます。
人はもう住んでいないようですが。 -
きれいな水が流れています。
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呉YWCAの建物。「戦時中は日本海軍の倉庫、戦後は進駐軍の将校が使用しており、占領軍引き上げとともに、当時の女性たちが資金づくりに奔走し、購入しました。」とのことです。
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坂道を登って行きます。前を歩くのは高校生でしょうか、3年間毎日この坂をのぼって通学するのは大変です。
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神応院前という交差点まで来ました。
住宅街の細い道をさらに進みます。ここからは道が入り組んでいて坂も急になります。 -
萬年寺というお寺に来ました。
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坂の途中にある狭い敷地の寺ですが、なかなかの風格です。
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萬年寺は今回の目的地ではありません。お寺の裏道を回り込んでさらに進みます。
このあたりも廃墟が多くなってきているようです。 -
よそ者の来訪を見張る地域猫たち
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地元の散歩人に道を教えてもらいながらやっと案内掲示板のあるところまで来ました。
目的地は岩松山源宗坊寺というところです。珍スポット紹介サイトなどではとても有名なお寺なのですが、地元の人たちはあまり訪れないようですね。 -
とにかく坂道がきついです。車1台がやっと通れるくらいの細い路地ですので、相当な物好きでなければわざわざ訪れたりはしないでしょう。
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やっと仁王像が見えてきました。
ちょっと普通と違う仁王様です。これらの像がお目当てでわざわざこんな奥地にまでやってきました。 -
開山上人・稲田源宗作の仏像です。すでに100年以上前の作品なのです。
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ウケ狙いでわざと作った珍スポットとはわけが違います。
公式サイトより
「由来
稲田源宗坊は、諸国修行後、この地を選び、3年間 境内修験洞にて木の根・木の芽を食し荒修行を行った上で人々の病・苦を除き救うことを発願し、薬草を煎じて病人を養い、仏像を製作していきました製作された仏像は入魂されております」
だそうです。いたって真面目なお寺です。 -
仁王像の先には何もない道がさらに続きます。
後でお寺の住職様に聞いたところによると、水害により右側の参道が土砂で埋まってしまったそうです。
仁王像だけが孤立してしまっているわけはそういうことだったのでした。 -
お寺の入口にたどり着きました。
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さらに山道を登らなければなりません。(車で上まで行ける道もあります。)
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入口にあった水汲み場。
ここは名水でも有名なところなんだそうです。 -
やっと入り口らしきところにたどり着きました。
晴れてて本当に良かったです。昨日のような大雨だったらぜったに諦めていたでしょう。 -
閻魔様がお出迎えしてくれます。
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川の反対側にも何か像がありますが、閉鎖されていました。
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山道を進みます。本当にお寺の中を歩いているのか不安になるくらい山道です。
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虫よけを塗ってきているのですが、あまり効果がないようです。体中蚊に刺されてしまいました。
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聖徳太子様。
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八大龍王神(上り龍と下り龍)
どちらが上りでどちらが下りなのか、私にはわかりませんでした。 -
こちらの像は水害で一度壊れてしまったのを修復したものだそうです。
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これも水害で壊れたものでしょうか?
なかなか良い雰囲気になっています。 -
本堂の方に戻ってきました。
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もともと仏像制作の正式な教育を受けたわけではない御坊様が作っているので、独特の味わいのある像になっています。
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不動明王。
ここは真言宗のお寺です。 -
実はここは未完成なんだそうです。不動明王は胎内仏になる予定で、これを覆う形で大仏様を作る予定だったそうです。
手と足だけが作ってありました。 -
いわゆる木喰戒の修行をされたお坊さんは仏像を造り始める傾向があるのかもしれません。以前山梨で木喰聖人の素朴な仏像を見たことがありますが、それと雰囲気が似ているような気もします。
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お寺の住職さんが境内を案内してくださいました。
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稲田源宗坊が3年間、木の根・木の芽を食し荒修行を行った洞窟。
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一番奥の磨尼宮。
崖の上に仏像が彫られています。どうやって上ったのでしょうか? -
本堂の中も上がらせていただきました。古い写真なども見せてもらって、いろいろ説明して下さいました。
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素朴で情熱的な、とても魅力的なご本尊だと思います。
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このお寺の上にある休山(やすみやま)からの伏流水が湧水として流れてくるそうです。とても美味しいお水でした。
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入口のほうに戻ってきました。立ち入り禁止の奥にあったのは風神様でした。
ここも水害で通れなくなってしまったそうです。
ここまで住職さんが案内してくれました。
親切で気さくでとても感じの良いお坊様でした。 -
来た道を呉駅方面に戻ります。
珍スポットマニアだけでなく、普通にお寺を見るのが好きな方ならきっと大好きになるお寺だと思いました。オススメです。 -
呉駅の方に戻ってきました。
大和ミュージアムを見学します。 -
特別展も込みで入場料800円だったと思います。
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戦艦大和です。ボランティアの解説の方が熱心に説明したりしています。
宇宙戦艦のほうではない、本物の大和に関してはほとんど知識がありませんでした。
すごく立派な戦艦です。 -
内部の構造を説明する展示があります。
戦艦好きな方ならきっと大喜びの展示なのでしょうが、私は良くわかりませんでした。 -
その他にも当時の資料が展示されています。
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上から大和の全景を観察します。
呉ならではのミュージアムですね。 -
続いて、お隣にあるてつのくじら館に行きます。
正式名称は海上自衛隊呉資料館です。
実物の潜水艦の展示が圧巻です。 -
入場無料です。
制服を来たスタッフが迎えてくれます。 -
館内には豊富な実物資料が展示されています。
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戦後、自衛隊による日本周辺の海の掃海作業が行われていたことなどが展示解説されています。
私は全く知らなかったことでした。命がけで安全を守ってくれていたんですね。 -
自衛隊の機雷掃海能力の高さは世界有数のものらしいですね。ペルシャ湾の掃海などにも自衛隊の掃海部隊が出張って活躍されたそうです。そういえばニュースで見たような気もします。
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なんと、入口に展示してある実物潜水艦の中に入ることができます。
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狭い艦内のベッド。
偉い人用のもう少し広いベッドもありました。 -
複雑な機器が並んでいます。
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潜水艦に入るのはもちろんこれが初めて。
すごい経験でした。 -
資料館を出て、お昼の時間です。
午前中の観光で山奥のお寺と戦艦大和、潜水艦と盛りだくさんすぎたので、昼食はあっさり簡単なもので済ませてしまいます。
ゆめタウン呉という商業施設のフードコードで食べることにしました。 -
グルメ要素ゼロのフードコートです。
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かき揚げ丼とうどんセット。
すごく美味しかったです。 -
マグロ丼。
すごく美味しかったです。 -
呉を後にして、いよいよ宮島に入ります。
珍スポットや廃墟ばかり観光しているわけではないのです。ちゃんと世界遺産にも足を運びます。 -
雲が出てきました。これはこれで良い雰囲気です。
さすがに世界遺産だけあって、外国人観光客の姿が多かったですね。 -
厳島神社の大鳥居。
やっと来ることができました。 -
フェリーを降りてすぐ近くにあるホテル宮島別荘にチェックイン。素泊まりで一人6000円でした。
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山小屋風?のお部屋でとてもオシャレです。
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夕方の散策に出かけます。
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まずは厳島神社の隣にある千畳閣に入ります。
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広い板の間。風が吹き抜けて快適です。
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五重塔もあります。
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ここで夕涼みをしながら、厳島神社を見下ろすことができます。
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いよいよ厳島神社に入ります。
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朱塗りの柱や天井が鮮やかです。
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ちょうど干潮の時間帯だったので海水はほとんど入ってきてはいませんでした。ちょっと残念でしたが、そのかわりに干潮時にしか見えない、湧水の吹き出す鏡の池がはっきり見えました。
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神社の側から大鳥居を臨む。
絶好の撮影ポイントなので観光客が撮影順を待つ列ができています。 -
大河ドラマで平清盛をやっていたのは2012年でした。
あまり視聴率は良くなかったそうですが、近年稀に見る大河ドラマの大傑作だったと個人的には最高評価をしている作品です。
吉松隆の音楽も素晴らしかった。 -
反橋(そりばし)《重要文化財》
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厳島神社を出て大聖院に向かいます。
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宮島にある寺院の中で最も歴史が古いお寺です。
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厳島神社も素晴らしいですが、こちらの寺院もかなりすごいです。
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山の斜面に沿って境内があります。急な階段を登りながらたくさんの建物を見物して歩きます。
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本堂の勅願堂。
鳥羽天皇勅願道場として創建されたと伝えられる大聖院の本堂だそうです。 -
こういう小さいものがびっしり並んだ景色が好きです。
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遍照窟。
ちょっと幻想的な場所です。 -
大聖院最古の建物である大師堂にある、なで大師。
触ると御利益があります。 -
お地蔵様が並んでいる小路
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歴史ある古刹だけに建物や仏像が素晴らしく、見るものを圧倒します。
でもよく見るとちょっとユーモラスなものもあったりします。 -
宮島にはシカがたくさんいます。
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ここからも弥山へ登ることができます。
時間も体力も残っていなかったので今回は登山はあきらめました。 -
街中に戻ってきました。夕方6時頃になって、お店は閉める準備を始めています。
この辺りは閉店時間がとても早いようです。 -
まだ営業していたお店で、名物の揚げもみじまんじゅうを買いました。
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サクサクの衣の中にしっとりしたまんじゅうが入っています。予想以上に美味でした。
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島には普通の商店がほとんどありません。
事前に調べて置いたくま金という商店がまだ営業していたので、買い物をすることにしました。島のレストランで食べたりしたらとてもお金がかかってしまうので、貧乏旅行の私たちにはありがたい商店です。 -
牡蠣カレーパンを売っている店も営業していました。せっかくですから買っていくことにしました。
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ホテルに戻りました。
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呉で買っておいたカップラーメンと惣菜。
くま金商店で買った太巻き、さらに牡蠣カレーパンで今日の夕食とします。
旅費を節約したいのが一番の理由ですが、二人ともご当地グルメにあまり興味がないのでだいたいこんな感じになってしまいます。
ちなみに呉で買った赤いきつねは関西風のダシでなかなか美味しかったです。 -
牡蠣カレーパン。
ゴロゴロした牡蠣が2個入っていました。味はカレーパンですね。
牡蠣の味はあまりしませんでした。 -
商店で買った太巻き。夕方なので半額でした。
しかもアナゴが入っていました。宮島はアナゴごはんが名物なのだとか。
アナゴとごはんを食べることができましたので、これで宮島のご当地グルメは制覇したものとします。 -
豪華な夕食のあと再び外出します。厳島神社の夜景を見るのが目的です。
この時間になると観光客はほぼ宮島に宿泊している人たちだけになるようです。閑散としています。 -
宮島から大鳥居の向こう側、広島本土の方を見ると、山の中腹に不思議な建物が見えます。時々ネットなどで紹介されているのを見ることがある「海の見える杜美術館」という建物ですね。宗教法人「平等大慧会」設立者の梅本禮暉譽が収集したコレクションを展示しているそうです。
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曇っているので夕焼けは見えませんでした。干潮の時刻に合わせてきたので鳥居の下まで歩いて行けます。
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真下に来ると大鳥居の大きさが実感できます。
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厳島神社もライトアップされ始めました。
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しばらく周辺をぶらぶらしながら暗くなるのを待ちました。
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あたりがだいぶ暗くなってきました。ライトアップされた大鳥居が浮き上がってきます。
まわりは観光客で結構にぎやかです。いろいろな言語が飛び交っていました。 -
ホテルまで歩いて帰ります。
お店はもうほとんど閉まっています。 -
フェリー乗り場。
22:00頃まで便があるようです。人影はまばらでした。
本日の観光はこれにて終了です。呉の山寺から始まって宮島夜景まで、ひたすら歩き回る1日になってしまいました。雨が降らなかったのはラッキーでしたが、足が疲れてひきつっています。ホテルの大浴場でゆっくり体をほぐして明日に備えます。
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旅行記グループ 2018/07/02~2018/07/05 貯まったマイルで広島旅行
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