2018/06/02 - 2018/06/05
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marketaさん
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これまでの台北訪問時は桃園空港からバスで台北市内に向かっている最中、あの赤い堂々とした圓山大飯店が見えてくるとようやく「台北市内だなあ」と台北に来たことを実感しながらいつも見ていました。
そして家族で台北に宿泊するならこのホテルが良いなとずっと思っていました。
今回台北に両親と来ることになったので即このホテルを検索。勝手に予想していたより、そんなに高くない。立地がちょっと市中心部から離れているから?
歴史ある建築物、これまで各国要人も宿泊し、世界十大ホテルの称号を得たこのホテルに泊まることが今回の旅のメインイベントですらあったかもしれません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
台北松山空港着陸前、上空は写真を撮らない様にと機内アナウンスがありました。
圓山大飯店の近くに確か軍の施設があったせいか・・・。
飛行機からホテルが見えるかなと窓の外を眺めていると、かなり低空飛行になって本当にもう着陸直前にあの真っ赤な圓山大飯店の建物の前を横切りました。
あんなに大きく見えるとは思わなかった。びっくり!
松山空港からも圓山大飯店、見えていました。 -
松山空港からだとタクシーで12分、圓山大飯店に到着したのは13時過ぎ。そろそろお部屋に入れてもらえるかなと思いましたがまだ部屋の準備は出来ていないとのこと、チェックイン手続きだけ済ませてスーツケースを預けて市内観光へ出ました。
写真は圓山大飯店入口。赤いロビーで記念撮影する人多数で、なかなか人が写り込まない写真を撮るのは難しいです。ザ グランド ホテル ホテル
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市内観光を済ませて18:40、ホテルに戻りレセプションで鍵を受取り、部屋へ。
このホテルは巨大ホテルで「本館」「金龍廳」「麒麟廳」と3つの建物に別れています。
予約したのは本館よりちょっとお手頃だった「麒麟廳、リバービュー」で、本館からちょっと離れていると聞いていたのに、もらった鍵の部屋はレセプションそばのエレベーターを利用して、降りてからそんなに遠くない部屋でした。 -
3泊するからちょっとアップグレードしてくれたのか、与えられた部屋は本館、正面のお部屋でした。
いろんなホテル予約サイトを比較すると、3人(ベット3台)なら楽天トラベルの3人(ダブルベット2台+エクストラベット1台)プランが他サイトより朝食もついてかなりお得でした。
B社なんかは3人で検索するとツイン1部屋+シングル1部屋、計2部屋予約するしか検索結果が出なかったり、公式HPもエクストラベットは別料金だったり。 -
エクストラベットも充分な大きさでした。
この窓からベランダへ出ると -
圓山大飯店入口の門とその向こうに台北市内が見えていました。
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そしてここを松山空港到着前の飛行機が横切って行く様子が頻繁に見られました。
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夜景はこんな感じ。
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このベランダからの景色、少し視線を左に向けると台北101も見えました。
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ベランダから、晴れた日中の台北101と基隆河。
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ベランダから台北101方面、夜景
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ベランダから西方向。この写真には写っていませんが、こちら側から飛行機が降りてきます。時間によっては次から次へと・・・。
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ベランダから西方向。(夜景)
ベランダはこの様に部屋ごとに仕切られていますが、この程度の仕切りなので隣の部屋ぐらいは見えてしまいます。
でもかといって滞在中カーテン閉めっぱなしじゃ勿体ないのでほとんど開けていました。右隣の人がベランダに出ているのは1度わかりましたが3泊してその程度でした。
ちなみにこの広いベランダは、朝、太極拳をするためと何かに書いてあった気がします。 -
さて、部屋の中に戻りまして、お茶セット。
湯沸かしポットとコーヒー、烏龍茶のティーバック。
コーヒーは普通でしたがウーロン茶はさすが!な感じで美味しかった。 -
有料でワインや水がありました。冷蔵庫にソフトドリンクなども。
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クローゼットの中に金庫とスリッパ、体重計。
体重計は最終日にスーツケースの重さ確認するのに使いました。 -
バスローブではなく浴衣が置いてありました。気に入った人は購入も出来るみたい。
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バスルーム 右手にバスタブ
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左手にトイレとブースとシャワーのブース
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バスルーム洗面台。 使い勝手はなかなか良かったと思います。
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バスルームのアメニティ。シャンプー、ボディソープ、くし、歯ブラシ、ひげそり、シャワーキャップ、麺棒やコットンのセット、石鹸など。
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その下の段に巾着袋に入っていたのはドライヤーでした。
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TVはNHK等日本語の放送のチャンネルが4種類見ることが出来ました。
TVの他に天気や観光案内も見ることが出来ますが、台風情報のアイコンがあったのは「さすが台湾」な気がします。 -
台湾に来る前、ずっと台湾の週間天気予報をみて滞在中ずっと雨だと気を揉んでいましたがどうもずっと大丈夫そう。
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私は街中のレストランの方が好きですが、両親は「旅行=温泉旅館=旅館で食事」という国内旅行でありがちな食事事情がすり込まれているため、この日の夕食はホテルで食べることにしました。
レセプションでチェックインを済ませた後、部屋へのエレベーターの前にちょうどレストラン「圓苑」があったので、予約はしていないが空席はないか聞くと、今は満席、40分ぐらいすると空くと思うとのことでした。圓苑 (台北) 中華
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部屋で上記の写真を撮ったりしてたら40分なんてあっという間に経過、レストランに行くと今度は入れました。
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まあ台湾に来たら外せないでしょう、小籠包。
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ここの名物みたい、見た目に美しい羽根付き餃子。
餃子1つ1つが大きい!日本の餃子の倍はありそうなボリュームでした。 -
蝦炒飯と「季節の野菜炒め」
野菜炒めは日本でありがちな、キャベツやにんじんやもやし等いろいろな野菜が入った炒め物を想像していましたが、オーダーした時に店員さんが日本語が出来る受付の人を呼んできて「高麗菜」だとわざわざ説明してくれました。
高麗菜って台湾独特の野菜かと思ったらキャベツなんですね。
蝦炒飯は中からも大きな蝦がゴロゴロと出てきて、こちらもボリューム満点。苦しいぐらいでした。 -
会計をしようとしたら、宿泊客はデザートのサービスがあるとのこと。
それもここの看板デザート、蒋介石夫人が愛した特製小豆ケーキ「紅豆鬆糕」。
もうお腹いっぱいでしたがこれは食べておかないと、とむりやりお腹に詰め込みました。蒸したてで出てくるので中の小豆がアツアツでした。シロップをかけて食べるのね・・・。 -
晩ご飯を食べた後、ホテル内を散策してから部屋に戻りました。
ホテルロビーではこの時、ピアノとサックスの演奏が行われていました。 -
2日目の夜、ホテルに帰ってきた時はピアノとヴァイオリン
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3日目の夕方ホテルに戻ってきた時
これはウーファンさんがされている中国古筝という楽器かな?
横笛は笛子??
さて、この後ろの階段を登ったところに -
大きな銅板のレリーフ。
このレリーフについて調べてみたけど詳しいことはよくわかりませんでした。
この左右の階段を上がってレリーフの裏側にまわると -
このホテルの歴史や、これまで宿泊された要人のパネルが飾ってありました。
ヨン様も泊まってたんだ~。 -
アラン・ドロンも宿泊したとか。
その隣は「台湾有名な歌手の欧陽菲菲と夫の式場壮吉がグランドホテルで実家帰り宴会を開催」と書いてありました。
実家帰り宴会=凱旋帰国パーティってこと?
日本人では佐藤栄作首相、岸信介首相等の写真がありました。 -
その並びに「台湾郵標故事館Taiwan Stamp Collection」というレトロな雰囲気の売店がありました。店先をちらっと見ただけですが売っているのはStamp,切手だけじゃなかった。
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翌朝、朝食へ向かいました。
朝食のレストランは正面から見てロビーの左手。(この写真では正面に写っている所です。)
入口でルームナンバーをチェックされ、席取り用のカードをもらいました。 -
ホットミール、コールドミール、どちらも和・洋・中、なかなか種類豊富でした。
ドライフルーツがたくさん用意されていたのがちょっと珍しく感じました。 -
オーダーして作ってもらうコーナーは麺コーナーと
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卵コーナーの2種類。
チーズとトマト入りのオムレツを作ってもらいました。 -
ある朝の朝食
お粥は日本の真っ白なお粥もありましたがせっかく台湾なので中華粥を。
温泉卵もあったし納豆もありました。 -
2日目はホテルのシャトルバスには乗らず、ホテルそばのバス停から路線バスに乗りました。
このホテルは車でしか出入り出来なさそうに一見、見えますが歩いて行けます。
門のそばに北安路、中山北路四段に通じる階段があります。 -
門のそばにあるこの表示に従って階段を降りていくと
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すぐに八二三砲戦紀年公園の片隅に出てきます。
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この八二三砲戦紀年公園、戦車も置いてありました。
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そんな八二三砲戦紀年公園のそばから路線バスに乗って市内へ。
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2日目、3日目は市内観光後夕方一旦ホテルに戻り休憩、晩ご飯を食べに再度市内に出て暗くなりライトアップされた頃にホテルに帰ってきました。
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ホテル入口付近から、基龍河沿いの街の灯りが綺麗に見えていました。
ところで、このホテルには秘密の?地下道があり宿泊客対象に地下道見学ツアーも行われています。地下道ツアーに参加する気まんまんで行き、ホテル到着時に問い合わせたのですが、ちょうど私の滞在中は日本語のツアーは無く、中国語のツアーも9:00か16:00ということで、時間的に9:00はすでに観光に出てるし16:00は市内観光してたら戻ってきてるかわからないので予約を入れにくい・・・。結局地下道ツアーには参加しませんでした。
(※この地下道、実際は秘密ではなく非常用避難トンネルだそうで、圓山大飯店のHPには「長年にわたって神秘のベールに包まれてきた避難トンネル。これは総統府へ通じる秘密の通路だと推測する人もいれば、士林官邸に通じる道だと主張する人もいます。実際は圓山大飯店の建物が改築された時、ホテル側が設けた非常用避難ルートです。・・・」と記載されています。) -
3泊4日、快適なホテルライフを過ごして最終日、時間があったので本来泊まるはずだった、予約していた別館「麒麟廳」を見に行ってみることにしました。
ロビー正面の階段を上がって銅のレリーフの裏側、宿泊した要人達のパネルがある所に黄金のドラゴンの噴水がありました。 -
その金竜の噴水の横の通路を進みます。ブティックなどが並んでいますが午前中はまだ閉まっているお店が大半でした。
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圓山大飯店には初日のディナーをした圓苑の他にも2つレストランがあります。そのうちの1つ、金龍レストランの前を通り更に渡り廊下の様な所を通り・・・
(金龍レストランも心惹かれましたが飲茶はランチタイムのみだったので結局利用できませんでした)。 -
宿泊するはずだった「麒麟廳」。
麒麟廳の入口ロビーには家具が展示してありました。ここにあるカフェも「第一夫人珈琲館」という名前なぐらいなので、この家具もこのホテルのオーナーだった蒋介石夫人が使っていた家具の展示かと勝手に推測。 -
麒麟廳入口から外に出てみました。 麒麟廳車寄せ
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台北101と基隆河が綺麗に見えていました。
本館が「シティビュー」なのにたいして麒麟廳が「リバービュー」なのがよくわかりました。 -
これが今通ってきた渡り廊下、金隆レストラン部分。
このホテルはジムやプールもあり、見に行って見たかったのですが、この麒麟廳ぐらいの別館にあるのかと思っていましたが30分に1本のホテルのバスで更に行ったところにあるようで、観光から疲れて帰ってわざわざ見に行く気にならず結局見ずじまいでした。
こうして振り返ると、3泊もしたし部屋にいた時間も長かったのに、意外とホテルを堪能出来なかったなと反省です。
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この旅行記へのコメント (4)
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- binchanさん 2018/07/22 11:51:31
- ご両親と行かれたからこそですね
- marketaさん、こんにちは。
旅行に行ったら朝から晩まで観光へ出ずっぱりってイメージのmaketaさんですが、
今回はゆ~っくりホテルライフも楽しまれたようですね。
ホテルではご両親に十分楽しんでもらえたんでしょうか。
広いバルコニー、贅沢ですね。太極拳とはいかなくても、ラジオ体操でもなさればよかったのに~。
それにしても、観光にご興味がないご両親。淡水から二つ返事で「帰る」っておっしゃるところ、フラストレーション満載のmarketaさんには申し訳ないですけど、ちょっとほほえましかったです。だって、そんなわがまま言えるのも我が娘だからですもん。
- marketaさん からの返信 2018/07/22 20:25:42
- RE: ご両親と行かれたからこそですね
- binchanさん
コメントありがとうございました。
> だって、そんなわがまま言えるのも我が娘だからですもん。
そうなんですよね。親子だからこそ他人と違ってお互い遠慮無く言い合ってしまったりして、良い時もあれば逆も・・・。
binchanさんはエストニア&ヘルシンキ旅行が終わったと思ったら
また台湾に行かれていたのですね。
リポDの飲み比べ、おもしろかったです。
メーカーの人の目にとまらないかしら・・・。
他のお茶やジュースもおいしそう。
1ヶ月前に台湾に行ったのに私、何一つこんな美味しそうな物を買えませんでした。
またそのうち一人でゆっくり行って、スーパー&コンビニも楽しみたいです。
marketa
-
- 尚美さん 2018/07/22 08:45:13
- 巨大ラグジュアリーホテルの探索は、3日間では足りないようです
- marketa様
見たかったです、圓山大飯店の内部。眺望では予約していたリバービューも良いけど、レセプションからの近さやお部屋では本館が良いですよね。アップグレード、良かったです。アメニティーも充実して、シャワーとトイレは専用ブースになっていてバスタブもあり、家族や友人とも気兼ねなく快適に泊まれそうです。奥行きが広いバルコニーは太極拳のため?!高級ホテルだからだと思うんですけど。そこからの夜景も美しいです。もし一人旅だったら椅子を出してビール飲みながら楽しみたいです。これだけ広ければ、お隣も気になりません。
私なんてホテルのレストランどころか、ルームサービスを一度の旅で1回は頼んでしまいます、夜はmarketaさんのご両親より出不精かも。
圓山大飯店のレストランは小籠包も美味しそうでしたが、サービスのデザートの小豆のケーキ、これが食べたい。中の小豆が熱いんですね、たまりません。こんなオリジナルの名物スイーツもあるんですね。
いいものを、見せてもらいました。
尚美
- marketaさん からの返信 2018/07/22 20:43:53
- RE: 巨大ラグジュアリーホテルの探索は、3日間では足りないようです
- 尚美様
いつもありがとうございます。
> 奥行きが広いバルコニーは太極拳のため?!高級ホテルだからだと思うんですけど。
え〜と、いや、でも確かフカザワ ナオコさん著「母娘台湾ふたり旅」という本(マンガ?)にそう書いてありました。
それを読んで、外資でなく台湾の歴史あるホテルだからこそ、現地の人の習慣も考慮してこんな設計になったのかなと納得してました。
高級ホテルでもバルコニーがないホテルだってたくさんありますよね。
> デザートの小豆のケーキ、これが食べたい。中の小豆が熱いんですね、たまりません。こんなオリジナルの名物スイーツもあるんですね。
すでにお腹いっぱいの時に食べたのがちょっと残念でした。
もっと小腹空いてる時ぐらいに食べたらもっとおいしく感じたと思います。
それでも名物デザートが食べられたので宿泊していて良かったと思います。
尚美さんのウ〜ララ、ウ〜ララ、ウクライナ〜の続きも楽しみにしてます。
markera
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