2018/03/18 - 2018/03/18
13位(同エリア90件中)
かっちんさん
三江線は平成30年(2018)4月1日になくなりましたが、引退13日前に田津と川戸付近にてローカル線風景を写真に収めます。
沿線には春の訪れを知らせる紅梅・白梅が咲き誇っています。
川戸駅には三江線に感謝する利用客のメッセージ、四季折々の写真、昭和47年豪雨災害時の写真等が展示されています。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・山陰中央新報「石見のお宝紹介、桜江大橋」
・島根大学地域情報アーカイブ「島根県江津市に伝わる河童の伝説」
・名古屋市立大学生物多様性研究センター「シロバナタンポポ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝一番の反対列車(石見川本駅)
三次(みよし)行きの反対列車を見送り、江津(ごうつ)方面の朝一番列車で田津へ向かいます。 -
幻想的な川霧(車窓)
朝になると江の川から川霧が発生し、幻想的な風景を醸し出しています。 -
鳴滝(車窓)
鹿賀駅を過ぎると、トンネルに入る直前に滝が一瞬見えます。 -
田津駅に到着
ここで列車を降ります。
梅の花が咲いているところを一昨日列車から確認しているので、そこまで線路沿いの道を歩き、鉄道写真を撮ります。 -
道端に顔を出すツクシ(田津)
-
第二先見トンネル(田津)
トンネルの先にもう一つのトンネルが見えます。
「先見トンネル」とは、素晴らしいネーミングですね! -
イチオシ
朝日に輝く紅梅と三江線(田津)
今朝2番目の浜田行きが通過します。
現在の時刻は8:54。1時間程前からスタンバイしており、谷沿いのこの場所に日があたり始めたのが通過の10分前、ラッキーです。
この後13時台まで列車がなく、隣の川戸駅まで5km程歩くつもりでしたが、一緒に写真を撮っていた方の車に乗せてもらい移動します。 -
川戸駅に到着
ここは江津市桜江町です。
午後の列車まで時間があるので、駅とその周辺を散策します。 -
ミニガーデンのあるホーム(川戸)
かつて2本あったホームは1本だけとなり、使われなくなったホームに季節の花が植えられ、楽しませてくれます。
桜の大木(左奥)はまだ堅いつぼみ、最終日の3/31に満開となり三江線を見送ってくれるといいのですが・・・ -
曲線を描く線路(川戸)
線路は駅に入るため曲がっています。
線路の先を見ると、堤防の切通しに線路が敷かれ、その脇に陸閘門(りくこうもん)が設置されています。
豪雨による川の氾濫時、陸閘門の門扉を閉め、大水の進入を防ぎます(昭和48年豪雨災害の後に設置されたもの)。 -
川戸駅のホーム
-
三江線に贈る言葉(川戸駅待合室)
地元の人や訪れた人が、思い思いの言葉を残しています。 -
桜の咲く川戸駅(川戸駅待合室)
昨年の写真が展示されています。
桜の見頃は昨年が4/8、今年のラストラン(3/31)に間に合うかどうか・・・ -
昭和47年(1972)7月の豪雨災害記録(川戸駅待合室)
大集中豪雨により江の川が氾濫し、町や鉄道に大きな被害をもたらしました。
右下の写真には最高水位表示が駅舎屋根近くに記録されています。 -
冠水した車両(川戸駅待合室)
昭和47年の豪雨災害の凄さがわかります。
川戸地区は壊滅的な被害を受け、復旧には宅地を平均3メートル嵩上げによる都市区画整理事業が適用され、今では安心して生活できる町になりました。 -
ありがとう三江線(川戸駅)
ラストランは2018年3月31日です。 -
イチオシ
ありがとう三江線(川戸駅)
こうすけ&ママのメッセージです。 -
ぐるぐるアート(川戸駅)
三江線の四季折々の景色とみんなで書いた三江線への感謝の言葉。 -
三浦明治さんのミニフォトコーナー(川戸駅)
この方が川戸駅とその周辺の庭園を整備しています。
3/30川戸駅に再訪したとき、偶然お会いすることができました。
三江線と花を愛する地元のおじさんです。 -
国鉄ロゴのコンテナ(川戸駅前)
倉庫として利用されているようです。 -
桜江大橋(川戸)
駅近くの江の川に架かる橋です。
昭和47年の水害で流失した橋を、県が再建し昭和52年(1977)に完成しました。
橋の色は町のシンボルカラー3色で、石見地方の抜けるような青空(空色)、町名の桜(ピンク色)、山野の草木(若草色)をイメージしています。 -
ぼく、河童だよ(川戸)
河童のまわりに桜がデザインされたマンホールです。
桜江町では河童のことを「えんこう(猿猴)」と呼び、古くから「えんこう」の言い伝えが残っています。
イタズラ好きの「えんこう」がある日、城の馬に意地悪をして捉えられ、金輪際悪さをしないと約束して許してもらったのです。
その約束事が刻み込まれている江の川沿の岩をたたえて、毎年ゴールデンウイークに「えんこう祭」が行われており、この行事は500年近く続く大きな行事になっています。 -
八戸川橋梁(川戸駅の江津寄り)
江の川に合流する八戸川(やとがわ)に三江線の橋梁が架かっています。 -
川戸駅
八戸川の築堤から川戸駅を眺めています。
駅との間の低い土地には畑が耕され、梅・桜の大木が立っています。 -
ややっ、沈下橋(川戸)
八戸川に架かる沈下橋です。 -
沈下橋(川戸)
沈下橋の近くまで行ってみました。
橋には欄干がなく、川の氾濫時に水没して流れに逆らわない橋です。 -
菜の花(川戸駅)
駅に戻り、次の列車の鉄道写真を撮ります。 -
イチオシ
菜の花が綺麗な川戸駅に停車する三江線
-
道端に咲くシロバナタンポポ(川戸)
西日本でよく見られるタンポポです。 -
イチオシ
美しい彩りの梅林と対岸を走る三江線(川戸)
江の川対岸の谷住郷(たにじゅうごう)地区に来ています。
国道261号線沿いにある個人所有の梅林が満開となり、美しい彩りを見せています。 -
堤防に置かれた舟(川戸)
-
三次行き列車(川戸駅)
この列車で今晩の宿のある粕淵(かすぶち)へ向かいます。 -
陸閘門(川戸)
列車は川戸駅を出発し、町のはずれにある陸閘門を通過します。(車両後方から眺め)
陸閘門は町を挟むように2ヶ所設けられています。 -
田津の梅(田津)
朝方、写真を撮ったところを通過します。 -
これは第二先見トンネル(田津)
-
三江線、バンザ~イ(鹿賀)
三江線廃止まであと13日。
地元の人が家の外に出て見送っています。 -
親子連れのお別れ(石見川本)
子供たちは将来、三江線のことを覚えていないでしょうね。 -
粕淵駅に到着
これから、人も渡れる三江線第一江川橋梁を見学し、江戸時代の庄屋屋敷の佇まいを残す宿「亀遊亭」へ向かいます。
今年の梅の開花は全国的に遅れていましたが、三江線を訪れたときちょうど見頃となり、鉄道と梅の花を入れた写真を残すことができました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
江津・有福温泉(島根) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
38