2018/06/30 - 2018/07/02
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falcon38さん
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ヴェローナの野外オペラを見に行った帰りにサンモリッツに寄り、2泊しました。サンモリッツは素晴らしく、いつか再訪したいものだと思いました。
ところで、旅は楽しいことばかりではありません。ムカつくこともあります。それをうまいこと対処していくべきなのでしょう。
今回プレゼンさせていただくのは些細なことなのですが、個人旅行が主な自分にとっては記憶にとどめたいエピソードでして、ちょっと物騒なタイトルですが旅行記にしておきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
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今回のルートです。ヴェローナからミラノまではFrecciarossa(1時間13分)、ミラノからティラノまではRegionale(2時間32分)、ティラノからサンモリッツまではRhätische Bahn(ベルニナ急行、パノラマカーの二等)(2時間14分)で行きました。
(サンモリッツからの帰りは、Rhätische Bahnの普通列車の二等に乗りました。フォートラで皆さんが言っておられるように、窓もあけられ、32CHFと安く、時間は急行と変わりません。今度行く時はベルニナ急行のパノラマカー(二等46CHF、一等70CHF)ではなく、駅で安い普通列車の券を買おうと思います。) -
宿泊したのはユニークホテルエデンスペリオールのスーペリア―パノラマシングルルームで、朝食付きで1泊16828円です。サンモリッツ駅からは歩けますが、上り坂でもあり送迎をお願いしました(無料)。
写真は部屋からの眺めで、サンモリッツ湖と右側にはゴージャスなパレスホテルが見えています。 -
朝食をいただく部屋は古風で落ち着いており、野菜はキュウリとニンジンしかありませんでしたがチーズは5種類くらいを楽しめ、係の女性もとてもフレンドリー&エレガントな雰囲気でした。
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サンモリッツに2泊以上すると、レセプションでエンガディンカードを渡されます(最終日に返却、なくすと10ユーロ)。エンガディンはこのあたりの地域の呼び名です。
これがとてつもなく優れもので、サンモリッツの交通機関やロープウェイが全部無料になります。
私はこれを知らずに偶然2泊のプランを立てましたが、今度再訪する時もぜひ2泊以上にしてこのカードをゲットしたいと思います。 -
1日目は夕方着いたので街歩きをし、2日目にコルヴァッチ展望台およびトレッキング、そしてセガンティーニ美術館に行くことにしました。
ホテルから「学校広場(Schulhausplatz、写真では左上)」まで徒歩3,4分ですが、ここで黄色の2番というバスに乗り(写真では黄色が薄くなってしまい見にくいです)Silvaplana, Kreisel Mitteまで行き、そこで緑の1番のバスに乗換えて終点のCorvatschbahn(右下)で降ります。
あとで行くSegantini Museumのバス停も黄色の路線上にあります。
学校広場から一駅ですので、歩いても行けます。
「地球の歩き方スイス編2017~18」のコルヴァッチへのアクセスは「バスでスールレイ(Surlej)で降りロープウェイに乗換える」と書いてありますが、スールレイではなく終点までですので注意が必要です。
また同書では、セガンティーニ美術館のアクセス方法が記載されていません。ホテルの場所にもよりますが、同名のバス停がありますのでバスまたは徒歩で行くことになろうかと思います。 -
車窓の景色も素晴らしく、これがタダかと思うだけで\(^o^)/です。
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コルヴァッチ展望台(3303m)へ登るロープウェイ。
途中のムルテルで乗換えます。
暑いヴェローナやミラノと違って、やっぱりスイスは涼しい! -
キャッホー\(^o^)/ 頂上の展望台から見たベルニナアルプスです。
左からピッツ・ベルニナ(4049m)、ピッツ・ツェルツェン(3971m)、ピッツ・ロゼック(3937m)。
では動画もご覧ください。
https://youtu.be/pUgoHASyp0M -
「向こうにマッターホルンとモンテローザが見えるはずだけど」と教えてくれたのは、こちらの三名の女性。70代後半とお見受けしました。
コルティナ・ダンペッツォのスキー場でも感じたのですが、この年代の方々が登山やスキーを楽しんでおられる姿は素晴らしいです。
素敵なご老人たち・・・ -
下りは途中の「Corvatsch Mittelstation Murtèl」で降りて、下の「Corvatsch Talstation」まで赤い道を歩きます。
ムルテル(Murtèl)の売店で「この地図は無料なのですか?」と私が聞いてしまったため、店員さんが困った顔をした後「あなたには無料です」と微笑んでくれました。「えっ(*_*)、お払いします」と言っても受け取ろうとせず、「Have a nice day!」と。
何ていい人たちなのでしょう(涙) -
誰も歩いていない下山道。
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残った雪渓をトラバースするところもあります。
アイゼンを必要とするほどではなく、先行者の足跡のとおりに進みます。 -
下に見えるのはシルヴァプラナ湖か?
高山植物も名前がわかりませんが、ざっと流します。 -
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日本のチングルマに似ていますが、萼(がく)みたいな部分が目立ちます。
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ヤマルリソウに似ています。
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太古の昔に、高山に取り残された植物たちです。
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マウンテンバイクを押しながら登ってくるスイス人カップル。
私は全行程下りですが、ここはかなりの勾配でバイクで下るのもアブナイのではないかと思うほどですので、登りは相当大変でしょう。
女性の方はヘトヘトのようです。それでは私とすれ違う時だけ急にバイクをこぎ始める、見栄っ張りなナイスガイをご覧下さい(^_^)
https://youtu.be/Hwo2kdTxS9c -
ふもと近くの山小屋。
冷たい流水で顔を洗うと疲れがとれ、生き返りました。
ところで、石の上に褐色の地衣類が付いてますね。
これ、サンモリッツの街中の屋根などでもよく見かけました。 -
日本地衣類研究会の教室で教わったダイダイゴケとはちょっと違うかな?
子器がたくさん付いてました。 -
木の枝に付いていたサルオガセに似ている地衣類。
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終点のロープウェイの駅までは、チンタラ2時間半歩きました。
再びバスに乗り、セガンティーニ美術館で降ります。
バス停からみると、まるでロマネスクの教会のような作りの美術館です。 -
美術館前からは、サンモリッツ湖が見下ろせます。
ちなみにこの道を左に真っ直ぐ10分くらい下ると学校広場です。
ですから、学校広場から歩いて来るときは登りになります。 -
この入口を入り、少し階段を上ると受付がありました。
日本語イアフォンガイドがあるというので、借りました。
館内の写真撮影は、カメラはダメですがスマホならOKだそうです。
昨年行ったウイグルの石窟寺院でも同様のところがあったのですが、これには何か訳でもあるのでしょうかね?(*_*) -
セガンティーニは、エンガディン地方をこよなく愛した画家です。
写真の右の絵は順番では二番目に展示されている絵で、皆さん左の方へ移動して行きます。 -
この絵の前でイアフォンガイドの説明を聞いている時でした。
私の背中を、後ろからチョンチョンとつつく人がいます。
振り返ると、老人が微笑みかけながら手で私にどくように合図します。
そして椅子に腰掛け、悠然とイアフォンガイドを聞き始めました。
自分が絵を見るためには人をも押しのけるという無礼な態度です。
ふふふ~、困ります~(*_*)( ゚Д゚)(>_<)
(↑ Sting boyさん風に)
以前の私でしたら「Sorry」とか言ってどいてしまいますが(この時も実際にはどきました)、今回は周囲の人にも聞こえる声で言ってやりました。
Wise men wait.
It is only a special kind of people who can not wait.
これを怒りの表情を見せずQueen's English風にゆっくり言うのがコツです。周囲の人の視線が集まり、一人の男性が「Good man!」と言ってサムアップしてくれました。老人は無視するふりをしていましたが、奥さんに何か言われてわずか2枚目のこの絵の所で退出してしまいました。
どうしてそういうことを言ったのかといいますと、ヨーロッパでは外国人に対し失礼な態度を取る人が時々います。老人が多い印象ですが、若者もいます。つい数日前もミラノのドゥオーモの前で、写真を撮るからそこをどいてくれと言われたばかりでした。実はこういう時に言い返す台詞を、以前から考えていたのです。
参考にしたのはエルビス・プレスリーの「好きにならずにいられない」の歌詞の「Wise men say only fools rush in」です。もともと「Wise menなんとか」という表現は人を諭す場合などに使われますし、この印象的な歌詞を知っている人なら「お前はfoolだ!」と言われているようなものですから、ムカっとくるでしょう。ただし直接「このドアホがぁ!」と言われているわけではないので、反撃もしにくいのです。
この台詞は多少のリスクも伴いますから、状況をみて使わないといけません。本来は第1文にとどめるのが賢いと思いますが、今回はせっかく良い気持ちでいるところを不愉快だったのと相手が弱そう(←コレ、重要!笑)だったので第2文もガツンと言ってやったのです。
サンモリッツはドイツ語圏で、老人はドイツ語を話していました。
どこの国の人かはわかりませんが、英語は理解したと思います。 -
二階に展示されているセガンティーニの三部作。
自分も老人になりつつある現在、老人いかにあるべきかと考える機会もでてきたこの頃ですのでこうした行動を取りましたが、できればこういうことには出会いたくないものです。
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この旅行記へのコメント (8)
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- お黙り!さん 2018/09/16 11:18:56
- 嫌ですよね
- falcon38さん、初めまして。
セガンティーニ美術館と書いてあったので、興味津々で読ませて頂きました。
そして、こうゆうタイプの方、外国人に多いいですよね。
私は米国で逆と云うか?似たような嫌な感じになった事が何度もあります。
劇場ですから指定席です。このような場合、センターに近いところを取るのですが。
大勢の家族や友人とやってきて、「左右にどけろ、自分たちは一並びになるから」
とゆう理由で席を変えさせられてしまう事。
結果、センターからほど遠い席で見ることになり、この怒りをどこにぶつけていいのか?小心者で英語が堪能でない負い目から楽しさが半減してしまいます(笑)
今度は、少し大きめの「独り言」を言ってみます。ありがとうございました。
マリー
- falcon38さん からの返信 2018/09/17 23:15:27
- Re: 嫌ですよね
- お黙り!さん、こんにちは。
たいへん勉強になるご経験をお教えいただき、ありがとうございました。フォートラの皆さまの旅行記を読みますと、交通機関で席を空けるように言われた方もおられましたし、理由が理解できるのでしたらまだしもですが、う~ん、劇場の指定席ですか~、しかも中央に近い席を「譲れ」ですって?(>_<)
まさに「お黙り!」と言ってやりたいですね。でも、かくいう私も昔だったらお黙り!さんと同じ行動をとり、釈然としないまま悶々としたと思います。今の私だったらどうするかな~?「ここは指定席ですから、劇場のマネージャーにでも何かよい方法がないか相談してみてくれませんか(^_^;)?」とか言って、ひとまずカワすか・・・それにしても両サイドをこの人たちに囲まれたりするのも気色悪いですね( ゚Д゚) 自分たちの勝手な都合のために指定席の方を脇へ追いやっても平気な人たちは、どんな教育を受けているのでしょう?
私たちも国内外を問わず理不尽なこと(←いつ、どんな場合に遭遇するかわかりませんし)に対する「賢い」対処方法について、普段から考えておくと良いのではということだと思います。私も何度か不愉快な思いをし、やっとわかりました。
今回私がお示しさせていただいた方法は、相手が弱そうな時の一つの手なんです(笑)。逆にボコられても、たまったものではありませんから(>_<) ただし、こういう手を考えておくことで次の一歩が違ってくると思います。欧米人にとってアジア人は区別が難しいでしょうし、相手が外国人だとみるや態度が変わる人はいます。そういう歴史を持っていた人々だということを、残念ながらどこかに知っておく必要はありますね。どうかお黙り!さんの賢い方法でご対処されて下さいね。こちらこそ、ありがとうございました。
falcon38
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- アタムさん 2018/08/04 19:00:29
- 思い出しました
- falcon38さん こんにちは
思い出しました ルーブル美術館で 写真撮るからどいてって 言われた事を
嫌ですよね 思い出しちゃったー
でも 次回 Wise men wait です
- falcon38さん からの返信 2018/08/04 20:35:05
- Re: 思い出しました
- アタムさん、コメントありがとうございます。
同じようなご経験のある方、たくさんおられることでしょうね。
少しでも「スミマセン」という気持ちを表現してくれれば許しちゃいますが、それが感じられない時はせっかく良い気分のところが不愉快です、プンプン(>_<)!
そんなときにこんなワザを懐に忍ばせておけば少しは気分的余裕ができるというものでしょうが、このワザが逆にワザワイを招いてもいけません。
やっぱり旅は楽しい思い出を作りたいものです。
お互い楽しく参りましょう!
-
- keithforestさん 2018/07/26 08:23:18
- おりますね、この種の人。
- 素晴らしい逆襲でしたね!
溜飲が下がります。
いますよ、こういう輩。
ユングフラウヨッホの展望台でも遭遇したことがあります。
セガンティーニは大好きです。
かつてはここでも写真を撮ることができたのですがねぇ。
なんでスマフォだったら良いのか、不可解ですねぇ。
Zurichの美術館でもHolder、Giacomettiとともに、楽しめますね。
- falcon38さん からの返信 2018/07/26 21:20:16
- Re: おりますね、この種の人。
コメントありがとうござます。
私もセガンティーニの経歴と作品を見て、引かれました。
こちらの美術館は、以前はカメラで撮影できたのですか。ミラノの「最後の晩餐」も撮影可に変わっていますし、どんな理由があるのか気になりますね。
本稿でお示しした事は日本でも経験があり外国に限ったことではないのでしょうが、傲慢、無礼なことは自分ではしないように気を付けたいと思います。
旅行はとにかく楽しいのが一番ですね。フォートラで皆さんの旅行記から学んだりしておかしなことには少しは文句も言えるようになってきましたが、まだまだ修行が必要です。
- keithforestさん からの返信 2018/07/27 09:26:20
- 失礼しました。
- セガンティーニ美術館では当時も写真は撮らせてくれなかったようです。記録を見て確認しました。Zurichの美術館の記憶間違いです。あちらは確かに写真にしております。
- falcon38さん からの返信 2018/07/27 20:31:40
- Re: 失礼しました
- 承知いたしました。
ご確認いただきまして、ありがとうございました。
セガンティー二美術館では少し緩和されたということなのでしょうね。
撮影できるところですと、後で見直したりして楽しいです。
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