2018/06/20 - 2018/06/20
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Weiwojingさん
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横浜美術館で開催されていた「ヌード NUDE 英国テート・コレクションより」を見に出掛けた。話題の美術展のようで、多くの人の姿があった。
この展覧会は近現代美術の殿堂たる英国ロンドンのテート・ギャラリーのコレクションから、ヌードの軌跡200年をたどるもので、日本初公開のオ―グスト・ロダン作「接吻」もあった。
テート・ギャラリーは数年前ロンドンへ行った際、一度訪れたことはあったが、このようなヌードを特集した展示は見たことがなかったので、今回大変興味を覚えた次第である。
ヌードという人間にとって最も身近であるこのテーマに、西洋の芸術家たちは絶えず向き合い、挑み続けてきた。美の徴微として、また内面を映しだす表徴として、ヌードはいつの時代においても永遠のテーマであり続け、時には批判や論争の対象にもなった。
これまでヌードをテーマにした展覧会は前例が多くなかった。今回の展覧会は、世界屈指の西洋近現代美術コレクションを誇るイギリステートの所蔵作品から、19世紀後半のヴィクトリア朝の神話画や歴史画から現代の身体表現まで、西洋美術の200年にわたる裸体表現の歴史を紐解くものである。(展覧会パンフレットから要約)
- 旅行の満足度
- 4.5
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「ヌード NUDE 英国テート・コレクションより」は横浜美術館で、3月24日から6月24日までの3か月間開催された。
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横浜美術館には何度も来たことがある。しかし、時間がないのでいつも特別展を見ただけで出てしまうので、平常展を見たことがなかった。今回は十分時間があったので、平常展にも足を延ばしてみた。
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今回の展覧会の目玉ともいうべきロダンの「接吻」は、写真撮影が可能とのことで、周囲では多くの人がカメラを構えていた。見る角度によってはずいぶん印象が違う。
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1901~4年に制作されたロダンの傑作「接吻」は今回日本初公開ということで、大いに話題をよんだ。
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小生はこの角度から見た2人の姿が好きだ。顔の表情はほとんど窺うことが出来ないが、手の動きに目が行った。
ある日の朝日新聞短歌欄 (2018.7.15 朝刊 )を見ていたら、
デモー二ッシュなエロスを放つ大理石気圧されて見るロダンの「接吻」(石井 徹)
と詠まれた歌を見た。 -
「物語とヌード」
① ハーバード・ドレイバー作「イカロス哀悼」(1898年)
今回の展覧会はいくつかのテーマごとに見ることが出来る。まず初めに、「物語とヌード」ということで、古代から受け継がれてきた神話や物語に現れた作品群である。①から⑤までがこのテーマの作品である。 -
② アンナ・リー・メリット作「締め出された愛」(1890年)
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③ ウィリアム・ストラング作「誘惑」(1899年)
この作品は、旧約聖書の「創世記」に記されたアダムとエバの物語から取られたテーマで、妻エバが夫アダムに禁断の実(リンゴ)を与えようとしているところである。 -
④ ジョン・エヴァレント・ミレイ作「ナイト・エラント(遍歴の騎士)」(1870年)
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⑤ フレデリック・ロード・レイトン作「プシュケの水浴」(1890年作)
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「モダン・ヌード」
ヘンリー・ムーア作「眠れる戦士」(1957~60年頃) -
「レアリスムとシユウレアリスム」
① ポール・テルヴォ―作「眠るヴィーナス」(1944年) -
② パブロ・ピカソ作「首飾りを下裸婦」(1968年)
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ディヴィッド・ホックニー作「23,4歳のふたりの男子」(1960年)
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ここからは平常展の中から興味を覚えた作品をピック・アップして紹介してみたい。
佐々木 豊作「ものみな彼岸へ」(2010年) -
佐々木 豊「裸体と衣装」(1993年)
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横尾 忠則作「黒いY字路 Ⅱ」(2011年)
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月岡 榮貴作「愛鳥図」(1980年)
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宮川 香山作「釉下彩白盛鶏図大花瓶」(1900~20年)
真葛焼(まくずやき)をご存知ですか。1872年(明治4)初代宮川香山は横浜に窯を築いた。世界各地の万国博覧会で絶賛を得、多くの作品が海外へ輸出された。彼の焼きものは「超絶技巧」とたたえられた。
ところが、1945年(昭和20)横浜大空襲により壊滅的な被害を受け、窯は封鎖された。それ以来再建されることはなかった。その歴史は閉じられてしまった。 -
宮川 香山作「高浮彫桜二群鳩大花瓶」(19世紀後半)
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宮川香山作「高浮彫大鷲雀捕獲花瓶」①
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宮川香山作「高浮彫大鷲雀捕獲花瓶」②
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藤田 嗣治作「題名不詳」(1930~33頃)
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藤田 嗣治作「マドレーヌ」(1933年)
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長谷川 潔作「横たわる裸体(牧神)」(1916頃)多色木版
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長谷川 潔作「林檎」(1930頃)
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五姓田 芳栁作「大崎屋嘉祢女(かねじょ)像」(1885年)
この作品には”Portrait of Kane, Geisha of Osaki-ya” という英語の説明があるが、これによるとこの女性は芸者なのか。 -
岡田 謙三作「満人の家族」(1942年)
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片岡 球子作「緑陰」(1939年)
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帰路、美術館の近くにあったレストランで遅めの昼食をとった。
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前菜が2種類でてきた。
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メインはハワイ風のロコモコ・ライスである。たくさんの野菜の下にはライスが盛られていた。
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展覧会の見学を終えて、しばらく山下公園付近を歩きながら帰途についた。
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横浜海岸教会がすぐそばにあり、この教会は日本最初のプロテスタント教会として120年以上の歴史を有している。
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