シドニー　1日3万歩越えの旅③

2018/06/09 - 2018/06/13

偶然立ち寄ったシドニー天文台を後にして、次に向かったのはオペラハウス。オペラハウスのオフィシャル日本語ガイドツアー参加→セントメアリー大聖堂→キャプテンクックディナークルーズと、到着日から盛りだくさんの旅は続きます。

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

　公認日本語ガイドに、オペラハウスの館内を案内していただけるツアーに参加しました。市内観光をどうしようか散々迷ったのですが、結局ここまでは、自力での街歩きでした。
　しかし、オペラハウスの外周りは可能でも、館内に入るとなるとオペラを観るか、このツアーに参加しない限り無理。私たちは時間の関係で、後者を選びました。
　ありがたいことに、オペラハウスには公認ガイドによる日本語ツアーがあります。ツアーオフィスでチェックインを済ませ、日本語（韓国と中国も）ツアー集合場所の3番スポットで待ちます。

シドニー オペラ ハウス ツアー 体験・アクティビティ

　オペラハウスのHPで直接申し込むことも出来るようですが、私たちはVELTRA経由で申し込みました。時間帯は、10時から16時半まで、7つの中から選べます。
　私たちは、15時半開始のツアーに申し込みました。シドニー到着後、ロックスマーケット、昼食、シドニー天文台等、オペラハウスツアーまでの時間を有効に使えて、この時間帯にして良かったと思っています。
　ツアー開始後、さっそくオペラハウスの館内に入ってきました。

　外観だけでなく、内側の構造も美しい。

　丁度、バレエの公演準備をしていたホールにも入り、実際に座席にも座って来ました。なかなか座り心地が良かったです。ただし、ホール内は撮影禁止とのこと。少々残念。ホール内以外は、自由に撮影できるのですが…。

　この時間帯は、団体客と一緒になってしまったので、かなり大所帯のツアーになりました。しかしガイドさんは段取り良く、次々にポイントを解説してくれました。

　ガイドさんに「触ってみて」と言われて、触ったコンクリート部分はツルツルでした。こんなところにも、こだわりが見られます。

　ツアー終了間際に、建物に虹が映り込んでいることに気が付きました。

　急いで外に出てみると、虹！朝から雨が降ったり止んだりの、はっきりしないお天気でしたが、思いがけないプレゼントです。
　子供のようにはしゃぎ回り、たくさん写真を撮りました。

船が虹の中を進んでいきます。

　名残惜しいですがオペラハウスを後にして、次の目的地に向かいます。

シドニーオペラハウス 現代・近代建築

　電車に乗ってサーキュラーキーから一駅、セントジェームズ駅で下車します。駅は地下なので、どの出口から出れば良いのか分からずマゴマゴしていたら、駅員さんが親切に出口を教えてくれました。
　夕方になり街灯がともり始めたハイドパークの奥に、目指すセントメアリー大聖堂が見えてきました。

ハイドパーク 広場・公園

　大聖堂としての威厳がありながらも、サンドストーンの色が優しい雰囲気も漂わせています。

セントメアリー大聖堂 寺院・教会

　まずは、内部を一周。

　遠慮がちに後方の席に座ります。

　大聖堂のHPで調べたところ、この日は夕方5時から男声合唱団の聖歌が聴けるとのこと。外が暗くなってきたためか、ステンドグラスは綺麗に見えませんでしたが、代わりにとても神聖な歌声を聴くことができました。

　美しい歌声を聴いて、厳かな気持ちになったのも束の間。にぎやかなジョージストリートまで戻ってきました。QVBもライトアップされています。

　ジョージストリートは、工事中。そういえば、空港からホテルまで送ってくれたドライバーさんが「ジョージストリートは工事ストリートと覚えれば、道に迷わないよ」と言っていたっけ。たしかに覚えやすく、自分たちの位置を把握するのにとても助かりました。
　ただ、ライトアップされたタウンホールが美しいだけに、工事の柵が残念。
　その後、ぶらぶら歩いてホテルまで戻り休む間もなく、若干小奇麗な服に着替えます。そしてホテルのロビーで待つこと少々。ディナークルーズのピックアップの車がやってきました。

タウン ホール 現代・近代建築

　当初ディナークルーズは計画に無く、ジャルパック利用者が無料で参加できる、夜景シャトルバスを利用するつもりで予約をしていました。
　ところがホテル到着時の現地係員さんに、「ビビッドシドニーを見るなら、ディナークルーズのほうが絶対いいです。夜景シャトルだとオペラハウスのプロジェクションマッピングが見られませんよ。ディナークルーズはホテルまでの送迎付きで、夜遅くなっても安心。日本語係員も添乗しますので、言葉の心配もありません。予約は今なら取れます。夜景シャトルはキャンセルしても大丈夫です。」と、丸め込まれて、キャプテンクックのディナークルーズを予約してしまいました。

　続々と人々が乗り込んでいきます。一体何百人乗りなんでしょか？船からビビッドシドニーを見て、ついでに食事もしてしまおうと考える人たちが何と多いことか。私たちも、その仲間ですが。
　船内は頼んだコースによって、案内される場所が違います。同じ送迎バスに乗ってきたグループの中で、私たちだけが別の場所でした。私たちだけが、安いコースだったのです。でもそんなに悪くない席でしたよ。ゆったりしてて。

　ワインは白にしてみました。注文は英語で聞かれるので、しどろもどろ、指差しとプリーズ連発の私たちです。
　待てど暮らせど、添乗員さんは来ません。多分、別室の人たちのお世話で、私たちのほうまで手が回らないんですね。仕方ないです。体は一つですからね。

　これは私の前菜。キヌアとカボチャ（キヌアに埋もれて見えません）のサラダ。柑橘系風味のドレッシングで、美味しくいただきました。

　こちらは友人の前菜。スモークサーモンです。ドレッシングにはキャビアが少々。
　カメラの電池が少なくなってきたので、料理の写真は残念ですが、ここまでとしました。
　メインはサーモンのグリル（私）、チキンのオーブン焼き（友人）、デザートはココナッツムースケーキを二人とも選びました。
　大きな船でしかも湾内なので、揺れることも無く、食事と景色で優雅なひと時です。

　ドーズポイント側から見たハーバーブリッジ。こちら側は通常のライトアップです。

　橋の下をくぐり抜けると、ビビッドシドニー仕様のライトアップです。

　ビビッドシドニーの象徴とも言える、オペラハウスのプロジェクションマッピングが見えてきました。
　添乗員さんも、私たちの様子を見にきてくれて、二人の写真を撮ってくれたりしました。お疲れ様です。

　刻々と映像が変わっていきます。ロックス地区からも、オペラハウスのプロジェクションマッピングは見られると思いますが、人混みも無く、食事をしながら座って眺められるのは、ディナークルーズならではですね。

　湾内には、たくさんの船が出ていました。やはり、考えることは皆同じなのでしょうか。

　ビビッドシドニーには、毎年テーマがあるそうですが、プロジェクションマッピングを見ていても、テーマが何なのか私たちには分かりませんでした。
　でも、この風景には感動せずにはいられません。

　船から見たサーキュラーキー駅方面。ライトの色が刻々と変わり、いつまでも見ていたい風景でした。

　シドニー到着日のスケジュールが、やっと終わりました。友人のスマホについている歩数計を見てびっくり！軽く3万歩を超えていました。
　たくさん歩いたものね。明日以降も同じような感じなので、歩数計の数字が楽しみです。