2018/05/15 - 2018/05/21
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トムソーヤさん
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マドリードのたび 2018年5月(4)
セゴビアのアルカサル、カテドラル、ローマ水道橋を見学し、
マドリードに戻り、アルカラ門からセラーノ通りを散策します。
夜には、カサ・タパスでフラメンコショーを楽しみます。
長い1日を楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
本日は、セゴビアへの半日旅行。
ツアーメンバーは、私たち夫婦と仕事をサボって参加した中年のサラリーマンおじさん、そしてガイドさん。
ツアーバスではなく、一般用のバスに乗り込みます。 -
セゴビアのバスターミナルに到着。
ここでバスを降りて、タクシーに乗り換え。
4人なら、この移動手段が、安くて効率が良いよう。 -
アルカサル。
12世紀にアルフォンソ8世が城塞として改築して以来、増改築をくりかえし、今に至ります。
ディズニーの白雪姫のお城のモデルともいわれる、美しい古城です。 -
城から周りをみると。
中世の田園風景そのものでしょうか。 -
ちょと小ぶりな門を通って。
-
これはイザベル女王?
エンリケ4世の死後、イサベルはセゴビアでカスティーリャ女王として戴冠式を挙げます。
このセゴビアは、イザベルにとっても、重要な都市です。 -
まじかでお城をみると、白雪姫と言うよりも、シュレックに登場するお城のよう。
-
内部を見学。
甲冑姿の馬上の騎士たち。 -
昔の壁の文様。
-
八角形のムデハル様式の天井。
イスラム様式の幾何学文様が美しい。 -
王座の間。
天蓋部分には、TANTO MONTA 、両者は平等との意味らしい。
両者とは、カスティーリャ王国のイサベル王女と、アラゴン王国のフェルナンド王。
カスティーリャ王国とアラゴン王国の連合軍はイスラム勢力の最後の拠点であるグラナダ王国を降伏。
グラナダの陥落で770年に渡ったレコンキスタ(キリスト教国家によるイベリア半島再征服)は完了します。
この功績によってフェルナンド王とイサベル女王の二人はローマ教皇から「カトリック両王」の称号を授かりました。
この辺りのスペイン史は複雑すぎて、手に負えません。 -
イサベルの異母兄エンリケ4世。
-
ガレー船の間。
天井の形が、船底で、金模様で豪華絢爛。
その先に見えるのが・・ -
イサベル1世の戴冠式。
周りの人たちは、盲目のためどこか不気味。 -
エンリケ3世。
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エンリケ2世。
右側は落馬して亡くなった息子のフアン1世。
左側には、異母弟であるペドロ1世を殺すエンリケ2世。エンリケ2世は庶子だったため、嫡男ペドロ1世を殺害したそうです。
なかなか陰惨な話です。 -
諸王の間
レコンキスタの開始から、イサベル1世の娘までの歴代の諸王の彫刻です。
壮観です。 -
エスグラフィアド。
化粧漆喰を削って描く壁の装飾技法。
黒いブツブツは、鉄。飾りですかね。 -
砲兵学校付属の王立化学研究所。
アルカサルは、王宮がマドリードに移ったあと、1762年には王立砲兵学校になります。 -
水道橋マーク。
この下には、水道橋から続く水道が通っているのです。 -
セゴビアの猫たち。
岩合さんの世界。 -
カテドラル(セゴビア大聖堂)。
1525年に工事がはじまり、完成したのは1768年。
およそ250年もかかり、スペイン最後のゴシック建築になったとか。 -
街のお菓子屋さん。
素朴な味。 -
狭い路地もあり。
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2階の花が綺麗です。
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この壁も独特。
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カサ・ドゥケ。
セゴビア名物の、子豚の丸焼きのお店。 -
ローマ水道橋。
今回のツアーの目玉。
セゴビアは、ケルト人の砦があったとか。もちろん、ローマ人もここを拠点としました。
ローマ人が作った、全長813メートル、最も高いところで28.5メートルもあるという巨大な水道橋。
いつもながら古代ローマ人の建築技術には圧倒されます。 -
現代になって、交通路のため、橋を壊す話もあったようだが、たまたまバスが橋の下を通ることができたため、助かったとのこと。
あぶなかった。 -
橋の近くのカフェでお茶休憩です。
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再びバスターミナルにもどり、マドリードに帰還します。
セゴビアは、予想以上に歴史のある街で、まだまだ見るところを残しました。 -
マドリードに戻り、地下鉄でホテルに向かいます。
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アルカラ門 。
1770 年代初期、カルロス 3 世の命で建築。
旧市街の東側にある壮麗な門です。
レティーロ公園のすぐ前ですが、今回は別の場所に向かいます。 -
セラーノ通り。
日本の表参道のような、ブランド通り。
さすがに、ソルやグラン・ビアと違って、背広姿の人たちも行き交います。 -
おしゃれな陶器類や・・
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こんなショーウインドも。
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通りに面したカフェで、ジュースを。
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テーブルに落ちているのは花びら。
風にまっていました。 -
アルカラ門から少し歩くと、
ウェスティン・パレス・ホテル。
ついでにここも見学です。 -
この天井のステンドグラス。
豪華絢爛。 -
美味しいクッキーに、ねこもご満悦。
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カサ・タパス。
夜は、夕食とフラメンコショーを楽しみます。
店内には、踊り手たちの写真が多数。
まずは軽めに幾品か注文します。 -
カリョス?名前はわすれたけれど。
トリッパー(ハチノス)の煮込み。
柔らかく、癖のない味。 -
タコの足1本。
これも、あまりりスパイシーでなく、逆に食べやすい。 -
時間がくると、みなさんぞろぞろと横手の小劇場に入ります。
予約券を見せると、舞台の一番前に。
かぶりつきです。
周りは、英語圏もいれば、スペイン語?の観光客も。
気分も盛り上がります。 -
女と男のフラメンコダンサー。
狭い舞台の上で、激しく踊ります。 -
背景には、男性の歌い手とギター弾き。
魂の奥底から響く深い声(カンテ・ホンド)と、ギターのリズムも主役とわかりました。
周りから、ブラボー、ブラボーの声援が上がります。 -
カサ・タパス。
終了後は、演者達が、観客に混じって。
思わず、男性歌い手と握手しました。
楽しい夜も過ぎ、
ここから十分ほどで、ホテルに帰還します。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ciao66さん 2018/07/20 12:58:42
- イスラム文様と水道橋
- 今回まず目を引いたのはイスラム文様の八角形の天井です。
イスラムの遺跡でないのにイスラム模様というのはやはりスペインですね。ちゃんとスペイン流にデザインを洗練させている感もあります。
もう一つ・・・ここのローマ水道橋はとても見事ですね。
この上を歩ければ面白そうですが、歩けないのでしょうか?
歩けばスリル満点で、さぞかしいい眺めでしょうね。
- トムソーヤさん からの返信 2018/07/20 22:25:35
- Re: イスラム文様と水道橋
- スペイン建築の面白さは、イスラム様式と西欧様式との融合でしょうか。カソリックの装飾華美な建築物と比べると、幾何学的な文様はより美しく見えます。
水道橋の上を歩く・・。さすがciao66さん。
思いもつきませんでした。一部現役もあるとのことですから、多分大丈夫?
最後は自己責任でしょうね。
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