美瑛の丘巡り　パノラマロードでひとりサイクリング　そして迷子になる

2018/06/20 - 2018/06/23

方向音痴で　地図を読むのも得意じゃない私
その上　貸自転車屋さんでもらった地図は役立たずだった
そりゃあ迷子になります

誰もいない美瑛の丘
私一人が広大な景色の中　方向を失う
車もほとんど通らない
日本じゃ無いみたいな景色に目を奪われながらも　心は不安
やっと出会ったサイクリング旅行者は全員東洋系外国人
英語での会話
日本人の私が　外国人に道を尋ねる（笑）
日本じゃないような錯覚に陥る

いつもこんな旅ばっかやってる私
旅のストーリーは迷子になったところから始まる
なんちゃって（笑）

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

ホテルのバスが　美瑛、旭川まで送迎してくれる
私は美瑛駅で下車
朝１０時到着

母はこのままバスに乗って旭川でお買い物
今日１日は母と別行動

美瑛のイメージにぴったりの美しい美瑛駅

パノラマロードへ行く場合　美瑛からサイクリングでもいいが、
ちょっと距離がある
美馬牛駅のほうが近くてコンパクトに回れるので
おすすめとガイドブックに書いてあった

１０時１４分の電車でお隣の美馬牛駅へ行く

富良野行きに乗って　ひとつ目の駅が美馬牛駅
ガイドブックのおすすめだったからだけでなく　
電車に乗るのも目的のひとつ
別に鉄子じゃないけどさ～

券売機はありません
窓口で切符購入
非日常で好き

残念！
昔の小っちゃい切符が貰えるかと　期待したんだけど

片道２３０円

時間までホームに入れません

これも非日常で好き

電車の到着時間数分前に改札が開いた
可愛らしいホーム

イギリスの駅みたい

電車は普通です
でも２両編成が可愛い

バスみたいに回数券を取るシステム
最初わからなくて　取り忘れるとこだった
料金表まである
楽しい

乗客はほぼ外国人です

日本人はレンタカーで回るもんね

運転席からの眺めが最高

私　単線大好きなんです
単線　萌え～

線路のカーブも可愛い

やだ～　運転手さんは他の人だったのね
ずっと黄色ヘルメットの人だと思ってた

黄ヘルさんは車掌さんでした
美馬牛駅は無人駅なので車掌さんに切符を渡して下車します
バスと同じように前のドアしか開きません

こういうシステムは初めて
いい経験です

美馬牛駅

線路を渡れるタイプの駅

゛電車が止まってから渡りましょう
　電車はしばらく止まっています”みたいな事が書いてあった
慌てなくても乗れるよって事なんだろう

貸自転車屋さんは下りホーム側
駅舎とは反対の方

ホントにこっちでいいの？
何にもないんだけど
不安になってスマホで確認

広い道路に出た
それらしい看板がある

貸自転車屋さん　ガイドの山小屋

電動自転車　
４時間まで　２，２００円
５時間以上　３，０００円


体力を考えて　４時間レンタルにする
１時間追加してもプラス８００円

混んでる時期は予約したほうがいいらしいが
６月の平日は余裕

人生初の電動自転車
ホントだ、軽～い

まずは四季彩の丘を目指します

車も少なくて走りやすい

パッチワークの丘は車の往来が激しいので
サイクリングにはパノラマロードのほうが向いていると
後で知った
なるほど！

鳥居があったら　正しい道です　と
自転車屋さんが言ってた

良かった、まだ間違ってない

右手に学校があります　とも言ってた

大丈夫、大丈夫

予報は曇りのち雨だったけど
晴れてきた

気持ちいい～

暑くもなく寒くもなく
最高のサイクリング日和

地図を確認しつつ進む
間違えずに目的地に到着したことないからなぁ
　

大丈夫かな？
自転車で道を間違えるとダメージ大きいよな～

看板出てきた！
奇跡的に間違えなかった

安心して進む

見えてきた！

到着～
大型バスがいっぱい

自転車を停めようと駐輪場を探す

えっ、ここ？

なんと駐輪場には１台も停まっていない

風が強かったので　看板に立てかけるように駐輪
高価な電動自転車だからね
大事に扱わなくちゃ

ポツ～ンと１台

四季彩の丘
入場無料

楽しませてもらったので
協力金というカタチでお金を入れてきました

パッチワークの丘よりパノラマロードを選んだのは
お花畑が見たかったから

咲いてる花も少しあります

三色菫
かわいい

花の時期にはまだ早かった

丘の上からの景色は素敵

花の時期は壮観だろうな

歩いて下ります

天気予報が外れて良かった

素晴らしい景色

土が乾いてますね
ついつい水を撒きたくなっちゃう

シャクヤク

そろそろ次の目的地へ向かいましょう

自転車屋さんでもらった地図を確認する

あれ～どの道だ？

地図が大まか過ぎる
道はたくさんあるのにルートだけ書かれていても
それがどの道だかわからないのよ

しょうがないので交通量が多めの道を行く

景色を楽しみながらも　ちょっと不安

ああ、良かった
次の目的地の拓真館が出てきた

目印の鳥居も見えてきた

これこれ！
良かった

安心したので　サイクリングも楽しい

美瑛らしい景色

農作業をしている方々を見かけた
この美しい景色は決して観光用ではない

そう言えば　親子の木の１本を所有者の方が切ってしまったと聞いた
心無い観光客が農地に入り込むから
生きている木を切るという苦渋の決断をされたことに
心が痛む

この景色　独り占め～

標識が出てきて　一安心

拓真館

ここまではルート通り

拓真館の前の道

私が間違えたのはここ
目的の千代田の丘に行くには
右の坂を上るのが正解なんだが
私は左手に行ってしまった

間違った道を来ていることはまだ知らない

売家があるな～なんて　のん気に写真撮っちゃってアホ

この道を真っ直ぐ進んだら左手に線路が見えてきた
私が目指していたのは千代田の丘
線路が見えたらダメなんです
迷子確定の瞬間（笑）

外国人旅行者に道を尋ね
どうにか修正できた
でも遠かった（笑）

ちょっとした駐車スペースに停めて景色を楽しむ

そこにやって来たワゴン車１台
ドヤドヤ降りてきたのは外国人旅行者
とっても不愉快だったんだけど
だって私の真ん前に立つんだもの
広大な美瑛でまさか私の視界を遮られるとは思わなかったよ

三愛の丘展望台のある道

展望台では中国人家族が大騒ぎしてたので
そそくさと立ち去る

この道からの景色は圧巻

麦畑かな？

美しい

水の音がずっとしてた
見えないけど川が流れているらしい

看板が出てきた
矢印は私が来た道を指している
いつの間にか通り過ぎていたらしい
全く～

ルート上には戻れたらしい
安心して進む


右手の坂は私が下って来た道
振り向いてパチリ

気持ちいい～

目的の拓真館はもうすぐ

拓真館そばの道
やっと戻れた～
頑張ってくれた相棒の自転車を入れて記念撮影

ここまで戻れれば大丈夫

拓真館敷地内の白樺の道

お昼ご飯をまだ食べてない
四季彩の丘に戻って食事をしよう

ところが途中から天気が急変
土砂降りになった
天気予報は午後から雨だったっけ
四季彩の丘を諦め　美馬牛駅を目指す

土砂降りの中　必死に戻ってきたが
通り雨だったらしい
貸自転車屋さんに帰ったら　晴れてきた
くそ～天気予報のヤツめ～

こんなことなら四季彩の丘に行けたのに
でももう戻る気力は無い

まだ自転車の返却時間ではないので
食料を調達しに　駅の反対側へ

美馬牛駅前に１件だけ雑貨屋さんがある

お菓子以外に食料になりそうなものはこれだけ
でも贅沢は言えない
駅の待合室で食べる

自転車を返してから　さっきの雑貨店の前を通ったら閉店してた
まだ３時

危なかった～

美馬牛駅
次の電車まで２時間ある
どうしよう

美馬牛周辺を散策

美馬牛駅周辺は　住宅以外な～んも無いの

ただ　変なものが見えてきたので行ってみる

葉っぱで隠れて見えないけど
人生○○楽園地

独特の世界観

独特の感性

私有地なんですね

どんな人が作ったのかしら？

散歩は続く

景色は美しいけどね
徒歩ではなかなか

面白い道があった
坂道の途中に踊り場のように平らな部分がふたつ
ここを階段の道と名付けよう

やっと電車の時間
長い１日だった

同じツアーの人は美瑛で自転車を借りたけど
すごく詳細な地図を貰ってた
あ～ぁ