2017/10/28 - 2017/11/01
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kazzjazzさん
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2017年10月28日から5日間、会社員時代の大先輩に声をかけていただき、兵馬俑をみるために富山空港から大連経由で西安へ向かった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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2017年10月28日(土)、1日目、富山から大連へ
午前11:55分発の中国南方航空CZ-0614便で定刻通りに富山空港を出発する。
今回は昨年11月に上海への旅を共にした先輩と一緒である。昨年同様に阪急交通社のツアーだが、ほぼ全食付きなので食事に気を煩わすことなくてありがたい。
今回初めて搭乗する中国南方航空の機内食は、マズイとの情報が多かったが、そんなに悪くはなくビールとともに充分に楽しめた。富山きときと空港 空港
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そうこうするうちに、あっという間に大連周水子国際空港に到着。富山からわずか2時間半のフライトだった。旧満州の地、日露戦争の激戦の地に初めて降り立った。なぜか感動する。空港から迎えのバスで大連市内へ移動、近い!中山広場へは一時間もかからなかった。美しい造形の都市だ、さすが「東洋のパリ」か。
中山広場 広場・公園
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かつて満鉄が経営していた旧ヤマトホテル(大連賓館)内を見学し、2階のカフェでひとやすみ。ここのバルコニーから中山広場が見渡せる。日露戦争後にここに進駐してきた日本人が見た満州の風景は、どう写っていたのだろうか?
大連賓館 建造物
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その後、旧満鉄本社や日本人街をうろうろして夕食会場の「天天漁港」へ。海に面した大連は魚介類も豊富に獲れる。この店では安心して刺身も食べられた。
そしてようやく大連日航飯店(ホテルニッコー大連)着。客室も40㎡以上あり広々して快適なホテルだ。ホテル ニッコー ダーリェン ホテル
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客室に荷物を置いてすぐに二人で散策に出かける。まずは百貨店の地下食品売場を覗く。安くて豊富な商品ぞろいだ。中国も豊かになったなあ。帰りは中山広場へ立ち寄りライトアップを楽しむ。
明日は午前のフライトで西安へ向かうので、ビールでも飲んで早寝して明日に備えよう。中山広場 広場・公園
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10月29日(日)、2日目、大連から西安へ
日曜日の朝のせいか道は空いていて、ホテルから空港までは30分余りで到着した。途中、大連港で建造中の空母が遠望できたが、就役中の「遼寧」と同じスキージャンプ台仕様の旧型の空母だった。
空港は警備が厳しく、空港ターミナルに入るところからチェックしている。とまれ、無事に搭乗の手続きは済んで、ターミナルからはバスで沖止めの飛行機まで運ばれる。フライトは10時30分発中国南方航空CZ-6439、離陸すれば2時間半で西安だ。大連周水子国際空港 (DLC) 空港
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西安咸陽国際空港は巨大な空港だった。飛行機を降りて出口まで15分以上も歩いたような気がする。ここは西安の西にある咸陽市、秦の都があったところだ。
空港からバスで小一時間、西安の城壁内に入り、中心にある鐘楼の周囲をバスで二廻りする。鐘楼 建造物
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一旦、城壁を南門から外に出てバスを降り小雁塔、西安博物院を見学する。西安博物院のエントランスロビーにある大理石と御影石で表現した長安、西安の地図は城塞都市としてのイメージを把握しやすくて感心した。中国の13王朝の首都であった西安の地理的歴史的変遷はこうだったのか!
西安博物院 博物館・美術館・ギャラリー
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西安博物院はコンパクトな博物館だがそれゆえに展示は簡潔でわかりやすかった。やはり私の目を引いたのは観音像だ。北魏時代には仏教が篤く保護されたので仏像も多く残されているが、この像はインド風にも見えて興味深い。
西安博物院 博物館・美術館・ギャラリー
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夕食は西安名物の餃子。「徳発長」は名店らしい。日曜日のせいか店内は満席で賑わっている。餃子はカラフルだが皮が厚くて私には特別に美味しいとは思えない。これなら第7ギョーザ(金沢市)のホワイト餃子がいいな。
徳発長 地元の料理
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夕食後にホテルに到着。早速、街歩きをしたくなり回民街を目指す。ひたすら歩いて午後に見た鐘楼そして鼓楼のライトアップを見ながら、鼓楼の北側にある回民街に到着。すごい人混みでごったがえしている。年末のアメ横のようだ。
回民街 散歩・街歩き
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イスラム教徒の回族が多く住むこの地区は職住近接らしい。表通りには羊肉店やヨーグルトなどの乳製品、お菓子、土産物、飲食店などの店舗が軒を連ねている。活気があって楽しい。と同時に色々な風貌の人々がいて、あらためて中国が多民族国家であることに気づく。
回民街 散歩・街歩き
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10月30日(月)、3日目、西安
今日は今回の旅行の目的である世界遺産の「兵馬俑坑博物館」へ。
小雨の中、ホテル前でバスに乗り込む。バスは城壁を出て一路西安郊外へ向かい1時間ほどで到着する。周知のとおり、秦の始皇帝を守るために造営された地下大軍団であるが、1号、2号、3号坑と次々に発見されたが4号坑はないらしく、つまりこれで全てらしい。どの兵馬も今から2,200年あまり前のものとは思えないほど生き生きとしている。秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡
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ちなみに、兵馬俑が最初に発見されたのは1974年3月。発見者である楊志発さんという人は今も元気で博物館の近くの事務所にほぼ毎日通ってきていて、会うことができた。なお、始皇帝のお墓である陵墓は、兵馬俑坑から遠く離れたところに見えたが、とてもここから歩いて行ける距離ではなかったので諦めた。
秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡
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10月31日(火)、4日目、西安
西安も最終日。残念ながら雨だ。まずは、インドから中国に持ってこられた仏典が保存された「大雁塔」を見学。中に入れないのは残念。大雁塔 建造物
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西安に来たからにはぜひとも登りたかった城壁。現在の城壁は明の時代に整備されて一周約14kmほどだとか。秦の時代だったか、最初に造られた頃はもう一回り大きかったらしい。今でも十分に巨大ではあるが・・・。大陸の国家は外敵から都市を守るために大きな城壁を築き、その中に支配者はもちろんのこと一般民衆も住居も畑も市場も取り込んでいたのだ。日本のお城はお殿様一行が住み政治を行い、民衆はお城の外周で生活を営んでいたことと比較すると、全く違う発想のものなのである。
明代城壁 史跡・遺跡
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昔昔、人々はこの西の城門からはるか遠くに向けて旅立っていったのだ。戻って来れなかった人もいただろう。ロマンでもあり切なくもなる。
さあ、今夜は21時30分西安発の国内便で大連へ戻る。明日の早朝ホテルをチェックアウトしてお昼には富山空港に帰国だ。明代城壁 史跡・遺跡
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ホテル ニッコー ダーリェン
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