猫探し【山形（小玉川熊祭り・Kotamagawa Bear Festival in Oguni town）編】

2018/05/04 - 2018/05/04

　新潟でシュクラに乗り，妙高温泉で一泊した翌日，鮫ヶ尾城と高田城を見てから東北へ向かいました．当初はネコ島で有名な宮城県の田代島を目指していたのですが，GW中はフェリーが激混みとの情報を得て急遽断念．新潟から磐越自動車道に乗るのを止めて，米坂線が通る国道113号線を通って宮城県に抜けるルートを選びました．

　というのも，ホテルでネットを見ていたところ，GW中の5月4日に，山形県小国町で「熊祭り」なるものを開催することを知ったからです．最初は，「ローカルなお祭りだからたぶんお客様は少ないだろうし，ここを通っても宮城県には行けるから」くらいの軽い気持ちで出発したのですが，いざ開催場所の小玉川地区に着いてみたところ，もの凄い車の数．小玉川と言えば，飯豊連峰の登山口で，数年前にも紅葉の時に一度来たことがあり，その時はのどかな田舎町のイメージが強かったのですが，この時ばかりは，車の数に圧倒されました．会場の駐車場には当然入れず，ほぼ1km手前で路駐をして，そこから徒歩．最初から路駐を想定して，送迎のマイクロバスが出ていることも，後で知りました．

　ともかく，予想を遥かに超えた人出でしたが，「熊祭り」自体も予想していた以上に面白かったです．メインの「熊狩り」は，勿論「本物」の熊ではなく，「ぬいぐるみ」の熊でしたが，それでも大勢の人が見物していました．何よりも小玉川と背景の飯豊連峰の景色が素晴らしく，早春の小国町に来て良かったと思いました．

エリア 飯豊・小国(山形)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

会場までまだ1km以上あるのに，既に多くの車が路駐状態

飯豊の登山口に向かう方向はまだ通行止めでした．

15分くらい歩いて，やっと熊祭りの会場入口に

お祭りの会場は，国民宿舎のある飯豊梅花皮荘（いいでかいらぎそう）．

梅花皮荘の入口．お祭りはこの奥の広場

広場にテントが並びます

熊祭りのぼり

人気の一番は「熊汁」．1000円ですが直ぐに売り切れていました．

イワナの塩焼き，400円でした．

メインイベントの熊狩り実演

斜面にはまだ多くの雪が残ります．

熊はぬいぐるみです．

熊狩りの間，マタギの伯父様がマイクで解説（指示）をします．これがなかなかユニークで，多くの笑いを誘っていました．

多くの観光客が川の反対側で見ていました．

熊狩りショーの最後に，熊役の人も交えてご挨拶．

熊鍋（見本）

小玉川と飯豊連峰の景色．

春の景色は素晴らしかったです．

当日の天気予報は「雨」で，実際，会場に着く直前までかなり沢山の雨が降っていましたが，お祭りの間だけ晴れ間が現れました．

小玉川の水もとても澄んでいました．

会場で貰ったチラシ

熊の剥製

お祭りの後，近くの樽口峠へ．八重桜が咲いていました．

桜と雪で覆われた飯豊連峰

残念ながら樽口峠はまだ通行止めでしたが，峠から見る景色も素晴らしかったです．残念ながらまた雨になり，時々見える晴れ間を狙って写真を撮りました．

炭酸泉で有名な泡の湯温泉に立ち寄り，宮城県に向かいました．GWも残り僅かです．おわり．