1日散歩切符を使って2つの花名所へ（追分町の菜の花ウォーキング＆三島さんちの芝桜）

2018/06/03 - 2018/06/03

1日散歩切符を利用して追分町の菜の花と倶知安町の芝桜を見てきました
菜の花は滝川、芝桜は滝上＆東藻琴が有名ですが
札幌から近い追分町（菜の花）や倶知安町（芝桜）も綺麗です
2260円で二つの花園を見ることができます

追分から倶知安までは別料金を払って南千歳まで特急を利用しないと
倶知安町へ明るい内に着けません

エリア 倶知安（くっちゃん）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

晴れ予報だったので1日散歩切符を使って二つの花名所に行ってみることにしました
まず一つ目は安平町追分地区の菜の花畑
昨年も訪れましたが今年は6月3日開催のウォーキングイベントに参加してみました

千歳駅(北海道) 駅

千歳からの普通車に上手く乗れれば近い追分町
地元駅から1時間ちょっとで到着です
追分駅をスタートして追分の丘陵地帯を10km歩くコースです

追分駅 駅

室蘭線と石勝線の線路を跨ぐ跨線橋を渡ります
夕張からの石炭輸送でかつてはかなり賑わっていた追分駅
国鉄職員がたくさんいた事もあり当時はとても賑わっていたそうです

線路を渡った反対側に鉄道資料館があります
定例開館日にはSL保存協力会の人の解説を受けることも可能で
定例開館日以外の土・日曜、祝日には鹿公園管理人に案内してもらえるようです
来年オープン予定の道の駅にも鉄道資料館が併設されるようなので
ここの展示物がそっちへ移動するのかな

鉄道資料館 美術館・博物館

駅前にある跨線橋を渡ると結構近い鹿公園ですが
結構大回りしてきたのでやや時間がかかりました
名前のとおり鹿がいる公園です

鹿公園 公園・植物園

池は夏になると睡蓮が咲くようです
安平町内では旧早来町の鶴乃湯温泉も有名です
ちなみに日本最北の蓮池は北見市にあります

鹿公園 公園・植物園

鹿公園というと追分町のカントリーサインやマンホールデザインにも使われた
赤いひまわりが有名ですが下記は7月下旬～9月なのでまだ咲いていなかったですが
公園内ではすずらんが少し咲いていました

鹿公園 公園・植物園

鹿公園から先は鹿よけのゲートをくぐって
林道のようなところを歩きます
鍵はかかっていないので自由に出入りができます

途中には北海道最大級敷地面積約34500坪の
サバイバルゲームフィールドがあります
札幌ドームが丸々1個入るくらいの広さだそうです

少し歩くと広大なパークゴルフ場があります
72ホールあるパークゴルフ場は1日1100円で周り放題のため
町民に人気があるようです

安平山スキー場 スキー場

パークゴルフ場の隣は雪があまり多くない胆振管内では珍しいスキー場があります
1回券は130円、1日券は1700円と安いです
町の名前は「安平（あびら）」ですがこの山の名前は「安平山（あんぺいざん）」といいます
ここのスキー場の名前も安平山スキー場（あんぺいざん）です

安平山スキー場 スキー場

スキー場を過ぎてようやく菜の花畑
今回のウォーキングのメインスポットです
滝川市のように栽培地点が密集していないため
徒歩でめぐる場合は結構厄介です

このコースでは今回一番のスポットを通るようになっています
追分町内の菜の花スポットは全部で15箇所
全部歩いてまわろうとすると30kmくらいになるようです

滝川市ほどではないですが安平町も観光に力を入れ出し遊覧トラクターも登場しました
鹿公園からここまで無料送迎バスも走っています
滝川のような菜の花タクシーやレンタサイクルなどがあれば
鉄道利用でももっと気軽に見に行けそうなんですが・・・

線路が見えたところから駅方面に向かいます
まだ残り3kmくらいあります
ほんのちょっとタイミングが合わず
菜の花畑のちょっと手前で特急が過ぎてしまいました

下の畑と上の畑2つ見えるスポットがありました
今回の10kmコースは4つの菜の花スポットへ行けました
来年道の駅がオープンしたときは
東側の菜の花ウォーキングコースも開催予定みたいです

2時間30分のウォーキングを終えて参加品のコロッケゲット
当初は菜の花コロッケでしたが
祭り会場で予想以上に売れてしまったためなくなったので
急遽豆乳のクリームコロッケになりました
今回の祭りで好評ならば道の駅の定番メニューになるようです

追分駅 駅

列車が来るまで時間があったので
鹿公園の飲食ブースに行ってみましたが大半の商品が売り切れ
予想以上に多くの人が来たようです
札幌からも近いし道の駅オープン時は厚田同様行列しそうですね

鹿公園 公園・植物園

40分後に普通車もあったんですが
これに乗らないと次の目的地に明るいうちに着けないので
1日散歩切符が利用できない特急に乗り670円払って南千歳へ
追分から3時間かけての大移動です

南千歳駅 駅

南千歳からは一気に普通車の本数が増え便利になります
ただ最近エアポートもロングシートな731系ばかりになってしまい
ここから小樽までロングシートです

南千歳駅 駅

南千歳から１時間ちょっとで小樽に到着
ここから2両の気動車に乗り換えです
6両が2両になるので結構混みます
ローカル線ですが倶知安まではそこそこ人が乗っています

JR小樽駅 駅

小樽から1時間ちょっとで倶知安に到着
追分から3時間かけてようやく着きました
追分から154kmなので車でもそれなりに時間がかかるので
寝てこれる汽車旅の方が楽でいいです

倶知安駅 駅

倶知安駅は何度も利用していますが
今回駅前に羊蹄山の水が飲めるスポットがあるのを知りました
倶知安町のキャラクターじゃが太くんが描かれています

倶知安駅 駅

倶知安町へ来た目的は芝桜
7年ぶりにやってきましたがすっかり観光地と化していました
芝桜の開花に合わせてちょっとした屋台なんかも出ています

ニセコ宿　たびつむぎ 宿・ホテル

倶知安に到着したのが16時30分
まだ明るいですが日が山の方に入ってしまったため
少し影になってしまいましたが
満開な芝桜は綺麗です

三島さんの芝ざくら庭園 公園・植物園

7年前に来たときよりも量が増えています
芝桜と菜の花と羊蹄山とても綺麗です
以前はそれほど観光客もいなかったですが
今では外国人団体客まで来てしまうほどの
北海道有数の花スポットになりました

三島さんの芝ざくら庭園 公園・植物園

羊蹄山を模した小高い山もあります
上の部分が白い花が咲くように手入れされています

三島さんの芝ざくら庭園 公園・植物園

個人宅とは思えないくらいどんどん広くなっていく
倶知安町の三島さんの芝桜
今では倶知安町の観光案内にも載っています
木古内町にも個人宅の芝桜がありたくさん人が来ています

三島さんの芝ざくら庭園 公園・植物園

三島さん宅の芝桜を見てしまうと
やや少ないですが旭ヶ丘公園にも芝桜の丘があります
スキー場の斜面の一部に芝桜が咲いています
これがスキー場全体に咲いていたらもっと綺麗なんですけどね

三島さんの芝ざくら庭園 公園・植物園

せっかく倶知安に来たので
少し早い夕飯を食べにホテル第一会館へ
ホテルのレストランですがいつもたくさんの人がいます

ホテル第一会館 宿・ホテル

新商品のニセコラーメンを食べようと思ったんですが売り切れでした
人気があるんですね
ラーメンはなかったですが馬鈴薯澱粉で作った豪雪うどんはあったので
３種類のじゃがいものかき揚げが乗ったかき揚げうどん
小麦と違ったもっちり麺がおいしいうどんです
以前は第一会館の系列店のイオン余市店のうどん屋や喜茂別の郷の駅でも
食べられましたが今はここだけです

ホテル第一会館 宿・ホテル

一本早い汽車に乗れそうなので駅へ向かいます
食後のデザートが食べたかったので
19時まで営業しているお菓子のふじいへ
最近倶知安も観光客が増えたのかインスタ映えしそうな
マスコットができていました

お菓子のふじい グルメ・レストラン

シュークリームが売り切れていたので
おなじクリームを使うパイカスター
賞味期限が１時間なのでその場で食べないといけないですが
さっくりしたパイと濃厚なカスタードがおいしいです

お菓子のふじい グルメ・レストラン

日中少し減便になりましたが
ここまでは1時間1本程度あるので
1日散歩切符でも行きやすいところです

倶知安駅 駅

このまま自宅へ帰っても良かったですが
まだ時間も早く終電まであと３本あったので
余市で途中下車して温泉に入ることにします

余市駅 駅

ニッカウイスキーと柿崎商店で有名な町なので
昼間は人がたくさんいますが夜は観光客はいません
マッサンが放送したのがもう4年前とは

余市駅 駅

駅から15分くらい歩くと余市川温泉です
町の銭湯みたいなところですが温泉です
じゃらんのクーポンなどをよく配信しているのでお得に入れます
今回はぶどうが入ったワイン風呂が楽しめました

余市川温泉 温泉

1時間以上ゆっくり温泉に使ったあとは帰路に着きます
まずは小樽まで30分ほど揺られます

余市駅 駅

小樽からは久々の721系
各駅停車なのでUシートも無料で利用できるので
ゆったりと帰れました

JR小樽駅 駅