2018/05/03 - 2018/05/03
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ミズ旅撮る人さん
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「2018吹上浜砂の祭典 SAND&FLOWERフェスタin南さつま」が、鹿児島県南さつま市で行われました。今年31回目という歴史あるイベントです。
テレビでちらっと見たことがあり、たまたま南さつま市に泊まった翌日からの開催だったので行ってみました。
前日がものすごい土砂降りだったので、砂で作った作品は大丈夫なのかとても心配でした。
果たして、作品はどうだったのか?ゆっくりご覧ください。
折しも、ロシアのユジノサハリンスク市と南さつま市との相互協力並びに相互交流の覚書署名式も行われていました。樺太と鹿児島?どういう繋がりなのか不明ですが、記念すべき日に立ち会いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
鹿児島県の北端にある出水(いずみ)市は、日本最大のツルの渡来地です。
毎年10月中旬から12月頃にかけて、1万羽を超えるツルが越冬のためシベリアから渡来します。
ナベヅルやマナヅルを中心に、クロヅルやソデグロヅルやアネハヅルなどが見られます。
既に5月に入ったというのに、鹿児島県西部の海岸線にいると思うと、ついツルか?と思ってしまいます。
どうやら、鷺のようですね。それにしても、あちこちに随分います。 -
「2018吹上浜砂の祭典」は、5月3~27日という長期間、前半(3~6日)のゴールデンステージと後半(8~27日)のセカンドステージに分かれて開催されます。
日本三大砂丘のひとつ吹上浜で行われる砂の祭典のマスコットキャラクター『サンディーくん』。 -
会場の場所は「砂丘の社きんぽう内特設会場」。県外の人間には、これがどこなんだか皆目わからず悩みました。
地図の場所を参照してください。
今年の「吹上浜砂の祭典」の砂像テーマは、「ジュラシックファンタジー~進化の足音、どん・どん・どん~」。
ということで、恐竜をメインに、明治維新150周年を記念して、製作されています。
入場券はゴールデンステージは1,000円。でも前売りなら700円です。
大雨の後なので、どうしようか迷いましたが、前売りを購入。
コンビニはもちろん、市内のスーパーや、泊まっていたホテルでも売っていました。 -
会場は砂地なので、車いすも特別仕様です。試乗してみたかったな。
吹上浜砂の祭典実行委員会は、南さつま市、南日本放送、南日本新聞社、日本砂像連盟による運営です。
開場は9時ですが、駐車場が満杯になることを心配して1時間前に来てしまいました。
すんなり正面入り口のすぐ近くの駐車場に入れてしまって、驚きました。のんびりしていていいなあ。
期間が長いので、地元の人は初日に急いで行く事は無いのでしょう。 -
開場直前には、入場を待つ人の列が出来ましたが、ちょっと待てばその列も無くなるので、ゆっくり来てもいいんですね。
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昨日の土砂降りが嘘のような晴天。今日は暑くなりそう!
メインの通りの角には「でごわす」という砂像。こちらを向いているのが坂本龍馬らしい。 -
で、後ろが西郷隆盛。明治維新150周年を記念した砂像。ちょっと西郷さんがムサイ・・・
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メインステージに至るこの通りの両側には、右側に大学生による砂像、
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左側に国内大会砂像が並びます。
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メインステージに近い辺りは、作品の完成度も高いです。砂像は雨の影響はまったく見られず、不思議なほどです。
特殊な接着剤を混ぜて作ってあるのだとか。すると壊す時はどうするんだろうと、余計なことを考えてしまいます。 -
右が鹿児島大学の「化石、見っけ!」、左が鹿児島純心女子大学の「台湾の美しさ」。
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恐竜の盛り合わせ?
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恐竜ってテーマが難しいのかな?
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砂の祭典のモニュメント砂像。
画面が窮屈なのは、ここで行われるセレモニーのために集まった関係者がいっぱいいて、どうしても全体を撮れなかったから。初日なので仕方がない。 -
「ジュラシックファンタジー~進化の足音、どん・どん・どん~」。
テーマはメインステージの基壇に彫り込まれています。 -
メインステージ下段左の「ムービースター」。かつて「ジュラシックパーク」などは、こうやって撮影したのでしょうか?
今は、なんでもCGですが、こうした「造り物」の味わいは無くなりましたね。 -
メインステージには左側から上れます。
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ステージの上段と下段との間の斜面に描かれた浮彫。
砂像とは言えないのかもしれないけれど、これはなかなか迫力があって、すごい作品でした。 -
ステージの左側から裏手に回って行きます。
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裏側にも恐竜が彫り込まれているんですね。
ゴールデンステージの期間中、毎晩19:45から行われる「音と光のファンタジー」の設営をしているようです。
下から恐竜が狙っているとも知らずに・・・ -
「トリケラトプスと恐竜誕生」
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こちらから見た方が迫力があるな。
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ちゃんと卵から孵っています。建築士会南薩支部製作
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「トリケラトプスと恐竜誕生」の裏側で卵を抱えている恐竜の前足の付け根には、ハートマークが彫られています。
製作者の隠しアイテムかな?ちょっとした遊び心が楽しいですね。 -
「プテラノドン」。翼竜の方です。
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表に回って見て、びっくり!トリケラトプスの角が折れています。やっぱり細い部分は雨でやられちゃったんですね。
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おお!ド迫力のティラノサウルス。メインステージの中のメイン砂像です。
これを含めて右側の3つの砂像は、南さつま市役所の各部署が製作しています。すごいなあ。 -
「王者ティラノサウルス」だから、一番上!という訳じゃないんですね。
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反対側。トリケラトプスは人気だなあ。
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「首長竜とステゴサウルス」奥が「化石発掘」。どちらも南さつま市役所製作。
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二頭の首長竜(ブロントサウルス?)と同じくらい巨大な植物。
セイタカダイオウというヒマラヤの高山植物に似ています。 -
発掘している研究者。
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ステージの上から見た小学生大会砂像。
左には招待した砂像作家の作品「オランダと貿易(鎖国と出島)」。 -
ステージの足元で何か始まった様子。降りて行きますか。
人々の後ろの砂像は、左が日本砂像連盟製作の「カンブリア紀古生物」、右が南さつま市役所製作の「恐竜の海」。 -
ちょうど「ロシア連邦ユジノサハリンスク市 日本国南さつま市役所相互協力並びに相互交流 覚書署名式」が行われ、双方の代表が署名している所です。
南さつま市は、1997(平成9)年に旭川の冬まつりに雪像制作の参加を希望したのをきっかけに、2015(平成27)年に姉妹都市提携が旭川市との間で結ばれました。
この旭川市と1967(昭和42)年から友好都市であったユジノサハリンスク市とも経済・農業・文化などの面で相互交流を発展させたいとして、今日の署名式になりました。 -
テレビなどで見たことはあるけれど、目の前で国際的な署名式が行われるのを見たのは初めてです。
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ユジノサハリンスク市長から、記念品の贈呈があったようです。
描かれているのは「サハリン州立郷土博物館」で、日本領時代の1938年に樺太庁博物館として建てられました。
1階には樺太の自然が、2階には日本領時代からの歴史が展示されています。
ここには、南樺太が日本領だった時代に、日本とソビエトとの国境に置かれていた国境標石があります。
現在の日本は、国境はすべて海にありますが、かつて一時期だけ陸地に「国境」があったのです。 -
さて、これも国際交流です。「パリ万博とジャポニスム」。フランスの招待作家の作品です。
真ん中で扇を持った女性はモネの「ラ・ジャポネーズ」という作品で、モデルはモネの妻カミーユです。 -
メイン通りの砂像。マスコットのサンディーと熊、そして手に肉を掴んだ恐竜と城。熊本城なのかな?
「熊本のミフネリュウ」でした。崇城(そうじょう)大学(熊本市)の製作です。
1979(昭和54)年に小学生が発見した歯の化石が日本で初めての肉食恐竜の化石でした。
「ミフネリュウ」は、発見地である熊本県上益城郡御船町から付けられました。
同地には御船町恐竜博物館もあります。 -
大学生砂像の中に「旭川市」と書かれた北海道教育大学(旭川市)のものがありました。
「ラーメンもぐもぐタイム」ラーメンはもちろん旭川ラーメン、そして旭山動物園の動物のもぐもぐタイムを表しています。 -
国内大会砂像。ここにも西郷さんが。愛犬と原始人と恐竜。今年はやっぱり「西郷どん」だね。
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「進化した人類がジュラ紀の地球へ」。鳥取砂丘砂像連盟製作。
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「I can fly」。湘南砂像部。「恐竜から始祖鳥、鳥に至る進化を表現しました。」
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国内大会砂像の一番手前、看板を撮り損ねました。おそらく、どこかの砂像連盟加盟部署の作品でしょう。
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チーム「かっとも」による「人類登場」です。
「恐竜が絶滅し、人類が地上に君臨し始めた頃の一場面を砂像で表現しました。」
昔、アニメで「はじめ人間ギャートルズ」というのがあったなあ。よくマンモスを狩っていたっけ。 -
枕崎砂像クラブによる「ジュラシックちんどん屋」。
怖いイメージの恐竜が楽しそうに楽器を演奏しています。
まさか「ちんどん屋」とは思いませんでしたが、なんだか嬉しい砂像です。 -
こちらが正面です。
「砂の祭典31回。新たなスタートを祝って、恐竜たちのちんどん屋が練り歩きます。どん・どん・どん。足音がすご~い!」。
だから「祝31」なんですね。 -
砂像体験コーナーもあります。
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「明治維新1868日本」。大久保利通・西郷隆盛・坂本龍馬はわかるのですが、一人壊れてしまったのですね。誰だったのかなあ。
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渋谷のNHKスタジオパークで4/20~7/12、大河ドラマ「西郷どん」の世界展が行われ、展示されている砂像です。
南さつま市出身の茶圓勝彦氏が制作しました。 -
中学生大会砂像。ここは、夜になると点灯されます。
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「オランダ貿易(鎖国と出島)」。オランダ人の招待作家の作品です。
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横から見ると、徳川の葵の御紋と、オランダ東インド会社の印が描かれています。
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小学生大会砂像。まだ小学生には、砂像を完成させることは無理だったのかな?
中途半端なものがほとんどでした。 -
砂の扱いは難しいのでしょうね。北海道の雪まつりで見る雪像は、もっとしっかりした作品になっていますから。
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砂像はこうやって作るのですね。実演中です。
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中学生大会砂像の並ぶ場所だけ、寒冷紗が張られ、日差しが避けられます。
やはり砂丘は暑い。そして砂が舞い上がるので、目に入る・・・ -
「本から出てきてジャジャジャジャーン!」中学生らしい作品です。本からじゃなくて砂から?
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「火の用心」。西郷さんが抱えているのは桜島。
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砂像もゲーム化してくるのかなあ。
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「恐竜がおっど。」九電工提供。「おっど、おっど、恐竜がおっど。恐竜がいっぱいおっで、見に行っど、行っど。」
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「恐竜の子守唄」南さつま商工会議所・アクサ生命保険・郵便局・JA南さつま提供。
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砂像を見終わったので、展望台に上ってみます。
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これから砂像の表彰式があるので、準備が行われています。
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右側のテントには、アクセサリーなどの物販の店が並びます。
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入場ゲートの横には休憩コーナー・飲食物産ゾーンがあります。
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おや?この後ろ姿は・・・
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サンディー君と、2020と書かれたTシャツを着た豚?これは、鹿児島県公式キャラクターの「ぐりぶー」です。
「ぐりぶー」には「さくら」という奥さんとたくさんの子供たちがいます。2020年には鹿児島で国体が開かれます。
二人?で鹿児島を盛り上げて行ってね!
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