2018/06/05 - 2018/06/05
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ドクターキムルさん
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坂を下りてくる母親とベビーカーに乗った男の子ともう一人の小学生の息子が大きな欅の木のあるところで左折して行く。私が欅の木の脇を通ると根元に青い子供靴が片方だけ落ちている。その向かいの車線には乗用車が停まっており、交通事故かとも思ったのだが、庚申塚の前の横断歩道を渡った先ほどの親子の中の小学生の息子が、「あそこに靴がある。」と言って戻ってきた。道路のアスファルトの上に転がっていた靴を自転車の中学生の男の子が引きそうになっていたので、欅の大木の根元に移したところだった。戻ってくるベビーカーの男の子を見ると片足の靴がない。まさか、先ほどの親子がこの靴を落としたのだとは思いもしなかったことだった。靴が戻され、交通事故ではなかったのだとほっとした。
それも庚申塚手前で靴が脱げて落ち、庚申塚の前で靴を見付けたのであるから、庚申塔のおかげなのかも知れない。江戸時代以来、今でもこの庚申塚の前を通る人たちを見守っていてくれているのだ。
相模原市南区下溝字畑ヶ中にある庚申塚の2基の庚申塔は寛政10年(1798年)と嘉永7年(1854年)に建立されたものである。
(表紙写真は畑ヶ中の庚申塚)
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