2018/06/03 - 2018/06/03
240位(同エリア998件中)
風 魔さん
友人がランチ会で清水へ訪ねてきたので、食事した後三保の松原にある「御穂神社」~興津川の新緑の景色~「フェルケール博物館」を案内する。
今日は暑いくらいの初夏の日差しの中、清水らしさの観光スポットを選んで案内しました。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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さて「サンデー毎日の友人たち」が全員集合したので、清水の街歩き~ランチ会に出発です。
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参加者は5人で、車2台に分乗して出発する。
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塀越しに咲き誇る「アメリカ・ジャスミン=和名:匂番茉莉(ニオイバンマツリ)」は、とても良い香りがします。
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上段の右側の鉢には、友人のもってきた「秋海棠」。
シュウカイドウ(秋海棠=学名:Begonia grandis)は、山野に咲くベコニア科の多年生草本球根植物で、数年前に植えてから毎年花芽が落ちて増えています。 -
まずは、三保の松原にある「御穂神社」(ミホジンジャ)を案内する。
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三保の名前の変遷 は、古来から 「三穂 ⇒ 御穂 ⇒ 三保」となる。
三保の名前の由来とは、
⇒ 三保半島を上空から眺めると「三つの稲穂」のように見えますが、当時は日本平の山頂から眺めないと確認できませんでした。 -
境内の中心にある拝殿。
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願い事が書かれた絵馬。
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神馬の由来記。
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格子の中に、なにか見える?
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白い神馬を参拝する。
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境内には、奉納相撲の土俵があります。
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ナンでもありの願い事。
ですが、この御穂神社は本来「農作物と漁業の収穫」を祈願するための地元神社です。 -
古来よりこの神社を中心として、四方に街道が繋がっていました。
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石鳥居の前からは、「神の道」が「羽衣の松」へと通じます。
この先にある「羽衣の松」には、御穂神社の分社である「羽車神社」が祀られています。 -
神の道の木道には、三保の松原が「富士山世界遺産の構成資産=25件」の一つに認定されてから、多くの観光客が訪れます。
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つづいて、新緑の景色を眺めて興津川中流までドライブする。
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興津川流域の風景を案内する。
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もう鮎釣りのシーズン入りですが、釣り人は殆どいませんでした。
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緑の多い「里山の風景」。
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お昼頃になり、洋食レストラン・「PETIT PARI」にてランチ会。
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このレストランは、誕生日会、法事などでよく利用します。
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レストランは、清水鐵工機械工業協同組合の建物1階にあります。
かってあったレストランの店名は、清水鐵工機械工業(協)にちなみドイツ料理の「アイアン=鉄」でした。 -
エントランスの飾り小物。
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店内には、明るい日差しが入り込みます。
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洋食のフル・コースをオーダーして、まずは前菜から。
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なめらかな食感の「かぼちゃのスープ」。
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中庭からは、明るい日差し。
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魚の料理は、鯛のポアレです。
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ライスも選べて、箸でも食事OKです。
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店内のオーブンで焼いたフランスパンは、出来立てアツアツです!
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タルタルソースのステーキ料理。
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ショーケースのデザート。
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食後のデザートは、ワゴン上のフルーツケーキから選びます。
私は、ミックスベリー・タルトをオーダーする。 -
ちょっとオシャレなプチ・レストランです。
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デザートのマンゴープリンは、写真がちょっとピンぼけです!
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中庭の木漏れ日。
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店名の「プチ・パリ」にちなんで、パリのエッフェル塔のポスター。
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ミニギャラリーのような感じです。
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自動車道の前には、全国的にサッカーで有名な「清水桜が丘高校」(旧校名:清水商業高校)があります。
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この道路は、市内を走り国道~静岡へ抜ける主要道です。
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食後には、清水港の近くにある「フェルケール博物館」を案内する。
館名の「Verkehr」とは、「交通」・「交際」を意味するドイツ語です。 -
この博物館には、清水港の歴史~荷役の道具・港湾施設~船の模型などが展示されています。
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水辺のあるエントランス。
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特別展は、十時孝好氏のウサギをモチーフにした「動く風景」の抽象画でした。
ただし、残念ながら撮影禁止! -
船の展示室にある、戦艦「長門」のスケールモデル。
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戦艦「長門」は、かって連合艦隊の旗艦を務めました。
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「長門」を旗艦とする、連合艦隊の軍艦が入港する清水港の画。
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艦上の乗組員も精巧に作られています。
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清水港のジオラマ模型。
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中央上部の旗が立っている所が、当館です。
駿河湾の沖合には、地球深部探査船「ちきゅう」が停泊中。 -
手前のフェリー航路は、駿河湾へと通じます。
「駿河湾フェリー」: 清水港 ⇔ 伊豆・土肥港
☆ 海上の航路は、「県道223号」と指定されました。 -
「ちきゅう」のプラモデル模型。
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プラモデル模型の船は、すべて清水港へ寄港したものです。
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「お茶」を清水港から外国へ輸出していた頃の、 ‘JAPAN TEA ‘広告のデザインポスター絵。
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「お茶」の歴史は古く、明治時代から主にアメリカへ輸出していました。
生産地は、日本平中腹~牧之原~清水の山間部にある茶畑です。
その歴史は明治39年初めて清水港から、お茶を神奈川丸 (日本郵船所属)に積み込み、アメリカ・シアトル港へ直輸出しました。
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ポスターはレトロなモダン・ジャポニズム調のデザイン・アート作品として見ると、興味が惹かれます。
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木製の茶箱に貼る、お茶の広告ラベル。
かってこの1/3ほどの大きさの茶箱をいただきましたが、部屋のインテリアとしてもオシャレです! -
当時は路面電車が、港橋(清水港)⇒ 横砂まで中心街を運行していました。
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清水港の歴史的構造物である「港湾荷役施設のクレーン=テルファー」。
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岸壁に接岸する「ダルマ船」からテルファーを利用して、輸入物資を国鉄・清水駅から汽車に転載します。
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倉庫の建屋。
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この岸壁は「日の出埠頭」として、今でも活用されています。
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旧清水港線の軌道車。
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清水出身のジュエリー・デザイナーの「田宮千穂さん」のギャラリー。
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宝石を細工したジュエリー・アート作品。
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ブローチ、イヤリング、ネックレス、指輪など。
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江戸時代に清水港を経由して、江戸へ向かう各藩の帆掛け船。
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「葵の御紋」を付けた徳川家の御用船。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 風 魔さん 2018/06/08 05:06:56
- 清水港の歴史と進化の変遷
- olive kenjiさん
おはよう~
博物館の「フェルケール」とは、オランダ語で「水運」という意味です。
かって静岡県は、経済規模、人口、民度などの指標から全国的には8番目の位置にありました。
清水港の輸出・入の取り扱い高も同じような推移を示して、最近ブームのクルーズの旅では大型
客船の寄港の国内拠点港として、認定されました。
以前お茶の大きな木箱は見たことがありますが、レトロなモダン・ジャパニズム調のポスターは
アート作品のようで興味が惹かれます。
またミニ茶箱は、木製の湿度防止の完全密封式で食品の保存用には最適です。
戦前第一艦隊が戦艦「長門」・空母「赤城」以下巡洋艦・駆逐艦群が、駿河湾沖で演習した後に
富士山を背景に入港した様子の絵画で、港内にこれほどの連合艦隊が集結すると手狭に見えます。
「デルタクラブ艦船研究会」の会員が、英国の海洋博物館を見学しましたが大型帆船の実物が展示
され、またテームズ川には本物の艦船が展示保存されるなど、さすが「海洋王国」ですね!
会員が自作の大型客船のノルマンディー号は、船体が1m以上あり展示後友人が貰い受けましたが
、とても大きいので他人にあげてしまったようです。
いま市内では海洋・艦船画の「上田毅八郎展」が開催されているので、見にゆくつもりです。
またの訪問と情報交換を!
風 魔
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- aoitomoさん 2018/06/06 22:01:47
- ランチ会羨ましいです。
- 風 魔さん こんばんは~
『ランチ会』
友人とランチ会というのが羨ましくなります。
私のところは友人も皆仕事をしていてなかなか集まる機会が無いからです。
話題に事欠かない風 魔さんがいれば、ランチ会も盛り上がりますね。
また、レストランでのコースメニューがオシャレです。
『フェルケール博物館』
船舶模型もあったりして清水港の歴史を楽しく学べますね。
私は船舶模型があるだけで引き付けられてしまいます。
茶の広告ラベルは確かにレトロなデザイン・アートな感じでフォトジェニックです。
明治から大正にかけてお茶の輸出も盛んで茶畑もどんどん作られていったのでしょうね。
清水港を囲うようにお茶の産地が出来て今では日本一のお茶の産地ですから。
こんな歴史も垣間見れて楽しそうです。
aoitomo
- 風 魔さん からの返信 2018/06/07 20:51:20
- Re: ランチ会羨ましいです。
- aoitomoさん
こんばんは~
じつは、サンデー毎日の方がたと私の企画で時折ランチ会を開いていますが、
どこへ案内したら喜んでもらえるかといろいろ知恵を絞っています。
最近では役員経験の上司の定例会で、毎回のテーマは時の話題の勉強会(
金融・経済・法務・民生問題)ですが、海外旅行についての話題を頼まれて大
きなパネルに世界遺産の写真を貼り解説しましたが、事前研究と予習などを通
して自身の旅行知識の再確認などとても勉強になりました。
静岡のお茶といえば、最近ではコンビニやコーヒーチェーン店など飲料の嗜好
が多様化して苦戦しています。さらに家庭ではお茶を急須に入れて湯を注いで、
湯飲みで飲むという習慣が少なくなりました。
以前の勤務先は、静岡市・茶町にあり毎年5月に開催の新茶取引市場には早朝に
見学して、お餅のきな粉の「安倍川餅」、ワサビ醤油をつけて食べる「からみ
餅」を新茶とともにいただきました。
また茶問屋の旦那衆を集めて、その年の新茶の生育状況や価格動向を発表して、
夜は能舞台のある老舗割烹料亭で、三味線と芸者の踊りを見学しました。
会の運営と打ち合わせ、司会進行を担当して、お土産に踊り手の名入りの手拭い
をいただくなど貴重な体験をしましたが、今ではいい思い出です!
またお茶を入れる小さな木箱を頂きましたが、完全密封式の食品保存用として
は工夫され作られています。
タミヤは元は木材会社でしたが、プラモデル模型製造に進化発展して静岡を代表
する企業となりました。
オリンピックの国立競技場には木造部分に県内産の杉が使用されるなど、木工芸
が進化発展した結果と思われます。
またの訪問と情報交換を!
風 魔
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- olive kenjiさん 2018/06/06 08:58:16
- 清水港を見直しました
- 風魔さん やって来ました。
フェルケール博物館の展示品を見て、清水港の歴史的凄さを知りました。私は単に静岡県の主要港と思っていましたが、とんでもない間違いに気がつきました。ごめんなさい。
江戸時代には、江戸へ入る手前の集合港だったのですね。
明治時代から海外へお茶を輸出していたとは知りませんでした。パッケージの素晴らしいこと。欲しいぐらいです。
戦前は大型艦船も入港されていたのですね。
あの絵画とっても好きです。海外ではあのような油絵を見ることありますが、日本では珍しいかと思います。
この手の絵画は私大好きなのであります。
ジオラマでは、どんどん躍進していく清水港がよく分かります。
固そうなお名前の建物内のフランス料理店は、お洒落で気持ちよさそうですね。
以前はドイツ料理店とか。名前がアイアンとは・・ネーミングの良さに脱帽です。
清水港を尊敬するようになりました olive kenji
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