ハルビン1人旅★2018

2018/05/25 - 2018/05/27

春秋航空日本のセールで成田⇔ハルビン往復約15,000円（諸税込）で購入
ハルビンは中国だけどロシア建築がたくさん見られるとのことで
前から気になっていました。

初めてのハルビン。
ハルビン駅前に降りた瞬間「ここ好き！」と感じました。
この感覚は1998年のベルリン、ポーランドのワルシャワで感じて以来。
どうも私は北の街が好きなようです。

あちこちで痰を吐く音と行為さえなければもっと行きたい。
そもそもなぜそんなに痰が発生？空気汚染らしいですが。
ただハルビンは素敵なのでマイナス40度を体験しに
氷雪大世界も近いうちに行きたいと思います。

【今回行った主なスポット】
・聖ソフィア大聖堂
・中央大街
・侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館
・ハルビングランドシアター

【ホテル】
ハルビン龍門貴賓楼ホテル（旧ヤマトホテル）
（楽旅中国で予約）

エリア 哈爾濱(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: スプリングジャパン
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田８：１０発のスプリングジャパン
ラッキースプリングというセール料金で買ったので荷物は機内持ち込み5kgのみ。
追加料金で受託荷物を追加しようとも思ったけれどたった２泊３日でそんなに荷物があるか？と思い追加せず。

いつも旅に持って行く1kgのノートPCも今回は無し。
成田空港の計量がとても厳しく持っているものは全て台に置くよう言われました。全部で5.3kgでしたが「これ以上荷物を増やさないでくださいね。搭乗口でも計量します、これ以上増えたら追加料金5,000円です。」と言われ
旅に必要ないもの（会社用のヒール靴、日本の硬貨、２台目スマホなど）は成田第３ターミナルのロッカーへ（３日で900円）

結局、搭乗口での計量はありませんでした。
座席指定をしなかったら非常口座席で窓側を選べました。

約３時間ほどでハルビン太平国際空港に到着
国際線ターミナルから無料シャトルバスで国内線ターミナルへ

ハルビン太平国際空港 (HRB) 空港

国内線ターミナルはとてもきれいで豪華

ハルビン太平国際空港 (HRB) 空港

ATMで中国元をキャッシング

今回のホテルはハルビン駅近くのハルビン竜門貴賓楼ホテル
旧ヤマトホテルの建物を使用している貴賓楼は
大手サイトでは予約できないので楽旅中国から予約

駅でバスを降りると早速ロシアンな建築
ステキです。
そして大きな荷物を持っているせいかあちこちから宿の勧誘が！
これ久々で感動。

路上でとうもろこし
アジアな感じでいいなあ

旧ヤマトホテルの龍門貴賓楼酒店

２階のお部屋
リーズナブルなお部屋を予約したので普通です。

チェックインの時でさえ英語はあまり通じませんでしたが
まあ何とかなるものです。
バスにたくさん乗る気がしたので10元を1元×10に両替してもらいました。

ホテルは２階建て。この大理石の階段を上ってお部屋へ行きます。

２階よりも１階がとにかく素敵。
中国内だけでなく世界中のVIPが宿泊されたようで有名人の写真も
壁に飾られています。

ハルビン ロンメン ホテル ホテル

ホテル前のバス停からバスに乗って早速観光へ
VPN接続できるWi-Fiルーターを借りて来なかったので
Google mapなんて見られません。

百度地図アプリをインストールして活用。
これすごく便利！！自分が今いる場所の精度がものすごく正確。
おかげで行きたいところにすべて路線バスと徒歩で迷わず行けました。

バスも最初値段がわからなくて百度アプリの言うままに支払っていて
１元と２元の場合がありどう違うのだろうと思ったら
空調なしはどこまで行っても１元、空調ありは２元なのだそう。

早速、聖ソフィア大聖堂！素敵です。

聖ソフィア大教堂 寺院・教会

聖ソフィア大聖堂の近くにあった東方餃子王へ

餃子の種類がありすぎて迷いましたが豚肉とキャベツのオーソドックスな水餃子に。
皮がモチモチして美味しかった。

すでにこの街で英語なんて全く通じないんだと悟ったので百度翻訳アプリをダウンロード。
お会計もアプリの翻訳画面を見せたら通じて店員さんも笑顔でした。

中央大街

前にロシアでパンを発酵させて作るドリンク「クワス」を飲んで
美味しさに感動。

中国語は全く読めないけれどパッケージにパンが描かれているし
これもそうかもと思い購入。
格瓦斯→クワス　と読むのだそう。
味はほのかにパンの味。ロシアで飲んだクワスとは違い何だか薄い気もするけど
美味しかった。炭酸あり。

あちこちでアリョンカちゃんチョコレートも売っています。
もうロシアです。
ただ今年は友人と秋にロシアに行く予定なので中国ではいいかな

中央大街はあちこちにロシア建築があり素敵です。
歩いていて楽しい通り

スタバもチェック
You Are Here Collection　ハルビン

Paul & Joe　コラボのタンブラーもまだある！
かわいいけれどこういうカワイイものを持つキャラでは無いので見るだけで楽しむ。

イエロー
それぞれ歴史もあり有名な建築

中央大街 旧市街・古い町並み

よく「東洋のヴェニス」というような表現で売り出している街があるけれど
大抵は行ってがっかり。
でもハルビンにある建築は本物のロシアなので違和感もなく楽しめます。

防洪記念塔と周りはスターリン公園

防洪紀念塔 モニュメント・記念碑

松花江

歩いていたら美味しそうな臭豆腐のお店
ソースが種類豊富で美味しそう

でもそのお隣の香芝香拌がもっと美味しそうでこちらへ

パクチーとビーフの麺。これを全部混ぜて食べると絶品でした。
メニューも良くわからないので店頭の美味しそうな写真をスマホで撮ってカウンターの店員さんに「これください」と見せて購入

ライトアップされた聖ソフィア大聖堂

聖ソフィア大教堂 寺院・教会

地面が何かのイベントで濡れていて反射して綺麗

ホテルへ戻ってきました

翌朝、朝食へ
朝食は通路を通って貴賓楼ではない普通の龍門ホテルのレストランへ
１階の素敵なレストランで食べられると思っていたのでがっかり

レストランからは工事中のハルビン駅が見えます

なぜかどのメニューも全く美味しくなくこの豆腐脳さえもムリ
スイカは辛うじて食べられました。

これバイクが乗り物になっているのですよねきっと。
すごい！

ハルビン市内からバスかタクシーで約1時間の七三一部隊跡へ向かいます。
所要時間が同じなら1人旅ですしバスで充分。

百度地図アプリの言うままにホテルからバス停へ、そしてバスに乗りました。
乗るときに1元お支払い。
ハルビンのバスはブザーは無く全てのバス停に停車するので便利だと思います。

約1時間、双用路で下車、陳列館はすぐです。
長距離のためか途中の市場を境に乗るときの前払い制から
降りる時の後払い制に変わりました。
後払い制に変わっていたので降りる時にも１元支払って計２元（約34円）で到着

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

入場制限するほどの大混雑？と思ったら学校の課外授業の学生さんのようでした。
空港のようなセキュリティチェックを受け中へ。
私の時は特にパスポートチェックも無く無料でした。

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

非人道的な残虐行為
その通りだと思います。

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

中はスタイリッシュな資料館です。
キレイすぎていまいちピンと来なかったというのが正直な感想

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

当時の写真

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

人権に配慮してなのか「閲覧注意」レベルの写真や画像はほとんどなく
実験結果の資料が中心

実は怖いもの見たさで訪れたのでやや期待外れ

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

解剖実験室を再現
ただこれだけ見ても・・・。もう少しリアルに再現したら良いのにと思う。

たくさんの学生さんが学校行事なのか団体で来ていて説明を受けながら
周っていましたがあくびをしている人もたくさん。
（不謹慎ですが私も同じ心境ｚｚｚ）

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

人体野外実験
この十字架にはりつけにしたようです。

日本人の方が細菌実験の詳細を日本の学生さんグループに日本語で説明しているところも
見かけました。

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

FREEZING EXPERIMENTS

真冬の極寒のハルビンで人間を屋外で凍らせたようです。

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

千羽鶴と被害に遭われた方の氏名

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

勲章

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

劣化防止のためか当時の施設跡を屋内で保護しているよう

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

とにかくキレイです。

当時のそのままでしょうか

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

精神被害

屋外施設も見に行きます。
屋外の展示は別に博物館を見なくても見学可能。
地元の人の生活の通路にもなっているくらいなので。

よくみるボイラー跡

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

アウシュヴィッツのようと言われる線路跡

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

暑いことに加え、広大過ぎ、補修されていてキレイすぎ、
そして飽きたのもありギブアップ。バスで市内に戻ります。

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館 博物館・美術館・ギャラリー

ハルビンの地下鉄入口。ウィーンを思い出しました。
オシャレです。

またも百度地図の言う通りのバスに乗り次の目的地、

MAD設計のハルビングランドシアターを見に行きます。
現時点で一番最寄りのバス停は35、122、149のようですが度々変わるでしょう。

音符のオブジェ

ハルビン文化中心

松花江の湿地の公園の向こうに今回の目的の建築
北京のMAD設計。Instagramで見てかっこいいと思い見たかったのです。

湿地は公園になっていて珍しい鳥も来るのか大きなカメラを持っている方もたくさん。

リフレクションが綺麗

同じくキレイ。
でも極寒の真冬も体験しに来たい、来ます。

到着！
ハルビングランドシアター

自由に上れます。
せっかくなので大きいほうにのぼります。

のぼるのは自由で無料

もう軽く登山のような感じ

建築好きにはたまりません

のぼるとハルビン市内を一望できます。

この日は中には入れませんでしたが、
インスタ等で見ると中もデザイン性が高くステキです。

この日は学生さんが学校ごとに違うシャツを着ていてドローンで上空から
撮影していました。
オシャレな画像が撮れそう

それにしても暑い！！
素敵な湿地を見ながらバス停へ

今回何回もバスに乗りました。乗客が本当にエネルギッシュ

スターリン公園の手前で適当に下車
路上に何か売ってる

老道外

立入禁止地域を外からカメラで撮影。
この古い建物、とてもいい感じなので残せたらいいのにと思うのですが
色々な面で難しいのでしょうね。
古き良きハルビン見てみたかった。

百盛のスタバで休憩

今度はハルビン駅の南側を散策

ロシア建築にＫＦＣ

夕陽に染まるハルビン

鉄路博物館

カルフール
エスカレーターの両脇にも商品が並んでいて楽しい

ハルビンビールが気になりましたが帰りも受託荷物無し、
機内持ち込み5ｋgのため持って帰れません。
これは次回に

ロシア建築がライトアップされ夜のハルビンの街も素敵です。

翌朝も朝食ビュッフェ。やはり全部無理。
炒飯さえも美味しくないって。餃子も一見美味しそうだけどムリ。
そしてコーヒーはありません。
空港に早く行って国内線ターミナルでコーヒー飲もう

チェックアウトして空港へ
ハルビン駅近くの空港行きバス乗り場

バスのチケット

アジアらしい路上の屋台のメニューが美味しそうだったので
次回は試してみたいけれど痰が気になる。

空港行きバスは国内線→国際線と停まりますが、
国際線ターミナルはほぼ何も無いに等しいので国内線で途中下車

国内線ターミナルはお店もたくさん

国際線へは無料シャトルバスで行けます。

懐かしい感じの国際線ターミナル

ロビーに量りがあったので事前に重量チェック
実はWi-Fiルーターを入れると5.2kg
日本では300ｇの超過はOKだったけれどここは英語も通じない場所

面倒なことになる前にWi-Fiルーターはネックストラップのポーチに入れ
首に下げ服の中へ。
Wi-Fiルーターは700ｇもするのですね。重いわけです。

カウンターオープンまでは中に入れず入口のロビーで待つシステム

Wi-Fiルーターを服の中に隠すまでしたのに、
重量は量られませんでした。
並んでいる間に他の人を見ていても大きなリュックを背負ってる人でさえ
スルー。やはり日本から中国の方が荷物が多いからなのでしょうか。

成田ではカウンター前で荷物整理をしていたり、6.2kgで超過料金を請求されている人もいたくらいなのに。

帰りもまた非常口座席、窓側。
周りは日本人ばかりで非常時の説明を日本語でされました。
旅に行った感じがしないので次回は座席指定して後方にしようと思います。

初めてのハルビン、行って良かった。
氷雪大世界に行くために手配を始めます。