本州最南端潮岬ぶらり散歩

2018/05/18 - 2018/05/18

何の計画もなく串本まで来て一泊。
さて、明日はどうしよう……
6人で観光パンフレットやバスの時刻表、果ては観光タクシーの予約とか、あーでもない　こーでもないと夜が更けた。
大阪までの送迎バス時刻、3：00にはホテルにもどらなければならない。

期待はできないけれど時間的に潮岬散歩を選んだが、期待外れの◎で楽しかった

エリア 串本・古座川(和歌山)

天気予報は悪く、屋上からの日の出は期待薄。
それでもカーテンを開けると橋杭岩の上に日が昇っている。
取るものも取り合えず屋上に急いで何とか日の出の写真を撮ったが
橋杭岩まで遠く、迫力がありません。

ポスターのような絶景写真は夢のまた夢

下り坂という天気予報は外れそうな嬉しい予感。
ホテルのロビーから向かいの大島が明るく見える。

9時発の串本駅への送迎バスに乗り、駅から町営のタウンバスで潮岬に向かう。料金は一律200円。

観光タクシーよりもレンタカーよりも気ままで格安だ

串本駅で10分ほどタウンバスを待つ。
どこに行っても本州最南端の碑だらけ。

終点潮岬観光タワーでバスを降り海沿いの草原を歩くと
浜昼顔が咲いていた。

望楼の芝生は一面のシロツメクサ
日なた臭い懐かしい匂いがする

熊野灘の先はパプアニューギニアだったっけ？
オーストラリアだっけ？

ここにも本州最南端。
最南端の碑だらけです

浸食された奇岩と美しい海。
写真ではよくわからないけれど、沖縄の海に似た青さです

遠くに見える潮岬灯台。
森の小道を通ってあそこまでお散歩です。

石の間にも磯の花が満開

灯台まで15分ぐらいの距離を道草、寄り道で1時間ほどかけて
「恋のやみ路は照らしゃせぬ」と唄われた灯台着。」でも灯台は後回し

灯台脇を通り、潮岬神社をするーして
岬の突端に

昔はここでクジラが来たか見張ったらしい。

油断できない崖っぷちの道です

真下に見える海はエメラルドグリーン

あんな岩の上に10人ほどの釣り人が……女性もいるみたい。
山の岩場、鎖場は怖くないけれど、あんな岩礁で釣りは怖い
慣れでしょうか？

太平洋に浸食された荒磯が迫力です

水平線の彼方、オーストラリアまで
ボタンの材料にする白蝶貝を取りに大勢の人が漕ぎ出していったという。

海のかなたに希望を求めて漕ぎ出した人々の祈念館もありましたが、
撮影を忘れた。

潮岬神社です。一帯の森は神社の神域

石垣に守られるように灯籠が立っています

灯台まで戻り、200円を払い灯台内部に。

石造りの灯台は明治6年の初点灯以来その姿を保っている。
切り出されｍ積み上げられた長方形の石の形が吹き付けられたコンクリートの？下に透けて見える。

地上からの高さ20ｍ
海面からの高さ49ｍ

入り口から見たらちっちゃい！　と思ったけれど
小さな体で150年頑張っているんです

内部は一階に簡単な資料室
68段の急ならせん階段を慎重に登り
12段の鉄梯子を登ると、点灯台の下のバルコニーに出ます

バルコニーの幅も狭くすれ違いは困難。必然的に一方通行です

潮岬神社の広大な森
真ん中にお社が。
左端の突き出したところがさっきまで居た鯨見場

カニの横這い状態でテラスを一週。12段の鉄梯子は登り、下りがそれそれ別です。
人がすっぽり入る大きさ。灯台の中は本当に狭いです。」無駄なスペースは皆無です