2018/05/21 - 2018/05/21
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funasanさん
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最近の飛行機のビジネスクラスの進化は著しく、最新型座席配置は横1-2-1の4席が標準になりつつある。勿論、座席はフラットベッドになるので、個室サロン?のような快適さが味わえる。フルコースの食事を楽しみ座席をベッドにして休めば、ロングフライトも全く苦にならない。私はJALビジネスの最新型座席「スカイスイート3」(注)にやみつきになっている。
注:座席がやや狭く仕切りが高いので閉鎖感があり好みが分かれそうである。
写真:コース料理の時に追加注文した「チーズ盛り合わせ」
私の新著出ました。
『英語は世界を開く!挫折の連続で分かった大人の英語学習法』
私のホームページに新著紹介・旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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本日のクアラルンプール便の搭乗時間は午前11時である。アメリカン航空のラウンジでゆっくり朝食、シャワー、休憩をとり、午前10時30分頃にJALの「さくらラウンジ」(写真)に行く。
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ラウンジ入口のデザイン(写真)がなかなかいい。格調高く、庶民には敷居が高そうな雰囲気がする。禁断の「ファーストクラスラウンジ」何と響きがいいのだろうか~、憧れるな…。
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しかし、入ってみて驚いた。まだ混雑している。写真を撮ろうにも人が写ってカメラを向けれない。ところが、その後すぐに「潮が引くように」急激に乗客がいなくなった。
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そして、私の搭乗時刻の11時近くになると、ラウンジ内はガラガラになった。ここぞチャンス!とばかりに私はラウンジ内の写真を撮りまくったのである。
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KL便(11:20)の搭乗の後は、フランクフルト便(11:25)のみとなり、これでJAL国際線の午前便は終了である。よって、広いラウンジ(写真)はうそのように静かになる。
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本館のさくらラウンジは2階構造になっており、ダイニングエリアは階段(写真)を上がったところにある。多少カーブした階段で1段ごとのライトが光っている。非常にうまいデザインで期待が大いに盛り上がる。
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ところが、ところが……。ダイニングエリア(写真)の内装は極めてシンプルで「これがビジネスクラスのラウンジ????」てな感じである。これでは会社の社員食堂ではないか?
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社員食堂(写真)に大勢の乗客が詰めかけ、一斉に朝食を食べるとなると、どんな状況になるか?私はとてもでないが、こんな場所では食事をする気になれない。「こんなんでいいんですか?JALさん」新生JALのサービス精神を疑う。
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ダイニングエリアの食材はアメリカン航空のラウンジと同じである。私は既に朝食済みなので写真だけ撮って階下(写真)に下りていく。
注:午前便のJALビジネスで出発する人は迷わずアメリカン航空のラウンジに直行することをおすすめする。 -
お客の少ない「さくらラウンジ」はそれなりに気品があってラウンジとしては悪くはない。特に飲み物のみを頂けるラウンジエリア(写真)は快適空間である。
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空港のビジネスラウンジに興味のある人は、JAL便および提携航空会社の当日の出発便をゲートごとに調べてみるといい。そうすれば、どの時間帯にどこのラウンジが混みあうか予想がつく。これも情報リテラシーの1つである。
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成田空港第二ターミナルには本館とサテライトの2か所にJALさくらラウンジがあり、その他、ワン・ワールド系としてカンタス航空とキャセイパシフィック航空のラウンジも利用できる。さくらラウンジ本館はゲート61付近、アメリカン航空のラウンジはゲート71付近にある。一方、サテライトのさくらラウンジはゲート91、カンタス航空のラウンジはゲート82付近である。
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JALさくらラウンジ+他の提携ラウンジを徹底的に使いまくりたい人には、夕方発の韓国(釜山)行きJAL便がおすすめである。
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夕方発であってもJAL便であれば朝早くからチェックインできる。午前中は「アドミラルズラウンジ」で朝食タイム、昼頃から「さくらラウンジ」でランチタイム、時々、キャセイやカンタスのラウンジをはしごして、夕方「さくらラウンジ」で本格的な夕食にしてからいざ出発である。そんな旅もあってもいいと思う。
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さて、いよいよ機内(写真)に搭乗する。この瞬間は60才を越えたおじさんでも胸の鼓動が高まる。今日のフライトはどんなドラマが待っているのだろうか?
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私の席は前列から4列目の窓側(写真)である。ここは狭くとも誰にも邪魔されない個室サロン、クアラルンプールまでのロングフライト(約7時間30分)を優雅に過ごそう。
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さっそく、若くて綺麗なCAがおしぼりを持ってきて、「舟橋さま、本日のフライトありがとうございます」と言ってくれる。若い女の子から笑顔で「舟橋さま」と呼びかけられることなど今や全くない。これだけで嬉しくなる。
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飛行機におけるビジネスとエコノミーの違いはどこにあるのか?勿論、ハード面(空港ラウンジ、座席、食事)が一番大きい。しかし、ソフト面もなかなかである。
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エコノミーに乗れば、あなたは「one of them」、つまり大勢の中の1人なので、綺麗なCAに遭遇しコンタクトを取ろうにも、せいぜい「ワイン、もう1杯下さい」程度であろう。さて、今日はどんな話をCAとしようか?
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今日も1人旅、妻と2人でフライトするなら中央の2席(写真)がいい。適当に離れていて、会話もできる。しかし、私の妻はアジアには興味がない。圧倒的にヨーロッパ好きである。
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1人旅の気分を盛り上げるために、機内プログラムの中からビデオ「綾小路きみまろ」爆笑ライブ(写真)を1本(約30分)見る。老いも悩みも笑い飛ばし、心晴れ晴れ、海外に飛び立とう!
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さて、そろそろ食事の時間である。メニューの冊子「BEDD」(写真)の意味は…食事の後にフラットにして休める座席のベッド(BED)+Dで、この続きのD文字には、Dine(食べる)、Delicious(美味しい)、Dream(夢見ごごち)の意味がある、と言う。
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最初のページにはシェフ達とワインアドバイザー達が写真入りで紹介されている。そして、右のページでは「日本が世界に誇るスターシェフの共演。最高峰の味を、空の上のお席で。」とある。そこまで言ってもいいの、JALさん?
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次の「Champane&Wine」と「Beverrage」(写真)のページを少し紹介すると…
シャンパーニュ「シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ N.V.」
白ワイン「ヴィレ・クレッセ2016(シャルドネ)」その他2種
赤ワイン「シルバー・ラベル2015(モナストレル)」その他1種
日本酒「土佐しらぎく 純米吟醸 山田錦」その他1種
アペリティフ&カクテル 5種
ウイスキー 3種
スピリッツ 2種
ブランデー&リキュール 3種
ビール
焼酎 2種
そして、ノンアルコールドリンク と続く。 -
お次が食事メニューで和食と洋食メニューが写真入りで紹介されている。この綺麗な写真入りメニューはとてもいい。イメージがわき食欲がそそられる。
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最後に、JALのコーヒーへのこだわりがつづられている。JALが言う…
「空のコーヒーが変わる。機内で本当においしいコーヒーを楽しんでいただきたい。私たちのそんな思いを込めたコーヒー、それがJAL CAFE LINESです。」と。 -
担当CAが飲み物の注文にくる。いつもの通り、アルコールダメなことを話して、冷たい飲み物「JALオリジナルドリンク“スカイタイムキウイ”」と温かい飲み物「ハーブティー」(写真)を注文する。おつまみの“あられ”は食べずにカバンに入れる。(庶民のささやかな知恵)
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洋食は、東京麻布十番「山田チカラ」山田チカラシェフ監修による献立という。私には山田さんの価値は分からないが、おいしいのでそれでいい。オードブルは「春キャベツと花のサラダ、国産牛のローストビーフと山葵のソース」そして、温かいパン2種はメゾンカイザー特製ブレッド「プチアサス オートミールとコーングリッツパン」である。
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ゆっくり食事をしていると飛行機は既に九州を飛び越え沖縄方面に向かっている。
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洋食のメインディッシュは2種類からの選択で、「真鯛のソースマリニエール」と「国産牛サーロインステーキ マスタードソース」(写真)である。JAL機内食のステーキは美味しくて当たり外れがない。安心して食べれる。本日も完食!
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ここで私の庶民的アイディアが加わる。「各種チーズ盛り合わせ」(写真)を特別注文するのである。チーズと共にワインを注文すればカッコイイが、飲み物は紅茶にする。担当CAと軽いお喋りをする。
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ビジネスクラスのサービスをめいっぱい楽しむために、お好きな時に頂ける「チーズセレクション」をコース料理に組み込んだのである。ふと窓の外を見ると、飛行機は既に東シナ海上空に来ている。私の気分も上昇気流に乗って舞い上がっている。
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最後の洋食のデザートは「プロフィットロールミント」(写真)。メニューの和食デザートに「最中」があったので、担当CAに「私は甘党で最中が大好き、もし余っていたら頂けませんか?」と丁寧に申し出てみた。(遠慮せずに何でも言ってみよう!)
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結果は「舟橋様、申し訳ありませんが、余分の最中がありませんので、代わりにチョコレートは如何ですか?」ということだった。甘いチョコレートを味わいながらJAL特製コーヒーで食事を終える。
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さて、食事の後は、午後のお昼寝タイムである。ビジネスクラスの機内(写真)は個室サロンなので非常に静かである。皆さん自分の世界に入っている。
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成田からKLまで7時間30分と結構長い。狭いエコノミーではいかにも辛い。取り敢えず座席をベッド(写真)にして1時間くらい仮眠をする。食後、体を横にして寝れる、というのがビジネスクラスの最大のメリットであろう。
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食後、ちょっと真面目な映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(写真)を見る。政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けたワシントン・ポストの真実の話である。今の日本でこそ必要な話しである。
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映画を見終わってからパソコン(写真)を開く。ここから私の座席は書斎となる。秘書は笑顔が素敵なCAである。まずはコーヒーを注文する。
さて、空港でも機内でも、ビジネスとエコノミーの差は非常に大きい。それこそ革命的な差があると思う。最新型ビジネスを経験するとその魔力にとりつかれてしまう。問題はそのチケット代金にある。「たか~い!」 -
会社の経費や税金で旅ができるエグゼクティブや政治家ではなく、普通の庶民が遊びでビジネスクラスに乗るには少々ハードルが高い。でも乗ってみたい。庶民の憧れ…。私はビジネスクラスに(格安で)乗るために日々涙ぐましい努力をしているのである。
写真:アイスクリーム(ハーゲンダッツ)とコーヒー -
そのためには常にアンテナを高く張り巡らせ、お得情報を素早くキャッチする「情報リテラシー」が必要になる。そして、チャンス到来なら、即、実行である。フットワークの軽さも必要である。なぜなら、お得情報はすぐになくなる。販売終了。
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私は数年前、成田発ヨーロッパ(コペンハーゲン)行きのビジネスクラス往復を16万円代で購入した。スカンジナビア航空のキャンペーンの時である。しかも、あまりにも安かったので2度の往復で合計3名分を予約した。その時の旅行記は以下に詳しい。
https://4travel.jp/travelogue/11230217 -
ビッグニュース!日本航空(JAL)は現在成田発クアラルンプール行きビジネスクラス「Special Saver X」(5月29日発売)を販売している。運賃額はビジネスクラスが往復115,000円(各種税金別:総額129240円)と格安である。通常のビジネスクラスは24万円程度なので半額セール!
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搭乗期間は6月26日(火)から9月12日(水)までの日本出発分が対象。成田・KL路線は1日1便しかないので、機材はB787-9で、座席はスカイスイート3。この値段で私の旅行記と同じ体験ができる。ビジネスクラスに興味のある方は真剣に検討してみては?ひょっとしてあなたの人生が変るかもしれない。
http://www.jal.co.jp/inter/fare/special_fare/index.html
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この旅行記へのコメント (4)
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- kanaさん 2018/08/01 07:13:42
- はじめまして
- funasan様
はじめましてkanaと申します
最近ちょこっといいホテルに泊まったのもあり、旅行記でいろいろ勉強させていただいています♪ありがとうございます。
さて、ビジネスクラスの旅行記を拝見しましたが、やはり日中フライトはお食事が充実ですね
メインの次にチーズ盛り合わせは私もよくやります♪
今月終わりに久しぶりの日中フライトがあるので、楽しんでこようと思います(^^)
でわでわ
kana
- funasanさん からの返信 2018/08/01 12:42:49
- Re: はじめまして
- Kanaさん、はじめまして。今、ドイツのミュンヘンにいます。妻と南ドイツ-チェコ-オーストリア鉄道の旅をしています。2週間くらいの予定でのんびりまわってい ます。避暑のつもりでヨーロッパに来たのですが、異常に暑いですね😵
ところで、kanaさんは遠方の珍しい場所に沢山旅行なさっていますね。帰国したら旅行記をいろいろ見させて頂きます。
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- Sayangさん 2018/06/02 20:59:41
- はじめまして
- funasan様
来月マレーシアへ行く予定がありご旅行記を拝見しました。
ダイナミックパッケージを予約済みだったのですが、funasan様のお得情報を頼りにキャンセルし再度航空券を購入しました。
お陰で当初の予定よりもずっとリーズナブルな旅にできそうです。
大変有益な情報をありがとうございました!
Sayang
- funasanさん からの返信 2018/06/02 22:17:32
- RE: はじめまして
- Sayangさん、私の旅行記がお役に立てて光栄です。
SayagさんはペナンやKLによく行かれているようですね。
私も結構マレーシアびいきで、よく行きます。
2016年にペナンの「ゴールデンサンズ・シャングリラ」に1週間滞在し、
とても良かったです。(以下、旅行記です)
https://4travel.jp/travelogue/11124551
マレーシアは高級ホテルが格安で泊まれますので、
ホテル好きにはいい所です。
あとは、ビジネスクラスが安く手に入れば言うことなしですね。
ご旅行、楽しんできて下さい。
注:実は、私も6月下旬から7月上旬にかけてマレーシア(KL)に行きます。
では、また。
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