2018京都　～学業成就、必勝祈願の神様巡り（２）からんころん絵馬の音

2018/05/20 - 2018/05/20

京都にて、寺社巡りをしてきました。
　少し前から訳あって、学業成就・必勝祈願の寺社を参拝して御朱印を頂いております。前回京都で、金閣寺、北野天満宮、菅原院天満宮、東寺など有名どころを巡りました。今回は清水寺からスタートして、京都市内を左回りに、あまり観光客が行かない小さな場所も含めて8箇所参拝してきました。
　ここからは、京都市の東側の静かな寺社を巡っていきます。

2018京都　～学業成就、必勝祈願の神様巡り（１）
https://4travel.jp/travelogue/11363254
2018京都　～学業成就、必勝祈願の神様巡り（３）
https://4travel.jp/travelogue/11363274

エリア 京都

祇園から熊野神社前まで来ました。路線番号は201，202，203，206系統になります。
東山丸太町交差点の角にあります。

熊野神社 寺・神社・教会

ご本殿です。観光客は一人もおらず、一気に静かな空間に入っていきます。800年代に創建された由緒ある神社です。

入口の門に八咫烏がデザインされていました。サッカー日本代表のエンブレムとして有名ですね。
2018FIFAワールドカップ、ガンバレニッポン｡

こちらの神社の御朱印は、判子のみなのですが、八咫烏の御朱印でかわいいデザインでした。

次に、熊野神社前から、東天王町に向かいます。路線番号は93、203、204系統になります。東天王町バス停から少し歩いて、哲学の道の入口に到着。このすぐ隣に、目指す三つ目の神社があります。

本日三か所目の、熊野若王子神社を参拝します。「くまのにゃくおうじ」と読みます。

熊野若王子神社 寺・神社・教会

美しい緑に囲まれた鳥居です。

こちらも参拝客は数名で清水寺からは打って変わって、心落ち着ける静かな境内です。有名な観光地よりも、この様な落ち着ける場所の方が、やはり良いですね。

今回の京都旅行で、この絵馬が最も印象に残りました。
気持ち良い風が通り抜けた時に、静かな境内に「からんころん」と絵馬の音が響いて、何とも心地よい音色で、聞き入ってしまいました。これが冲方丁さんの小説「天地明察」に出てくるシーンそのもので、安井算哲が、どこか近くにいるんじゃないかと思える程、リアルな体験でした。

熊野若王子神社を後にして、哲学の道を歩きます。

哲学の道 名所・史跡

春の桜、秋の紅葉で有名ですが、新緑の哲学の道は、観光客も少なく美しい緑を見ながら気持ち良く歩くことができます。

琵琶湖疎水分線に沿って遊歩道が整備されていますが、水が非常に綺麗です。

その途中にある、本日５か所目の大豊神社に到着しました。

大豊神社 寺・神社・教会

手水舎のお水が、椿ケ峰の御神水とのことで、沸き水を引いているのでしょうか。

木々の緑に囲まれた中に本殿がありました。こちらも800年代創建の由緒ある神社です。

ここの神社は、末社の動物で有名です。
右が日吉社の狛猿、左が愛宕社の狛鳶です。

大国社の狛鼠です。右側の鼠が学問の象徴の巻物を持っています。狛鼠のいる神社は全国でもここだけだそうです。

舞殿です。四方を緑に囲まれていて、非常に気持ちの良い空間でした。ここで､風に吹かれて一日中ボーっとしていたい場所でした｡

大豊神社の参道に咲いていた更紗空木 （さらさうつぎ）という花だそうです。綺麗に咲いていました。

さらに哲学の道を歩きます。

哲学の道を三分の二ほど歩いた後、白川通りに戻ってバスに乗ります。
浄土寺から堀川今出川に向かいます。路線番号は203系統になります。

白峯神宮に到着
スポーツの守護神として有名な神社です。

境内に入ると､丁度蹴鞠を行っていました｡
後で調べると､毎年２回の奉納行事のために､蹴鞠保存会の練習が月に２回行われるとあり､偶然タイミング良く見る事ができました｡

ここで旅の神様が降臨｡

拝殿には各種球技の道具が奉納されていました。
スポーツ系の神社という事で、タクシーに分乗した修学旅行生が多く訪れていました。最近の修学旅行は、少人数で周るのが一般的みたいですね。

昭和天皇お手植えの松

蹴鞠の碑。碑の中にある球が回ります。これを一回廻して願います。指を挟まない様に注意。

白峯神宮を後にして、この後は京都駅方面に向かいます。

2018京都　～学業成就、必勝祈願の神様巡り（１）
https://4travel.jp/travelogue/11363254
2018京都　～学業成就、必勝祈願の神様巡り（３）
https://4travel.jp/travelogue/11363274