自腹で乗るビジネスクラスで北京経由シンガポール「これは修行です」リターンズ その1

2017/12/16 - 2017/12/19

少し前に、一部でとても有名な、関空発北京経由シンガポール行きビジネスクラスを経験しました。北京では8時間ぐらいあるので、いったん入国して北京観光も楽しんじゃうつもりでした。

ところが、のっぴきならぬ事情で北京観光ができなくなってしまったのです。

その顛末は
https://4travel.jp/travelogue/11304995
でご覧ください。

つまり、今回はそのリベンジです。リベンジすることによって、プラチナが近づいてくるわけです、はっドンドン。

はりきって、どうぞ！

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ことの発端は、実はコレです。Doveのボディーソープ、キュウリ味。コレがお気に入りなんですが、日本では売ってないんですよね。以前に台湾で買ったのが切れちゃった。

ということで、買いに行くことにしました。

2017年12月16日です。倉敷駅から電車で岡山まで。岡山駅のバスターミナルからリムジンバスで関西空港まで。

プライオリティパスで入れる大韓航空のラウンジには搭乗券が必要ですので、ひとまず自動チェックイン機で搭乗券を取り出します。初めて使った～！

関西国際空港 空港

前回同様、今回も自腹でビジネスクラスを押さえました。なんといっても、4区間乗って10万円を切りますからね。ボディーソープを買いにビジネスクラスでシンガポールへ(笑)。

関西国際空港 空港

さて、ではまず、恒例の大韓航空ラウンジからスタートしませふ。プライオリティパスを懸命に駆使して入室です。

KALラウンジ 関西空港 グルメ・レストラン

とりあえずビールをいただきます。

で、あまり長居せずに出ます(笑)。

KALラウンジ 関西空港 グルメ・レストラン

もうカウンターも開いてますね。荷物を預けて、搭乗券を紙のちゃんとしたものに交換してもらいましょう～。

関西国際空港 空港

行列を尻目に…

関西国際空港 空港

スタアラゴールド持ちのCクラス利用ですから、2倍ぐらいこの列に並んでよろしいかと思います。

関西国際空港 空港

例によってサクララウンジのインビテーションとファストトラックのご案内をいただき…

関西国際空港 空港

ウイングシャトルに乗ります。でも、コレまた前回同様、南ではなく、北ウィングに行くウイングシャトル。

搭乗券をまじまじと見つめます。自動チェックイン機で出てきた搭乗券には「J」と書かれていましたが、カウンター発券のは「C」となってますね。

関西国際空港 空港

荷物の控えもまじまじと見つめます。こちらはJAL仕様。

関西国際空港 空港

関空2ヶ所めのラウンジ、天下のANAラウンジへ。

ANAラウンジ 関西空港 国際線 グルメ・レストラン

ワクワクしますー。

ANAラウンジ 関西空港 国際線 グルメ・レストラン

ポン酒もきちんとディスプレイされていますね。

ANAラウンジ 関西空港 国際線 グルメ・レストラン

チキンカレーとサラダ、スープ。ときどき赤ワイン。

ANAラウンジ 関西空港 国際線 グルメ・レストラン

カレーを食べたらウイングシャトルで本館に戻ります。

関西国際空港 空港

たまにはすれ違います(笑)。

関西国際空港 空港

本館を北から南にダーーッと。で、南ウイングシャトルに乗って今度はサクララウンジに向かいます。

関西国際空港 空港

はい、こんにちはー。

関西国際空港 JAL国際線 サクララウンジ 空港ラウンジ

人生2度目のサクララウンジです。スタアラゴールド持ちがスタアラのCクラス利用ということで、このラウンジに2倍ぐらい入ってもいいような権利を持っているような気はしませんが(笑)、インビテーションを持ってますから、まあ堂々と入室しましょう。

関西国際空港 JAL国際線 サクララウンジ 空港ラウンジ

ごはんからカレーにかけての様子。

…ごはんをカレーにかけて。いや違う。カレーをごはんにかけて。

関西国際空港 JAL国際線 サクララウンジ 空港ラウンジ

その他のホットミールです。

関西国際空港 JAL国際線 サクララウンジ 空港ラウンジ

ビーフカレーとサラダ、スープ。ときどき白ワイン。

関西国際空港 JAL国際線 サクララウンジ 空港ラウンジ

カレーを食べたら出ます。

JALグローバルクラブのロゴマークって、ゴーージャスな雰囲気が漂ってますよね。

関西国際空港 JAL国際線 サクララウンジ 空港ラウンジ

前回もそうでしたが、ひとつ前のコマまでは油断してるんですよね。国内の航空会社のラウンジですからね。日本語、通じますからね。日本のお料理ですからね。

ゲートまで来て、ウギャッと思ったりします。考えたら、異国の航空会社を利用するんだったんですよね。

関西国際空港 空港

じゃ、乗りますか。数ヶ月前のデジャヴュみたいですけどね。

関西国際空港 空港

あららー。どちらも右の方向ですね。

関西国際空港 空港

こんにちはー。ニーハオ。シェイシェイ！

関西国際空港 空港

席は2倍ラージな人が座る2L。ワタクシは2Lの人の半分ぐらいスマートなのですが…。

席につくと、CAさんがスリッパを袋から出して置いてくれます。

おしぼりもそっと置いてくれます。

今回は写ルンです持参。なぜなら、上空では機内モードのスマホすら使用禁止だからです。デジカメはOKです。

北京までは今回もエアバスA321です。

メニュー、配られました。すぐに回収されちゃいますのでさっさと写真を…。

弁当ボックスは、アンコウか牛肉。その下に書いてある洋食は、チキン。ここは牛肉で行きたいところですね。

弁当ボックスのところを指差し「ビーフ」と伝え、発注完了。

ウェルドリは例によってシャンパンをいただいています。

まだ青空ではない(笑)。

まだ出発しない(笑)。

まだ呑みきってない(笑)。

まだ積み込んですらいない(笑)。

…大丈夫？…下手したら自分のキャリーバッグが積まれる瞬間を見ることができてしまったかもしれない。

写真は安全のしおりですが、残念なお知らせが2つあります。

ひとつ目は、お食事の時間にワタクシのテーブルにやってきたのは、弁当ボックスじゃなく洋食だったこと。あれ？間違えられた…？「発注したものと違うものが届きました」という内容のことを、ワタクシ、日本語以外では表現できません。でも、他の方のものが間違ってここに来た…という可能性もあるかと思い、持ってきた客室乗務員に、英単語と身ぶり手振りで伝えました。

いったんギャレイに入り、戻ってきたCAのCAは(笑)、「あんたの希望したビーフは、きょうは洋食にしかない」という旨のことを言いました。で、どうする？それでも弁当ボックスに変更するんか？あん？…という雰囲気(笑)。

確かに洋食のプレートに乗っているのはビーフなんですね…チキンではない。

ワタクシはチキンなので、「いえいえ、もうこれで結構です」と相成りました。

…中国国際航空の名誉のために言っておきますが、旅行記はちょっと脚色して書いてますので、ね。とても親切に答えて対応してくださったことも書き添えておきます。

もうひとつの残念なことは、飛び道具として準備した「写ルンです」。機内食の写真をことごとく収めたつもりだったのに、現像したら、ほぼ真っ白。何も見えない状態でした(汗)。これで間違えられた機内食の証拠も残らず、ワタクシの書いていることの信憑性はほぼゼロになりました。

ただ、富士フィルムの名誉のために言っておきますが、ワタクシが現像に出したのは旅から半年以上経ってからのことでした。今年の夏は酷暑だったし、もっと早く現像しておけば、間違えられた機内食をフルカラー総天然色でご覧いただけたのに…と思うと、悔しくて夜も寝られず昼に寝ています。

ということで、着陸マークは正面から(笑)。

着きました、北京！そして、無事に入国できました、中国！なんだか、電車に乗って出口へと向かうようです。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

で、市内に向かう電車へ。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

切符はこんな感じです。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

来た！電車、来た！天安門広場に行くぞ！

北京首都国際空港 (PEK) 空港

たぶん、電車を降りたらすごく寒かったんだと思います。あと、警備がすごくて、写真を撮るような雰囲気ではなかったんだと思います。

ともあれ、ガイドブックもなにも持たないまま、勘をたよりに、まずは天安門がよく見えるあたりまで。

天安門広場 広場・公園

すごい…なんだか、…不夜城？

(写真は一部加工しています)

天安門広場 広場・公園

毛主席紀念堂。この中で毛さんがお休みになってらっしゃいます…現地では、そうとは知らないんですよ、ほら、ガイドブック持ってないから(笑)。

毛主席記念堂 建造物

中国国家博物館。

たぶん、昼間に見るよりも雄々しく見えてると思います。

中国国家博物館 博物館・美術館・ギャラリー

遠目に見たあとは、近づいてもう一度よくよく見てみます。

ああ、次回は暖かい昼間に来たいものです(^o^;)

天安門 建造物

こうやって歩道一杯にセキュリティテントが設けられてまして、ワタクシのような怪しい人物ももれなく通らないといけないんですね。ヒヤヒヤものです。

怪しいわりには、スルーで通してもらえるんですね(笑)。

えーと、こちらは、正陽門。たぶん。

前門 正陽橋 建造物

で、こちらが、正陽門の箭楼。

…やろう？

よし、北京ダック食べてやろう！

前門 正陽橋 建造物

上海です、と言えばそう見えなくもないこともないようなことはない前門大街です。日中は路面電車も走ってるようですね。

前門大街 市場

ここに、天下の全聚徳があるのです！右側がレストランへの入り口。そう、高級店は奥まったところにひっそりとたたずんでいるものなのです。

ビジネスクラスに乗って北京にやってきたbamoさんは、もちろん右側…にはいかずに左側の明るい店内に入っていきます(笑)。

全聚徳 (前門店) 中華

ここの全聚徳は、ちゃんとしたレストラン(恐らく高い)と、道に面したファーストフード店があるのです。ワタクシが来たのはもちろんファーストフード部門。入店したら、店員さんに「ここはファーストフードだけど大丈夫？」と確認されます。

むしろ、逆の場合に確認していただきたい(笑)。「こっちは高いほうのお店だけど大丈夫？」って。

全聚徳 (前門店) 中華

ビールと、北京ダックの1人前を発注。レストランと何が違うのかというと、ご覧のように器が全部使い捨て(笑)！ビールも保温用の使い捨てカップで呑みます。スープも同じカップです。

全聚徳 (前門店) 中華

でも、ダックは手を抜いてません！ワタクシも高いほうで食べたことがないので……というか、北京ダック自体、初めて食べるので(笑)、味の良し悪しは言えませんが。

結構な量ですな。胸焼けしそう(笑)。

全聚徳 (前門店) 中華

こうやってね、巻き巻きして食べるんですよね。味はわかりませんけど、美味しくないはずがありません！天下の全聚徳の、それも北京にあるお店なんですから！器はチープですけど！

ワタクシ、いつから全聚徳のマワシモノになったのでしょうか。

全聚徳 (前門店) 中華

途中で6～7人の団体さんが入ってきました。すると、お店の人が目の前でダックをカット！

…ここまでしてくれるなら、もうレストランのほうで高いお金出して食べなくてもいいじゃん。ダックだけでいいならこっちで十分じゃん。

全聚徳 (前門店) 中華

いやいや、ごちそうさまでした。

乗り継ぎ時間を利用して街に出ると、こんなことができるんですね。前回、なんで失敗したかなあ…。

前門大街 市場

空港に戻ったら出国審査と保安検査がありますので早めに街を去ります。

社会主義の国の建物は、かっちりしていて、個人的には好きですねえ。特にライトアップしたときのシュッとした感じがいいです！

無事に空港に戻り、無事に出国審査を通過し、無事に保安検査を通過し(どちらも幸いなことに大行列ではなかった！)、無事に制限エリアです。ガラスの向こうにたまたまANA機が停まってました。北京ダックも食べたし、ほんとはもうこれに乗って帰っちゃってもいいや、…という気持ちなのですが、いやいや、ワタクシ、修行の身。この旅で2度目のプラチナに一歩近づくのです。がんばらなければ…。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

中国国際航空のファーストクラスラウンジでシンガポール行きの出発を待ちます。あらあら。胸焼けしてるはずなのに、…まだ食べるんですね(汗)。

さて、シンガポールへ向かう行程はまた次の旅行記といたしましょう。ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

中國国際航空ファーストクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ