自腹で乗るビジネスクラスで北京経由シンガポール「これは修行です」　その1

2017/09/02 - 2017/09/05

みなさんあけましておめでとうございます。去年の旅行記が全然できていません！突貫工事で作んなきゃ。

一部でとても有名な、関空発北京経由シンガポール行きビジネスクラスを経験してみることにしました。北京では8時間ぐらいあるので、一旦入国して北京観光も楽しんじゃいましょう～ヽ(・∀・)ノ

…いや、これは修業です。これからこのルートを修業に使われる方の参考になれば幸いです。

この旅行記では、シンガポールに到着した辺りまでをご紹介します。

エリア シンガポール(シンガポール)

おはようございます。早朝の倉敷駅です。ここまで歩いてやってきました。

倉敷駅 駅

なんだか、天井が抜けてますね(笑)。どうしてしまったのでしょうか。

こんな天井が抜けた駅から電車に乗って、まず岡山駅までまいります。

倉敷駅 駅

岡山駅から、6時の関西空港行きバスに乗ります。

岡山駅 駅

寝てたらあっという間にこんなところまで…。

関西国際空港 空港

ということで、関西空港です。旅の始まりはワクワクしますね。

関西国際空港 空港

今回は関西空港のラウンジめぐりも目的のひとつなのです。まずは出国前に、おなじみの大韓航空ラウンジへ。

備忘録。今回はプライオリティパスとEチケット控えを提示して入れてもらえたが、本当は搭乗券がないと入れない。

KALラウンジ 関西空港 グルメ・レストラン

入室の証として、パンとスープをいただきます。

KALラウンジ 関西空港 グルメ・レストラン

これは…なんだっけ。ここは泡はないはずなので、恐らく白ワインなんでしょう。ただの白ワインを、律儀に写真に収めているわけですね、この人は(笑)。

KALラウンジ 関西空港 グルメ・レストラン

さあ、カウンターも開いたようですので、搭乗手続きへとまいりましょう。ご存じのように（いや、ご存じじゃないか…）中国国際航空の関西空港でのカウンター業務などはJALが担当してるんですね。スタアラなのにJALが。

今回はCクラスだし、スタアラゴールドを持っていますので、2倍ぐらいこの位置に並んでみたい気分です(笑)。

関西国際空港 空港

足元は…ジャーン！

関西国際空港 空港

ということで、今回、生まれて初めて自腹で購入したビジネスクラスのチケットです(笑)。よく知られているように（いや、知られていないか…）、関西-北京-シンガポールが、往復で10万円を切ります、ビジネスクラスなのに。

ちなみに、スタアラの搭乗券用紙ではありません。かといって、JAL仕様でもありません。バゲージタグはJAL仕様でした。

関西国際空港 空港

そして、ビジネスクラスの利用ですから、ラウンジに入室できます。チェックイン時には、サクララウンジのインビテーションがいただけます、スタアラなのに。

関西国際空港 空港

にもかかわらず、まずはサクララウンジとは正反対の位置にあるANAラウンジにやってきました。スタアラのCクラス利用でスタアラゴールド持ちですから、2倍ぐらい入室できるはずです(笑)。

こんにちはー。こんにちはー。

まだ誰もいません。気分がいいですね。

ANAラウンジとサクララウンジのカレーの食べ比べができる機会なんてそうそうないでしょう…。

お酒のラインナップ。羽田や成田に比べるとやはりコンパクトな感じ。ヌードルバーも残念ながらありません。

ということで、北の横綱「ANAラウンジのチキンカレー サラダとともに 赤ワインもちょっとだけ」。

カレーを食べたらいそいそとANAラウンジを抜け出まして、真反対の南ウィングへ。

つ、着いた…。青組さんが足を踏み入れることは決して許されない、赤組の楽園…。もちろん、生まれてはじめて入らせていただきます。青組だということがバレたらハチノスかもしれません！！

しっかり閉ざされた扉…。これをブルーパワーでこじ開けて…

おぉぉぉぉぉぉぉ。パラダイス～！！
食べるものの品揃えも豊富です！！

ちょっと写真が白とびしてますが、ホテルの朝食会場みたいだ！！パラダイスだ！！！

お酒のラインナップ。これまたすごい！！パラダイスだぁぁぁ～！！！

ということで、南の横綱「サクララウンジのビーフカレー サラダとともに 赤ワインもちょっとだけ」。

他にも食べるものがあるし、ワイングラスにはロゴマークも入っている！

…青組ですが、ここはサクララウンジに軍配(笑)。青組、完敗。

いやー、小盛りとはいえカレーを2杯(プラスα)食べるとさすがにまんぷくりんです。もう食べられません(笑)。乗りましょう乗りましょう。

ここだここだ！

これは、JALのサインですね。

えーと、エアバスA321です。

じゃーん。初めて自力で手に入れたCクラス、前方に16席ですかね。

3Cにピットイン。3倍クレバーな3Cです。

前方はこんな感じ。まあ、想定の範囲内ですよね。

すげっ。ウェルカムドリンクでシャンパンをもらいましたばい。

メニューが配られました。予備知識によりますと後で回収されるそうですのでパパっと写真を撮っておきましょう～。

パシャっ。

パシャパシャっ。

パシャパシャパシャっ。

パシャパシャパシャパシャっ。

パシャパシャパシャパシャパシャっ。

パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャっジージージーっパシャパシャパシャパシャパシャっ。

記者会見かっ。

コースター。同じ青組でもANAのCクラスはコースターは出てこない。

ではちょいと映画でも観ましょうかね。日本語対応のは限られてるので、サバイバルファミリーを。

サバイバルファミリーを観てるのが申し訳ないような昼食が準備されようとしています。

サバイバルファミリーの小日向さん、すみません(笑)。なんだか、ごちそうです。

お品書きによりますと…

牛ほほ肉のレッドワインソースかけ

…だそうです。

その他…
前菜
　ラタトゥイユ
　チコリカット
　プロシュート
　イチジク
　帆立貝柱
　スモークサーモン
　明太子マヨネーズ
　デトロイトレタス
　グリンカール
　サニーレタス

フルーツ
　マンゴ／パイン／キィウィ／リンゴ／ミント

…だそうです。

食後のデザートとコーヒーでございます。

食べたら北京に着きました(笑)。ごちそうさまでした。日本路線なんて、しょせん沖止めです。

ここで、ワタクシ、大きな失敗をしました。乗り継ぎ時間がたっぷりあるので、市内に出て天安門広場を見るつもりでした。

先輩諸氏の体験から、馬鹿正直に入国ブースの長蛇の列に並ばなくてもいいということは知っていました。ところがワタクシ、間違えて「24時間以内に乗り継ぎする人用カウンター」に行ってしまったのです。…だって、24時間以内に乗り継ぎするもん(笑)。

ご存じのように、このカウンターを抜けると乗り継ぎ保安検査場を通って出発フロアに戻ってしまいます。外には行けません。出発フロアのインフォメーションカウンターで市内に出ることができないか、知ってる英単語を並べて聞いてみましたが、あちらはワタクシの言ってることがわからずワタクシはあちらの言ってることがわかりませんでした(笑)。イミグレーションの事務所に行け、と言われたようですが、仮に事務所に行っても満足にしゃべることはできないので……

……市内に出るのは諦めましたっ！！

次の便まで7時間ぐらいあるわけです。しょうがないので、とりあえず中国国際航空のファーストクラスラウンジへ。ビジネスクラス搭乗でもファーストラウンジを利用することができます。せめてラウンジが使えてよかった…。

正直言って気分は落ちてるんですけどね(笑)。

Wi-Fiはラウンジのものが使えますがもちろんSNSはできません(泣)。

…とりあえず、食べます(笑)。

…食べます(笑)。

…食べます(笑)。

…食べまくりました(笑)。だって、7時間ですよ。

シャワーもお借りしました。地下に行くという説もありましたが、このファーストラウンジではトイレの中に1室だけありました。掃除用具入れみたいなシャワールームでした。

長時間、お邪魔しました。ありがとうございました。近い将来、また来ます(笑)。

少し早いですがゲートにやってきました。次に乗るのはこのヒトです。エアバスA330ですね。

搭乗が始まりました。スタアラゴールドでCクラスですから2倍ぐらい優先搭乗ができそうですが…。

とは言いつつも、優先搭乗があるのかあったのか、ないのかなかったのか、よくわからないので…並びました。

ボーディングブリッジ、ガラス張り！おしゃれ！

12Cに陣取ります。12倍クレバーな人が座る席です。

フルフラットです。ファーストクラス用のお布団が置いてありました。

いや、こりゃものすごく広いですな！

自席から見たキャビンの様子はこんな感じです。

ウェルカムドリ…「シャンパンをくださいっ！！」

メニューが配られました。これまたすぐに回収されちゃいますので、パパっと写真を…。

ドリンクメニューはさっきの便と同じだったので、食事のページだけパシャっ。

おしぼりも運ばれて参りました。

お品書きによりますと…

Pickles

Marinated Celery and Boiled Peanut
Selected Chinese Pickles
Salted Duck Egg

Hot Entrees

Plain Rice Congee
Purple Rice Mantou
Chicken Dumpling with Black Fungus and Coriander
Fish and Carrot Siew Mei
Zucchini and Black Fungus Pot Sticker

Fresh Fruits

…だそうです。

ちなみに、中国国際航空のそこそこの搭乗時間があるCクラスでは、機内食をいつ持ってきたらいいかと訪ねられます。アフターテイクオフかビフォアーランディングかを伝えます。次に、「ご飯の時間にもしあんたが寝とんさったら起こしゃええんかな」と訪ねられます。

ワタクシの英語能力ではそのことは理解できなかったので、担当したCAさんは大変胃が痛い思いをしたと思います。あまりの理解できなさに、「もういいわ」と言わんばかりにギャレイに引っ込んじゃいましたから。

でも、この食事は希望どおり、フルフラットでしばらく睡眠をとった後にやってきています。

で、これ食べたら着きました(笑)。

いろんな札がつけられて、無事にシンガポールに到着しました。そりゃそうだ。「ヒコーキは途中で風にあおられて半壊状態。なんとか座席にしがみついたままシンガポールに向かい着陸はしましたが全員が生存状態で到着したかどうかは甚だ疑問です」なんていう旅行記は見たことがないです。

ターミナルは違いましたが移動してきて、ザ・ヘイブン・バイ・ジェットキー・ラウンジへ。プライオリティパスで入れます。ここでシャワーをお借りします。

そして、朝食をいただきます。

えー、いろいろ食べてますが、今のところ、関西空港を出てからここまで、財布は開いていませんね(笑)。

財布を開かないと言えば、今回は、前回までの旅行時のお金の残りなどを持ってきているので両替もしていないし、イージーリンクカードも持ってきているので、引き続き財布を開かないままホテルへ。

今回は、アマラホテルのクラブフロアを予約していました。早朝ですが、部屋に入れてもらえました。

室内チェック中なう。

ベッドはちゃんとある(笑)。

斜めに切ってあるのはバスルームの扉。つまり、バスルームもある(笑)。

バスルームにはバスタブもある。もちろんトイレもありました(笑)。

そして、こちら。ワタクシは、バスタブがあるのに独立シャワーブースもある、というホテルに泊まったのは初めてだったかも！かもかも！

お部屋チェックを存分に楽しんだあと、クラブラウンジにやって来ました。コーヒーをいただき、係の方に、朝食会場がどこなのか、知ってる英単語と身ぶり手振りで確認。

続いて、チャイナタウンのホーカーズへ。ワンタン麺みたいなのを注文。

すると、麺の上にお肉が乗ったのと、ワンタンスープが出てまいりました！想像したのとは若干違いますが、まあ、いいでしょう。

その後、過去の思い出を探そうと、またオーチャード方面へ。

今から20数年前、ワタクシは前の職場の社員旅行なるイベントで、生まれてはじめての海外旅行としてシンガポールを訪れて、ブールヴァードホテルというところに宿泊したのです。しかし、もうそのホテルは取り壊されているのです。で、なにか次の建物が建設されるようなのです。

このあたりも抜け道として通ったんだろうなあ…というフォーシーズンズホテルのあたりです。うろうろします。でも怪しまれて通報される前に逃げましょう(笑)。

アイオンの前ではスターウォーズが。

実は、ワタクシ、過去にも書いたことがありますが、スターウォーズはひとつも見たことがなく関心もないのです。でもそんなことがバレたら石を投げられるかもしれないので関心のあるフリをします。

…ちっともわかんないけど(汗)

さて、なんだか長くなってきたのでこのあたりで前半分は終了にして、続きは後半にしましょうかね。