星空の下のポピー畑＆ダイヤモンド筑波山

2018/05/22 - 2018/05/22

　3年ぶりに、小貝川ふれあい公園のポピーを見に出かけた。関東のローカルニュースで見頃を迎えていると放送していたこともあって、昼間は大勢の人で混雑していると思われるので、前日午後11時に自宅を出て、ポピーと星空の撮影、明け方まで粘って、ダイヤモンド筑波山を撮る小旅行である。
　世の中には、同じことを考える人がいるもので、深夜にも関わらず予想以上の人出にオドロキ！

エリア 結城・下妻(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

　午前零時に小貝川ふれあい公園ポピー畑に到着。すでに、ところどころでライトの明かりがチラチラ見えていて、先客がいるようだ。
　さっそく、星空撮影に取り掛かる。暗くて筑波山の方向がよくわからず、とりあえず一枚パチリ。オヤ、手前の林が筑波山の山裾を隠しているではないか。場所が悪いので、場所を移動。

小貝川ふれあい公園 公園・植物園

手前にわりと花が多いところを探して試し撮り。筑波山上空には、織姫星、彦星が年に一度出会う付近の天の川が流れているはずだが、関東平野部の空は明るく、天の川撮影はやっぱり、無理だ。

ということで、星のグルグル写真に切り替え。

グルグル写真撮影が終わるころ、筑波山に靄が立ち込め始めた。手前にピンクの花が入るように、ちょっと場所を移動。

縦位置でも一枚。3年前にも、5月下旬に訪れているが、その時より花数が少なく、ちょっと寂しいポピー畑だ。

参考
https://4travel.jp/travelogue/11020512

午前4時過ぎ。東の空が朱に染まって来た。彼方に朝霧が出てきた。

どんどん空が明るくなりつつある。

ここのポピーは、赤、オレンジ、ピンク、白と色は様々だが、いずれもシャーレーポピーという品種。

すでに日の出の時刻は過ぎているが、太陽はまだ筑波山の背後にいる。頂上付近が輝き始めた。もうすぐダイヤモンド筑波山出現だ。

ちょうど男体山、女体山の間から太陽が出てきた。

あっという間に日が昇り切り、ポピー畑にも日が差し込んできた。朝霧が日の光で輝いている。

青い空も入れて。

朝霧の動きが活発になってきた。

オレンジ色の朝日でポピー畑が輝いている。

ポピーの茎に生えているうぶ毛が白く輝き、縁取りされたように見える。

朝陽を浴びて。

アップで。

蕾は、下を向いているが、開花するときは上を向く。

葉についた露が、キラキラ輝いて宝石を纏っているよう。

露の玉ボケ。マクロレンズや望遠レンズではないので、貧弱な玉ボケにしかならない。

花びらが散った後に残った花托。オカッパ頭の子供のように見える。

紙細工のような花びら

満開

透過光で見ると、鮮やかさが際立つ。

青い空に映える赤とピンクのポピー。

赤いポピー

蕾が多い株の中で開花一番乗り。

満開の白花と蕾

筑波山をバックにアップで一枚。

青空に向かって。

土手にずらり並んだイベントの幟。

午前6時。すっかり日が高くなった。ほとんどの人は帰って行ったが、まだ粘って撮影している人もいる。
そろそろ、撤収しよう。

この旅行記へのコメント （2）

• 琉球熱さん 2018/05/27 23:46:29

  これはスゴイ！

  玄白さん、こんにちは
  
  表紙の写真がとてつもない！
  と思ったら、本編にもそれをしのぐような写真ばかり。
  いやはや、夜明けの暗がりで、どうやってこんな写真を撮るんでしょう？
  
  素晴らしい作品を見せていただきました。
  
  --------琉球熱--------
  

  玄白さん からの返信 2018/05/28 07:05:29

  Re: これはスゴイ！

  琉球熱さん、おはようございます。
  いつも、お褒めのコメントありがとうございます。
  小学生、中学生のころは、自分で反射鏡を磨き天体望遠鏡を自作したほどの天文少年でした。最近、焼けぼっくいに火がついたように、星空への興味が再燃し、夜中に出歩くようになりました。
  デジタルになって昔はできなかったような撮影が簡単にできるようになりました。機材の進歩のおかげです。
  
  玄白