2018/05/20 - 2018/05/20
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かつのすけさん
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夜に予定が入り、夕方までに帰って来れるところに急遽予定を変更、横浜の三渓園に行き、18,446歩のお散歩でした。
【三渓園】
三渓園は、明治時代末から大正時代にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家・原三渓(本名 富太郎)が、東京湾に面した”三之谷”と呼ばれる谷あいの地に造り上げた、広さ約175,000平方メートル(53,000坪)の日本庭園です。明治39(1906)年に一般公開された外苑と、三渓が私庭としていた内苑の2つの庭園からなり、京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物と四季折々の自然がみごとに調和した景観が見どころとなっています。
【表紙の写真】旧燈明寺三重塔(三渓園)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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08:47 東横線で横浜に到着して、
横浜駅 駅
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東口のバスターミナルから本牧市民公園行のバスに乗車して…
横浜市営バス 乗り物
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途中、経由した桜木町駅からはランドマークタワーが間近に見えます。
横浜ランドマークタワー 名所・史跡
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バスに揺られて45分、三渓園入口のバス停に。
均一料金なので、これだけ乗っても216円です!
バスを降りて5分ほど歩くと三渓園の入口にようやく到着しました。三溪園 公園・植物園
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入園します!
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園内に入ると目に入って来たのは大池。
この日はきれいな青空です♪ -
まだ咲きかけで満開とまでは行きませんが、池の畔の菖蒲越に見る三渓園のシンボル・三重塔です。
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池に沿って歩いて行くと鶴翔閣(かくしょうかく)。
明治35年に原三渓が住まいとして建てた建物です。
こちらの建物は貸出施設で見学はできません。三溪園 公園・植物園
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ここから内苑に入ります。
このエリアも無料で見学できます! -
御門から入苑です。
この御門、宝永5(1708)年ころに建てられた京都の西方寺にあった薬医門。三溪園 公園・植物園
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門を入ってすぐ左手にある白雲邸(はくうんてい)
原三渓が隠居所として夫人とともに暮らした数寄屋風建築の建物です。
大正9年の建築。三溪園 公園・植物園
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白雲邸を過ぎると内苑の庭園の向こうに臨春閣が目に入ってきます。
三溪園 公園・植物園
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この建物、建てられたのは慶安2年(1649年)で、紀州徳川家初代の頼宣が和歌山・紀ノ川沿いに建てた数寄屋書院風書院づくりの別荘建築なんだそうで…
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内部には狩野派などの絵師による障壁画の複製や洗練されたデザインが各所に見られます。
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建物の裏に回ると「瓢箪文手水鉢」
豊臣秀吉が愛用し、後に藤堂高虎が賜って伊賀上野城にあった手水鉢らしいです。 -
階段を登って行くとあったのが月華殿(げっかでん)。
こちらも江戸時代の慶長8(1603)年の建築で、伏見城にあった大名来場の際の控え所として使われたと言われる建物。 -
近くに紫陽花が咲いていた。
もうそんな季節なんですねぇ~ -
月華殿の隣にあるのが金毛窟(きんもうくつ)。
こちらは大正7年に原三渓の構想により建てられた一畳台目の茶室。 -
更に奥に建っていたのが天授院
慶安4(1651)年に鎌倉に建てられた禅宗様の地蔵堂の建物。 -
坂を下って行きます。
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坂を下って行く途中、木々の中に三重塔が顔を覗かせていました。
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続いては聴秋閣(ちょうしゅうかく)。
造られたのは元和9(1623)年。京都の二条城内にあった徳川家光・春日局ゆかりの楼閣建築です。三溪園 公園・植物園
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で、なぜか石棺
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その先には春草盧(しゅんそうろ)
こちらも江戸時代のものだそうで、織田信長の弟有楽の作と言われる茶室。 -
春草盧の前に伽藍石
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蓮華院(れんげいん)は大正6年に建てられた三渓の構想による茶室です。
三溪園 公園・植物園
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海岸門
江戸時代に建てられた京都の西方寺にあった門です。 -
再び内苑の庭園を横切り
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内苑の入口まで戻ってきました。
こちらは三渓記念館。入場は無料です。
原三渓の業績や資料等を紹介していますが、それほど大きなものでもありません。三溪記念館 美術館・博物館
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さつき盆栽展 やってました。
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原三渓翁の碑
原三渓は明治に製糸・生糸貿易で財を成した人物。
先日訪れた富岡製糸場
https://4travel.jp/travelogue/11355543
を明治35年に三井から継承した「原合名会社」を経営していたのが、この原三渓だったようですね。 -
三重塔を目指して山を登って行きます。
松風閣(展望台)は立入禁止三溪園 公園・植物園
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でもって、更に進んで行くと出世観音
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そのすぐそばに旧燈明寺三重塔が建っています。
なんと、室町時代にできたものだそうで、関東地方にある木造の塔では最古のもの。 -
その三重塔前からの眺め
鬱蒼とした山の下にはさきほどの大池が見えます。 -
初音茶屋の前を通り
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滝もあります
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旧東慶寺仏殿に来ました。
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すぐそばにある旧矢箆原家住宅(合掌造り)
江戸時代に建てられた白川郷にあった合掌造りの建物です。
御母衣ダムの底に沈むんで、ここ三渓園に寄付されたそうです。 -
建物の中を無料公開しているので、に入ってみます
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屋根裏から。
屋根裏(アマ)は養蚕が行われていた場所だそうです。もともとは写真の梯子のような階段で上り下りをしていたそう。 -
1階に戻り、だいどころの囲炉裏
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おいえ:家族団らんの場で、接待や村の話し合いをした場所です。
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ひろまの方へ
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「なかのま」と「おくざしき」の間の欄間は扇をデザイン
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先ほどの梯子
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神棚
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大漁地蔵
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待春軒
待春軒 グルメ・レストラン
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横笛庵(よこぶえあん)
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旧燈明寺本堂
室町時代の康正3(1457)年建築の建物 -
中の仏様
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高浜虚子句碑
鴨の嘴 より たらたらと 春の泥 虚子 -
振り返れば先ほどの五重塔
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涵花亭
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最後に三渓園天満宮でお参り。
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三渓園を後にして歩いていると見つけた亀の子石神社
漁師の網にかかった大亀が石に化したそう(←伝説です)亀の子石神社 寺・神社・教会
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この亀の子石は喉を守る神様として信仰され、百日咳などを患うとこの神様からたわしを借りてこすり、また小児の食した茶碗をこのたわしで洗うと不思議に治ると言われているそうで、三七の結願で治ると亀の子たわしを倍にして返礼する習わしがあるということです。
ということで、石の上には亀の子たわしがいくつも奉納されていました。 -
桜道を歩いて行きます
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バスで横浜方面へ。
横浜市営バス 乗り物
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途中、中華街入口で降りて山下公園をお散歩します。
山下公園 公園・植物園
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山下公園にも早くも紫陽花が結構咲いていました。
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大桟橋に停泊するぱしふぃっくびいなす
横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡
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臨港線プロムナードを北上…
山下臨港線プロムナード 公園・植物園
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赤レンガ倉庫まで来ました。
横浜赤レンガ倉庫 名所・史跡
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ワールドポーターズに入り
横浜ワールドポーターズ ショッピングモール
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ガーデンマルシェ(フードコート)にある鉄板ステーキチャーハンの店の
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ステーキチャーハンでお昼に。
ちょっとガーリック利きすぎかも… -
夕方から用事があるので、この日はそろそろ退散。
みなとみらい駅からみなとみらい駅 駅
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MM21線で帰ります!
横浜高速鉄道 みなとみらい21線 乗り物
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この旅行記へのコメント (1)
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- wakupaku2さん 2018/06/12 11:21:57
- 三渓園行った事ありません・・
- かつのすけさん、
こんにちは。
私の旅行記見て下さって有難うございます。
三渓園、いつかは行きたいと思いながら・・
バスで結構乗るんですね。うーん、なかなか行けない・・
と、ぐずぐずしているうちに暑くなり、寒くなり、
旅行記で詳細わかって、行った気分になりました。
これからも旅行記を楽しみにしています。
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