2018/03/03 - 2018/03/08
439位(同エリア812件中)
三明治さん
3月の忙しい時期にキューバに行ってきました。
今回はエアはANAでFJK乗り換え、コパ航空でハバナまで、どちらもビジネスクラスです。日本人はエアカナダで行く人が多いみたいですが、こういう行き方もありますのでご参考に。
キューバはハバナのみ3泊、ただ今回はある理由で途中でキューバを出国しています。なんで3泊といっても一日時間があったのは2日目のみでそんなに時間が取れたわけではないです。
共産主義国キューバを一通り体験して、今までになく色々と考えさせられる旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
NH110 1020HND-1000JFK
今回ANA部分はプレエコ購入して、アップグレードでビジネスです。
往路はアップグレード申請後すぐ返事が来たけど、復路がいまだに回答なし。
食事は和食にしました。
いつも思うのだが、見た目はいいし凝ってるんだけど、外国人は好きじゃない味とか食感ばっかりだと思う。だってタコにゼラチンのソースとか、材料わからない味の薄い練り物とかね、、ヘルシー志向な人には、いいのかも。 -
JFKで乗り換え。わざとJFK発は遅い時間にして観光できる時間を作った。
久しぶりのニューヨーク市内観光。3月というのに寒かったけど楽しかった。
さてコパ航空のスケジュール。
CM807 0210JFK-0636PTY
CM322 0925PTY-1310HAV
普通にコパ航空のHPで購入、6万円と安い。
スタアラ修行にもってこいだと思う。ちなみに江エコだと300ドルとかでもっと激安。 -
第一レグのFJK-PTY。5.5時間くらいの中距離便。座席はこんな感じです。テレビは肘下にしまってある。
シートリクラインは160度くらい?操作盤が古めかしい感じ。充電できる。まあ不自由はないわ。 -
深夜出発なので、出発してすぐ食べるか、到着前にするか聞かれる。もちろん到着前にしてもらう。スナックと飲み物が出て、寝る。
朝起こされて、前方から食事が出される。オムレツでタマゴいっぱい使ってそうで結構おいしかった。ここのジュースメニューにある、グアバパイナップルっていうのをオーダーしたんだけどこれが美味しい。毎回こればっかり頼んでました。 -
パナマシティに到着して、シャワーを浴びる。ちなみにここのコパ航空ラウンジは、旗艦ラウンジのくせに、しょぼい。食べ物全然ないしインスタントコーヒーだけだしめちゃ混んでる!
ゲートで20ドルでツーリストカードを買います、これ重要。係の人も慣れたもんでささっと対応しくれます。搭乗するときに提示要求されるので、買い忘れというのはなさそう。 -
第二レグのPTY-HAV、パナマシティからハバナは3時間。軽食が出ます。スパニッシュオムレツみたいなやつだったかな。まあまあ。
ここの区間の機材はショボかった、、リクライニングもanaでいうプレエコよりも下がらない。一番後ろの席は更に悲惨。 -
ハバナの上空
まるっきりの田園地帯が続く。
ほぼ自給自足社会だから都市部以外はほぼこんな風景なんだろうね。 -
オンタイムでハバナ空港着。
イミグレの係員の数は十分いて、それほど待つことはない。聞かれる質問は何日間いるの?くらいだったかな。拍子抜けするくらい簡単だった。
保険証写しは結局見せる必要なかった。
ただ、ここの空港は荷物チェックが厳しいので、預入荷物が出てくるのに30分以上かかるらしい。いつも自分は預けないのでいいんだけど。荷物多い人は注意。 -
難関は、両替。すごい行列を覚悟して行ったんだけど全然並んでない。ドルは手数料高いので、ユーロを準備してきて、100ユーロ両替。ただ、CUPへの両替はしてくれなかった。アライバルと出発階と二箇所ずつあるってことだったので出発階にも行ってみたけど同じくだめ。街中でやってとのこと。
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空港から市内は、タクシーもしくはバス。タクシーは相場30ドル、バスは1円笑。行きはバスをチャレンジしてみることに。
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駐車場から公道に出て、20分くらい歩いてバス停へ。程なくしてバスが来た。満員電車並みとは言わないがかなり混んでる。
cupがないから不安だったけど両替時にもらった中から最小額のコインを出すといくらかおつりをくれた。50分くらいでキャピトリオ裏の公園に着。そこからオールドハバナまで歩く。 -
んーバスはなあ、、女の人はやめたほうが良さそう。立ってたら痴漢された。座れてたら問題ないんだけど。それがなければ帰りも使ってもいいと思った。
今回のホテルは、airbnbで予約。キューバのホテルはブッこむとかでも高級ホテル以外全然見つからない、でも現地で探すのも嫌だし、ではじめて使ってみた。ハバナだけでもとんでもない数のカサが登録されてて選ぶのが大変。自分の場合は価格とオールドハバナの便利な場所に絞り込んで、選択。オビスポ通りから2ブロックの普通の家。 -
キッチン、冷蔵庫付き。朝食は宿で頼んで別料金。
おじさんもおばさんも優しくて、部屋もめちゃくちゃきれいで良かった。コミコミで30ドルくらい。
キューバは共産主義で国からもらえる給料は20ドル程度。こんな豪邸が建てられるのは、近年のラウル・カストロによる資本主義の部分的導入によって、観光業など個人事業が認められるようになってきたから、というのが大きいらしい。ホテルやタクシードライバーなどの職につけば一日で月給以上の外貨が獲得できる。それでも政府に税金としてかなりの割合を持ってかれるそう。 -
今日はもう4時近くなのでそこらへんをブラブラするだけ。とりあえずはセントラルパーク、カピトリオへ。キューバのおばちゃん派手だなぁ!
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カピトリオとクラシックカー。
憧れのキューバの風景が今ここに!テンション上がる!
ここらへんのエリアはセントロといってコロニアル風の建物群、広々とした公園が広がってる。旧国会議事堂(カピトリオ) 建造物
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カピトリオ近くにクラシックカー専用の駐車場がいくつかあって客待ちしてる。こういうド派手な色でピカピカに磨かれてる車は観光客用なんだね。
でもしつこい客引きとかは全然ないから安心。写真とっても何も言われないから気楽にガシガシ撮っちゃう。 -
あっちにもこっちにも・・
これらの観光用のクラシックカーは一時間30ドルくらいみたい。欧米人がフーフー言いながら結構乗ってます。一人じゃなければ記念に乗りたかったかも。一人だと流石に見た目にも懐にも厳しい。。 -
カピトリオから北にマレコン通りまで伸びるエル・プラド通り。
あちこちで見かけるホセ・マルティの像。キューバでは存命の人物の偶像は作ってはいけない、という法律があるので、街中には過去の英雄の像のみが見られる。
ここは歩行者天国になってて、ここから歩いてみた。自分で描いた絵を売ってる人が沢山。中には「値段はあなたしだい、好きに持って行って」というサインを掲げてる若い女の人がいたり。 -
プンタ要塞で引き返す。
帰りにキューバ革命の3人のヒーローを描いた壁画発見!カストロ、カミロ、ゲバラでしょ?でもカストロの顔が違うぞ。そうか、これはカストロではない。カストロは自身の偶像化はさせない人だったので、こういう壁に描いた絵とか、商品に自分の顔をプリントさせる、自分の名を冠した通りの名前とか、絶対に作るな、という意思を残してた。たとえ死後であっても。たしかに街中にカストロの像も壁の絵も見なかった。あとで調べたら、この人はJulio Antonio Mellaというキューバ共産党の生みの親らしい。 -
早速ザ・観光地のオビスポ通りへ。
カピトリオ側から入るとローカル向けの店中心からだんだんツーリスト向けの店や綺麗目のバーなんかが連なる石畳の通りに変わって、アルマス広場に至る、歩くと結構距離がある通り。キューバとしてもこのオールドハバナの観光地としての町並みの整備に力を入れているらしい。 -
定番のゲバT。これぞキューバ土産でそこら中で売ってる。デザインのバリエーションは少なかったような。ゲバラはあってもカストロはなし。
カストロが死んで2年以上たってるけど、彼の自分を偶像化させるな、という意思はずっと守られてるようですねぇ。 -
かなり暑くて、ぶらぶら歩いてると汗が吹き出てくる。オビスポ通りを少し外れたところにあるバーでレモネードを。1Cucでたっぷり入ってて美味しい。ここ毎日通ってました。社会主義国でも電気はしっかりと確保されているのか、どこに行ってもちゃんと冷たい物を出してくれるのはありがたい。
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アイスクリーム屋はあちこちにあってどこも味が一種類しかない。3Cup,日本円でいえば12円のアイス(グアバ味)。これは思いのほかフルーティーでおいしかったなぁ。
今回は行かなかったけど、キューバでは有名な国営のCopperiaというアイスやさんがあって。ローカルだと一玉4円くらいで食べられる。カストロはアイスが好きで、一回で25個のアイスを食っていたとか。だから結構お腹回りはボテッとしてた。 -
そしてこの衝撃のハンバーガー。(注:捨ててあるんじゃありません)CUPの店の味はどんなもんかと思って試してみたんだけど。確か12cup(50円)だった気が。ショーケースに入ったものを取り出し小さい紙を添えてハイっ。置くところないからカウンターに直に置いちゃった・・肉もまずいしパンもパサパサ。肉は貴重品だから、たくさんのつなぎで伸ばしてるんだろうな。キューバでローカル向けに売られているもので美味しいものはなかなか無さそう。
キューバでビニール袋なんてもんも見なかったなぁ。
それでは本日は以上でおやすみなさい。 -
2日め。ハバナで丸一日使える日は今日だけ。
カサのお母さんが作ってくれた朝ごはん。フルーツとグアバジュースが美味しい。キューバのスイカは種がばかでかい。でもその種の舌触りがなんだかくせになる。 -
ハバナツーリストバスに乗って、見どころを一周します。10cucで何度も乗れるけど、まあ私も含め皆さん一周するだけですよね。
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風光明媚なマレコン通りを通って新市街に向かっていく。
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見どころの革命広場。過去にカストロや要人たちが数万人を集めて演説を繰り広げた場所。ひろっ!
ゲバラとカミロ・シエンフエゴス。
キューバ革命の立役者2名が飾られているけど、ここにカストロが加わる日は来ないだろうな。カミロは市民に人気があって、ニカッと笑った顔がトレードマークなのに、この絵はどこかのイランの指導者にしか見えないのだが・・
このあとも新市街をズンズン進んで、墓地やら高級ホテルやら、なぜここに停まるかわからない水族館とかに止まって、元のところに戻ってきた。一周二時間くらいで結構時間を食います。革命広場 広場・公園
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でもバスからの風景は古き良き時代のアメリカ西海岸みたい(イメージだけだけど)。ほんとどこを切り取っても絵になる街だと思う。これから外資がどれだけ流入してくるのか想像もつかないけど、この風景は観光資源として重要だし、ずっと変わらないでほしいなぁ。
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このあとサンホゼ市場に行ってCupを調達。
2CUC->48CUP。
(結局こんなにCUP使わなかった)
だーれも待ってなくて簡単に両替完了。
オビスポ通りの両替よりもこっちがおすすめ! -
次はフェリーに乗って対岸にあるカバーニャ要塞まで行きます。フェリーターミナル二階はカフェになっていてオシャレな雰囲気なんだけど、売ってるものは昨日食べた衝撃のハンバーガーレベルなんだよなー、だってCup払いばかりで値段が同じくらいだもん。いくら安くてもCup飯はもういいや。。
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フェリーは2cupだったか。
30分に一本出てる感じ。行き先が二ヶ所あるので間違わないように。casa blanca行きに乗ります。 -
カラブランカのフェリーターミナルの横には鉄道のカサブランカ駅。ここからハーシーズ列車に乗るっていうのがバックパッカーの定石らしいけど、去年の台風の影響でずっと運転休止中なんだよね。かすかに鉄分を持ち合わせている自分、ちょっと乗ってみたかったわー。
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ここから歩いてキリスト教の像など見て、近くにあるゲバラの生家を外側からチラ見。
第一ゲバラ邸宅 史跡・遺跡
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ここから見る旧市街。カピトリオにレンガ色の屋根の家々。ほんとに美しい街です。ここの運河は海底トンネルが走っていて、車では来れるが歩いては来れない。
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こんな感じの素敵な道を15分くらい歩きます。
空の青と海の青、南国を感じます。でもジリジリと暑い! -
カバーニャ要塞。
ハバナにあって世界遺産に登録されているフエルサ要塞、プンタ要塞、モロ要塞、カバーニャ要塞の4つの要塞のうちの一つ。
6CUC払って中へ。カバーニャ要塞 史跡・遺跡
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こんな感じの広場があったり
ここの木の下で日向ぼっこしてる人が気持ちよさそうだった。 -
大砲が置いてあったり。
遠くにはモロ要塞の姿が。
ココの大砲ぶっぱなしショー、毎日やってるみたい。
香港ではただで見れるしあんまり興味ないかな。 -
あとは目玉はゲバラ博物館!
私はゲバラについてあまり知らなかったけど、旅行の前に少しだけ知識を入れておいた。 -
病弱少年→読書が好き→激しいスポーツもやる→医学部進学→カストロと出会い、革命の道へ。写真が充実してました。
彼の小物とか手紙とか、あと捕虜になってとらえられた最後の写真、死後の写真とか、身につまされる思いで見学。 -
そのあとフェリーで戻ってきて、オールドハバナ散策。
さっき行ったサンホセ市場で土産を物色したり。
ゲバラTシャツ、ハバナクラブTシャツ。。かっこいいんだけど絶対自分では着ないしなぁ。。
結局何も買わずでした。
あちこちにあるゲバラの絵。
このゲバラ像がひろがったのは、カメラマンが著作権を放棄してから。誰でもこの肖像を使った物が売れるんですねー。 -
チョコレート・ミュージアムでアイスチョコレート1.5CUC.
あまああい!でもうまい。
甘すぎて口直しに昨日もいったカフェでレモネード。 -
オールドハバナって観光客が行くようなエリアは少しだけなんだだろうと思っていたけど、思ったより広くて。歩くたびに素敵なエリアが発見できて、街歩きがすごい楽しい。
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公園とか広場がたくさんあるの。
で、どこもきれいに整備されて銅像が立ってて市民や観光客の憩いの場になってて。観光客に見える場所は、政府が力を入れて整備しているんでしょう。
アルマス広場、プラザビエホ、サンフランシスコ広場、セントラルパーク・・
こういうところを見ていると決して貧しい国という感じはしなかった。 -
夕食には宿のおじさんにおすすめを聞いて連れてこられた店。もう六時過ぎてるけどドリンク、デザート付きのランチセットが17cucで頼めるというのでそれにしてみる。やっぱ外国人向けはいい値段するな・・
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ドリンクはアルコールを選べたのでピニャコラーダを。そしたらアルコール強すぎて飲めたもんじゃなかった。メインはラム肉を割いて煮た料理だった。それに豆の煮込み、ポテトを潰してあげた物、ご飯。
それぞれスキレットに入ってきて熱々で美味しいんだけど量がすごい。完全に二人分ある。。
最後にウェイトレスのお姉さん、ランチの時間内だと勘違いしちゃった。やっぱり20CUCね、(∀`*ゞ)テヘッ だそうなので、おとなしく20CUC払いましたよ、最初っからはめたな。。 -
夜のセントロやオールドハバナを散策。闇に浮かび上がるテアトロが幻想的。だいぶ電気使うんだろうけどこういう観光地では惜しみなく使う方針なんでしょうかね。
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オサレカフェが並ぶスポット、ハバナ・ビエホ。オールドハバナは夜歩いていても危険を感じることはなく。それもそのはずキューバは世界でも最も安全な国の一つと言われてる。
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夜になると一段と雰囲気を増して大人の街になる。ふわっとした街灯に包まれて。バーからは賑やかな演奏が聞こえてくる。バーに入れない現地の人たちが外で音楽に合わせて躍ってたり。みんな幸せそうでいいなあ。。
キューバは革命以降金持ちの利権者は徹底的に権利はく奪され、すべての市民が平等になった。平等は平等だけど、みんな貧乏。でもそれが近年は資本主義部分導入によって貧富の差が生まれ始めている。それなのに市民の間の暴力沙汰とか、そういうのがなく世界でも最も安全な国であるということは、彼らが自分たちの暮らしに満足しているということなんでしょう。
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旅行記グループ 2018.3 ANA&コパ航空ビジネスクラスで行くキューバ
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