2017/08/13 - 2017/08/14
35位(同エリア1479件中)
山と湖さん
☆☆旅程☆☆ 2017/8/13~8/18
8/13 成田→ヘルシンキ→エストニア タリン泊
8/14 タリン旧市街散策 タリン泊
8/15 ラヘマー国立公園 タリン泊
8/16 ハープサル・野外博物館 タリン泊
8/17 飛行艇埠頭・旧市街 タリン泊
8/18 ヘルシンキ移動・観光
8/19 成田着
バルト三国と一つにくくられることの多いエストニア、ラトビア、リトアニア。それぞれに異なる苦難の歴史を持つ。
できれば3カ国をまわってみたいけど、5泊の旅ではちょっと慌ただしい。今回はエストニアだけに滞在するプランをたてた。
滞在先は中世時代の面影を今も残す首都タリンだけに5泊。
湿原が広がる国立公園、かつてロシア皇帝も訪れた海辺のリゾート地、
旧ソ連時代の鉄道車両の残された古い駅舎のある町など、タリンから日帰りできるスポットは多い。
いつものドライブ旅とは違い、レンタカー利用は1日だけ。
情報の少ないラヘマー国立公園は現地ツアーに参加。
おまけとして乗継のフィンランドでは8時間ほどの乗継時間をあえて設定し、駆け足観光をしてみた。
滞在中は旧ロシア、ソ連に支配された時代の痕跡をあちこちで目にした。
エストニアは国防軍だけでなく、女性や子供も参加する民間防衛組織も存在すると帰国後にテレビ番組で見た。今もなおロシアと緊張関係にあるという事実を改めて考えさせられた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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エストニアへはフィンエアを利用し、まずは乗継地ヘルシンキに到着。
ノルウェー、スゥエーデンはそれぞれ楽しかった旅の思い出があるけど、フィンランドには初めて降り立った。
帰国便の乗継時間を利用して、ヘルシンキの町を歩いてみるのが楽しみだ。 -
タリンの空港へはちょうど日没頃に到着。
タラップからバスでターミナルへ移動。 -
空港内は小さいけれど温かみのある印象。
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可愛い色使いの椅子。
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Solo Sokos Hotel
宿泊したこのソロ ソコスは、系列のオリジナル ソコスと隣り合う。
2つのホテルのカウンターは同じロビーの両側に分かれてある。
それを知らず、反対側のほうでチェックインしようとし、予約は入っていないと言われて冷や汗をかいた。
(オリジナル ソコス ホテルコは旧ソ連時代にKGBが運営していたホテルで現在はKGB博物館がある。) -
ホテル前は公園と並木道が続いていて空気感が良い。
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Solo Sokos Hotel
このホテルに4泊して最終日は空港近くのホテルへ移動する予定。
インテリアの色調に惹かれて選んだホテル。 -
各階にあるコーヒーラウンジでは飲み物の他、ナッツやチョコもある。
有名なKalevのチョコが美味しくて、通るたびに手が伸びた。 -
通路のゆとりあるスペースからも景色を眺めることができる。
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22階の廊下の一角から見た旧市街方面の風景。
ガラスに文字が書いてあるので、絵葉書風な一枚となる。 -
港方面も見えた。
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旧市街の入り口、ヴィル門はすぐ目の前だ。
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トラム乗り場も歩いて数分。
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朝食会場
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この席で連日ご飯を頂きました。
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メニューもなかなかに充実していた。
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観光一日目は旧市街巡り。
スタートはすぐそばのヴィル門からでなく、離れたトーンペアの丘方面からホテル方面に戻るルートにします。
近くのキヨスクでウヒスカード5日券を買い、ホテル前からトラムに乗ります。
トラムを降り、この独立記念碑のある自由広場から観光スタートです。 -
トーンペアの丘に到着。
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「キーク・イン・デ・キョク」
トームペアの南にある塔。
中の博物館へは入らず、外観のみ。 -
「アレクサンドルネフスキー聖堂」
ロシア正教会を見るのは初めてなので、興味深々。 -
向かいの建物は「トームペア城」
現在は 国会議事堂。 -
「アレクサンドル ネフスキー聖堂」
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エストニア人にとっては、ロシアの支配時代を思い起こさせる存在であるということですが、建物自体は美しいです。
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中は撮影禁止なのでせめて外観だけでもと沢山撮影。
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ちょうどミサが始まる時間だった。
ベールを被った年配の女性の姿が印象的。
長い列を作り、一人づつ司教さまに祝福を受けるというのかな、頭を触っていただいていた。
豪華な祭壇や沢山のイコン。
厳かな雰囲気の中で遠慮がちに聞く讃美歌。
響き渡る美しい讃美歌に聞きほれ、去りがたい。 -
「聖母マリア教会」
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エストニア最古の教会
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貴族の墓所だったということで、貴族の紋章が数多く飾られている。
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重厚な石棺に日が差しこむ。
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「リュヒケ・ヤルク通り」
「短い脚通り」を意味する。
傾斜の急な坂道は一般市民の通る道だったそう。 -
こちらは「ピック・ヤルク通り」こと「長い脚通り」
身分の高い方々のための通り。
緩やかな坂道。 -
両側には立派な建物が立ち並ぶ。
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少々迷いながらも魅力的な小径を歩き楽しんだ。
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「デンマーク王の庭」
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城壁に沿って内側が庭園になっている。
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「コフトゥ展望台」
見晴らしの良い展望台が城壁にはいくつかあり、そのうちの2か所に行ってみた。
このカモメはここのアイドルのようだ。
観光客が撮影のため順番待ちをするほどに。 -
彼方にはバルト海が。
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可愛いマトリョーショカたち。
お店に許可をもらって撮影。 -
「ラエコヤ広場」
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広場のシンボル、旧市庁舎は 北欧に現存する最古のゴシック建築だとか。
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旧市庁舎を見上げると…
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ドラゴンの雨樋や
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タリンのシンボル 「トーマスおじさん」と呼ばれる像が見える。
逆光になり上手に撮れず、これは後日撮影したもの。
これも今一つな映りではありますが... -
「市議会薬局」
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広場から目と鼻の先のはずのこの場所がすぐには探し当てられず、見当はずれの場所をうろうろしてしまった。
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昔の製薬の道具や、怪しい薬や原料などが展示されている。
カウンター形式の売り場では普通の薬以外にハーブ系の薬なども売られている。
風通しが悪く、蒸し暑い。
狭い店内は多くの人でごった返していた。 -
「職人の広場」
様々な職人たちの店が集まる一角。
雰囲気があります。 -
女性陶芸家の方が製作中。
店内に入り、作品を見せていただいた。 -
ランチはヴィル門近くのイタリアン「アマルフィ」で。
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ボロネーゼとピザ、レモネードを注文。
レモネードが美味しい。 -
疲れをとるため一旦ホテルに戻ることに。
ホテルまでは歩いて数分。 -
15時前から街歩き再開。
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「セーターの壁」
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夏場はやはり売り上げが落ちるのかな。
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街中の店頭にこのような大きな人形がいくつも飾られていた。
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タリン旧市街を取り囲むようにある城壁。
登れる箇所がいくつかある。
一人6ユーロを支払い城壁の上の通路を歩いてみた。 -
それほど期待はしていなかったけど、思いのほか楽しめた。
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小径を見下ろす眺めもなかなか。
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城壁からの眺め
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「聖カタリーナ通り」
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壁に貼り付けてあるのは石棺の一部だったもの。
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一番中世を感じさせる小径だったかも。
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「セントピーター・カトリック大聖堂」
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中はシンプルな造り。
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パイプオルガンもありました。
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「大ギルド会館」
エストニア歴史博物館として利用されている。 -
個性的ファサードの建物。
右上は「聖カンタスのギルド」
彫像はマルティン・ルター牧師と聖カンタス。
今は劇場になっている。 -
「ブラックヘッドギルド 」
カラフルな会館のドア。 -
「聖オレフ教会」
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「聖オレフ教会」
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北方面の町の様子。
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「三人姉妹」こと「スリーシスターズ」
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「三人姉妹」
ハンザ商人の住居だった建物を現在ホテルとして利用中。 -
こちらは「三人兄弟」と呼ばれる建物。
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「スール・ランナ門」
海からの玄関口を守るため造られた。
かつてはすぐ目の前が海岸だったようだ。 -
「太っちょマルガリータ」
砲塔として建てられたものが、牢獄として使われていた。
愛称の「太っちょマルガレータ」の謂れは所説色々。
現在はエストニア海洋博物館。 -
旧市街散策はこれで終了。北門を出たところにあるトラムでホテルに戻ります。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ももであさん 2018/07/14 13:11:03
- 大西洋、インド洋、太平洋を超えて
- 山と湖さん
暑すぎて蒸発しそうです...。
相変わらず変幻自在な旅をされていますね。
確かにバルト共和国かと思うくらいですが、3カ国それぞれに多彩な歴史がありますね。
タリンだけに5泊って潔くていいですね。ぼくもこの日程ならそうしたかも知れません。
レンタカーは普通に使ええるわけですね?
「短い脚通り」 「長い脚通り」 「トーマスおじさん」 「三人姉妹」 「三人兄弟」 「太っちょマルガリータ」 まるで絵本の中の世界みたい。
「アレクサンドルネフスキー聖堂」 ここは一度行ってみたいと思っています。バルチック艦隊の慰霊碑があるとか。110年以上も前に出撃した若者は遥か喜望峰を周り日本海まで。東郷平八郎の連合艦隊に沈められた無念さはいかばかりでしょう。せめて供養したいと思います。
暑さ厳しき折、ご自愛下さい。
ももであ
- 山と湖さん からの返信 2018/07/15 15:35:40
- 重い腰を上げました!
- ももであさん
お暑うございます。
「アレクサンドルネフスキー聖堂」のバルチック艦隊の慰霊碑に関しては、たぶん夫が気付いて教えてくれたかも、というあやふやな記憶しかありません。
タリンには歴史的に重要な建物などがたくさんあり、多少学んで行ったつもりが、現地では旅の高揚感と疲れなどで、実際には軽く流しながら見て回ってしまいます。
旅行記に関しても、内容の薄い仕上がりにはなりますが、とりあえずのご報告ということでご容赦願います。
世界史は大人になってからの方が身近に感じることが多く、興味をもって世界を眺めることができます。昔の勉強不足を補うべく知識を得ていきたいと今更ながらに感じます。
この4トラで出会う世界(人)から刺激を受けながら...
山と湖
- ももであさん からの返信 2018/07/16 08:17:20
- RE: 重い腰を上げました!
山と湖さま おはようございます。
朝から散歩しましたが、早くもトロケそうです。
ぼくが慰霊碑のことを知ったのはたまたまです。司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」を読んだからです。
それで音楽好きや芸術好きがアーティスト縁の地を巡るように、タリンへ行くことがあれば訪れてみたいなと思っただけの話しです。
当時のエストニアはロシア。日露戦争とは言いながら、実質エストニアと交戦していたのかと思うとちょっと複雑な心境ですね。
- 山と湖さん からの返信 2018/07/16 14:51:30
- あららら.....
- ももであさん
ごめんなさい、暑さの中、書きかけの返信が途中で消えてしまったりして何度か書き直しを繰り返しているうちに、意図しない文章になってしまっていました。
ももであさんからコメントを頂いたのが嬉しくて、そんな気持ちもお伝えできるような返信にしようとあれこれ考えながら書いていましたのに、今読み返してみたら随分とぶっきらぼう物言いに...(ちゃんと最後に確認をすればいいのに...トホホホ)
今回慰霊碑のことはを教えていただき、思いがけないところでの日本との関りを知ることができました。 ロシアは過去を反省するどころか、今なお他国にとんでもない対応を取り続けているので、悲劇がいつまた繰り返されるのやら...
テレビ番組では子供たちを軍に勧誘するため銃を持たせたりしているのを目にし、エストニア国民の強い危機感を感じました。
....とにかく..今は...暑い日本を脱出して...涼やかな場所にトリップしたいです.....
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