GWはANAプレミアムエコノミーで行く2泊4日弾丸ニューヨーク！ その2

2018/05/03 - 2018/05/06

ニューヨーク旅行2日目です。
フルで動けるのはこの日だけ。
いつもの様に足で稼ぎます。
なかなか来ることはないであろうと言う事で、観光スポットをサラッと舐めて回って行きます。
バタバタの2日目スタートです！

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA

おはようございます。
2日目の朝です。
この日も恒例の朝のジョギングから。
ホテルを出発してマンハッタン方面を目指します。

ロングアイランドシティからはこのクイーンズボロ橋を越えていかねばなりませんが、人が通れるところがわからずうろうろ…。
そもそも人が通れるの？

クイーンズボロ ブリッジ 史跡・遺跡

結局クイーンズボロ橋を渡るのを諦めて少し北上。
この日はスマホがなぜかデータ量を使い果たしていた為（ホテルに帰ってから判明）、グーグルマップもうまく作動せずここ渡ったら進めるかも的な浅い考えでルーズベルトアイランド橋を渡ります。

ルーズベルトアイランド地区にやってきました。
どちらかというと閑静な住宅地って感じですね。
ここからマンハッタンに軽く渡れるものと勘違いしておりましたが、突き進むとケーブルカーが…。
メトロカードが使えるようですが、持ってきていない…。
物理的にマンハッタンを目指すのは無理なので引き返す事に。

結局また橋を渡ってクイーンズ地区に引き返し、クイーンズの外周を13kmほど合計で走ってきました。
この辺りはニューヨークのベットタウンって感じなんでしょうか？
ロングアイランドシティ周辺の住宅地はドラマに出てくる感じの雰囲気でちょっとオシャレ。

ホテルに帰ったらシャワーを浴びて身支度整えてから1Fのロビーの朝食会場に向かいます。
少し時間をずらしたつもりでしたが、結構お客さん多し！

事前のチェックではあまり食事も期待できないかな？と思っていましたが、案の定なかなかのおそまつっぷり。
ベーグルにお弁当のおかずみたいなハンバーグ、オムレツといった感じ。
マリオットとはいえアメリカでは所詮3星ビジネスホテルはこんな感じみたい。

ちょっと切ない朝ごはんを終えたら早速行動開始です。
こっちは八重桜がちょうど満開~散かけって感じでした。
異国で見る桜もおつなものです。

まずはE線で一本でおよそ30分で来れるこちら、グランドセントラルターミナルにやって来ました。

グランド セントラル ターミナル 駅

140年以上の歴史ある建物が今も使われており、かなりの規模になるのでどこに行ったら良いか分からずあっちうろうろこっちうろうろ…。

訳分からなくなったので、一度地上に出てみることに。
…余計に訳わからん。

何をこんな所で彷徨っているかと申しますと、朝食がイケてなかったので差し当たってホテルから一番近いであろうシェイクシャックを目指していたのでした。
ところがそれの場所が分からずうろうろと…。
折角なんで外の景色もしっかり堪能。

お店に早く行きたい気持ちを抑えて改めて場所の情報をググってみると、何のことは無い駅のメインコンコースのさらにもう1フロア下にあるだけでした。
最近よく調べもしないで行動してしまう。
反省です。
折角なんで駅の中のべたな撮影スポットで1枚。

結局駅に着いてから30分くらいかけてようやく辿り着きました。
アメリカの定番ハンバーガーショップシェイクシャックです。
平日のお昼前なのに結構お客さんいるんですね。

シェイクシャック (グランドセントラル店) ファーストフード

注文方法はカウンターにて口頭で。
欲しい物を告げて支払いをします。
その際フードコートの呼び出しで使うような光ってブルブルするヤツを渡されます。
何故かその際名前を聞かれました。
はて？
出来上がるとブルブルするのが光りながらお知らせしてくれます。
正面のカウンターで受け取りますがその際『○○～ッ！』って名前で呼ばれます。
リモコンか名前かどっちかで良くない？

ということでようやくまともな物にありつけました。
シャックバーガーとフライ、そしてビールです。
お味の方は間違いない味でようやく満足の品に巡り合えました。
サイズも日本の普通サイズですので女性の方も安心して食べれると思います。

さてここからは観光再開という事で早速行動開始です。
まずはべたに自由の女神でも行ってみましょうか？
グーグルマップで検索すると、PATH線に乗ってジャージーシティに渡ってひたすら歩くとな…。
取り合えずリバティー州立公園を目指すのね？
↑完全に間違いルートですが、本人気付いておりません。

結局電車を激しく乗り間違えながらもジャージーシティのグローヴストリート駅に到着。
ここからリバティー州立公園を目指して歩いていきます。
その行程駅から徒歩30分！
この時なぜ有名な観光地がこんなにアクセス悪いんだという事に気が付かなかったのか？

まあこの時は本人全然気が付いていないんで呑気に街ブラ。
ジャージーシティ市役所なぞを眺めながら歩いていきます。

このレンガ造りの街並みがアメリカ！って感じがしますよね？
ジャージーシティ自体、港湾部を中心に商業都市として整備されていますが一歩奥に入るとこんな閑静な街並みが広がります。

先程の通りをひたすら進んでいくと深く入り組んだ入り江が。
そしてそこにはリバティー州立公園に渡れるフェリーが出ているみたい。
対岸にはフェリーの姿も。
時刻表を見ると10分程でやって来るようです。

待っているとフェリーがやって来ました。
早速疑いもなく乗り込みます。
フェリーって言っても渡し船みたいなもんですね。

そこそこの大きさですが、乗客は私と若い女性、熟年カップルの3組のみ。
意外と使う人少ないんだね~。
位にしか考えておりませんでした。

やがてフェリーは出航。
すぐ傍の対岸の船着き場を目指すかと思いきや、大きく船は左へ旋回。
沖に向かって走り出します。
明らかにルートおかしいよね？ってかこの船どこ行くの？
窓の外には再び遠くなっていく自由の女神の姿が…。

結局船はロウワーマンハッタンにあるフェリーターミナルへ接岸。
フェリー料金7ドル…。
出発地からE線に乗れば30分ほどで到着する場所に数倍の料金をかけて1時間半以上かけて到着しました。
しかも自由の女神に行くにはこのさらに南にあるバッテリー公園に行けばよかったって…。
都合2時間ほど無駄にしました。

後悔しても始まらないのでバッテリー公園を目指してとことこ歩いていきます。
この辺りには地元の方なのか観光客なのか人が沢山！

ブルックフィールド プレイス (ワールド ファイナンシャル センター) 建造物

バッテリーパークまであと少しと言う所には朝鮮戦争に従軍した記念碑がありました。

バッテリー公園に到着しました。
流れとしてはこの中に入ってチケット売り場でチケットを交換、船着き場から船に乗り込むといった流れですが…。
チケット売り場は長蛇の列。
チケット購入後のフェリーのところのあまりの人だかりを見て断念。
ここ並んじゃうとほぼこれで終わってしまう。
彷徨っていた2時間が悔やまれます。

バッテリー パーク 広場・公園

フェリー乗り場から精一杯の自由の女神像。
なんとも切ない結果ですが、次に進みます。

自由の女神像 モニュメント・記念碑

ここからは再びサブウエイに乗って北を目指します。
今度はルートを間違えないように。

メトロ サウスフェリー駅 駅

サブウェイでおよそ30分。
そこから徒歩で20分程でやってまいりました。
私にとっては自由の女神なんぞより重要な観光スポット、イントビレット海洋航空宇宙博物館です。
見ての通り空母イントビレットがそのまま博物館になっちゃってます。

イントレピッド海洋航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー

まずは入り口でチケットを入手。
CityPassがあると特に労せずゲットできます。
さてそれでは入場です。

まずは滑走路の甲板の下のハンガー（格納庫）から見ていきましょう。

まず目に入ってくるのは空母イントビレットをREGOを使って1/40で再現した精巧なディスプレイです。
250,000個ものレゴで再現されておりディティールの細かさにも驚かされます。

格納庫内で存在を放っているのはTBM-3Eアヴェンジャー。
第2次世界大戦でアメリカ海軍が使用していたものです。
戦艦大和を撃沈し、9,700機近く製造されたベストセラー機です。

1947年に初飛行、第一次ジェット戦闘機の傑作機F-86のアメリカ海軍仕様のFJ-3フューリーです。
朝鮮戦争の時に使われていたようですね。

ある程度ハンガーを見学したら、いよいよ飛行甲板に移動します。

上がってまず始めはイスラエル製戦闘攻撃機クフィールです。
なぜにこんな所にと思っていたらアメリカ海軍でF-21ライオンという名称でアグレッサーとして使用されていたんですね。
アメリカ軍が外国製戦闘機を採用したのは第一次世界大戦時以来らしいので貴重な機体です。
エリア88でも司令官サキ・ヴァシュタールをはじめ88メンバーが多く使っていましたね。

これも珍しい機体、高高度偵察機のSR-71です。
マッハ3で飛べるというこの機体は当時のテクノロジーのすべてが盛り込まれたまさに夢の機体でした。
初めてみましたが、ほかの航空機にない独特の形状です。
沖縄の嘉手納基地に配備されたこともあるんだそうです。

そして一番好きな戦闘機と言っても過言ではないF-14Dスーパートムキャットです。
ここに展示してあるのはデモンストレーションカラーの様になっていてロービジのカラーリングではありませんが、見まがうことなきトムキャットです。
すでに現役を引退してしまっていますが、いまだに一線級の強さとかっこ良さを感じさせます。
映画トップガンでの活躍は今でも思い出せますし、エリア88ではミッキー・サイモンの乗機として活躍してましたね。

そしてトムキャットと言えば、トムキャットでしか使用できない空対空ミサイルAIM-54『フェニックス』です。
冷戦時代は東側の爆撃機を長距離で爆撃する為に開発されましたが、冷戦終結により高価な高性能ミサイルは必要なくなりトムキャットと共に退役しました。
ちなみにこの展示物黄色の帯がありますが、これは実弾を表します（中身はもちろん入っていません）。

そしてこちらは空軍所属のF-16ファイティングファルコン。
世界各国で採用されているベストセラー機で対空対地能力を備えています。
自衛隊でもライセンス機でF-2として使用されています（もはや形が似ているというだけで別物ですが）。

こちらも根強いファンが多いF-4ファントムⅡです。
1962年に採用され、90年代にはアメリカでは退役していますが、日本をはじめ未だ現役で使用している国もあり息の長い機体です。
半世紀以上生きながらえている戦闘機ってすごい！

こちらはベトナム戦争などで活躍したF-8クルセイダーです。
クルセイダーと言えば機種の下に配置されたエアインテーク。
この機体の様にシャークマウスが描かれたものが多く印象的な機体です。
エリア88では主人公風間真も使用していました。

何故か東側の機体も。
MIG-21フィッシュベッドです。
こちらは1955年に初飛行をしてから実に現代にいたるまで使われ続け、10,000機以上も生産された非常に優秀な造りの機体です。
アメリカやヨーロッパの方の中には払い下げられたこの機体を娯楽で飛ばしている方もいるとか？

飛行甲板後方にはスペースシャトル小屋が。
中には本物のスペースシャトル、エンタープライズ号が展示されています。

エンタープライズはスペースシャトルの1号機にあたり各種テストを重ねた機体ですが、悲しいがな宇宙に行った事は一度もありません。
これじゃないという方もいらっしゃるでしょう。
でも本物のスペースシャトルが自分の目の前にあるという事実がすごいです。

スペースシャトルの小屋の隣にはレストア用のガレージがありました。
ここで直して展示するって事なんですね。

再び艦内に入ると、空母としての展示が。
ここは当時の幹部の食堂跡だった所のようです。
一般のところと比べると、家具や食器類も微妙に違います。

この辺は一般の兵曹のベッドの様です。
一人当たりのスペースも狭くなかなかしんどそうな空間ですね。

ここは調理場ですね。
かなりの人数分を作るとあって相当な規模になっています。
この並びで食堂と売店が併設されておりますが、観光地価格を凌駕する滅茶苦茶高い価格設定になっております。

エンジンの構造とかアフターバーナーとか付いて戦闘機の物みたい。
飛んでる時に乗ってみたかったです。

出口の側にはお約束のお土産やさんが。
結構心くすぐる物もあったのですが、品質が？な物が多く買わずに退散です。

イントビレットを出てどこかでお茶をと思いましたが、歩きまくってどうしてもエナジードリンクが飲みたくなったのでコンビニへ。
ついでにちょっとつまんで小腹を満たします。

再びサブウェイに乗ってこちらにやって来ました。
今やニューヨークに来たら外せないであろうスポットです。
まずは手前に出来たマンハッタン最大のショッピングモール、ウエストフィールドWTCモールへ。

初めは9.11関連の建物かと思って入ったので、入った時はあれ？と。
状況が飲み込めましたが、特に買い物というモードでも無かったのでふわっと軽く見て退散しました。
色々揃っているので買い物したい方は一度寄っておくといいかも知れません。

そしていよいよやって来ました。
9.11同時多発テロの現場となったグラウンドゼロです。
犠牲となったツインタワーは今では大きな池の様な哀悼の碑となっています。

グラウンドゼロ 9/11メモリアル モニュメント・記念碑

池のへりには犠牲になった方々のお名前が刻まれています。
突っ込んで来た飛行機の乗客、ビルにいた方々、救助にあたって犠牲になった消防士…。
施設の大きさと名前の数が恐ろしい事件だった事を改めて感じさせます。

今でも沢山の方が訪れ、未だにどこかしらに花が途絶えることはありません。
こんな事は2度と起きてはなりませんね。

そして復活の象徴とも言える犠牲地跡に建つワンワールドトレードセンター。
541m、104階建の規模は世界で6番目の高さのビルになるとか。
外からの姿に見とれてすっかり上に登るの忘れてた！

ワン ワールド展望台 建造物

グラウンドゼロを出たら街並みをブラブラしながら南に向かいます。
ニューヨークの街並みは見ていて飽きませんね～。

ニューヨーク市庁舎 建造物

続いてやって来たのが、ここもニューヨークに来たら行っておけと言われた場所です。
なかなかに歩きごたえのありそうな感じですが。

もはやベタな観光スポットのブルックリン橋です。
平日ですが多くの観光客で賑わっています。
全長約1.8km、アメリカ最古の吊り橋です。

ブルックリン橋 建造物

ゴシック風のデザインと鋼鉄のワイヤーの組み合わせがなんとも言えない味わいだと思います。
日本じゃこんな景色見られないですよね！

ちょうど橋の中間地点までやって来ました。
この先は対照的な感じの景色になるので、真ん中まで来たら回れ右で元に戻ります。

橋から望むマンハッタン。
これを見ちゃうと東京もまだまだだなって思います。

特に何があるって事も無いでしょうが、橋にはニューヨーク市警の可愛らしいパトカーが待機しています。
ニューヨーク市警は様々なパトカーを使っていますね。

再び移動してロックフェラーセンターへ。
ここで優雅に過ごす身分では無いので、その先へ…。

ロックフェラー センター 建造物

この建物にあるトップオブザロックにやって来ました。
夕暮れ近いからかすごい人だかり。
ひとまず受付に並びます。
CityPassの方は下に降りずにここのカウンターに並びます。

トップ オブ ザ ロック 展望台 建造物

チケットゲット！
とは言え、今からだと入場出来るのPM9時15分から？
そこまでいたくないしなぁ。

とりあえずブラブラとタイムズスクエアまでやって来ました。
夜景はやっぱり見ておこうと暗くなるまで時間を潰すことにしました。

タイムズスクエア 散歩・街歩き

半分観光用なんでしょうか？
馬に乗ったパトロールもいます。

タイムズスクエアにあって貴重なおトイレスポットとして使用させて頂きました、マリオットマーキース。
一応宿泊者しか入れませんが、何か言われたら自分のカードキー見せて逃げ切ろうかと（笑）

ニューヨーク マリオット マーキース ホテル

日が暮れるまではこちらで時間を潰します。
この2件のスペースはアルコールOKとなってました。

ニューヨークっぽくど定番のホットドックとビール。
ちょうど1人がけのテーブルを見つけたのでこちらで一杯やりながら暗くなるのを待ちます。

夜の8時くらいになってようやく暗くなりました。
こちらは暗くなるの遅いんですね。

うん！これぞタイムズスクエア！
やっぱ夜ですね～！

悲しいがな日本の企業の物はほとんど見る事はありませんが、これも時代の流れでしょうか？

気が付けば辺り一面人集りでスゴい賑わい！
皆さんこの夜景目当てなんですね。

すっかり満喫したのでホテルに撤収します。
トップオブザロックは…勿体無いけど無しで。

サブウェイでクイーンズまで帰って来ました。
マンハッタンの賑わいとは対照的にわずか橋一本隔てただけのこちらは静かなもんです。

昨日同様スーパーに寄りましたが、閉店間際で何もありません。
飲み物だけ購入して店を後にします。

ニューヨークって意外にもコンビニ少ないですね。
スーパーが不発だったんで決してホテルの近くとは言い難いですがコンビニへ。

内部は日本とはちょっと違いますよね。
セルフの物が多かったりと。
後何でもある感が凄いですよね。
スタンド併設だからかエンジンオイルとか自動車用品売ってるし。

ホテルに帰って来ました。
ひたすら歩き回ったわりにはやらかしが多くて回り切れませんでした。

最後は部屋でコンビニやらで揃えた物を肴に部屋飲みです。
この部屋に帰って来ての一杯が日本にいる時より美味しいです！
これにて2日目終了です。

最終日に続く