ついにシルクロード①スタートは西安

2018/05/14 - 2018/05/16

中学の修学旅行で法隆寺を訪れて以来の仏像好き、
長年憧れ続けてきたシルクロード！
でも、おトイレ事情がネックで二の足を踏んでいたけれど、
そろそろ行かないと風化が深刻化しちゃうかも？
ということで、満を期して経典を求めていざ出発！（笑）

叶うことなら玄奘三蔵さんのようにテクテクと行きたいけれど、
そこは大人の都合で8日間ツアー。

西安は17年前に4都市周遊（上海･桂林・西安・北京）で訪れた地。
どのように変貌しているのかな？
お～、記憶にないほどの進歩！
日本の高度成長期のような中国を目の当たりにしました。

１日め　7607歩
14:55　成田空港第2ターミナル発　海南航空
18:45　西安空港着　＜時差1時間＞
21:00　皇城豪門酒店着

２日め　18121歩
7:30　ホテル出発
8:30　秦始皇帝陵博物館（兵馬俑）（2時間10分）
11:00　ランチ（50分）
13:00　青龍寺（60分）
14:15　ショッピング（60分）
15:35　大雁塔（55分）
17:20　安定門（25分）
18:05　夕食（55分）
19:30　ホテル着

3日め　12953歩
8:00　ホテル出発
8:30　ショッピング（40分）
10:10　咸陽陵（30分）
11:00　考古文物陳列館（15分）
11:45　西安空港・ランチ（60分）
14:30　西安空港発　成都航空
　
「ついにシルクロード②敦煌」へ続く

エリア 西安(中国)

1日めは移動日
成田EXで空港へ向かいます
スカイツリーがお見送り

今回は阪急交通社のツアー
ランチは空港にしようと思い早めに到着
でも、あと10分くらいでに受付開始するというので、
ランチは後回し
今回は28名、年齢層高め、ご夫婦参加多めのツアーなり
添乗員のNさん、気張って行きましょう！

成田空港第2ターミナル 空港

成田空港ラウンジをクレジットカード特典で初めて利用
せっかくなので、ハイボールで乾杯
柿の種は食べ放題（笑）

海南航空カウンターでチェックイン

出国審査後、吉野家でランチ
やっぱり空港店は高価、
自宅の近所にはなくなったので、
味が恋しくなります

直行便で西安まで約5時間のフライト
ここは北アルプス上空？

この旅を通して飛行機の中でアルコールもらえたのは
結局、この1本！

夕食と聞いていたのに、早々と機内食がでたー
日程表では夕食なんだけど･･･

日本海・韓国上空を抜け、中国本土、
でもどこだかぜんぜんわかりません

西安の街が見えてきました

西安空港ロビー
かわいいキャラクターがお出迎え

西安咸陽国際空港 (XIY) 空港

もうすぐ19時、夜の帳がおり始めました

空港から1時間、2連泊の皇城豪門酒店に到着

城内に位置しています

グランド ノーブル ホテル 西安 (西安皇城豪門酒店) ホテル

なかなかいいホテル
でも、NHKもCNNも放送なし

シャワーとバスタブが別々
後はウォシュレットがあれば完璧

ちゃんと湯沸しポットありました

ちょっと外の空気を吸いにホテル前へ
歩道が広いのに、車道を歩く人が多い
そしてネオンが明るい

2日め
6時開始の朝食を待つ人、
皆さん出発が早いらしい
かくゆう私たちも7:30出発

中華や洋風、目移りしゃいます

本日はおかゆと野菜でまとめてみました

西安の観光バスはグリーンで統一、
間違えずに乗らないと･･･ね
車高が高いので、階段が急です

朝のラッシュはまだ始まっていない模様
オートバイはノーヘル
歩行者は信号無視
歩道にオートバイ乗り入れあり
少しは交通マナーがよくなったらしいですが、
気をつけて歩かなくっちゃ（笑）

分水嶺の泰嶺山脈が見えてきました

1時間で秦始皇帝陵博物館（兵馬俑）に到着

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

第１印象はものすごく観光地化している

この第1ゲート、記憶にないな･･･

まずセキュリティーを受けてから入場です

ん～、ｼｬﾄﾙﾊﾞｽに乗った記憶もないぞ･･･

ここが昔のゲートだあ
今は、第2ゲートです

なんとなく記憶が蘇り始めましたぞ

まずは第一号から見学開始
じっくり30分

これ！これ！懐かしい～
2000体の兵士がずらり
違うことと言ったら、写真撮影OK！
前回は警備の目を盗んで、こそっと撮りましたもん

朝日を浴びる兵士さんたち、ちょっとしらっ茶けた？

秦の始皇帝の凄さを感じる場所ですね

なんと後で聞いたら、NHKの取材だったそうな

体育館的建物は変更できないみたい

色々な民族がいる中、馬を扱う人は手が長い

紀元前の空気が今も閉じ込められる？かも

修復現場を見せるのは前回と違いますね

気の遠くなる発掘作業、頑張ってください

次は第三号へ

指令官などの兵馬俑があります

４頭立ての馬車が基本

色が付いていた俑を紹介したパネルなども設置

そして発掘途中で終了？

ちょっと休憩
よき声で鳴く鳥発見

騎兵俑の第二号へ

実際にスロープが作られていて、
いつでも戦闘体制OKな感じ

こんな感じで埋まっているそうです

回りも掘れば、まだまだ見つかる！？

中国初の統一王朝、「秦」に思いを馳せます

ガラスケースに収まっている跪き射り俑や

陶馬も出来がよく、保存もよいまま

最後は銅馬車館へ
人気の資料館です

1号銅馬車はよく覚えています

実物大の半分のサイズで造られているそうで、
秦の始皇帝が巡礼するときに、
始皇帝が乗る御車の前で警護を担当していた馬車

１号銅馬車を後ろから
室内は暗く、ガラスケースの中なので撮影が難しい

きれいな写真は下記サイトで見てください
http://www.bmy.com.cn/2015new/index.htm

２号銅馬車は副車といって始皇帝は滅多に乗らなかったものの、
行幸の際には副官クラスが乗った馬車らしいです
これも実物大の半分のサイズ

戻りは徒歩で･･･

朝早く来たので、銅馬車以外はじっくりと見学できました
開館直後がお薦め

ちなみにこれ、17年前のお土産物
写真集もあります
発見者の楊さんが目の前でサインしてくれたものです

今日はここで刀削麺ランチ

円卓による中華の始まりです
全部で３卓、今後入れ替わりで食事

スパイシーな炒め物
野菜が美味しい！

刀削麺以外にもビャンビャン麺･･･、
既に伸びきった感がありますがね

カリフラワー、たびたび卓に上り、美味

「格安ツアーで行く上海･無錫･蘇州」のお料理より、
格段と美味しく、量もいっぱい（笑）

秦始皇帝陵は車窓
＜前回は見学しました＞

ここらへんはざくろの名産地
17年前は夏だったので、食べさせてもらいました

青龍寺
ここも前回見学したお寺だけど、

青龍寺 寺院・教会

ずいぶんと様変わり
（整備が進んだ感あり）

もとは隋の時代に建立されたお寺

日本にとっては所縁のある青龍寺
空海さんが恵果大師さんから密教を学んだ場所

ということで、0番札所！！
四国八十八ヶ所札所めぐりをするなら、
ここからスタートすべし？

空海さんの書も展示されています

竹薮の中からワイルドな猫がにらみを効かせていました（笑）

ショッピングの時間です
西安美術館とありますが、
日本人がイメージする美術館ではありません
一応、高価な絵画やヒスイなどを見学しますが、

その後、小部屋に入れられ、ヒスイやメノウの物品販売

お茶のサービスやキーホルダーをもらえます
皆さん、ツアー慣れしているのでこの時間をやり過ごします
どなたか購入したのかな？

大雁塔
いやはや、セキュリティーが面倒くさい
そして割り込みされる（笑）

大雁塔 建造物

正式には大慈恩寺
玄奘三蔵さんが持ち帰り、翻訳した経典を治めた塔を持つお寺

扁額は江沢民さんだ

梵鐘にも塔が刻まれています

7層の大雁塔に登ります＠30元

前回も登ったのに･･･
記憶が戻りませんね

南面

地震がないので高層の建物が続々建設され、都市化が進んでいます
地下鉄は5路線、現在も建設中

東面

北面

西面

建立から1366年、徐々に傾いてきているそうです

朝の時刻を知らせる「鐘楼」と

夕方の時刻を知らせる「鼓楼」

城郭に沿ってバスは走り

安定門（西の城門）に到着

シルクロードの始まり
17年前は絨毯屋さんをスタート地点として見学しました

安定門 (西の城門) 城・宮殿

階段を上って明代の城壁へ

城壁の幅が広く、直線的

ここでマラソンも開催されるそうです
1周すると14キロ

奥に鐘楼の緑の屋根が見えます
夜は華やかにライトアップされています
（到着した夜、バスで素通りのみ）

お堀に緑木が素敵な景色です

今晩の夕食は西安名物餃子宴

餃子のほかにもおかずがいっぱい

せっかくなのでビールをいただきます＠30元

わいわい賑やか！

12種類くらいの蒸し餃子が供されお腹いっぱい

ホテルに戻ります

今日はホテル戻りが早かったので、
ホテルの前にあるショッピングモールへ出かけてみますが、
残念ながら、何も買わず･･･
帰りがけに地下通路でさくらんぼを購入
500グラムくらいかな＠10元
それなりのお味（笑）

3日め
シルク屋さんにお立ち寄りショッピング

全品、触れます
柔らくていいタッチ
お持ち帰り用にスーツケースがもらえる模様

シルク糸の色は食べる葉によって違うそうです
日本って、桑の葉のみ？

社長、力を入れて販売中

私が興味を持ったのはこの千手観音さま

小さくて見難いですが、スタンド型の信号機
文字入りの電光掲示板で交通ルール向上を目指す？

咸陽陵御陵
前漢の6代の景帝の陵墓

秦の始皇帝の兵馬俑とは一味違います
あまり日本には告知されていません

遺跡のうえに展示館を建て上からガラス越しに見学するので、
保護のためビニールを履きます

入口にあるモニュメント

まさに地下神殿です

ライトは使用禁止、警備の人が同行
よく見えないよ～

所々、ライトアップされていますが、
やはり見難い

眼を凝らしてみると
そう、小さくて簡素化した俑なんです

前・後漢時代
秦より後の年代ですが、クオリティーは比較になりません

本物の骨もあります

銅印『甘泉？印』
「簡体字」で簡略化され、パネルの文字がわからない

陵的には低めの盛り土

向こうの山は王妃さまの御陵

バラ園を通って考古文物陳列館へ移動

少し離れているところに出土品が展示されています

玄武が描かれているレンガ
竜虎もありました

俑はちょっと不気味
始皇帝の兵馬俑と違い、大量生産のため同じ顔だからかな？
右端は宦官さん

大股で足が長いのは馬に跨った姿

明るくて見やすい展示物

シンプルでかわいい亥の豚

鎧が残っていれば兵馬俑らしくみえる

空港へ移動中、何の煙突かな？

西安空港２Fレストランでランチ

西安咸陽国際空港 (XIY) 空港

サクサク食べます

チョッパー・キティーちゃんもいる･･･
クレーンゲームの景品

国内線なのに保安検査場のセキュリティーが厳しい
金属探知ゲートは誰でも鳴らすんだと思います
台の上に立たされ、
前・後ろとも手を添えて金属探知機で念入りに触られます
また、手荷物にバッテリーを入れX線検査装置でひっかかると大変
思いもよらないところで電池って使用されていますのでご注意！

成都航空のCAさんの方が笑顔がかわいい！

2時間のフライトで、ジュース3杯もらえちゃいました

そろそろ敦煌に到着だあ