2018/05/05 - 2018/05/05
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ペコちゃんさん
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ついに、東京に巨大な大仏が出現!・・・TVでも紹介された「鹿野(ろくや)大仏」は、4月11日から一般公開が始まっており、とてもイケメンという評判なので見に行きました。
ここは、圏央道で行くと、自宅から1時間もかからない近さです。
塩澤山 (えんたくざん)寶光寺( ほうこうじ)境内の鹿野山に造立された鹿野大仏は、銅製の釈迦如来坐像で、像高12m、台座を含む全高が18m。
青銅製の坐像大仏としては、奈良の大仏(14.98m)に次いで鎌倉の大仏(11.39m)を抜き日本で二番目の大きさ。
まさに大仏とは、巨大な仏像・・・大仏さんを見上げる参拝者と比べると、その大きさが分かります。
帰りに立ち寄ったのは、東光院・妙見宮。
もともと飛鳥時代に渡来した百済の豪族が建てたものでしたが、昭和62年に韓国の資材と職人によって復元され、山腹にある建物は遠くからでも人目をひきます。
写真は、大勢の参拝者で賑わう鹿野大仏。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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圏央道を日の出ICで降りてナビの通りに走り、渋滞もなく寳光寺に到着。
駐車料金(500円)を払い、このパンフレットを受け取ります。 -
もともとこの地には、鎌倉時代に建てられた天台宗の菩提院がありましたが、その後、戦乱で廃れ、文明10年(1478)に曹洞宗の寺院として再建されたのが寶光寺です。
江戸時代から明治時代にかけての度重なる火災で、この総門以外は全て焼失しました。 -
日の出町は、無住も含めて19の寺院があるお寺の町で、寶光寺はその一つ。
これは山門。 -
山門をくぐって本堂へ。
1974年から1976年にかけて七堂伽藍を整備する大事業を成し遂げた先代住職の遺志を受け継ぎ、現住職が鹿野大仏の造立を行いました。 -
ゴールデンウイーク中なので、駐車場は満杯状態。
車を降りたら、目の前に大仏様が鎮座しています。 -
往事の住職が、寳光寺の敷地内に湧き出る泉で野生の鹿が傷を治している様子に気付き、人々にも役立てようと、その泉を「鹿の湯」と命名・・・多摩七湯の1つに数えられ、明治初頭まで湯治客で賑わった鹿の湯が「鹿野」の由来となったそうで、塩沢秋川霊園の近くには「鹿の湯」の史跡があります。
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西参道を約10分ほど登って行きます。
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布教と地域の活性化を願って先代住職が大仏の建立を発案し、東日本大震災や熊本地震の供養も込めて、2013年から計画が進められました。
鹿野大仏は山形市内で鋳造され、昨年秋から宝光寺で組み立て作業が行われ、この春に完成。
総工費は約4億円!!!と聞くと、拝観料はいくらなんだろうと思いますが、鹿野大仏の拝観料は無料で、参拝時間は9時~16時半まで。 -
年配の参拝客や足が悪い人のために、参拝用杖を用意する心遣い。
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で、早速、有り難く使わせてもらいました。
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駐車場の近くに造られた「しかの橋」は、現在は通行不可。
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参道は、うっそうとした杉林。
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アスファルトの参道は、途中から間伐材のチップが敷き詰められ、新しい木材の良い香りが漂っています。
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参道の途中に、野仏様が祀られています。
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しばらく歩くと、木々の間からそのお姿が・・・ここまで来れば、あと少し。
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大きさが伝わってきます。
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可愛い道祖神。
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展望台がある所まで登って来ました。
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展望台から下を見ると、駐車場と寳光寺の建物・・・
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遠くには「東京サマーランド」が見えます。
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多くの参拝者が大仏様を見上げています。
美しく凛々しいお顔・・・真新しくピカピカに光っています。
何年か経ってもう少し風格が出て来たら、もっと有難味も増すような気がしました。 -
大仏様の鎮座する山頂の少し手前には、山神様を祀る祠があります。
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大仏様の鎮座する頂上に到着。
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拝観の前に手水舎で身を浄めましょう。
自動センサーで水が出てきます。 -
全高18m、像高12mの鈍く光るお姿ですが、何故かあまり大きさを感じない・・・周りの空間が広すぎるというか、比較するものが無いからかな?
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鹿野大仏は、下から見上げた姿に拘って作成されたそうです。
そのため、粘土で1mほどの仏像模型を作り、職人や関係者が実際に下から見上げて微調整したとのこと・・・そのお蔭でイケメン大仏に。 -
仏名は「釈迦牟尼如来(しゃかむににょらい)」。
目と口の長さは0.8m、耳は2m、重量は60t。 -
因みに、この写真は昨年秋の旅行で撮った奈良の大仏さん・・・東大寺大仏殿(金堂)の中に鎮座しているため、余計に大きく感じました。
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これは2010年に撮った鎌倉の大仏さん・・・やはり、鹿野大仏の方がイケメンですね。
でも、このお顔も優しくて好きです。 -
昨年の千葉旅行で撮った千葉県鋸南町の日本寺大仏・・・岩山に彫られ、座像の大仏様では日本一の大きさ(31m)。
こちらは力強さを感じられる大仏様です。 -
これは2016年に訪れた牛久大仏・・・ブロンズ立像としては世界一の高さで、何と120m・・・つまり、鹿野大仏の10倍。
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戦後数十年を過ぎた今でも祖国に戻れない戦没者、天災地変により亡くなられた諸々の霊、東日本大震災において未だ行方の分からない多くの方々のご冥福を祈り、近隣地域のみならず、全ての人々の平和と安全への願いを込めて、鹿野大仏は建立されました。
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大仏様の前に可愛らしい誕生仏が祀られており、誕生仏にお水をかけてお参りします。
世の中の平和と安全を祈りながら、手を合わせました。 -
またまだ作られたばかりなので、墨色のような色ですが、時間の経過とともに酸化して、やがて青銅色になるのでしょう。
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台座に扉がありますが、現時点では内部へ入ることは出来ません。
扉にあるのは、茶の実がデザインされた寳光寺の寺紋。
先代が、お寺に来たお客様に美味しいお茶を出してもてなそうという思いを込めて茶の実の紋を選んだそうです。 -
時計と逆回りで、美しいお姿を拝観します。
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後ろ姿も・・・
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逆光ですが、まるで後光が差しているみたい・・・
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山形で製作した大仏様をパーツに分けて運んできたそうですが、後ろ姿を見ても繋ぎ目は分りません。
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台座にある銘板。
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参拝を終えて、充実した気分で参道を下ります。
寶光寺の周りには土産物屋や飲食店などが殆どないので、大仏様だけではちょっと淋しい気がしました。
日の出町の他の寺社や文化財などを訪ねるコースの設定など、町として取り組んでPRすれば、より多くの人に鹿野大仏も愛されるでしょう。 -
日の出町を車で走っていると、山の中腹に目をひく寺社があったので行ってみました。(後で分かったのですが、「妙見宮」という建物でした)
先ず、麓にある東光院へ。 -
境内の入り口に、石碑が建っています。
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立派な仁王像の間にある石段を登り、境内へ。
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何故か階段のど真ん中に、二宮金次郎が。
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東光院の立派な本堂。
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本堂の中央に張り出した向拝。
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境内の左手にある梵鐘。
中央格天井の鏡板には、花や梵字が華やかに描かれています。 -
本堂の裏手にある手水舎。
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裏山の登り口に祀られた七福神。
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裏山に100段以上はあろうかという階段が待ち受けていますが、妙見宮はその上です。
妙見宮は東光院が管理しています。 -
鳥居が見えてきました。
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階段の先に建物が見えます。
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元々は、685年(飛鳥時代後期)に建てられた「妙見宮」ですが、1882年の大火事によって消失し、現在の建物は、韓国の資材と職人によって昭和62年に復元されました。
百済から渡来した豪族が、関東開発のために武蔵国に移住した際、大和斑鳩の法輪寺の妙見菩薩をここに祀ったと言われています。
近くて遠い存在の日本と韓国ですが、古代には交流が盛んに行われていました。 -
妙見信仰とは北極星に対する信仰であり、この建物の名は「七星殿」・・・つまり、北極星を中心に回る北斗七星のことで、妙見菩薩の宮殿ということです。
明治の神仏分離令により多くの妙見宮が廃止されましたが、今でも、妙見宮・妙見堂・妙見神社は各地にあります。 -
軒は二段になっていて、緑・青・赤・黄など多彩な色と模様を見ると、いかにも韓国風の建物です。
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右側の壁面に描かれているのは、妙見菩薩でしょうか。
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左側の壁面は、朝鮮の故事を描いたものでしょうか。
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妙見宮は山の中腹にあるので「イオンモール日の出」など、日の出町の中心街がよく見えます。
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妙見宮からの帰りは急階段でなく、緩やかな参道を歩きました。
途中にあったこの像は、明治から昭和初期にかけて活躍した川柳(新川柳)の高木角恋坊(たかぎかくれんぼう:1876~1938年)。
生誕130年を記念して、2006年に建立された記念碑です。 -
江戸中期に発展した川柳は、人情の機微や心の動きを書いた俳句のようなものですが、私達になじみがあるのはサラリーマン川柳。
角恋坊は川柳を「草詩」と改称して、淡白で俳句的な描写の文芸を提唱し、川柳に新たな気風を開いたと言われています。
” いずれ散る 花なり芥子(からし)の ほろほろと ” -
浅草で生まれた角恋坊のお墓は台東区の千住院にありますが、東光院にも分骨されています。
石碑に刻まれた「おもしろや 草葉のかげに かくれんぼ」という辞世の句のように、お墓は木々の間にひっそりと隠れて建てられています。
日韓の文化が楽しめた日の出町の散策でした。
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