春秋航空のセールで往復10,200円のチケットがゲットできたのでハルビンに行ってきた。後編のはじまり！<br /><br />春秋航空で行くハルビン旅行　その１　～初日で中国の洗礼を受ける～<br />https://4travel.jp/travelogue/11339522

春秋航空で行くハルビン旅行　その２　～餃子にビール　ときどき市内観光～

10いいね！

2017/10/15 - 2017/10/17

243位(同エリア418件中)

エリア

哈爾濱(中国)

旅行の満足度: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 高速・路線バスタクシー徒歩

航空会社: スプリングジャパン

旅行の手配内容: 個別手配

疲れていたのか朝8時に目覚める。まずは朝ごはんを食べるべく朝市に行くことにした。しかし、この朝市は6：30～7：30の早朝１時間しか開いてないよう。少し遅かったけどダメ元で行ってみることに。

いくつかの店では既に撤収作業もしてたけど、まだ人が並んでいる食べ物の屋台を発見。
お好み焼きのような生地に玉子やソーセージが入ったクレープみたいなものをチョイス。おばちゃんに「你是哪裡人？（どこから来たの？）」と聞かれたので「我是日本人」と答える。するとトッピングを全部入れていいかと身振りで聞かれたので入れてもらうことに。手で持ってみるとわかりますがかなりのボリューム。
一口食べてみると納得。パクチーが入っていた。それで全部入れていいか聞かれたのか。でも東南アジアに慣れてるので最近はパクチーも抵抗がない。さすがに好んで食べたいとまでは思わないけどね（笑）
お腹を満たしたらバスに乗って駅の反対側の繁華街に行くことにした。せっかく来たのだから今日は観光らしいことをしてみよう。

まずはベタに生神女庇護聖堂（ウクライナ教会）。
こちらはハルビン南崗キリスト教会。この辺りは教会の密集地帯のようだ。
続いてハルビン駅へ向かう。バス停には路線図があるので適当に駅へ行くバスに乗り込む。しかし降ろされたのは駅の反対側。改装中のためこちらからは入れず無料のシャトルバスで正面側へ。

かなり立派な建物に圧倒される。
構内に入ると窓口には長蛇の列。電光掲示板には残席数が表示されていた。
駅からはタクシーで老道外（ラオダオウェイ）へ。15分ほど乗って10元ほど。再建や修復されたバロック様式の建物が建ち並ぶ。

人はあまり見かけず閑散としていた。造られたテーマパーク感に個人的には興味が引かれなかった。
中央大街に戻ったら昼ごはんをいただく。目星をつけていたのは東方餃子王。ハルビンの街中でたくさん見かけるチェーン店だが評判もなかなかよさげ。一人でも気軽に入れる。

中国といえば水餃子だがここは焼き餃子を出してくれる数少ない店。…というわけで昼間からやっちまったよ。餃子にビール！　うまいなぁ～。ハルビンビールは常温だけど寒いこともあって気にならない。
お腹を満たしたらホステルに戻って昼寝。アルコールも入ってるので爆睡しちゃった。そして目覚めたらもう夕方。松花江の夕日を見ようと思ってたけど…。

急いで向かったものの一足違いで日没。
気を取り直して、日本統治時代に造られた鉄橋に行ってみた。
かつては電車が通っていたようでガラスの床からは線路が見える。ちなみに隣は鉄道用の新しい橋。
夜ご飯は昼間と同じ東方餃子王で（店舗は違うけど）

今度は同じ具の水餃にしてみた。焼き餃子は20元、水餃は12元。結構値段の差が激しい。それだけ手間がかかっているのかな。もちろんどちらも信頼と実績の美味しさ。ビールにもよく合う。

今回この店が気に入り、三食ここでもいいとさえ思った。いや～、家の近くにも欲しいわ。

たくさん歩いて疲れ気味だったので食べ終わったら早々に戻って就寝。
今日は最終日。二泊三日だと本当にあっという間だ。

朝ごはんを食べに朝食屋へ。店頭にあるせいろから出てくる湯気が美味しそうなんだよね。適当に頼んだらミニ肉まんが出てきた。アツアツで美味しい。
フライトは夕方なのでまだ時間がある。中央大街をブラつき川の方に行くことにした。

ハルビンの街は結構清掃が行き届いている。絶えず落ち葉を掃く清掃員や散水車をよく見かける。そこら中で吐かれている中国人のツバを洗い流すためなのか？（笑）
防洪記念塔前の広場ではおじいちゃん達が水で文字（詩？）を書いていた。
なかなか達筆のようで最初見た時は掘られたものかと思った。思わず後ろから隠し撮り（笑）
さてショッピングモールでは不思議な物体を発見。電話ボックスのように見えるけど…

中には電話の代わりにディスプレイとマイクがあった。まさに文字通りのカラオケボックス。人が入っているところは一度も見かけなかったが中国の若者はこういうところでデートしたりするのかな。
お次はロシアンスーパー。チョコレートやウォッカ、魚の缶詰などロシア製品がズラリと並ぶ。

ただ値段が高めなのか店内は閑散。普通にお土産物屋で買った方が安いかも。
そうこうするうちに昼どき。空港のフードコートは高そうなので街中で昼ごはんを済ませることに。古そうなショッピングセンターの最上階にあるフードコートに行ってみた。
7元という安さにつられて牛肉麺を頼んだけどペラペラの肉が一枚でガッカリ。素直に餃子にビールにしておけばよかったorz

これにてハルビン観光終了。チェックアウトして失意のまま（笑）バスで空港に向かう。
余裕を持ってフライト3時間前のバスに乗ることに。万が一乗り遅れたらトンデモナイ額の航空券を買い直さないといけないからね！（翌々日のチケットは5万円以上もした）

バス停は既に行列。そしてタクシーがたむろして「バスは来ない」と嘘をついて勧誘していた。もちろんみんなガン無視（笑）　バスは30分に一本の頻度。結局10分遅れで到着。
高速乗るまでは渋滞していたけど40分ほどで空港に到着。国際線にはまたあのバンに乗る必要があるが時間に余裕があったので国内線ターミナルを散策することに。
賑やかさは国際線ターミナルとは雲泥の差。店やフードコートもあるし、ATMや両替所もチラホラ（いや、空港としては当たり前なんだけど…）。国内線の便もかなり本数があるようだ。
小腹がすいたので2階のフードコートで食事。バーガーキングもあるけど値段がかなり高め（セットで800円くらい）なのでローカルな中華食堂にした。学食みたいにトレイを持って並ぶタイプ。

ミニ肉まん、1個2元。空港とは思えない安さ！　まぁ冷めてたけどね（笑）
お腹を満たしたらバンで国際線ターミナルに向かう。空港職員も便乗しているようで宿舎のような所で途中下車、ゆるい（笑）　そして見覚えのある殺風景な建物が目の前に…国際線ターミナルだ。
90分前からチェックイン開始だが結構な行列ができている。ほとんど中国人。ただ待つのも退屈なので一旦戻って休憩室で時間をつぶすことにする。カウンター付近はベンチもなく本当に狭い！
出発ロビー入口の左側にある休憩室で休むことにした。その手前でATMを発見。

僕が市内で唯一おろせた中国工商銀行のATM。英語表示の選択可。でもなんで到着ロビーではなく出発ロビーにあるんだろう（笑）　出国する時に下ろさんやろ～。
休憩室向かいにある売店兼食堂は既に閉まっていた。それもそのハズでこの日は残り2便（注：午後2時時点）
そして出国手続き後の免税店は既に閉店準備（笑）　品揃えも少ないし、国際線ターミナルで買い物するのは考えない方がいいかも。ただ給水器やコンセントはあったので水とバッテリーは補給可能。
特にトラブルもなく定刻で出発。さよならハルビン。

おしまい