東北道の駅スタンプラリーPart1（山形編）2日目

2018/04/24 - 2018/04/24

東北道の駅スタンプラリー山形編の2日目。
この日は米沢から飯豊→小国→長井の順に道の駅やダムを巡りながら寒河江市へ向かいます。

エリア 飯豊・小国(山形)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

2日目は1日雨降りの予報で朝から本降りの雨。
ホテルで朝食バイキングを頂いてから米沢を出発。

ホテルルートイン米沢駅東 宿・ホテル

【道の駅田沢　８：４５頃】

2日目最初は米沢から喜多方方面へ抜ける国道121号線沿いにある
道の駅『田沢』（米沢市）へ。昔の農家風の駅舎はどことなく
懐かしい感じがする。店内では大鍋で山形名物の玉こんにゃくを
煮込んでいる。この匂いがたまりません！

道の駅 田沢 道の駅

道の駅カードと山形県のスタンプ台紙、記念きっぷを入手。

【道の駅いいで　９：４３頃】

続いて飯豊町にある道の駅『いいで』へ。
畜産が盛んな地域で、地元のブランド牛『飯豊牛』の銅像がお出迎え。
物産コーナーは県内のお土産品や地元産山菜や野菜などが
数多く並んでおり、見てるだけでもワクワクします。

道の駅 いいで 道の駅

フードコートではラーメンや蕎麦などが味わえて、
中でも1年中味わえる芋煮は駅の名物でもあります。
醤油ベースで野菜がたっぷり。寒い屋外で食べると一層美味しく感じます。
（屋外には雨でも安心、屋根付きのベンチが多数あります）

【白川ダム　　１０：３５頃】

道の駅『いいで』を出た後は、同じ飯豊町の山間にある
白川ダムを見学。桜は満開だけど、所々雪が残ってます。

白川ダム 名所・史跡

管理所でダムカードを貰って隣接の資料館を見学。
国交省管轄のダムとあって設備は立派です。

堤体はロックフィルダム（岩を積み上げたダム）。
堤長348m、堤高66m。河川維持や洪水調整、農業用水や上水道、
工業用水の確保、水力発電など様々な使用目的があるダム。
1981年に完成。

ゲートからは融雪放流をやってるけど、
死角が多過ぎて放流は見づらい。下流側に通じる道もあるけど、
そこは関係者以外立ち入り禁止になってる。

ゲートはオリフェスラジアルゲート1門、クレストラジアルゲート2門、
フォロージェットバブル1基を設置。

堤体からダム湖を望む。背後の山には未だ雪が多く残る。

堤体から下流側を望む。放流の轟音が響いてます。

管理所近くの駐車場は桜が満開。
ダムでお花見って穴場かも知れない。

【横川ダム　　１１：４０頃】
白川ダムを見学した後は、国道113号を走って
小国町にある横川ダムへ。管理所の前まで車で入れます。

ダムを見渡す展望台へ行くと放流を一望！！
堤長227m、堤高72mの重力式コンクリートダムで、
河川維持、洪水調整、工業用水の確保、水力発電が主な使用目的。
2008年完成の比較的新しいダム（国交省管轄）。

堤体上は歩行可能で…

その堤体上では豪快な放流を見下ろす事が出来ます。
水量といい、流れる音といい、凄い迫力がある！！

堤体上から上流部のダム湖を一望。
大きくなさそうに見えるけど、縦長で山の奥部まで続いてます。

堤体上から下流側を眺めます。中央に見える白い建物は発電所。
よく見ると堤体の下に通じる道があるけど、誰でも行けるのか？

管理所にはダムの資料館を併設。
ダムが完成するまでの流れや、周辺の自然などを紹介。
国交省管轄とあって、立派な造りです。

横川ダムのダムカードは資料館の入口に置いてあって
管理所で「ダムカード下さい」と言わずに自由に持って行けるので、
ダムカード収集ビギナーには行きやすいかも。でも1人1枚厳守！！

資料館を見学してダムカードを貰った後は、
車で下流側へ移動。発電所の前までは誰でも行く事が出来ます。
やっぱ下流側から眺める放流が一番いいな。

【道の駅『白い森おぐに』　１２：３５頃　】

午前中に2ヶ所のダム見学を終えた後は小国町の国道113号線沿いにある
道の駅『白い森おぐに』へ。山奥の道の駅らしい木造の駅舎で、
今の時期は周辺の山で採れた山菜が多く並んでます。

道の駅 白い森おぐに 道の駅

売店で道の駅カードや記念きっぷを買って、
駅内にある蕎麦屋で山菜蕎麦とおにぎりを食べて昼飯とします。

山菜蕎麦の山菜は蕎麦が見えない位、どっさりと入っており、
道の駅スタンプ帳持参者は100円引きでいただけます。

お腹を満たした後は、飯豊山へ続く山道を30分ほど走って
飯豊温泉『梅花皮（かいらぎ）荘』へひとっ風呂！！

温泉の前には桜の木が何十本もあって、
この時期は満開の桜と根雪のコラボが見られます。
これが見たくて飯豊温泉に来たようなもんです。

でも、せっかくなので温泉に入っていきます。
通常の入浴料は500円だけど、道の駅『米沢』で入手した割引券で
450円で入浴出来ました。

浴室は別棟の2階にあって、山奥の温泉らしい木造の湯屋。
湯船は15人位入れそうな内湯のみだけど、浴槽に面した大きな
ガラス窓からは雪が多く残る飯豊連峰や渓流を一望！！

晴れてれば絶景なんだろうけど、今日みたいに雨に煙る
山奥の温泉も水墨画の様な雰囲気があって悪くない。

泉質はナトリウムカルシウム‐塩化物炭酸水素塩泉（51℃）。
源泉はここから4～5㎞ほど離れた飯豊山荘の近くにあって、
引き湯で使用しており、源泉掛け流し。

湯は無色透明だけど、茶色い土状の湯の花がたっぷり沈殿しており、
手で湯船の底をなでなですると手のひらが茶色くなる。匂いは特になし。
鉄分を含んでるのか、湯上りはよく温まる。

湯上りは浴室の近くにある広間で休めるけど、
大勢の利用客で混んでいる。天気が悪いから、農作業を中止して
温泉で1日のんびりって地元民が多いのかな。

【道の駅『川のみなと長井』　１６：０２頃】

飯豊温泉を堪能した後は、1時間程走って長井市内の中心部にある
道の駅『川のみなと長井』へ。去年オープンしたばかりの新しい駅で初訪問。
駅名の通り、駅の近くには最上川が流れ、土手沿いは立派な桜並木になってる。
訪れた時は既に葉桜になってましたが…

駅には直売所やレストランが揃い、市内散策用のレンタサイクルの
貸し出しもやってる。長井市は競技用けん玉の生産日本一らしく、
直売所では色んなタイプのけん玉が販売されてる。競技用ともなると
値段はそれなりにする模様。

駅の休憩スペースの一角に展示してある色んなけん玉。

【道の駅『白鷹ヤナ公園』　　１７：１６頃】

国道287号を北上して白鷹町にある道の駅『白鷹ヤナ公園』へ。
駅の裏手には最上川と日本最大級の鮎のヤナ場があって、
食事処では鮎料理が楽しめて、直売所では名物の鮎チップや
鮎の甘露煮などが販売されてる。鮎の塩焼きの屋台もあるけど、
閉店間際とあってか既に店じまい。

白鷹ヤナ公園 公園・植物園

駅の裏にある最上川と鮎のヤナ場。
ヤナ場の上には鯉のぼりが泳ぎ、川岸の桜は満開！！
因みにヤナ場による鮎漁の最盛期は8月末～10月頃だという。

【道の駅『あさひまち』　　１７：５０頃】
道の駅『白鷹ヤナ公園』から更に国道278号線ほ北上して、
朝日町にある道の駅『あさひまち』へ。この駅もさっき訪れた
長井の道の駅と同じく、去年オープンしたばかりの新しい駅だ。

閉店10分前に到着したので、落ち着いて店内は観察出来なかったけど、
特産のリンゴを使った加工品（ジュースやゼリーなど）が売りの模様。
ここではスタンプを押して、記念きっぷと道の駅カードを買って退散。

【ホテルシンフォニーアネックス　　１８：３５頃】

2日目の宿は寒河江市内の最上川沿いにあるホテルシンフォニーアネックス。
結婚式場や温泉浴場などを備えたシティホテル。

2日目の走行距離は234㎞。行った道の駅は6駅でした。

ホテルシンフォニーアネックス 宿・ホテル

部屋はツインのシングルユース。
奥にはちょっとした畳部屋もあったります。こーゆーの悪くない。

2日目に集めた道の駅カードやダムカード、道の駅記念きっぷなど。
順調に集まってます。

部屋で一休みして、ホテルの広い温泉（新寒河江温泉）で
1日の疲れを癒した後は、途中の道の駅やスーパーなどで仕入れた
地酒やオカズを頂きながら晩酌タイム。

明日3日目は寒河江から月山を越えて鶴岡方面へ。