2018年 2月　貴州省・貴陽　忘れられない豆豉火鍋に、出会ったぁ～

2018/02/26 - 2018/02/26

豆鼓火鍋とは

貴陽郊外、清鎮発祥の70年代から食べられるようになった鍋で、貴陽の美食はこれなくして語れないと言われるほどの火鍋である

by百度先生

その割に、イマイチメジャー感ない豆豉火鍋。

貴州省の火鍋と言えば、やっぱり凱里の紅酸湯や酸湯牛肉が一番有名で、貴陽だと豆米火鍋が定番らしい。
しかし、絶賛マイ豆豉ブーム中の私は絶対今回の旅で豆豉火鍋を食べると心に誓っていた。
貴陽に着いた初日は春節真っ只中だったから豆豉火鍋の店が軒並みお休みでありつけず涙をのんだ。

それから10日間。
興義、羅平、曲靖、六枝と周ってきて、ようやく貴陽に戻って来た!
やっと豆豉火鍋にありつける!

一体豆豉火鍋とはどんなものなのか?
初日に食べた豆米火鍋とどう違うのか?

最近出来た日本在住の貴州人の友達も知らなかったレア度95％?の豆豉火鍋レポート、ご覧ください!

エリア 貴陽(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

さて、六枝から貴陽に帰ります。
電車は混んでそうだし、ホテルの目の前からバスが出るので今日はバスで貴陽に行こうと思います。

バスターミナルの乗り場。
一番左が昨日乗った梭戛行のバスの乗り場です。

貴陽（金陽バスターミナル）行のバスは20分ほど遅れて出発。

2時間半位で金陽バスターミナルに到着。
ここから市内バスで貴陽中心部へ。

１０分に１本位あるので、座っていけるように１本見送りました。
柵があるにも関わらず割り込んでくる人がいるので油断は禁物！

中国人の割り込みの手口は
・前方にいる人の知り合いの振りをして、話しかけながらさりげなく入る。
・子供がいるから！と子供をダシにする。
・並んでいる人がいることに気が付かないふりをする。
・無理やり押し込んでくる
などです。
お気をつけあそばせ。

今日から３日間お世話になるのは省府路の繁華街にあるモーテル168。
超便利な立地でした。
一番安いダブルルームを4トラ経由ctripで135元で予約しました。
が、行ってみるとまだ掃除が終わっていないのでアップグレードしますねと上の階の部屋にしてくれました。

先日の旅行記に予約が反映されずに4tポイントがもらえなかった！と文句を書いちゃったのですが、反映されてなかったと思われる分が約1か月遅れで入ってきました。
4トラベルさん、その節はすみませんでした(;^_^A

でも、やっぱりどの予約分のポイントが入ってきたのかとかマイページで分かるようになると良いなと思います。

アップグレードされた部屋。
綺麗で広くて窓があっていいですね～！

でもこの部屋のエアコンの暖房が壊れててまた部屋をチェンジしてもらうことに。

バスルーム。

さらに上の階にしてもらいました。
この部屋はばっちり暖房が入りました。

部屋のレイアウトは同じだけど、窓が出窓になっていて物がおけます。
結構寒かったので冷蔵庫代わりになりました(笑)

バスルームは同じです。

今日は豆豉火鍋のためにお腹を空かせておきましたよ！

早速目当てのお店に出かけます。

途中でひっさびさに猫ちゃんと遭遇。

中国に来てから全然猫ちゃん見てなかったから嬉しい～！

ホテルから歩いて15分位の忘不了農家豆豉香火鍋です。

忘不了とは中国語で「忘れられない」の意味。

そんな大それたこと言っちゃって大丈夫？(笑)

レトロな感じの良い面構えの店です。

店内の雰囲気も良いです。
美味しい雲貴のオフ会やりたい。
（まだ正式に発足してませんが・笑）

火鍋の価格表です。
セットメニューのようですね。

色々ありますが、初志貫徹！
スタンダードな豆鼓火鍋で参りましょう。

.....ってか豆鼓火鍋一人28元！？
やっすー！

セットメニューなんで、もう大体お皿に盛ってあるんでしょうね。
注文すると割とすぐに運ばれてきました。

チラっと見えてる白飯は確か別料金です。

野菜は分かりにくいけどほうれん草とか春菊みたいなのとか4種類位が盛り合わせになってます。

肉類はレバーとカリカリに揚げた豚バラスライス、茹で豚バラ、生の豚のスライス、酥肉っていう唐揚げみたいなもの。

お豆腐、厚揚げ、昆布、エノキ、こんにゃく、ジャガイモの盛り合わせ


これだけついて食べ放題じゃないにせよ一人28元は本当に安い！
具材は足りなければ多分有料で追加もできるし、ここは鍋の他にも農家料理を色々出してるから一品料理を注文しても良いと思います。
私たちはこれで十分おなか一杯になりました。

鍋底には豆もやしや葉ニンニクなどが入ってます。
もちろん主役の豆鼓もたっぷり！！！！！！！

あぁぁぁ
この写真を見るだけでおなかが空く！
今すぐこれを食べに貴陽に飛びたい！

味は辛い納豆汁って感じ。
韓国のチョングッチャンご存じの方いるかな？
あれを中華風にアレンジしたような。

とにかく納豆の香りがすごいです。
豆鼓っていうか、これは完全に納豆の香り。

香ばしくて、食欲そそります。

納豆が好きな人には本当にたまらない味と香りです。
だけど納豆苦手な人には拷問かも(;^_^A

貴州の人でもやっぱりこの臭いが苦手な人もいるみたいだから豆米火鍋ほどメジャーになれないのかもしれない。

粒も納豆みたいでしょ？

煮込み続けていくとトロリとはするけどあんなドロンドロンのグチャグチャにはならないし、初日に食べた中華風チリコンカン的な豆米火鍋とは全く別物ということが判明しました。
私的には豆米火鍋の50倍美味しいと思います。

何を入れても旨い！

鍋底の豆豉をご飯に載せたら何杯でもお代わりできちゃう位美味い！！！！！

昨日食べた腊肉火鍋も相当美味しかったんだけど、
美味しかったんだけどぉ・・・・・・

ちょっと超えてきちゃったかも、これ。

豆豉火鍋美味過ぎる―！

言っておきますけど、この店はそんなに口コミが良かったわけでもないんですよ。
多分、豆豉火鍋屋さんのなかでは普通クラスなんですよ。
それなのにこんなに美味しいなんて。

近いうちに豆豉火鍋食べ比べツアーをやらなければ。

はぁぁぁ美味しかった。
まさか日本から遠く離れた貴州省でこんなに納豆を感じられる鍋にありつけるなんて。
感無量だった～。

お店を出るころには暗くなっていて、ちょっといい雰囲気になってましたねえ。

マジで美味しい雲貴のメンバー連れてきてあげたい。(笑)

こんなに絶賛しすぎて皆さんの期待も高まり過ぎちゃってたら良くないんで念押しておきますが、あくまでも納豆好き、チョングッチャン大好き、いろんな豆豉を試してみたいチャレンジャー＆マニアな人向けの鍋ですよ。

納豆が臭いとか脚の臭いがするとか、納豆なんて美味しくない、キライなどなど、納豆に対してネガティブなイメージをお持ちの方には全く向かない鍋ですのであしからず。

店に入った瞬間から納豆臭すごいですからね。

しっかし、確かにこの豆豉火鍋の味は本当に「忘不了」（忘れられない）ですね～。

《追記》
ここまで書いて期待が膨らんじゃった人も多いと思うのですが、調べてみた所潰れてしまったのか今は営業してないようです。(2018年6月現在)
私もまた行きたかったので残念です。

店の近くの裏道では小さな夜市が開かれてました。

洋服とか靴とかつまらんものばっかり。

鍋食べに行く前に見かけた猫ちゃんかな？

きゃわいいねえ。

うちのモエちゃん元気かな？

貴陽ってスタバもあるし大きなビルとかも建ってて都会と言えば都会なんですが、やっぱり重慶や成都、昆明などと比べるとまだまだ田舎っぽさが残る街ですね。

でも地下鉄もまだ途中だけど開通したしね、発展し続けてるから10年後とかはすっかり変わっちゃうんだろうな。

貴陽には韓国のパリバゲット風のおしゃれなパンのチェーン店が沢山ありました。

あまりにも可愛いうさぎのケーキがあったので思わず買っちゃった。

今にも動き出しそうな位ふんわり本物の赤ちゃんうさぎそっくりのケーキ。

思わず見とれちゃう。

可愛いでしょう？

このお尻の丸みがたまらん。

反対側からも。

キュート！

手に載せてみたりして(笑)

味も普通に日本で食べるケーキみたいに美味しいんですよ、これはレアチーズケーキ風だったかな。
チョコレートケーキも美味しかった。
Facebookで写真アップしたら、火鍋の写真よりうさケーキのほうが反響大きかったという・・・・。
インスタ映え（ってまだ流行ってるの？）狙ってる人にもお勧めのうさぎケーキでした。

この旅行記へのコメント （2）

• せいたろうちゃんさん 2019/06/05 13:05:53

  おおーーこれ絶対おいしいやつ

  ですねぇ。。。
  食べたことなくても
  好みなのは判ります。
  
  中国本土でも
  ここら辺・四川省・雲南省は
  食と文化的にちょっと興味ありまする。
  発酵食品&辛いもの好きなので、
  豆豉火鍋
  食べに行ってみようかな？

  マサラさん からの返信 2019/06/05 13:27:33

  Re: おおーーこれ絶対おいしいやつ

  でしょでしょー!
  分かっていただけましたかね?
  チョングッチャン好きならきっと気に入ってもらえると思います。
  私も日本に帰って友達の家で作ってみたらみたらまんまとハマってしまいまして。
  一人の友達は私以上にトウチ火鍋を気に入って、その後貴州に通うようになり、日本在住の貴州人の子とイベントやったり今年の夏には貴州ツアーまで手がける事になりました。（笑）
  発酵食品と辛いものに興味があるなら絶対貴州がオススメです!
  ブームになる前に(?)是非行ってみて下さい!