2018/04/20 - 2018/04/20
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hidemi.yさん
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両親の納骨に真宗大谷派東本願寺を参拝しました。
東本願寺へは午前中の行事を予定し、午前10時10分の受付終了までにと愛知県尾張南部からマイカーにて東名阪、新名神等の高速道路(京都東IC)を利用し、途中トイレ休憩を含めて約2時間で到着しました。
納骨参拝後は、京都駅周辺で、ランチやお土産を購入し、京都御所を見学して帰宅しました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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私達が参拝した東本願寺は、烏丸七条に所在する真宗大谷派の本山の通称で、正式名称は、「真宗本廟」であり、堀川七条に所在する西本願寺(正式名称「本願寺」)の東に位置するため、「東本願寺」、「お東」、「お東さん」と通称されるそうです。
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私達は、「真宗本廟」境内北東角に位置する納骨等の参拝者無料駐車場を利用して境内に入りました。
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駐車場入口の宗務所門です。
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門の先の駐車場の様子
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駐車場から東側の通路を南下すると正面に本堂の御影堂(ごえいどう)の屋根と京都タワーが見えてきます。
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通路を抜けると玉砂利が敷き詰められた広場が広がり、右側に壮大な本堂の御影堂、その奥に阿弥陀堂が建ち、
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左側には烏丸通りから御影堂に至る立派な御影堂門が建っています。
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ここで初体験した納骨の流れを説明しておきます。
その御影堂の北東側に収骨、読経等の各種行事の総合受付となる本廟部参拝接待所があり、ここで「真宗本廟収骨證」を記入して上で遺骨を差し出して受付を済ませます。
暫くすると係員から声を掛けられ、遺骨が収められた7cm四方の桐箱に書かれた戒名等の確認を求められます。
そして午前10時10分から受付に併設された仏間において25分間の「真宗本廟法話」が始まり、この聴聞を終えると、桐箱の遺骨を運ぶ係員により御影堂本堂中央の「内陣本間」の裏側にあたる御廟に案内され、納骨の様子を見学させてくれます。
そして御影堂本堂の参拝席に案内されて一座読経が勤まり、当日申込の他の親族の数によって違いはあると思いますが、概ね1時間程度で行事が終了し、係員から隣接の「阿弥陀堂」や、飛地境内地の庭園「渉成園」への見学を勧められてお開きとなります。 -
受付手続きを終えた私達は、法話が始まるまで境内を見学することにしました。
堂内は全て写真撮影が禁じられており、外観でしか紹介できませんが、右側の御影堂は、建築面積において世界最大の木造建築物だそうで、堂内は、「内陣」、「外陣」、「参拝席」に分かれ、内陣中央の「内陣本間」の中央に須弥壇上が設けられ、その上に「御厨子」を置き、宗祖親鸞の坐像である「御真影」が安置されています。
左側の阿弥陀堂は、禅宗様を取り入れた仏堂だそうで、御影堂同様に内陣、外陣、参拝席に分かれ、内陣本間中央に須弥壇が設けられ、その壇上の宮殿内に本尊の阿弥陀如来の立像が安置されています。 -
阿弥陀堂からの御影堂門。
御影堂門は、京都三大門の一つで、非公開の上層には釈迦如来像、弥勒菩薩像、阿難尊者像の三尊が安置されているそうです。 -
御影堂からの御影堂門です。
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併設の真宗本廟視聴覚ホール前に展示の火焔太鼓(太鼓)。
これは舞楽台を設置するような大きな法要などにおいて雅楽の演奏に用いられる楽器で、鼓胴の回りに火焔の彫刻があることから火焔太鼓と呼ばれる大型の締太鼓と説明されていました。 -
無事、遺骨を真宗本廟へ納骨した私達は、昼食のため徒歩10分程度の京都駅方面へと向かいました。
せっかく京都に来たからには是非京都ならではの食事をと思いつつ、あれこれグルメ街を回りましたが、なにせ年齢や好みの問題から結局、JR京都伊勢丹10階にあった、名古屋ではおなじみのビュッフェ「柿安三尺三寸箸」で済ませました。 -
その後、京都タワー1階でお土産を購入して、寺に戻ったところで、何処か見学してからの話が纏まり「京都御所」を目指すこととなりました。
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京都御所までは僅かな距離ですが、御所へのメイン入口や駐車場の情報がないまま向かった先が御所の南東角付近、寺町通沿いの「御所東駐車場」を利用して寺町御門から入場しました。
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しかし周囲は、玉砂利の大通りと公園、それに長く続く壁。
後で分かりましたが、私達は京都御所の南方の仙洞御所と大宮御所の築地塀沿いをひたすら北上していました。 -
そしてやっと京都御所らしき壁南側の建礼門(けんれいもん)に到着するも門は閉ざされたまま。
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その西側の築地塀の先に修学旅行らしき学生が北進するのを見つけて右折北進すると前方に大勢の人影と左側には数台の観光バスが駐車されていました。
同伴の高齢者は、途中の木陰でひと休みしたいとのことで、その合間を利用してその烏丸通沿いの国民公園協会京都御苑駐車場に車を移動させて清所門(せいしょもん)から入場しました。 -
入場は無料です。
御所内への危険物の持ち込みは厳禁とのことで、清所門をくぐった先のテントで皇宮警察官の肉眼による手荷物チェックを受けます。 -
チェックを受けて右に折れると休憩所があり、観光案内パンフレットが置かれています。
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そして見学順路に従って、まず御車寄(おくるまよせ)です。
御車寄とは、高位の貴族等が、儀式や天皇との対面に使用した玄関で、各間や正殿等と廊下で繋がっているとのことですが、一般見学者は玄関の外観を見学するのみ。 -
御車寄に続く、玄関を入ったものが待機する為の諸大夫の間(しょだいぶのま)を通り過ぎた先の新御車寄(しんみくるまよせ)です。
ここは大正天皇の即位の際に自動車が利用できるように新築された玄関だそうです。 -
そして先程外部から見た建礼門です。
この門は、天皇皇后や外国の元首等だけがくぐることができる格式高い門とのこと。 -
建礼門の北側の承明門から見た最も格式の高い正殿の紫宸殿(ししんでん)です。
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この紫宸殿は平安時代の建築様式で、明治、大正、昭和天皇の即位式が行われたそうです。
見事な白砂の「南庭」と、右側の葉桜になっていた「左近の桜」、左側に「右近の橘」が見えます。
また肉眼では、紫宸殿内の中央に天皇のお椅子の御座「高御座(たかみくら)」と、その右側に皇后の御座「御帳台(みちょうだい)」が置かれている下方の様子を見ることが出来ます。 -
紫宸殿から御池庭に至る途中の春興殿の眺望です。
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紫宸殿の北側を通って清涼殿(せいりょうでん)に至る通路です。
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清涼殿は、平安中期以降、天皇の日常生活のお住まいとして定着した御殿で、政事、神事等の重要な儀式が行われたそうです。
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ここは天皇が日常の公務を行った場所で、中央は天皇の休息の場であった「御帳台」とのことです。
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清涼殿の東にある小御所(こごしょ)です。
江戸時代には武家との対面や諸種の儀式が行われ、明治維新の際には、王政復古の大号令が発せられた日の夜「小御所会議」が行われたそうです。 -
御池庭(おいけにわ)は、池を中心とした回遊式庭園で架けられている橋は「欅橋」と呼ばれています。
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御池庭の北側の土橋や石橋を架けた御内庭(ごないてい)です。
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ここは御常御殿(おつねごてん)で京都御所の中で最も大きな建物。
室町時代以降に御常御殿が清涼殿とは別に建てられ、以後天皇の日常の生活の居所にあてられた御殿で明治天皇も東京へ遷るまでこの御殿に住んでおられたとのことです。 -
約1時間弱位、優美な建築物等を見学し、御所に至るまでの疲れも吹き飛び 楽しい観光をプラスして帰宅しました。
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