初モロッコ　一人旅チープシックな10日間　その9 フェズ散策（メディナ、新市街）

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2017/09/25 - 2017/09/26

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#散歩・散策

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翌朝、パンとジャム＆バター、コーヒーの朝食を食べた後、オーナーの従妹に、昨夜ついたリヤドにまた連れて帰ってもらう。用意された部屋は。部屋というよりは、屋上に後からつくった部屋？みたいなところ。特別に用意したよ、と宿の子供に言われたけど、そうじゃないと思う（笑）でも、外を感じられて、空気もいいし、リネンも清潔だし、４つベッドがあるからどこでも寝られるし、第一、誰にも邪魔されない感が気に入った。そこから外階段であがると、ちょっとしたテラスがある。
メディナの家は、一軒一軒が独立していなくて、つながっている。石造りの長屋、みたいな感じ。そして外からは見えない中庭があったりする。各家庭の屋上のテラスにはソファやテーブルがあり、ちゃんとした日よけがついていて、ゆったりと過ごせる。ここからの景色は圧巻。メディナ全体が見渡せる。鳥が横切る、風が心地よい。世界のどこにいっても、人がいて、生活があることを、改めて感じる瞬間。

前日、オーナーに、アルガンオイルとジュラバを買いたい、と言ってあったら、品質のいいところに案内してくれる、と。
叔父さんがタクシーで、地元民しかいかないようなエリアの、もうどこにいるのかさっぱりわからない場所に連れていかれた、いや、連れていってくれた。中には、そこの工場で絞っているというアルガンオイルがたくさん並んでいて、これはきっと観光客用に案内してる店らしいと感じた。叔父さんと店のオーナーは仲良く話しているので、きっと客を案内することでリベートが入るのだろう。

お土産に何点か選び、値段を提示されたが、まあそれで買うつもりはないのでさんざん値切った。すると他のものをつけるから、この値段で、と向こうも引かない。あーだこーだとやりとりした結果、まあこれならという値段にはなったが、後から思えばあれでもたぶん高かったな、と思う。
シルバーや真鍮のランプを扱ってる店にも案内されたが、さんざん話だけきいて興味なかったのでそこは買わずに。
途中、街中のワゴン、といえば聞こえはいいが、つまるところリヤカーみたいな上で見たことのないフルーツを売ってて、叔父さんが買ってくれた。叔父さんが食べているのでマネして食べてみたところ、なかなか美味だった。あれは、なんだったんだろう。

帰ってきてひとやすみして、いざ、メディナ見物へ。
マラケシュでやかましいガイドの洗礼は受けていたので、ここではまあまあやり過ごすことはできた。ただ、興味あることを言われるとちょっと油断して、好奇心あふれる表情を少々みせてしまい、相手にそれを悟られてしつこくついてこられるのはちょっと悔しかった。

フェズのメディナも、マラケシュと同じで、観光客がよく通るエリアと地元民の生活エリアがある。この際、迷ってみようと途中からgoogleをみないで歩いていたら、本当に迷ってしまい、あらぬ遠方まで行ってしまって、戻ってくるのに大変になったので、やはりメディナ歩きにgoogle mapは必須です。

ここのメディナのメインストリートはマラケシュと違い、多少道に高低差があります。

同じ物でも、店によって値段が違います。時間があるのであれば、一度入って値段をきいて、いくらになるか確認し、他の店にいって同じように確認する。それから買っても遅くないです。また、英語のうまい男性が「信じて」などと、言ってきますが、この地では土産物やのいう事は、ほぼほぼ信じてはいけません。全然安くなかったりします。後で来るからって言って出るのも全然ＯＫです。嫌な顔されても気にしないこと。相手はそのぐらいなんとも思ってません。じゃあいくらにする？ときかれても、他を確認する前なら、さっさと後にして先へいくこと。言い値よりまだ安かったりするのです。