2018/03/29 - 2018/03/31
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isoflavoneさん
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ANAマイレージを使って関西方面の旅行を企画した。最初はUSJ、有馬温泉、比叡山、和歌山アドベンチャーランド(並ばずにパンダに会える!)などを候補に挙げていた。でもたった3日間ではなかなか無理っぽいので、「高野山の宿坊に泊まる」「京都に眠る友人二人のお墓参りをする」の2点を最優先にして旅の企画をした。
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2018年3/29(木)
朝8時羽田発のANAで大阪空港(伊丹)へ。
空港からこの日泊まる「ホテルA.P大阪空港前」に電話してマイクロバスの迎えを頼む。荷物をホテルに預けて、阪急宝塚線「蛍池駅」から「十三駅」で阪急京都線に乗り換えて京都の「河原町」まで約1時間。
河原町駅からぶらぶら歩き、錦市場で仏花を購入して寺町通りにある「天性寺」へ。
此処には私の学生時代の友人が眠る。観光客などは殆ど居ない静かなお寺だった。 -
境内には満開の桜。
静かなお寺です。 -
お墓参りの前に錦市場をぶらぶらした後に見つけた京料理のお店「美先」で湯葉丼のランチ1,000円。
とても美味しくて、大満足。
https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26003507/top_amp/
たまたま入ったお店は、以前新宿高島屋で食べたお店だった。 -
河原町まで戻り、もう一人の友人のお墓参りをすべく、バス1日周遊券を購入して、バスに乗る。
お墓参りの前にお土産の金平糖を買いに京都大学近くまで足を延ばした。 -
友人が眠る「法然院」は哲学の道のすぐ近く。
桜の時期の「哲学の道」は流石の賑わい。 -
お寺の中は静か。桜も満開。友人二人共静かな素敵な場所に眠っている。
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境内には何故か日本人は私達だけで、外国の観光客の方が何人か写真を撮るだけで静かだった。
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京都駅からJRで大阪駅に着いたら、晩御飯を食べに梅田の地下街へ。
勿論串揚げを食べた。 -
「とんぺい」美味しかった^_^
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ホテルAPのツインルーム。
朝食付きで1泊13,000円の部屋。 -
和定食の朝食。
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朝カレーは食べ放題。
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帰る時に気付いたのだけど、低反発枕、空気清浄器、加湿器などが備えてあった。
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ニコニコレンタカーで車を借りて、高野山に向かう。その途中で法隆寺に寄る事にした。
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奈良も桜が満開で、法隆寺五重塔と桜の写真を撮る事が出来た。
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日本最古の塔である五重塔。飛鳥時代。国宝。
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鐘楼
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金堂と五重塔の北側に立つ大講堂。
堂内には薬師三尊像が安置されている。 -
大宝蔵院で久しぶりに百済観音様を拝観した後は夢殿に向かう。
東大門の前もずらっと桜並木。
観光客も少なくとても風情がありました^ ^ -
相変わらず威風堂々と立つ夢殿。八角円堂の国宝。
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夢殿と桜
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法隆寺を後にして、高野山へと向かう。
途中、柿の葉寿司を購入する為に立ち寄ったお店。 -
柿の葉寿司以外のお土産に良さそうなお菓子なども購入。どれも美味しかった。
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途中の紀ノ川沿いには桃の花が咲いていて綺麗だった。
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午後3時半ころ、念願の宿坊「一乗院」に到着。
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本館2階の1番奥のお部屋。トイレ無しで1泊2食つき2人で、28,000円。
ちょっと高いと思っていたけれど、お部屋もお風呂もトイレも掃除が行き届いてピカピカだし、お食事も超美味しかったので、大満足。 -
中庭も風情があります。
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お部屋の前の廊下。
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角部屋だったので、窓の障子を開けると緑に癒される。
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客室以外のお部屋も自由に使用できるそうだ。
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時刻も夕方4時になり、拝観時間は5時までなので、この日は金剛峯寺だけの拝観となった。
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大玄関。ここではなく、こちらの横の入り口から見学者は出入りする。
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ゆるキャラの「こうやくん」も待っていてくれた^ ^
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蟠龍庭という石庭も広くて美しい。
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広い台所も見学できる。
ブラタモリで観ていたので、とても面白かった。 -
ブラタモリでも説明していたが、このお釜3つで約2000人分のお米を炊く事が出来るとか。
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食品収納棚は天井から吊り下げる方式。風通しを良くし、ネズミを防ぐ役割りもしていた。
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宿坊に戻ってすぐに、待望の夕食をいただく。
精進料理、侮るなかれ!見た目に麗しく、滋味溢れる旨みに心が穏やかになる。 -
季節感もあり、桜、春野菜を満喫した。
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本物の精進揚げ。
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翌日は朝6時半からのお勤めに参加させて頂き、それが済んでから美味しい朝食を頂きました。
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宿坊チェックアウトの後もレンタカーを駐車場にそのまま置かせて頂き、昨日の続きの高野山巡りをする。先ずは「壇上伽藍」へ。
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高野山の入口にそびえ、一山の総門である大門。
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金堂の手前にある中門
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高野山の総本堂としての役目を担ってきた金堂。
現在の建物は昭和7年のもの。
本尊の薬師如来は秘仏。 -
六角経堂。
鳥羽法皇の皇后であった美福門院が、鳥羽法皇の菩提を弔うため、紺紙に金泥で浄写された一切経を納めるために建立された経蔵。現在の建物は昭和9年に再建された。
経蔵の基壇付近のところに把手がついていて、一回りすれば一切経を一通り読誦した功徳が得るといわれている。 -
西塔。
西塔では、大塔の本尊が胎蔵大日如来であるのに対し、金剛界大日如来と胎蔵界四仏が奉安されている。現在の塔は、天保5年(1834年)に再建された、擬宝珠(ぎぼし)高欄付多宝塔で高さは27.27メートル。 -
孔雀堂。
本尊の孔雀明王は快慶作で霊宝館に収蔵されている。 -
准胝堂。
本尊は准胝観音。何度も焼失しており、現在のお堂は明治16年に再建された。 -
御影堂。
真如親王直筆の「弘法大師御影像」を奉安しており、内部は拝観出来ない。1年に1回一般参拝が許されている。
「ブラタモリ」で紹介されていたが、高野山は 何度も火災の被害にあってきた。失火もあるが高地ゆえに落雷も多いそうだ。この建物の手摺りの支柱も外側は熱で木目が溶けた状態になっていた。
今は周りに噴水のようなスプリンクラーが設置されていて安心^ ^ -
三鈷の松
以下HPより引用
「金堂と御影堂の中間に瑞垣で囲まれた松の木があります。この松の木にこのようなエピソードが残っています。弘法大師が唐より帰国される折、明州の浜より真言密教をひろめるにふさわしい場所を求めるため、日本へ向けて三鈷杵(さんこしょう)と呼ばれる法具を投げたところ、たちまち紫雲(しうん)たなびき、雲に乗って日本へ向けて飛んで行きました。後にお大師さまが高野近辺に訪れたところ、狩人から夜な夜な光を放つ松があるとのこと。早速その松へ行ってみると、そこには唐より投げた三鈷杵が引っかかっており、お大師さまはこの地こそ密教をひろめるにふさわしい土地であると決心されたそうです。その松は三鈷杵と同じく三葉の松であり、「三鈷の松」としてまつられるようになりました。現在では参詣者の方々が、縁起物として松の葉の落ち葉を持ち帰り、お守りとして大切にされています。」
必死で三葉の松葉を探したが、罪深い私達は普通の二葉の松葉しか見つけられなかった。 -
朱色の色鮮やかな根本大塔。
空海、真然大徳と二代を費やして816年から887年ごろに完成したと伝えらる。この大塔を真言密教の根本道場におけるシンボルとして建立したので、根本大塔と呼んでいる。
多宝塔様式としては日本最初のものといわれ、本尊は胎蔵大日如来、周りには金剛界の四仏が取り囲み、16本の柱には堂本印象画伯の筆による十六大菩薩、四隅の壁には密教を伝えた八祖像が描かれ、堂内そのものが立体の曼荼羅として構成されてる。 -
内部は撮影禁止。
仏像でも御堂でも古びた感じの方が年月を感じさせ、世界遺産的な価値があるのかもしれないが、高野山は真言宗総本山として、今も信者が全国から参拝に来る場所ので、常にメインテナンスをしていると、一乗院のご住職が仰っていた。 -
車を取りに一旦宿坊に戻り、奥の院に向かう。
途中は名だたる大企業や戦国武将の墓が並ぶ。 -
奥の院は撮影禁止。
近くに行くとやはり空気が澄んで、清浄な雰囲気に包まれる。 -
石田三成の墓所。
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豊臣家の墓所。
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伊達政宗の墓所。
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上杉謙信の墓所。
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織田信長の墓所。
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20:20 伊丹発のANA40便に乗るまで、どうするかを考え、和歌山ラーメンを食べに行く事にした。ネットで駐車場のあるお店を調べてこの店に決めた。
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スープはこってりとした「中華そば」。
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和歌山城にも寄ることに。
駐車場探しに手間取った。 -
桜とお城が見れてとても良かった^ ^
時間もあまり無かったので天守閣には登らす庭園を散策するだけにして大阪に向かい、無事に帰路の途についた。
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