2017/11/23 - 2017/11/25
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isoflavoneさん
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娘との7泊9日のスペイン旅行もいよいよ終盤に差し掛かりました。
今年のテロやカタルーニャの独立運動もあり、日本では家族や友人達に心配されていましたが、何の問題も無く平和に過ごせました。
グラナダから飛行機でバルセロナに向かい、2泊3日と短い滞在ですが、憧れのサグラダファミリアに感動し、すっかりガウディファンになって帰国の途につきました。
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11/23(木) スペイン旅行6日目。
イベリア航空 IB5071便[べリング航空運航]9:20
グラナダ空港発 → 10:45 [バルセロナ]バルセロナ=エル・プラット空港着の飛行機でバルセロナに向かいます。
7:30にタクシーをパラドールに呼んでもらい、約45分でグラナダ空港着。朝ごはんを軽く食べたりして離陸までの時間を過ごしました。 -
バルセロナでのホテルはカタルーニャ広場近くを取ったので、空港からはカタルーニャ広場まで行く空港バス「Aero bus」を利用します。片道€5.9ですが、前日にネットで往復チケットを購入しておきました。€1.6だけお安くなります。
購入後、このQRコードを保存しておいて、バスに乗る時にセンサーに通します。私のiPhoneはサクッといきましたが、娘のアンドロイドのQRコードは中々読み取られず少々手こずりました。できたら、日本か前日のホテルでプリントアウトしておく方かベターかも。
バスは次から次へと来て、35分程でカタルーニャ広場に到着するので便利でした。 -
ホテルに荷物を預けて、街歩きをする事にしました。テクテク歩いて、娘の友人から教えて貰った「イカ墨パエリア」が有名なお店「La Fonda」にランチを食べに行きます。
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お酒の飲めない私達は相変わらずお水、そしてサラダとイカ墨パエリアをオーダー。
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お鍋に真っ黒なパエリアが。
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コクがあって、本当に美味しい!
イカの身も柔らかくゴロゴロ入っていました。絶品です! -
伝統的なクリスマス菓子「トゥロン」が有名なお菓子屋さん「カンパーナ」を探してゴシック地区、ボルン地区を歩きます。近くにピカソ美術館がありますが、残念ながら入館する時間の余裕がありません。
このお店で、お土産用に娘と二人で沢山の「トゥロン」を購入。お店のマダムに「あなた達には大勢のファミリーがいるのね」とビックリされました。
とてもチャーミングなマダムでしたよ。 -
ゴシック地区のカテドラルの前の停留所から乗り降り自由の観光オープンバス「バルセロナ シティツアー」€29に乗りました。
ちゃんとした日本語の音声ガイド付きです。ちゃんとした、というのはアルハンブラ宮殿のグーグル翻訳的な日本語ではない、という意味です。 -
マリーナ方面にバスは向かいます。
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バルセロナってこんなに海に近いのね。
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下町の雰囲気。
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近代的なビルもちょっとデザインが変わっています、
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やっぱり変わったビルがあります、
「トーレ アグバール」
フランスの建築家ジャン・ヌーヴェルが設計した建築物でバルセロナ水道局が所有しています。 -
モヌメンタル闘牛場。
今は闘牛は行われていません。
過去にはビートルズやローリングストーンズがここでコンサートをしたそうです。 -
そして!見えてきました!憧れのサグラダファミリア。
でかい!
次の日の朝に予約してあるので、この日はバスの中から見るだけ。 -
バスはサグラダファミリア近くの停留所にも止まります。
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サンパウ病院。設計はカタルーニャ音楽堂と同じく建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネー。
2009年まで、実際に使われていた建物で、今は修復済みの箇所だけ見学できるそう。
でもここも見ている暇は無いのです。
何故ならグエル公園を予約しているから。 -
グエル公園のバス停から公園まで、急坂を12~3分位登ります。かなり高台にあります。
ここはグエル伯爵とガウディが理想的な住宅地を造ろうと計画して途中で頓挫した敷地で市の公園となった場所です。 -
有名なトカゲの噴水。晩秋なのでもう水は出ていません。色遣いが可愛い!
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階段を登った上の方からの眺め。テラスは工事中で半分程しか公開されていませんでした。
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グッズ売り場も可愛い建物。
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エントランス入ってすぐ右にある建物が「門番の家」現在はバルセロナ市歴史博物館の一部となっています。ガウディの作品群の中でも質素な実用的な建築物だそうです。
入場までに45分かかるというので、中には入りませんでした。沢山の人が並んでいました。 -
ガウディ博物館。ガウディが一時期住んだ事のある住宅です。ピンクの可愛い建物です。
有料なのでパスしました。グエル公園に入るのに既に入園料払っているのに。 -
再びバスに乗って、カサ・ミラへ。
ベルトラで予約して、ホテルでプリントアウトしてもらったバウチャーを入場チケットと交換してから入館します。 -
次の日の昼間に撮ったものです。
ガウディがミラ氏の為に設計した集合住宅です。
直線が一切無い、曲線の建造物。波のようです。 -
エントランスから直ぐに中庭があります。
ここもカサ・バトリョもちゃんとした日本語のオーディオガイドが付いています。スマホの様なガイド機で、CG画面やバーチャル画面もあってとても楽しいです^ ^ -
カサ・ミラの中はまだ実際に住んでいる人、オフィス、お店などもあるので、見学できるのは一部です。
大家さんのミラ氏の住居部分を昔の部屋を再現して展示しています。 -
ガウディは家具も設計していたそうです。
なんて可愛くて、しかも座りやすそうな椅子なんでしょう。 -
バスルーム。
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丁度日没時のカサ・ミラの屋上。
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昼間の屋上も気持ち良いと思うけれど、夜の屋上は幻想的で素敵です。
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カップの取っ手の様な穴から遠くTibidaboの教会が見えます。
もう一箇所からはサグラダファミリアが見えましたが写真、上手く撮れてませんでした(//∇//) -
次に近くの「カサ・バトリョ」に行きました。
こちらは集合住宅ではなく、バッリョー氏の邸宅をガウディが改築した建物です。 -
こちらもちゃんとした日本語のオーディオガイドを借りてエントランスから直ぐに2階に続く階段を登ります。階段の手すりもデザイン性だけではなく、しっかりと手に馴染むようになっています。
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手すりの先っちょ。ドラゴンをイメージしているそうな。可愛い。
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大広間は外から見えるのを意識した作り。
曲線のみのデザインで海や波をイメージしています。 -
次の日の昼間に撮ったカサ・バトリョ。
2階の広間は目立っています。 -
天井の照明は海の様な、宇宙の様な不思議な雰囲気!
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建物の中心は吹き抜けになっていて、採光、換気に工夫がなされています。タイルの青い色が光の沢山差し込む上部に行くほど濃くなっています。
デザインだけではなく、実用的な採光、換気もしっかり計算されていて、ガウディは天才だと私は思います。 -
カサ・バトリョの屋上も楽しい。煙突がなんて可愛いんでしょう!
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昼間もきっと良いのだろうけど、夜に来て良かった。とても不思議な異次元の雰囲気を強く感じる事ができます。
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ライトアップされているので雰囲気バッチリ!
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最後に出口に出るのに、エレベーターで降りてみました。
ある意味怖い(?)^ ^
いえいえ、ちゃんと動きます。レトロで素敵なエレベーターでした。 -
カサ・バトリョ見学中にトレドからマドリードに帰る列車の中で知り合った新婚さんに偶然バッタリ!
バルセロナの話で盛り上がり、彼らが行って一番美味しかったというレストランを教えて貰いました。
「Ciudad Condal」はホテルに帰る途中に丁度あったので、寄ってみました。
夜8時頃。お店は大盛況で名前を告げて待ちます。
30分程待って席に通されました。 -
タパスはどれも美味しかったけれど、特にマテ貝のソテーは秀逸な一品でした^ ^ -
ようやく長い1日を終えてホテルにチェックインします。
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ホテルはグラシア通りからも近い「アクタアトリウムパレス」。地下鉄「パセッチ・ダ・グラシア」からもすぐです。
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部屋はモダンでシンプル。綺麗です。
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バスタブ付き。
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バスルーム以外に部屋にも洗面台があったので、女2人旅には便利でした。
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11/24(金) スペイン旅行7日目。
遂にサグラダファミリアに行く日です。
近くまで地下鉄で移動し、「En Diagonal」というカフェ(夜はバル)で軽い朝食をとりました。 -
日本で「生誕のファサード」からの入場と塔を予約しておきました。
そばで見ると彫刻群の迫力に圧倒されます。 -
この入り口で入場チケットをバウチャーと交換してオーディオガイドを借ります。
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スペインに来てからずっと快晴だったのに、この日の朝だけは曇り空。でも教会の荘厳な感じが一層増すかな?と思います。
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誕生のファサードは彫刻が精密でどこを撮って良いのか分からず、取り敢えずシャッター押します。
聖書のように彫刻の一つ一つにキリスト誕生までの意味があるそうですが、ここでは書きません。カメラもiPhoneなのでそこまで緻密には撮れていません。 -
中に入ると美しいスタンドグラスに目を奪われます。
ガウディは太陽の動きを考慮して、東側には寒色系の色を、西側には暖色系の色を配置するように設計しました。
こちらは東側の窓。 -
こちらは西側の窓です。
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教会内部の後方から主祭壇を臨みます。上部に輝く金色の三角形は神を表すものだそうです。
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主祭壇の天蓋飾り。
イエスの周りに麦と葡萄が飾られています。 -
天井の高さにびっくりしました。
首が痛くなるほど眺めても飽きません。
ミラノのドゥオーモとか、他にも中世の時代からの歴史的な大聖堂はその大きさにびっくりしたり、荘厳な雰囲気に厳粛な気分になるだけれど、サグラダファミリアは森の中にいる様な自然を肌に感じられ、キリスト教徒ではないのに、神様が見守ってくれている気持ちが溢れて感動しました。 -
そして、塔に登る為のエレベーターに向かいました。
ここでちょっと問題がありました。
私は日本でネット予約した時、エレベーターに乗る時間を9:45と選んでチケット購入したのでしたが、すっかりその事を忘れて、9:45までに生誕のファサードに入れば良いのだと勘違いしてしまって、エレベーター受け付け時間に15分遅刻してしまったのです。でも、係のお兄さんが「あなた方は15分遅れてしまいましたが大丈夫。」と通してくれました。
リュックは持って上がれないので、ロッカーに入れて登ります。
登ってみると、塔の上の部分の可愛い装飾を間近に見れます。本当に工事中です。 -
上から下を見下ろすとこんな感じ。足元がゾゾっとします。
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生誕のファサードの中央にある「生命の木」間近で見るとこんな風に なってます。
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外の景色。
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登りはエレベーターでも、降りるのはこの螺旋階段です。狭いし、下を覗くと怖い!
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下に降りたら、受難のファサードから外に出てみます。
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ガウディの死後にカタルーニャのスビラックスが受難ファサードの彫刻を担当したが、ガウディへの尊敬を込めて、戦士のマスクがカサ・ミラのデザインになっている、みたいな事をオーディオガイドが説明していました。
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聖堂を横から見る。
地下にある資料館や地下礼拝所に眠るガウディのお墓参りをして、サグラダファミリアを後にしました。 -
この日13:30に予約しておいたレストラン「SOMODO」にほど近い、ガウディの初期の建築物「カサ・ビセンス」が、今年の11月こら一般公開されたばかりという情報を知り、急遽食事の前にこちらに寄る事にしました。
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鮮やかなレンガとタイルが印象的です。
ビセンス氏はタイル会社の社長さんだったとか。 -
遠くからも目立っていました。
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内部にはタイルの見本もあります。
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天井も大変凝った造りです。
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先程の花柄のタイル、ちゃんとありますね。
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陽がサンサンと差し込む部屋の隅でほうっと一休み。
屋内も屋外もタイルだらけです。 -
この邸宅の屋上にもやはり煙突(?)塔(?)がありました。
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周りの景色から浮いているけれど、やっぱり可愛い煙突。
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屋上の手摺部分もタイルです。
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カサ・ビセンスを後にして、レストラン「SOMODO」へランチコースを頂きに行きました。バルセロナ在住の友人が薦めてくれた日本人シェフのお店です。
メールで予約しておきました。スタッフは日本語喋れないし、メールのやりとりは全て英語です。人気店なので満席です。 -
娘のメインは肉、私は魚を選びました。
お肉は豚肉です。 -
コース料理なのに1人前がたった€20です。コスパとても良いです。私のメインはあんこうでした(左下)。
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なんと!この日はブラックフライデーでした!どのお店もディスカウントセールです!
「ブラックフライデー」日本でもボチボチ広まって参りましたが、バルセロナの街はショップの紙袋を抱えたセニョーラ、セニョリータで溢れています。
娘も狙っていたバッグを30%OFFでゲットできました。
結局この日は午後3時過ぎから夜遅くまで、お土産や自分達の衣服のショッピングして過ごしました。 -
最後にカタルーニャ広場に面したデパート「エル・コンテ・イングレス」の地下で缶詰、瓶詰の食料品などを購入しました。写真はスペイン土産のほんの一部です。乗り換えのパリ、シャルル・ド・ゴール空港で買ったチョコレートもありますが。
瓶詰めは重いので避けようかと思ったのですが、瓶詰めのオリーブ、そしてドライトマトのオリーブオイル漬けが特に美味しかったです^ ^ -
11/25(土) スペイン旅行8日目。
12:10 バルセロナ エル・プラット空港発エールフランス機パリ経由で羽田に向かいます。
早めに空港へ行ってゆっくり買い物でもしましょうとAerobusでカタルーニャ広場から空港に向かいました。
まずEチケットを自動発券機で発券します。 -
3時間も前なので、まだ荷物預けられないかと思いましたが、一応エールフランスのスタッフに尋ねたところ、セルフでチェックイン、荷物預けを出来るカウンターに案内されました。発券したチケットのバーコードをバーコードリーダーに読ませてピピッとするとシールが出てくるのでそれを貼ってベルトコンベアに載せて終了です。まぁ、それらを全てスタッフのお姉さんがやってくれたんですけどね(笑)
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エル・プラット空港も広いです!
朝食を済ませ、免税店をウロウロしてボーディングまで過ごしました。 -
パリまで2時間のフライトの間に軽食と飲み物が出ました。
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パリの乗り換えもスムーズに行き、16:05シャルル・ド・ゴール空港発羽田行きのエールフランスは定刻通りに離陸しました。
夕食はチキンのクリーム煮。 -
娘は和食を選びました。
これは何だったかな? -
こちらがこの旅最後の食事となる朝食です。見た目よりずっと美味しかったです!
無事に羽田に着き9日間の旅を終えてホッとしたのも束の間、借りていたwifiルーターを返却するのを忘れて、途中で娘に空港に戻ってもらいました(//∇//)
最後まで気を抜かないように反省して終了致します。
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この旅行記へのコメント (2)
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- バルセロナ観光さん 2018/06/18 23:22:47
- こんにちは
- Isoflavone 様、こんにちは、
バルセロナ旅行ブログを楽しく読みました。
写真が多くて、観光地などがよく分かるブログだなぁと思いました。
ところで、「トーレ アグバール」のオーナーさんが変わって、これからフェイスブックのフェイクニュース対策オフィスになる予定です!
また機会がありましたら、是非バルセロナに遊びに来て下さい!
- isoflavoneさん からの返信 2018/07/05 15:11:40
- Re: こんにちは
- 貴重な情報をありがとうございます^ ^
必ずいつかバルセロナに再訪する気満々です!
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