2018/02/09 - 2018/02/09
404位(同エリア4052件中)
夏秋さん
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ヴェネツィア滞在2日目の午後、本島からヴァポレットに乗ってムラーノ島 ブラーノ島に行きました。島巡りは予定していなかったので 時間が足りなくなりましたが、美しい島を散策することが出来ました。夕方本島に戻り、サンジョルジョマッジョーレ教会の鐘楼から夕景を眺めました。
2004年以来、2度目のヴェネツィア。
1度目の時は、団体旅行の周遊ツアーのため島外の宿泊で、ゴンドラに乗り、そしてサンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿を見学しただけでした。
当時小学生の息子は、ゴンドラに乗ったことしか覚えていないらしく旅行前は気のりしないようでした。2度目のヴェネツィアは、水の迷宮を彷徨い歩くことで、この街の本当の姿に少しだけ触れられた気がして、親子ともに楽しい旅が出来ました。
早鐘を打つ心臓は 永遠の記憶となり 想い出は深く刻まれたのでした…
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2018/02/09
午後からは 島めぐりに出かけます。
12:00 fond Nuove の船着場から20分ほどヴァポット(4.1)に乗って -
ガラスの島 ムラーノ島にやってきましたよ。
ムラーノ島 散歩・街歩き
-
運河沿いに散策してみましょう。
-
古い鐘楼が見えてきました。
登れるのかしら? -
鐘楼には上ることが出来ませんでした。
華やかな柱廊は、教会の後陣であり、
入口は運河からは反対側にあります。 -
教会の中に入ってみると…
サンティ マリア エ ドナート教会 寺院・教会
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床のモザイクが美しい ビザンチン様式の教会です。
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教会の前の橋を渡ります
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カモメさんこんにちは。
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風のない静かな運河は 鏡のよう…
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運河沿いの店でピザをテイクアウト
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イタリア滞在中何度もピザを食べましたが
ここのが一番美味しかったです。
生地がふわっふわで チーズがとろっとろ。 -
玄関の扉の横にあるボタンのようなものが気になります。
-
これは呼び鈴なのですね! カワイイ
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美しい島を 散策します。
-
お土産に仮面とベネチアンガラスのペンダントトップを購入しました。
息子はガラスのミニ地球儀を買っていました。 -
偶然通りかかった教会を見学します。
*サンピエトロマルティーレ教会*
聖堂には ベッリーニの祭壇画(1488年)があるのですが
見落としてしまいました。
元々ドゥカーレ宮殿にあったものを、この教会に移したものです。
ドゥカーレ宮殿は1574年の火災で、それまでの絵画は全て焼失してしまったので
とても貴重な絵画だということを帰国後、知りました。 -
教会の周囲は、ベネチアンガラスのお店や工房が多く
立ち並んでいた場所なので、このシャンデリアも
ベネチアンガラスなのでしょう… -
なんでしょう この青いとげとげは・・・
-
サント・ステファノ広場にある青いガラスのオブジェでした。
ここはガラスの島… -
1291年の法令により、この島にガラス工房が集められ…
-
小さな島は、西洋一のガラスの生産地となりました
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今も、運河沿いには、ガラス工芸の店が多く並び
当時の面影を感じることができますが… -
運河を離れ、一本路地を入ると
-
静かな生活が営まれていました。
-
ムラーノ…
素朴で美しい島でした。 -
Favoの船着場から本島に帰るつもりだったのに、
ちょうどブラーノ島行の船が来たので、
息子が「ブラーノ島に行く!」と突然言い出しました。
置いていかれては困るので、仕方なく後を追いかけます。
ムラーノ14:20発 ブラーノ14:50着 -
ブラーノ島はレースが有名とガイドブックに書いてあったし
-
カラフルな家並が美しい島だということは知っていたけれど…
-
ほんとにここは、おとぎの世界だ…
ブラーノ島 散歩・街歩き
-
それでも絵本のような風景より
古い感じの街並みに 心惹かれます -
15:23ブラーノ島発の船に乗る予定なので
ブラーノにはわずか30分の滞在です。 -
早歩きで、散策します
-
慌ただしい行程に戸惑い
最初は息子に文句を言っていた私ですが… -
だんだん ブラーノ島の魔力に引き込まれていきます
-
ここはなんて…
-
美しい島なのでしょう…
-
「ほらっ きてよかったやろ」
息子が勝ち誇った顔で私を振り返る。 -
そうね、きてよかったかも。 認めざるを得ない…
ありがとう。君のおかげね。
帰りも予定の船に乗れてよかった。 -
さぁ本島に戻るよ!
ところであのひとたちは、なぜ立ったまま漕いでいるのかしら。 -
船でゆっくりできたのも 束の間
時刻は16:00を過ぎてしまいました
サンマルコ寺院の入場は17:00まで
そして日没が17:30
サンマルコ寺院にも行きたいし、
サンジョルジョマッジョーレ教会の鐘楼にも上りたい… -
16:10 ベネチア本島の Ospedale に船が着きました。
息子が私のバッグとコートを持って走り出したので、追いかけます
私は週に2度スポーツジムに通っていますが、
息子について走るのは1分も持ちません。
彼は速過ぎる…
いま彼の体脂肪は3.8%
競技もとっくに引退したのに、いまだに体形はアスリートみたいだ。 -
いくつもの橋を渡り 曲がりくねった石畳を抜けて…
迷路のような路地を一度も迷うことはありませんでした。 -
船を下りてから サンマルコ寺院に わずか10分で到着
アップダウンの続く石畳の路地を我ながらがんばった思う。
クローズの時間が近いので、待ち時間なく入場することが出来ました。
寺院のなかは薄暗く、ビサンチン様式の美に満ちていました。サン マルコ寺院 寺院・教会
-
私が聖堂内でへばっている間に、息子はサンジョルジョマッジョーレ島へ渡る
船の時間を確認しにSzaccariaまで走って、そしてまた戻ってきてくれました。 -
S.zaccariaから今日2度めの船に乗ります
16:45 なんとか間に合いました… -
朝、サンジョルジョマッジョーレ島で降船しておけば
こんなに慌ただしくする必要もなかったのに
無計画な旅に、苦労はつきもの -
でもその分 想い出は深く刻まれる
早鐘を打つ心臓は 永遠の記憶となり
いつまでも 私から離れない… -
サンジョルジョマッジョーレ島に上陸します
時刻は17:00 日の入りの時刻が近づいてきました。 -
教会内は後でゆっくり見学するとして
まずは祭壇奥にあるエレベーターへ向かいます。 -
エレベーターを降りると 鐘楼からは360度のパノラマが広がります
サン ジョルジョ マッジョーレ教会 寺院・教会
-
北西にはSMデッラサルーテ教会のクーポラ
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西は今朝、ヴァポットで巡ったジューデッカ運河
-
北側の真下にはヨットハーバー
-
北北西にはドゥカーレ宮殿と鐘楼
今朝、仮面の方たちを撮影した場所です。
こうやって高い場所から俯瞰すると
歩いたり船に乗って移動した自分の足跡を
リアルに感じることが出来ます -
この三日月形の半島のような土地は、ジューデッカ島
-
東はサンジョルジョマッジョーレ島と奥に見える緑深い場所は
サンテレナ島
空港からの水上バスで、通った場所です -
エレベーターを降り、荘厳な教会内を見学しました。
サン ジョルジョ マッジョーレ教会 寺院・教会
-
教会の外では仮面コスプレ撮影会が始まっていました
-
このカップルは、朝もおみかけしました。
夕景のSMデッラサルーテ教会を背景に
お写真をとるために多くの人が集まっているのでした。 -
この方は初めてお見かけします。
魔法をかけられてしまいそう… -
島からの帰りの船の中でも、カメラを向けると
カメラ目線でポーズをとってくれます
仮面の方々は、皆さんお写真をとられるのが大好き! -
船着場で、次の船を待つ人々の先頭にも…
今から撮影会に出陣ですね。 -
夕暮れに染まる 水の都の…
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一番 美しい時間が始まります
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アドリア海のラグーナに浮かぶ…
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無数の橋に結ばれた 神秘の迷宮
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この街が1100年にもわたり
繁栄した独立国家であったことは
驚きであり、感動的です -
アドリア海の真珠の輝き…
サンタ マリア デッラ サルーテ教会 寺院・教会
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息子がピザを買います。
ベネチアではピザばかり食べていた気がします。 -
今日は石畳の道を息子の背中を追いかけて何度も走ったので
足が痛くてもう歩けません
Accademiaからヴァポットに乗ってRialtoに戻ります
慣れるとヴァポットは、とても便利な交通手段です。
島めぐりにも、本島の街歩きにも使えるので24h券を購入してよかったです。 -
細い路地で迷っても 落書きのような道しるべを頼りに歩いていくと
サンマルコ広場まで行けるので、そこから方向感覚をリセットできます。
グーグル先生なしでもなんとかなるものです。 -
今日は早くホテルに帰ってやすみましょう
「ベネチアなんてただ綺麗なだけやろ?
前にも行ったけど、印象ないし、つまらなそうー」
と旅行前は気のりしなかった息子が、
細い路地に嬉しそうに生き生きとしていた姿を見れてよかったです。
やっぱり実際に歩いてみないと
その場所の本当の姿は見えてこないのだと思いました。
水の迷宮を彷徨い歩くことで、
この街に少しだけ触れられた気がしました。 -
最後に2004年に旅した時の写真を掲載します。
14年の歳月は、私達を大きく変えましたが、
ヴェネツィアにとっては、14年の歳月など、
ほんの一瞬の出来事で、何も変わることはないのでしょう。
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