2018/02/14 - 2018/02/14
103位(同エリア164件中)
naoさん
奈良県大和高田市は、慶長元年(1596年)に年貢徴収のため開設された請所を引き継ぐかたちで、慶長5年(1600年)に創建された高田御坊(専立寺)の寺内町として発展した町で、やがて近郊から多くの人たちが移り住むようになり大いに賑わいます。
江戸時代になると、この地域で綿花、菜種、煙草などの栽培が盛んに行われ、高田寺内町にはそれらを取り扱う問屋が軒を連ねるようになり、大和の中心的な商業の町へと発展を遂げます。
綿花の取引を中心に商業の町へと発展し、明治29年(1896年)の大和紡績会社(現在のユニチカ)の開業とともに本格的な繊維産業の町としての道を歩んできた大和高田ですが、時代の流れと共に繊維産業の斜陽化が進み、ユニチカ高田工場は昭和52年(1977年)に閉鎖されてしまいました。
現在の寺内町は一部アーケードで覆われているところもありますが、江戸時代から大正時代にかけて建てられた、漆喰塗籠めの切妻屋根厨子2階建てに袖壁や出格子を備えた、伝統的な商家の建物で構成された町並みが残されています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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JR和歌山線高田駅にやって来ました。
ここから町歩きを始めます。 -
大和高田市の雨水枡の蓋。
四角い蓋の中央に市章が浮き出ています。 -
こちらの建物は、玉垣や注連飾りが見られるのでお社のようです。
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こちらの大きな町家には玄関が2ケ所あるように見受けられるんですが、2軒が入っているようには思われません。
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大和高田市の汚水枡の蓋。
中央に市の木「サザンカ」の図案を配しています。 -
大和高田の町並みです。
ここから南に向かって歩きます。 -
大和高田の町並みには・・・
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外格子を巡らせた町家がたくさん見られます。
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間口の狭い町家ですが、奥行きの深い、いわゆる「うなぎの寝床」という建物です。
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洋風の観音開きの窓が開けられた町家です。
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こちらの町家は、外格子が腐食した部分に防鳥ネットが張られています。
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こちらの町家は、外格子の部分に晒葺の庇が架けられています。
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こちらの妻入りの町家の外観は、完璧なシンメトリーになっています。
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市の木「サザンカ」を配した汚水枡の蓋のカラー版です。
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「ムクリ」の付いた屋根が連なる町並みに、伝統様式の町家が見えてきました。
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白漆喰塗籠めの外壁に虫籠窓を開けた佇まいは、ひと際目を引き付けています。
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自然木の丸太を外格子に使った町家です。
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厨子2階部分の荒壁が、こちらの町家に風情を与えています。
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2階窓の下枠に銅板を貼った町家です。
雨でも濡れないように保護しているんですね・・・。 -
こちらの町家は、2階の窓廻りを白漆喰でボーダーを回しています。
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ここまでの町並みを振り返ったところです。
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伝統的な商家が連なる町並みの中で、異彩を放つ昭和レトロな洋館と遭遇しました。
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この洋館は、産業銀行高田支店として昭和2年(1927年)に完成したもので、その後は産業貯蓄銀行、大和貯蓄銀行、南都銀行の支店などとして、昭和47年(1972年)まで使われていました。
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現在は建設資材販売会社の本社屋として使用されています。
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建設資材販売会社の本社屋の先にある個人商店も、昭和レトロな洋館になっていました。
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大和高田の町並みです。
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こちらの町家は、玄関先で石のフクロウがお出迎えです。
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背の低い外格子を巡らせた町家です。
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こちらの町家は、虫籠窓の立子が左右で作り方が異なっています。
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ここにも昭和レトロな洋館を使ったお店がありました。
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こちらの町家の瓜型の虫籠窓は、白漆喰塗の縁取りに工夫の跡が見られます。
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厨子2階部分の荒壁がアクセントの町家です。
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屋根の看板にお日様が当たって字が読みづらくなっていますが、こちらは金物屋さんのお店です。
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アーチ状の玄関部分が印象的な洋館です。
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郵便ポスト越しに見た大和高田の町並みです。
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寺内町の南端を東西に延びる竹ノ内街道に突き当たりました。
次は、この道の一本東側の町並みを北に向かって歩きます。 -
竹ノ内街道に面した町家の角に・・・
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小さなお社が祀られています。
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大和高田市の市章を全面にあしらった雨水枡の蓋。
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小さなくぐり戸の付いた玄関のある町家です。
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一本東側の町並みにやって来ました。
ここから北に向かって歩きます。 -
全面的に改装された町家です。
煙出しの越屋根も利用されなくなったようで、板を張って閉じられています。 -
こちらの趣のある町家には、小さなお社が祀られています。
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こちらは2階建ての長屋門とでも呼ぶんでしょうか・・・。
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全面にガラス戸の入った町家です。
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外格子部分を残して改装された町家です。
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大和高田の町並みです。
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全面に名栗加工の外格子を巡らせた町家です。
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厨子2階部分の出格子窓にも、意匠上細かな配慮がなされています。
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下見板張りの外壁も見られる町家です。
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こちらの町家の玄関には・・・
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梅が一輪咲いています。
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鮮やかな白と黒のコントラストを見せる町家です。
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梁状の太い持ち送りで下屋を支える町家です。
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こちらの町家の玄関度は、戸袋へ引き込むようになっています。
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ここまでの町並みを振り返ったところです。
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背の高い袖壁のある町家です。
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棟が分かれていますが、これで一棟の建物のようです。
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屋根勾配のきつい方には出入口が無いので・・・
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この玄関から出入りするんでしょうね・・・。
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とはいえ、いずれにしても風情ある町家であることには間違いはありません。
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さて、アーケードが見えてきたので、大和高田の町歩きはこのあたりで終えることにします。
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