2018/03/05 - 2018/03/12
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azianokazeさん
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3月9日 南インドの旅四日目 朝一番でバーダーミの石窟寺院を観光、終了後バスでホスペットに移動します。
暑さの厳しい地域の観光は、やはり朝の涼しい時間帯に限ります。同じ場所を訪れても、日中の日差しに照り付けられる時間帯とは全く印象が異なります。(バンガロールのこの時期は、最高気温は33℃ぐらいですが、最低気温は20℃をきるぐらいです)
朝の気持ちいい時間帯だったせいもあるでしょうが、彫像のすばらしさは素人目にはアジャンタ・エローラを超えるインパクトも。
さらに石窟から見下ろす眺めも最高です。
(表紙写真は第3窟)
今回旅行ではハンピ・アチュタラーヤ寺院と並んでイチオシのポイントです。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3月9日 朝のバーダーミ
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インドに来て初めてのトースト 少し焼きすぎ。
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この日は朝一番に、町の裏山にある石窟寺院を観光します。
前日夕方、アイホーレからの帰りに寄ったのですが、時間が遅く、翌日に変更しました。
前日パッタダカル・アイホーレ観光で利用したのと同じオートリクシャーで現地へ。街中からは5分かそこらです。
入場料は200ルピーだったでしょうか。 -
例によって、ガイド氏と見学時間を決めて、一人で向かいます。
いつも「どのくらい時間が必要ですか?」と訊かれて困ります。私もどんなものがあって、どのくらい時間が必要か知りませんので。
この石窟寺院は4か所あるようですから、ひとつ当たり10分、それにプラスαで50分といったところでしょうか。 -
駐車場からも見えていた第1窟
第1~第3窟は6世紀後半に造られたヒンズー教の、第4窟は7~8世紀に造られたジャイナ教の石窟寺院です。
第1窟はシヴァ神を祀るもの。入り口壁には18本の手を持つ「踊るシヴァ神」 -
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現地では何もわからず撮影したのですが、確認したところ、右半身がシヴァ、左半身がシヴァの神妃パールヴァティーの両性具有の像「アルダーナリーシュヴァラ」のようです。
そう言われても、この画像では、どこが両性具有だかもさだかではありませんが。 -
上記「アルダーナリーシュヴァラ」の対面には、右半身がシヴァ神、左半身がヴィシュヌ神である「ハリハラ」像
これも、判然とはしませんが、そういうことのようです。 -
中央は、シヴァの乗物ナンディ(牡牛)の彫像
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ナンディの頭部は欠けています。
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天井には、とぐろ巻いたナーガだかナギニだかが。
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天井を支える柱の上部の彫像(“持ち送り”というようです)
左側は、伝説の怪魚マカラの口から人の姿が吐き出される構図のようです。(これも、あとで確認したことで、現地では何も知らずにカメラを向けただけ) -
ズームすると。
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中央奥が祠堂
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祠堂の前の装飾
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祠堂にはリンガが祀られています。
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第2窟に向かいます。
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向かいの小高い丘にも何か遺跡のようなものがあります。
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ズームすると。
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第2窟 ヴィシュヌ神を祀った寺院です。
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石窟の土台部を支える形になっている彫像群 どういうものかは知りませんが、ユーモラスな彫像です。
ひょっとして、ヴィシュヌによって他界に押し込められた魔王バリでしょうか。 -
同上
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入り口付近の彫像で、巨大化したヴィシュヌ神のようです。
“ヴィシュヌは、バラモンの少年僧に姿を変え魔王バリの宮殿に出かけた。彼はバリを讃えてからバリに三歩の土地を要求した。
バリがそれを許すと、ヴィシュヌは突然、巨人に化身し全宇宙を二歩で跨ぎ、三歩目でバリの頭を押さえ、バリを他界に押し込めて、三界をバリから奪い返した。”
カンボジア・アンコールワットなどで見られる“乳海攪拌”の話も、不老不死の薬を得るためにヴィシュヌが阿修羅をだます話ともとれます。
ヴィシュヌは結構な策略家というか、だまし討ちが得意なようです。 -
ヴィシュヌ神3の化身「ヴァラーハ(野猪)」
大地の女神をを支えている構図のようです。 -
第2窟内部
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同上
天井にもいろいろな彫像・装飾が施されていたようです。 -
第2窟全景
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寺院そのものもさることながら、岩山からの眺めもすばらしいものがあります。
第2窟付近からのアガスティアティルタ池(5世紀に造られた1km四方ほどの池)の眺め -
バーダーミ市街地方向の眺め
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サルもたくさん遊んでいます。
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第2窟から少し上がったところにある第3窟
4窟の中では 最も大きく(間口は 約21m)、また最も豪華との評価もあります。
1、2窟よりやや新しく、キールティヴァルマン1世の時代、578年に王弟マンガレーシャによって造営されたとのことです。 -
基部のレリーフ
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第2窟でも紹介した、三歩で世界をまたいだヴィシュヌ神
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大蛇の上に座るヴィシュヌ神
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野猪に化身したヴィシュヌ神
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柱も堂々たるものです。
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サルのハヌマンかと思ったら、人獅子に化身したヴィシュヌ神だそうです。
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ハリハラ(シヴァと一体になったヴィシュヌ)
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力強い彫像がたくさん。
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奥には祠堂が。
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列柱、持ち送りの彫刻
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第3窟全景
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第3窟付近からの眺め
朝9時頃と、まだ涼しい時間帯ですから快適です。 -
アガスティアティルタ池では洗濯をしている女性たちが。
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バーダーミ市街地
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最上部にある第4窟 ここはジャイナ教の寺院です。
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柱のレリーフも、これまでのヒンドゥーの神々ではなく、裸像の祖師(ティールタンカラ)像です。
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****ジャイナ教の現況****
殺生を禁じられたジャイナ教徒の職業はカルナータカ州に例外的に知られているわずかな農民を除けばほとんどが商業関係の職業に従事し、商才にたけたジャイナ商人は有名である。
現在ジャイナ教徒は2001年のインド国勢調査(Census 2001)によれば450万人ほどを数え、これは全人口の0.5%にも満たないが、インド社会において事実上の一カーストを形成している。
ただし、ここでいうカーストとは職業的内婚集団と説明される「ジャーティ」の意味合いである。
インド社会でのジャイナ教徒の結束はきわめて固く婚姻も多くがジャイナ教間だけでおこなわれることがそれを裏付けているといえる。【ウィキペディア】
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ジャイナ教では24人の祖師(ティールタンカラ)がおり、ジャイナ教を始めたマハーヴィーラは最後24番目の祖師とされています。
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部外者の的外れな印象で言えば、ヒンドゥーの生命力にあふれ、ダイナミックで、想像力が湧き出すような彫像を見た後では、ジャイナ教の寺院・装飾は静的でシンプルです。
逆に言えば、ヒンドゥーの過剰なまでの装飾(ゴープラの装飾など)は、やや辟易することもあるかも。 -
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“シンプル”とは言っても、エローラのジャイナ教石窟寺院よりは装飾が多用されているようにも。
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第4窟付近からの眺め
右手対岸に見える小さな寺院はブータナータ寺院でしょうか。 -
ズームすると。
雨期になれば、水上に浮かぶ形にもなるようです。 -
池の左手方向
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写真右手に小さな寺院が。
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時間があれば、アガスティアティルタ池周囲を回れば、いろいろ面白いところもあるようです。
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気持ちいい観光を終えて、来た道を下ります。
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第3窟
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第2窟
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駐車場の車にはサルが群れています。
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これから観光しようという女性たち。
これでバーダーミ、パッタダカル、アイホーレ観光を終えて、バーダーミからバスでホスペットへ移動します。
ホスペットではハンピ観光が待っていますが、それは次編で。
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