【B級県南】姪っ子来県　宮城おもてなしツアー　丸森~荒浜

2018/03/24 - 2018/03/26

姪っ子が宮城に遊びに来たので観光客がいかなさそうな人気スポットを案内してきました

・丸森阿武隈ライン舟下り
・荒浜小学校

エリア 角田・丸森(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

2度目の阿武隈ライン舟下り♪

この日は阿武隈川の清掃活動の日で沢山人がいました。
丸森にこんなに人がいるんだと率直に思った（町民のみなさんごめん）

かなり大掛かりな清掃活動で自衛隊の船岡駐屯地のみなさんも参加していました。

清掃の後はカレーが待っているらしくみなさん「カレー♪カレー♪」と楽しそうでした。

乗船場の待合室でさっそく木のパズルであそんでいます。

大人用の救命胴衣は舟に備え付けで子供用は乗船前に手渡しでもらます。

無駄にポーズをとる息子。
救命胴衣撮影大会と化しここだけで10枚以上写真を撮らされましたｗｗｗ

いざ乗船！
11時30分出発だったので今回はほかにもお客様がいて鍋チームと鍋じゃないチームに舟が分かれてました。

今回はしし鍋を予約♪
宮城では「ぼたん鍋」とは言わないんですね。
日本全国猪鍋は「牡丹鍋」というのだと思ってました。

ピザ「フナクダリ―ナ」も注文！
事前に小さいと聞かされていたが予想以上に小さい。

トッピングはエビ。
お味は・・・私は普通のマルガリータの方がよかった。（メニューにはない）

メインのしし鍋
すぐに食べられる状態でセッティングされています。
とてもおいしい。
箸袋に「金八寿司」の印刷がありました。

今年のぼたんはよいぼたん♪

およそ1時間半のクルーズ終了。
乗るのも2回目でぽかぽかと暖かいこたつで船頭さんの美声もあいまって眠い眠い。
途中、寝落ちしてしまいました。

丸森から車で1時間ほどかけて荒浜に移動。
周辺は1000年希望の丘公園ということでだいぶん整備が進んでいます。
長らく立ち入り禁止だった荒浜小学校も整備公開されました。

次々と車が止まり、ばらばらと人がやってきました。
大混雑というわけでもなく、閑散としているというわけでもなく
見学はゆったりとすることができるくらいの人数です。

荒浜小学校の校歌

このような説明のパネルがあちらこちらにありました。

津波が押し寄せた爪痕

荒浜小学校1階部分。
見学は1階、2階、4階、屋上を見ることができます。

震災当時の1階の様子。

エレベーターもあり完全バリアフリーですが我々は階段で行きました。
震災当時の階段の様子の写真パネル

津波は2階のこの線まで来たようです

当時の2階の様子

4階ではパネル展示と映像の展示がありました。
当時の荒浜小学校校長と各町内会の会長のインタビュー。
いろいろ考えされられるお話で、当初、避難場所は体育館だったが昔の言い伝えなどを聞いて震災前に校長が屋上への避難に切り替えていた。
これをもし、セオリー通りに体育館に避難場所を定めていたら・・・

4階の垂れ幕、この裏側でインタビュー映像が流れています。

あの時で時間が止まった時計。

4階各教室での展示。
避難当時の様子が再現されていました。
緊急物資は3階に保管されていたようです。
黒板には3班誰それと誰がどこにいるのかという情報が記されていました。
その隣の教室は震災前の荒浜の様子などが展示され、暮らしの記録映像などがなされていました。
普通の暮らしがそこにあってたくさんの家もあって、でも窓の外にはなにもなくて涙がでてきました。

これは2階だったかな？？
寄せ書きみたいになってました。

いじめはだめななどの掲示。
震災前からの掲示物のようです。
そういったものもそのままにしてありました。

荒浜小学校の外の公園。
誰かにかける電話ボックスです。
誰かに出すための郵便ポストもありました。

鐘がありました。
この数字当時の津波の最大の高さらしいです。
鎮魂の観音様もありましたが写真にはとりませんでした。

記録映像で流れていた八大竜王の石碑も倒れて割れていました。
決してハッピーになれる場所ではないですが訪れて感じることがあるなら良い場所だと思います。
沢山人がなくなりましたが、たくさんの人が助かった場所でもあります。