桜が咲き始めた香取神宮　&　鹿島神宮

2018/03/25 - 2018/03/25

主人と車で香取神宮と鹿島神宮へお参りに行ってきました。香取神宮の桜は3分咲くらい。場所によってはけっこう咲いていて綺麗でした。どちらの神社も大きな木に囲まれた素敵な神社。帰りには日帰り温泉でくつろいで休日を満喫しました。

エリア 香取・佐原(千葉)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

日曜日なので参道脇の駐車場は混んでいたけど、なんとか停められた。

参道に入ってすぐの「亀甲堂」でランチ。私は釜飯定食1,190円。お蕎麦がシコシコで美味しい。主人は穴子天丼セット1,720円。こちらも美味しかったそう。

亀甲堂 グルメ・レストラン

花見には早いと思っていたけど、赤い鳥居の前は日当たりが良くてけっこう咲いていた。

香取神宮 寺・神社・教会

境内に入る。黄緑色の新緑が綺麗。

紅葉だ。

神池。この辺りも桜がけっこう咲いていた。

まだ3分咲くらいだけど、蕾が混じる桜も好き。

この日、桜よりも満開で目立っていたのがコブシの花。根元がピンク色で可愛い。

木母杉。水戸光圀公がお参りに来た時、神宮の杉の母という意味で名付けたそうだ。

朱塗りの立派な楼門。1700年造営。国の重要文化財。

香取神宮 寺・神社・教会

この文字は東郷平八郎の筆。「伯爵東郷平八郎謹書」と書いてある。達筆だなあ。

本殿。こちらも楼門と同じ1700年造営で、国の重要文化財。朱塗りの楼門と対照的に黒漆で渋め。黒が基調なので金色や極彩色の装飾が目立って素敵。

装飾部分アップ。

本殿の後ろ側。カッコイイ。

樹齢1,000年以上というご神木。この木の前で両手をかざしている人が何人かいた。パワースポットで有名なのかな？

本殿の奥に鹿苑。フェンスの近くに餌が置いてあるので、食べにくる鹿を近くで見られる。

可愛い～

少し歩いたところに要石。地震を起こすナマズを押さえているといわれる。この香取神宮の要石がナマズの尾、鹿島神宮の要石が頭を押さえているそうだ。

香取神宮 寺・神社・教会

要石の近くに香取護国神社。旧佐原市と旧香取郡内出身の英霊を祀る神社。小さな広場になっていて桜の木もあり、良い雰囲気のところだった。

椿の花も咲いていた。

奥宮へ向かう途中、猫に会った。可愛いなあ。主人も猫好き。

奥宮入口。人も少なく、樹木に囲まれて落ち着いた雰囲気。

御祭神の経津主大神（ふつぬしのおおかみ）の荒魂を祀る。昭和48年の伊勢神宮遷宮のときの古材を使って建てられた社殿。

表参道に咲いていた白い桜。場所によってはけっこう桜が咲いていて綺麗だったな。コブシの花も満開だったし。

鹿島神宮へやってきた。鳥居脇の駐車場は300円だった。
こちらも立派な朱塗りの楼門。1634年に水戸初代藩主徳川頼房公（光圀公のお父さん）が奉納した。国の重要文化財。

鹿島神宮 寺・神社・教会

本殿。2代将軍徳川秀忠が寄進した。国の重要文化財。黒が基調の渋めの本殿で、カラフルな鹿の装飾があった。

こちらも大木に囲まれた素敵な境内。

鹿園の脇にさざれ石。君が代の「さざれ石の巌となりて」という歌詞。さざれ石って小さい石という意味なんだけど、石灰石が長い年月の間に風雨で溶解し、小石を凝結して大きな巌となるのを表しているそうだ。

鹿園。ここの鹿園は、近くで鹿を見るには100円で餌を買わないといけない。何年か前に鹿がビニールなどを食べて死んでしまうなどの事件が起き、それ以来こういうシステムになったそうだ。売店の方が教えてくれた。

鹿島神宮鹿園 動物園・水族館

餌はニンジンだった。みんな餌をねだりに来る。餌やり、楽しい♪

奥宮。御祭神の武甕槌大神（たけみかづちのおおかみ）の荒魂を祀る。1605年に徳川家康から本殿として奉納されたもの。その後2代秀忠が現在の本殿を奉納したので、家康奉納の社殿は奥宮となった。

要石に向かう。古い道標が立っていて「右かなめ石」と読める。どこかの講中が奉納したんだろう。

ナマズの頭を押さえる武甕槌大神のレリーフ。

こちらが鹿島神宮の要石。香取神宮の要石と地中でつながっているという伝説もあるそうだ。

要石の近くにも古い石碑。「右ハみたらし」は右に行くと御手洗池、という意味だろう。「安永五」は1776年。「大禰宜中臣朝臣真親」は、大禰宜はたぶん一番偉い神職の人、朝臣は身分(?)、中臣真親という名前の人かな？

坂道を下って御手洗池へ。昔はここで禊をしたそうだ。横から伸びる木がすごい。

今でも水は綺麗だ。

赤みがかった杉の木肌。

帰りに手水舎のところで、カラスが2羽水浴びしているのを見かけた。

頭を水に突っ込んで豪快な禊(?)。周りに人もいたのに平気で水浴びしているのが面白かった。

帰りに「鹿島セントラル天然温泉美人の湯 ゆの華」に寄る。鹿島セントラルホテルの敷地内。大人950円でタオルは別。シャンプー等は備え付け有り。お湯は茶色っぽくて、肌がしっとりする感じ。

館内の食事処で夕食。私はアジフライ定食、主人は唐揚げ定食。サクサクで美味しかった。どちらも850円だったかな？　メニューはリーズナブル。休憩所には漫画本がたくさんあった。ちょっと狭いけど、なかなか良いところだった。