2026/04/29 - 2026/04/29
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公共交通トラベラーkenさん
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2026年4月29日(日)今年はゴールデンウィークに休みが取れたので、いつものずらし旅ではなく、連休ど真ん中にでかけることにしました。若者の間で流行しているといわれている「フェス」なるものに興味を持ち探してみると、千葉県神崎町の利根川河川敷で真言密教の修行の一つ「火渡り修行」が行われるフェスが開催されるとのこと。これはぜひとも参加しなければ、ということで行ってきました。たぶん若者たちの「フェス」とは違うものだったと思いますが、1日たっぷり楽しむことができました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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JR下総神崎駅からスタート。
千葉県香取郡神崎町は、県の北東部・利根川沿いに位置する、県内で最も人口が少ない町です。。江戸時代から水運の要衝として栄え、現在でも酒・味噌・醤油などの醸造業が盛んな「発酵の里」として知られています。下総神崎駅 駅
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フェスなるものに興味はありますが、混雑はできるだけ避けたい。「こうざきリバーサイドフェスティバル」これは絶対に混まないだろうと考えて、やってきました。これがいわゆる”フェス”というものに分類されるイベントなのかどうかはよくわかりませんが、それは実際に行ってみて確認したいと思います。
まずは駅から徒歩で10分ほどの場所にある神崎寺(神崎大師)。神崎寺 寺・神社・教会
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真言宗醍醐派の寺院で関東八十八ヶ所霊場の第44番札所になっているそうです。
1600年に開山した大日山(東照院)は、明治の廃仏毀釈で廃寺となるも、戦後に真言宗醍醐派の修験行者らにより再興。昭和以降は伽藍整備が進み、「不二大日如来」を祀る恵印堂が建立されるなど神崎寺として大興隆したとのこと。 -
本日訪れる「こうざきリバーサイドフェスティバル」のメインイベントは、こちらのお寺が行う火渡り修行です。一般の見物人たちも火渡りを体験させてもらえます。
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お寺は利根川を見下ろす大日山の斜面に建っています。規模はそれほど大きくはありませんが、お寺のホームページを見ると住職さんが色々な活動をなさっていて、ずいぶんと活気のあるお寺のようです。
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明治政府の神仏分離令及び修験道廃止令に端を発する廃仏毀釈の政策の影響で、それ以前のお寺の記録などはほとんど残っていないようです。境内のお堂たちもおそらく戦後に建てられたものでしょう。
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本堂裏手の小高い山に登ってみます。途中に寳珠稲荷があります。
大日山の鎮守として昔から祀られてきた神様です。 -
階段を上って山の上まで行ってみましょう。
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途中、茂みの中に古そうな石仏が点在しています。
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山の上の広場までやってきました。広場を囲うように古い石仏などが祀られています。
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ホームページによると、「江戸時代の隆盛を偲ぶものは山頂山腹に点在する数十体の江戸時代の年号「寛政、安政」が刻まれている石仏や僧侶修験者の墓石・石碑のみである。」とのことでした。おそらくこの辺りに並んでいる石仏群が古いものでしょう。
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本堂に戻ってきました。
奥にピラミッド型のおみこしのようなものがあります。本日の火渡り修行で登場するものかな。 -
寺を出て利根川河川敷方面に歩いて行きます。途中に道祖神がありました。鳥居もあってなかなか立派なものです。
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横に小さな石碑が集められています。おそらく庚申塔だと思います。区画整理などでここにまとめられたものでしょうか。
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鍋店という大きな酒造会社がありました。元禄2年 (1689 年 ) 成田山新勝寺の門前に蔵を構え、酒造りを始めましたが、現在は田園の広がる香取郡神崎町 ( こうざきまち ) に 酒蔵を移し「仁勇・不動」というお酒を造っているそうです。
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神崎神社。
うっそうとした森の中に続く階段の参道に入ります。神崎神社 寺・神社・教会
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神社を囲む社叢は神崎森と呼ばれています。江戸時代には利根川を航行する船人たちの目印にもなっていたそうです。祭神は航空、交通、産業守護の神として信仰される天鳥船命(あめのとりふねのみこと)です。利根川の水運で栄えた神崎にふさわしい神社です。
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社殿の右わきには、大きなクスノキ「なんじゃもんじゃの木」があります。国指定の天然記念物で、水戸光圀公が「この木は何というもんじゃろか」と自問自答したことが由来なんだとか。
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利根川河川敷にやってきました。こんもりと杉の枝が積まれています。ここが火渡り修行の会場になるのでしょう。
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広い河川敷の駐車場をりようしてイベントが開催されます。キッチンカーがすでに営業を始めていました。
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フェスのイベントの一つ、サッパ舟の乗船体験に参加します。普段は水郷佐原あやめパークで運航しているそうです。
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料金は500円ですが、割引で1人200円で乗ることができました。
私たちが乗船した時はお客さんは3人しかいませんでした。
混雑回避の目的は達成されています。 -
神崎大橋をくぐります。この橋の上の千葉県・茨城県の県境で綱引き大会も開催されるそうです。よく見ると橋の上に人がいっぱい集まっています。
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高校生バンドの演奏。
音楽フェス要素をクリア。 -
続いて藍染め体験。こちらも500円が割引で200円です。このフェスはなかなかコスパが良いです。
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スタッフの方にやり方を教わりながら絞り染め体験ができました。
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この日はどんよりとした曇り空で、河川敷には冷たい風が吹いていました。藍染め体験中は結構寒かった。
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キッチンカーでスープカレーを食べて温まりました。それだけでは足りなかったので、ケバブも購入。
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結構美味しい。
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デザートはポーローパオという香港のパン。
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パン生地とクッキー生地を組み合わせた香港式メロンパンです。
トッピングはあんバターを選びました。これもなかなか美味しい。
フードフェスの要素もクリア。 -
メインイベントの火渡りまで少し時間があったので、先ほど訪れた神崎神社の方に戻ってみることにしました。
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河川敷側から神社の境内にあがって先ほど登ってきた鳥居の方に来てみると、階段の下でなにやらお参りをしている一団が見えます。おそらく神崎寺からスタートした火渡り修行の一行でしょう。会場に行く前に神社の前でお参りするみたいです。
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熱心にお参りしているところに降りていくわけにもいかず、階段の上でこっそり見ていました。
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集団が鳥居の下から離れたので、階段を下りて後を追いかけることにしました。
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街の中を行列を作りながら河川敷の方に歩いて行きます。先ほど本堂で見たピラミッド型のおみこしを担いでいます。
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「さーんげ、さんげ」「ろっこん、しょうじょう~」とみんなで唱えながら歩きます。私も意味も分からないまま口ずさみながら行列についていきます。
AIによる概要によると『「さんげさんげ ろっこんしょうじょう」は、主に修験道や寺社の参拝、登山などで唱えられる言葉です。日々の行いや過ちを反省し、感覚や心を司る6つの器官(迷いや煩悩のもと)を清らかに浄化することを意味します。 』とのことです。 -
堤を越えて河川敷に降りていきます。
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駐車場に降りて、火渡り修行の会場に進みます。
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竹と縄で囲まれた神聖な修行場に入ります。なんか色々と不思議な動きをしていますが、おそらく一つ一つに意味があるのでしょう。
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ピラミッドもきました。護摩札でできているみたいです。
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なかなか火渡りが始まりません。この人は斧を振り回しています。
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次は弓。
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いっぱい練習したんだと思います。
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刀
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槍
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ついに着火。
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この方がボス。
神崎寺のご住職のようです。 -
河川敷は強い風が吹いていたので、すごい勢いで木が燃えていきます。
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周りの人たちは購入した護摩札を投げつけます。火まで届かなかったものを拾って火にくべる修験者さんたちがとても熱そう。
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隅っこで沸かしていた熱湯に大きなホウキみたいなものを突っ込んでバシャバシャと体に振りかけるボス。最後は鉄の鍋を持ち上げてお湯をかぶっていました。
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刀を振り上げて精神統一するボス。
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火の中を渡るボス。
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竹の柱を一刀両断するボス。
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続いてほかの修験者さんたちも火渡りを始めます。
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ピラミッドも火渡りします。
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護摩札が保織り込まれる度に炎が強くなります。
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この後、一般の人たちも火渡り体験をさせてもらえます。もちろん火の勢いはうんと弱くして、ちょっと熱い灰の上を歩くだけですが、結構興奮します。
別に宗教的なことを信じているわけではないのですが、なんだか特別な体験をしたという高揚感を感じられます。これがフェスの臨場感というものですね。 -
フェスを満喫したので、駅の方に戻ります。火渡り修行の行列と一緒に歩いた街中にも立派な酒蔵がありました。
寺田本家 グルメ・レストラン
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神崎の亀甲槙
かなり立派な槙の巨木でした。 -
これにてゴールデンウィークのフェス体験記はおしまい。
ボートアクティビティや伝統工芸体験、音楽、グルメ、そして火渡り修行と、イベント山盛りの1日でした。フェス最高、ウェーイ。 -
藍染め体験で制作した絞り染めの手ぬぐいは帰宅後に薄めたお酢に浸して色を定着させます。なかなか上手にできたのではないかと思います。
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