2018/03/24 - 2018/03/25
154位(同エリア838件中)
ゆずのはさん
2018年3月24日から25日の一泊二日春の伊豆夫婦旅の宿泊編です。
西伊豆の土肥から、松崎を通って、河津町峰温泉の玉峰館に到着。
宿泊編では玉峰館の滞在について記しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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15時10分頃、玉峰館駐車場に到着。
駐車場にすぐやってきたスタッフさんに案内されて館内へ。
門を潜って、玉峰館敷地内に入りました。 -
玉峰館の建物。
左側が玄関らしいです。 -
玄関脇には自家憤湯がある大変珍しい宿、玉峰館。
大正15年創業の老舗の宿です。 -
こちらにまずはお座りくださいとスタッフに案内されたラウンジのソファー。
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一息ついたところでチェックインの手続きをしました。
写真は、ラウンジの椅子に座った位置から見たおみやげ処。 -
ソファーから振り返って見たところ。
左側がフロント、右はワインセラー。 -
ウェルカムドリンク&スイーツ。
手作りのわらび餅、やわらかくて優しいお味でした。 -
客室に浴衣と作務衣がありますが、色浴衣も無料貸し出しをしているそうです。
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客室に案内される途中で振り返って見たフロント方面。
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浴室棟へと続く廊下。
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この時間帯は男性用大浴場となっている『吹花』、手前の廊下には無料のソフトドリンク(四種類)のマシンが設置されていました。
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角を曲がったところが客室です。
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私たちのお部屋は、角を曲がってすぐの『杜若(かきつばた)』。
畳にベッドの部屋を選択して、座椅子の代わりに高座椅子の設置を要望したため、足が悪いと思って、一番近いお部屋を用意してくださったのかも。
ともあれ、男女入れ替え制の大浴場が目の前、浴室棟、食事処、フロントも近いというのはありがたい。 -
入口を入ると、右側に洋服掛け、襖の向こうにベッドが見えます。
洋服掛けは、広くて、台に物が置けて便利だけど、入口を入ってすぐに掛けた服などが見えるのはちょっと・・・かな。
欲をいえば、ドア付きのクローゼットにするなど高級感を出して欲しかったかも。 -
セミダブルサイズのベッドが置かれた畳のお部屋は居心地が良かったです。
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テラス側から見たお部屋。
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2リットルのミネラルウォーター、ドリップコーヒー、紅茶、緑茶、冷蔵庫の中身はフリードリンクとなっているビール、ミネラルウォーター、緑茶。
大浴場前にフリードリンクの冷たい飲み物があるし、お部屋にもこれだけ揃っていれば十分。 -
玉峰館オリジナルの温泉水パック。
パックシートに急須みたいな入れ物に入った温泉水を注いで温泉パックの出来上がり・・・試してみたけど、効果のほどは不明でした(笑) -
バスタオル、ウォッシュタオルが二組、浴衣、作務衣、湯足袋、バスローブなどがカゴや引き出しに入っていました。
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入口左側にあるトイレ&洗面所。
ちょっとレイアウトは違うけど、明神館もこんなふうなトイレと洗面所の一体型だったな。 -
まずまず充実のアメニティ。
男性用化粧品もあり、うちの夫(カメラ小僧)はシェービングクリームの使い心地が良かったといっていました。 -
こちらのお部屋には温泉露天風呂が付いていて、広々としたテラスには喫煙スペース、囲い無しのシャワースペースもありました。
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温泉露天風呂の湯船の広さにはびっくりです。
5~6人は軽く入れる広さで、もしかしたら泳げる???かも。 -
季節的に虫もほとんどいないので、終始、気持ち良く湯浴みすることができました。
ただ、シャワースペースはオープンタイプではなく、冬でも寒くないような独立型にして欲しいかも。
脱衣スペースもないため、客室で衣服を脱がなきゃならないのはちょっと不便かな。
広いデッキと広い湯船は圧巻だけど、もう少し狭くても良いから、使い勝手を考えて、独立式のシャワースペースと脱衣スペースを設けた方がよいのではと思いました。 -
一通り、探索を行ったあとは、お着き菓子でひと休み。
ドライミカン、和菓子二種類、抹茶のラング・ド・シャ、カワハギ、全部で五種類もあり、なかなかの充実ぶりでした。 -
お部屋の露天風呂に浸かったあとは、大浴場へと向かいました。
こちらは食事処のテラス。 -
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この回廊の先に、女性用大浴場、二つの貸し切り風呂(光風、薫風)が並んでいます。
玉峰館に3つある貸し切り風呂は無料ですが、すべての宿泊客に公平にとの考えから、まず1ヶ所の貸し切り風呂(利用時間40分)を利用後に、次の貸し切り風呂を予約するというシステムになっています。
一回目の貸し切り風呂の予約が17時からなので、まずは大浴場に浸かります。 -
泉質は、ナトリウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
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先客が一組いましたが、すぐに退出されましたので、大浴場内を撮りました。
この時間帯は、こちらの『風花』が女性用大浴場となっています。 -
脱衣所のズラリと並んだ湯カゴ。
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手前が内湯、奥が露天風呂です。
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パーティションの付いた洗い場。
パーティションが低いので、隣の方がシャワーを利用した場合はお湯がかかりそう。 -
内湯はこじんまりとしていました。
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お部屋の露天風呂と大して変わらないくらいこじんまりとした大きさの露天風呂。
湯当たりが良く、ずっと浸かっていてものぼせたりしないような優しいお湯でした。 -
湯上がりに回廊から見た玉峰館。
左側に自家憤湯の白い煙がたなびいています。 -
かなりピンぼけですが、こちらが貸し切り風呂の一つ『夕凪』への階段。
17時からの予約なので、フロントで鍵を借りてから向かいました。 -
『夕凪』の入口。
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入口から見る『夕凪』の脱衣所と浴室。
バスタオル、ウォッシュタオルが人数分用意され、ポットには冷水も用意されていました。
左側はパウダースペース。 -
解放感に溢れ、フロント係の方がイチオシするだけのことはあるなと思いました。
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自家憤湯の後ろに位置するのか、憤湯の白い煙を見ながら湯浴みしました。
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廊下にあった玉峰館の由来書き。
創業者が峰温泉を堀当てるまでの苦労が書かれていました。 -
18時になり、食事処『六感』へ。
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予約していたカウンター席へ案内されました。
まずは、『桜鯛』とタイトルが付いた先付けを静岡ビールとともに頂きました。
食材:桜花、桜葉、桜鯛、山葵、餅米。 -
前菜
『HANAYORIDANGO』
食材:鱒、雲丹、生姜、キャビア、花穂、鮪、長葱、人参、玉葱、碓井豆、蟹、イクラ、山葵、山東菜、浅利、うるい、柚子、生海苔、海老、アボカド、豆腐、若布、紫芽
目にも舌にも豪華な前菜で、最近、宿の食事にうるさい夫(カメラ小僧)も満足だったみたい。 -
お椀
『春貝真薯』
食材:蛤、筍、大根、人参、蕨、木の芽
春らしい一品でした。 -
お造り
『季・旬・香』
食材:鰆、鮪、平目、鮑、土佐醤油、煎り酒、肝醤油
お刺身の切り身をもうちょい大きくして欲しい! -
三種類から選択する魚料理
『沼津産甘鯛』
食材:伊勢海老、筍、若布、甘鯛 -
三種類から選択する肉料理
『和牛サーロイン』
低温でじっくりレアに焼いた静岡牛は、歯ごたえのあるお肉でした。 -
お食事
『軍鶏五目』
食材:軍鶏、牛蒡、人参、里芋、三つ葉、木の芽
ご飯は残したので、おにぎりにして頂きました。 -
デザート
『春のクレーマ・シブースト』
カウンターで頂くか、テラスで頂くこともできます。 -
デザートは、ライトアップされた庭園を眺めながらテラスで頂くことに。
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なかなか幻想的な雰囲気。
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テラスにはストーブが焚かれているのでそう寒くはないし、虫も飛んでないので、幻想的な庭園を眺めながらのデザートタイムは至福のひとときかも。
飲み物はほうじ茶じゃなく、ミルクティーかコーヒーが欲しかったな。 -
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建物の屋根の向こうに、自家憤湯の煙が見え、さらに幻想的。
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テラスを退出したあとは、夜のロビー・ラウンジへ行ってみました。
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チェックイン時に撮れなかったフロント辺りをパチリ。
ピンぼけなのが残念! -
バーの開店は21時からです。
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無料ドリンク券を利用して、バータイムです。
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無料ドリンク券で頂いたカクテル&おつまみ。
夫(カメラ小僧)は左の『チャイナブルー』、私は右の『スプモーニ』を。
おつまみも付いて、玉峰館さん、さすが太っ腹!・・・と思っていたら、これって、一休ダイヤモンド会員の特典だったのね。
客室係のお姉さん、一言伝えて欲しかったなと思いました。 -
お部屋に戻ってみると、ドア脇のボックスに届けられていたお夜食。
水筒の中には鰹だしの効いた熱々のすまし汁、夕食の残りの軍鶏五目ご飯を海苔をまいておにぎりに。
バーで出されたおつまみも完食したので、お腹はいっぱいだったけど、このお夜食ももちろん完食しました(笑) -
もう一度、お部屋の露天風呂に浸かってから休みました。
玉峰館、なかなか居心地の良いお宿です。 -
3月25日(日)朝6時15分に起床し、まずは入れ替わった大浴場『吹花』へ。
お部屋のドアを開けて数歩で行けるのがいいです。 -
大浴場『吹花』の脱衣所は狭くて、湯カゴも少な目。
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大浴場『吹花』は、岩の露天風呂のみでしたが、風情はこちらの方があるかな。
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7時に予約してある貸し切り風呂『薫風』へ。
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こじんまりした陶器の露天風呂『薫風』。
隣の『光風』に若い男性三人組が入っていて、結構、大きな声で話している声が聞こえて、なんとなく落ち着かないので、さっさと上がってしまいました。
どうでもいいけど、男性三人組であまり大きくない貸し切り風呂に浸かるのって窮屈じゃないのかしら。 -
湯上がりに、昨夜、夕食後のデザートを頂いたテラスをパチリ。
当たり前だけど、夜と朝じゃ、こんなに雰囲気違うのね。 -
朝8時に予約した朝食を頂きに、食事処『六感』へ。
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土鍋で炊いたご飯もパチリ。
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二段になった朝食のおかず。
種類は豊富だけど、全体的に薄味なので、私的にはちょっと物足りないかな。 -
デザートはテラスでどうぞと言われたけど、朝陽が眩しいので辞退し、食事処で頂きました。
とても良いお宿なのに、朝食後のコーヒー、紅茶は有料というのが、ちょっと解せません。
大体の宿では、普通に食後にコーヒーか紅茶が無料で出てくるんだけどね。 -
食後に、先程の貸し切り風呂『薫風』の隣の『光風』に入りに行きました。
一回一回、きちんと清掃がなされ、タオルなども予約者の人数分が用意されていて、気持ち良く入浴できるようになっているのはさすがだと思います。
3つの貸し切り風呂全制覇は無理かなと思っていたけど、運良く、全部入ることができて本当に良かった!
客室露天風呂に4回、大浴場に2回、貸し切り風呂に3回、全部で9回も温泉に浸かれて、温泉好きとしては幸せこの上無しです。 -
『光風』の帰りに、良く手入れされた庭園をカメラに収めたところで、そろそろ帰り支度を急がなきゃ。
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10時10分過ぎにチェックアウトをし、隣の大憤湯公園に行くため、駐車場に車を預けました。
玉峰館さん、すべてに満足というわけではありませんでしたが、のんびりと過ごすことができたし、なんといっても温泉が素晴らしく良かったです。
またいつか再訪したい宿の一つになったことは確実かも知れません。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- moonさん 2018/05/13 16:11:45
- 素敵な宿
- ゆずのはさんへ
こんにちわ。
わぁ~歴史のある素敵な宿ですね。
夜のテラスからの幻想的な眺め、お写真だけでもすっごく伝わってきたので、
実際目で見たら、私ならはしゃいじゃいそうですよ。
大人のお宿そうなので、ゆっくりできたみたいですね。
色々なお宿に宿泊していると、まぁ思う所は色々あるでしょうけど、
ゆずのはさんの旅行記は、宿泊したい人の参考になる事間違いない無しです。
けど、コーヒーと紅茶有料なのは何で?って感じですね。
私も一緒に行った気になり、楽しませてもらいました。
いつも素敵な旅行記ありがとうございます。
moonより
- ゆずのはさん からの返信 2018/05/13 23:26:02
- コメントありがとうございます。
- moonさん、こんばんは。
玉峰館は河津ではかなりの高級宿とのことで、大噴湯公園の売店のおばちゃんに泊まると話したら、「(宿泊料金が)高いよ~、ここは。お客さん、金持ちだね。地元民にはまず手が出ない」なんて言われてしまいましたが、雰囲気、温泉の泉質ともにさすがだなと思うところがたくさんありました。お子ちゃま客はまず見かけなかったのも良かったです。謎の食後の飲み物有料はリピーターになれば無料になるみたいですが、その点だけは姑息な感じがして、ちょっと納得がいきませんでした(苦笑)今度泊まるとしたら、もっと温泉を堪能したいので、観光無し一人旅がいいかな。ヨーロッパはホント行ってみたいです。もちろん、カメラ小僧な夫は目を輝かせることでしょう!(想像するだけで、その光景が目に浮かびます)ドイツも行きたいけど、アイルランドに行きたいです♪
-
- たらよろさん 2018/04/09 22:30:04
- いい湯だな♪
- こんばんは、ゆずのはさん
素敵なほっこりできる旅館ですね。
大正時代の少しレトロな雰囲気を持ちつつ、
今時の便利さも取り入れて。
ワインセラーがあるのにビックリだわー
それに、フリードリンクなども、痒いところに手が届く的な接客が素晴らしい☆
細かいところで気になる部分もあったかもしれないけれど、
のんびりできる、広いお部屋露天♪
良いなぁ。
たらよろ
- ゆずのはさん からの返信 2018/04/12 19:35:20
- たらよろさん、コメントありがとうございます。
- 返信遅くなってすみません。
玉峰館さんは地元で「玉(ぎょく)」と略して呼ばれていて、地元の方には手の届かない高級宿と大憤湯公園の方がおっしゃってましたが、高いだけのことはあるお宿だと思います。
旅日記にも書いた通り、私的には、ここはもうちょい工夫があった方が良いかなぁ~と思う点はあっても、居心地の良さでは今まで宿泊した宿の中ではランクの高さはかなり上位ですね。
たらよろさんもきっと気に入ると思いますので、機会がありましたら、ぜひ一度宿泊してみてくださいね。河津桜の頃がやはり良いらしいですけど、ただお値段もかなり高く設定してありますので、その点はご注意を(笑)
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