2018/02/16 - 2018/02/17
11位(同エリア77件中)
マサラさん
2018年一発目の旅は中国貴州省から。
一番の目的は憧れの長角苗族の跳花節を見に行く事。
でも日程に余裕があったので、丁度菜の花が満開で見頃なはずの雲南省の羅平まで足を伸ばしてみましたら、まぁこれが想像の100倍以上素晴らしく、すっかり羅平の虜になってしまいました(笑)
日程はこちら
2/16 成田→成都(17日深夜着) 空港泊
2/17 成都→貴陽 貴陽泊
2/18 貴陽→興義 興義泊
2/19 興義・万峰林観光 興義泊
2/20 興義・馬嶺河渓谷観光→羅平 羅平泊
2/21 羅平・金鶏峰→九龍瀑布→牛街→十万大山→菜の花祭り巡り 羅平泊
2/22 羅平の街散策 羅平泊
2/23 羅平→曲靖 曲靖泊
2/24 曲靖→六枝 六枝泊
2/25 六枝↔梭嘎 長角苗族の跳花節 六枝泊
2/26 六枝→貴陽 貴陽泊
2/27 貴陽・花渓公園ぶらり 貴陽泊
2/28 貴陽・黔霊山公園散策 貴陽泊
3/1 貴陽→成都 成都泊
3/2 成都→成田
旅行直前まで15日連勤の激務だったため、余裕を持たせたのんびり旅になりました。
旧正月なのでバスや電車の混み具合なども直前まで読めず移動の度かなりドキドキしましたが、振り返ってみると順調に行けて良かったです。
2/21の羅平編のみ三部作で一足先にアップしましたが、残りの旅行記もぼちぼちアップしていきます。
と言う訳で、今日は成田から貴陽1日目まで。
さぁどうぞ。
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今日のフライトは1タミから。
ポンタのキャンペーンでローソンで焼き鳥一本無料だったので4Fのローソンで交換し、フードコートでまずは1杯。 -
出国審査を済ませ、KALラウンジで軽食を。
機内食不味かったら困るので。 -
飛行機は定刻通り。
春節の元旦なので、ラッシュも比較的落ち着いたとの事。それでも多分満席だったと思います。
四川航空はオンラインチェックインも出来ないし、マイレージプログラムに入会するのも微信使わなきゃいけなかったり面倒くさい。(私は微信やってないので入会出来ず。電話でも申込み出来るらしいけど、多分中国語オンリーだろうし何かとハードル高め) -
シートピッチはLCCよりマシな程度。
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パーソナルモニター(?)がついてる飛行機久しぶり。(笑)
USBポートもついてるので携帯の充電も出来るけど、行きの座席のは壊れてて使えなかった。
映画も最新じゃないけどそこそこ充実。
私は「家族は辛いよ2」と中国の人気ドラマ「Ode to joy 欢乐颂2」を見てました。 -
配列は2-4-2。
通路側でとリクエストしたら真ん中の4列の席にされてしまった。
2人でチェックインしてるんだから端の2席にしてくれたら良かったのに。 -
ペットボトルのお水はロゴ入り。
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機内食。
結構口コミが良かったので期待してたんだけど、全然美味しくなかった。
後のせの辣椒醤が美味しい!とのコメントもよく見るけど、あれどこでも売ってる老干妈だよ。
しかも配られたと思ったらすぐさま片付けに来て、みんなまだ食べてるのに食べてるものだけ残してトレーごと持ってかれて、すごくせわしなかった。 -
飲み物のサービスはすっかり食事が片付けられた後。
食事中に頂きたかった。 -
日付が変わった17日の未明に成都着。
パンダがお出迎え。 -
今年は戌年ですね。
どうでも良いけどモエ姉は年女。 -
今夜の寝床。
国際線と国内線のターミナルの間くらいのベンチです。出発ロビーです。
結構ベンチ泊の人多かったです。
夜中はドアも閉まってて思ったより寒くなかったです。
ここで4時間ほど仮眠。 -
四川航空はその名の通り四川省のフラッグシップですから、中国各地行きが成都から発着。
そのため便数が多く、利用者もとても多いのでチェックインカウンターも結構混雑するのですが、カウンターの数も多く、国内線は手続きが国際線より簡単なので意外と早く番が回ってきます。
写真は国内線の制限区域エリアです。
朝から食堂も開いてます。 -
プライオリティパスで利用できるラウンジです。
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狭くショボいです。
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お菓子とお茶、ジュース程度のものしかありません。カップラーメンすらなく、入ってきた人みんな飲み物だけもらって出て行ってしまいます。
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貴陽は泉州行きの経由地のようです。
こちらも定刻通りに出発。 -
沖留めでした。
成都の空が霞んでるのは霧なのか?大気汚染なのか? -
ボヤけちゃいましたが機内食は肉夹馍(中華風ハンバーガー)でした。
国際線の機内食より美味しかったです。 -
朝9時半頃貴陽に到着。
明日のバスチケットを買う為にこのまま金陽バスターミナルに行く予定でしたが、到着ロビーに金陽バスターミナルから出発するバスのチケットカウンターを発見!
早速明日の羅平行きが取れるか聞いてみると15時発しかないとの事。
ネットには羅平行きは午前中の早い時間が出てたけど、確認してもらっても15時のバスしかないと言います。
15時発だと羅平に着くのが20時とかになるので、心細いです。
ならば、と羅平に近くて貴陽からも羅平へもバスが頻発していて、なお且つ立ち寄ったついでに観光も出来そうな第二候補の興義に行き先を変更。
するとやっぱり朝早くから一時間おき位に出てて席もあったので朝10時のバスのチケットを購入出来ました。
空港で購入すると確か15元位手数料上乗せになりますが、街から20km以上離れた金陽バスターミナルにチケット買いに行く手間が省けるので全然問題なし!
ラッキ~!
しかも、ちゃんと確認した訳じゃないので定かではありませんが、当日金陽バスターミナルから出発する特定のバスのチケットを空港で購入した場合は金陽バスターミナルまでの無料の送迎バスがあるっぽいです。
そんな感じのバスが停まってるのを見ました。
まぁとにかく便利です。 -
こちらは貴陽市内各方面行きのシャトルバスチケットカウンター。
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空港からバスで直接行ける地域はこちら。
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高鉄も通っています。
成都ー広州
重慶西ー広州
重慶西ー柳州
等の路線上にあるようですが、本数は多くありません。
昆明方向と繋がってたら羅平に行くのに便利だったのになぁ。 -
金陽に行かずに済んだので、貴陽市内に向かいます。
チケットは先程のカウンターでも、乗り場の所でも購入出来ます。 -
シャトルバスは自由席。
満席になり次第出発するので、ちょっと待ちました。 -
紀念塔で市バスに乗り換え。
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市バスは大体一律2元。
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今日の宿は錦江イン・大西門店。
4トラ経由ctripでモエ姉が予約。
事前決済で2234円。
ctripは2月いっぱいで4トラポイント付与サービスが終了なので(泣)最後にポイントアップで6000ポイントつきます。
ctripはかなり利用してるので超残念! -
一番安いダブルルーム。
コンパクトだけど、使い勝手は悪くありません。 -
バスルームもまあまあ。
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洗面台の横に衣類乾燥機がついてて、これは便利!と思ったのですが、壊れていたのかピクリとも動かず結局使えませんでした。
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ホテルのロビーに貼ってあった貴陽の美食を紹介するポスター。
貴州省って秘境的要素が強いし食べ物も想像しにくいかも知れないけど、美味しいものがたーくさんあるんですよ!
味付けや食材も様々で面白いし、貴州料理は目下マイブーム中!
私は何でも先取りし過ぎてしまうきらいがあるので、日本で流行る頃には次のターゲットに移行してると思いますが、多分10年後ぐらいに日本でも貴州ブームが来るんじゃないかと睨んでいます(笑) -
ホテルのそばの路地には屋台が広がっています。
早速色々美味しそうです。 -
でも、今回は貴州で豆鼓火鍋を食べると言うミッションを自分に課していたので、屋台には目もくれず豆鼓火鍋の専門店へ。
しかし今日は元旦。
開いてる訳ありませんでした。
撃沈。 -
お隣も。
目星をつけていた4店舗まわってみましたが、3店舗は正月休み、1店舗は潰れて別の店になっていました。(T_T) -
やはりお正月はどこもしまっていて街中が静まり返っています。
路面店のレストランはほぼ全滅のため、元旦でも営業しているショッピングセンターに入っている豆米火鍋の店ならやってるだろうと思って来てみたら、ビンゴ!やってました\(^o^)/
実はショッピングセンターの中の店は当たり前に営業してるだろうと日本の感覚で来たんですが、さすが中国。
ショッピングセンターに入っているにも関わらず閉めてるお店も多かったので、ここはやってて良かったです。 -
中途半端な時間でしたが他のお店が開いてないので、結構お客さん多かったです。
しかも私達が食べ終わって出てくる頃には店の外に長蛇の列が出来ていました。
このお店は貴陽に沢山支店があるチェーン店で今超人気のお店みたいですよ。
おしゃれな内装で若者の利用客が多いようでした。 -
メニュー
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青椒皮蛋豆腐
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タレ。貴州の火鍋屋はタレは別料金と言う事が多いです。
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これが豆米火鍋。
全体図を撮り忘れましたが、貴陽では外せない料理の一つです。
(先程の美食マップにも載っていますよ!)
私は豆米火鍋は豆鼓火鍋と同じ様なものだろうと思っていたら全く別物でした。
と言ってもこの時点では豆鼓火鍋も食べた事がなく^^;、正確には想像と違ったと言うのが正しいのですが。
豆米と言うのは日本で言う金時豆かうずら豆のような豆で全然豆鼓とは無関係でした(笑)
味としてはチリコンカンの中華味スープと言った印象。
想像つかないでしょ? -
具材で欠かせないのがこの干五花肉。
ドライな豚バラ肉と言う意味ですが、こちら干し肉ではなくカリカリに揚げてあります。
しかし鍋が出てきて気付いたのですが、これ別に注文しなくても鍋底に既に入ってました。
違う物を注文すれば良かったとちょっと後悔。 -
煮詰まってくるとスープがドロドロになります。
豆が相当入っていて食べても食べても減りません。 -
正月で従業員も少なくて、広いフロアー2人で回してたので注文したものがなかなか出て来ない事態に。
このきのこの盛り合わせも忘れられてたらしく催促してしばらく経ってお腹いっぱいになりかけた頃に出て来ました。 -
なので汁も減っちゃってドロッドロの中に投入。
見た目最悪ですね。
最後の方は火鍋と言うより濃度が濃すぎるポタージュみたいになっちゃって、食べ辛かったです。
と言うか飽きました。
とは言え、貴陽人のソウルフードみたいなんで、貴陽に来たら一度お試しあれ。 -
鍋食べてお腹いっぱいはちきれそうになったので腹ごなしにお散歩しながら見つけたこちらは脆哨肉。
これも貴州の特産らしいカリカリ揚肉。
おやつやおつまみにも良いし、これを乗っけてる麺なんかも街の小さな食堂でよく見かけました。
それにしても安全可靠(安全で頼りになる)とか放心肉(安心な肉)とかわざわざ書いてあると逆に不安になるのは私だけ? -
すんごい美味しそうなんですけどねぇ。
買う勇気ありませんでした。 -
ここも何の店だか大繁盛してますねぇ。
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丝娃娃というのもあの美食マップに載ってましたが、数種類の細切りの野菜などの具材を餃子の皮より一回り大きな皮で巻いて食べる手巻き春巻きみたいなもののようでした。
旅の終わりに貴陽に戻ってきた時食べてみようと思ってたんだけどタイミングがなくて食べられませんでした。
次回リベンジしたいと思います。 -
宿の近くのスーパーへやって来ました。
これは腊肉(干し肉)です。
知り合いが中国の腊肉を研究中なのですが貴州の腊肉情報が乏しいと言う事で、貴州で腊肉を見つける度に写真を撮り情報提供(笑)
貴州の腊肉は干す前にしっかり燻すのでスモークの香りがかなり強いです。
ものによっては外側が煤で真っ黒になってるものもあるんですよ! -
こちらは水豆鼓。
水豆鼓も貴州特産。
あの老干妈でも水豆鼓出してます。
水豆鼓は白髪ネギの上に載せて前菜として食べる事が多いそうですが、調味料としても使われるようです。 -
こちらは糍粑辣椒豆豉。
糍粑辣椒とは生の唐辛子と生姜などを石臼ですり潰しもっちりさせる事からその名がつけられてるようですが、これも貴州独特の調味料。 -
糟辣椒も貴州でしか見かけないかな。
唐辛子と生姜、にんにくなどを潰して混ぜ、塩や白酒等を加えて発酵させた調味料。 -
今日食べたかった豆鼓火鍋の素。
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これは重慶の火鍋の素なんだけど、牛脂のみっていう珍しいやつ。
重慶でも見たことないような。 -
紅油とセットになってるのもあります。
どうやって使うものなんだろ? -
貴州風の唐辛子のタレの素。
木姜味!
木姜子って日本語で何ていうか知らないんだけど、レモングラスの香りがする胡椒みたいなもので貴州だと酸湯牛肉鍋に入ってて独特の香りがクセになるスパイス。
貴州だけではなく四川や雲南、湖南辺りでも木姜子は使われていますね。
木姜子は粒では売ってるの見たことなくて、よく小瓶に入った木姜子油って言うのを見かける。うちにもあるけど、料理の香り付けに1、2滴垂らすとちょっとスパイシーなレモン風味になってとっても爽やかなんだよ!
今日本ではようやく花椒ブームでマー活とか言われてるけど、10年後には木姜子ブーム来るからヨロシクね(笑) -
色んな糊辣椒
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これなーんだ?
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正解は一人分の火鍋の素。
可愛い~! -
貴州の臭豆腐!
貴州では臭豆腐は主に網で炭火焼きにして食べます。
臭豆腐につける用の唐辛子の粉付きで親切ですね!
大方って言うのが豆腐製品の産地らしく時間があったら行ってみたかったけど、貴陽から車で4時間位離れてるようだったので今回は断念。 -
干豆鼓!
日本の浜納豆みたいなやつ。
匂いはほのかに納豆です。
なんでさっきから豆鼓豆鼓って騒いでるかと言うと、最近読んだ「謎のアジア納豆」と言う本にすっかり魅せられ、どうやら湖南省の鳳凰古城辺りから貴州省、雲南省辺りでも日本の納豆に非常に似たものがあると知り、是非自分の目で確かめて見たくなったから。
納豆とアジアの秘境が好きな人にはオススメの本です。ぜひ読んでみて下さい。 -
干豆鼓はおつまみコーナーに並んでいます。
なのでそのまま食べても良いし、回鍋肉などの炒め物の調味料としても使えます。
乾燥してるので保存も楽だし万能なやつです。 -
またあった糍粑辣椒。
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番外編で成田で買ったロイズの期間限定キールロワイヤル味と桜味の生チョコ。
どの宿にも冷蔵庫なかったけど数日間なんとか溶けずに持ちました。
美味しかったです。
明日は興義に移動です。
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