マルセイユとその近郊スケッチ旅行（1）

2017/08/08 - 2017/08/18

８月8日、オート・プロヴァンスのマンヌの村から直行バスでマルセイユに到着しました。
マルセイユの町はすでに何度も訪れているので、市内の観光はせず。今回は町の北側に位置するサン・タントワーヌ地区に住む友人宅にお世話になりました。

運よくその友人一家も夏季休暇中で、普段あまり行けない所をいろいろと案内してもらいました。とは言ってもせっかくマルセイユに来たのだから、２日間はマルセイユ旧港の絵を描きました。マルセイユ旧港は真冬でもない限り観光客でいっぱいなのでなかなかゆっくりと絵を描く場所は少ないのですが、旧港の入り口の近くにあるサン・ジャン要塞のあたりからだとゆっくりと描けます。ここで２枚描いただけで、あとは近くを案内してもらいました。

サン・タントワーヌ地区
マルセイユ市内ですが北に位置する地区で、これといった観光名所は何もない住宅地区です。友人はこの地区に住んでいて…、滞在中にはスーパーマーケットに行ったり、八百屋、パン屋、酒屋に行ったり…、住人と同じ生活をしていました。

近郊の町や村については次の（2）で紹介します。

エリア マルセイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

マルセイユの観光と言えば、旧港と東の丘に建つノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルドです。
丘の上にあるので、徒歩だと少々きつい登りです。20年位前に一度歩いて登りましたが、かなり疲れます。
旧港から観光用のプチ・トランが出ますので、それに乗っていくのがいいと思います。

ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルドから見るマルセイユ市内。

旧港及びレスタック方面。
レスタックはかつてセザンヌが良く描いた場所です。

ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルドの内部

大航海時代以来、マルセイユにはたくさんの船が大洋に向かっていきました。
この寺院は航海の守護神的な面もあり、天井からたくさんの船の模型が吊るされています。

航海中に嵐で難破した船の絵や辛くも助かりこの寺院にお参りをしたプレートなどが一面に張られています。

こちらは新港。
コルシカやアルジェリアへの大型フェリーが停泊しています。

マジョール大聖堂付近。

新港沿いに大型商業施設ができました。

商業施設の内部。
いろいろなテナントが入っています。

友人の住むサン・タントワーヌ地区。

サン・タントワーヌ地区

国道の入り口の「Marseille」の表示。

友人宅。

2匹の犬、数羽の鶏、2匹モルモット、数羽のインコを飼っています。
庭には以前私が送った「こいのぼり」が5月でもないのに吊るしてあります。

鶏に餌を…。
いい卵を毎日産みます。

スーパーマーケットの屋上からの光景。（レスタック方面）

八百屋へ行って、デザート用のスイカを購入。
かなりでかいスイカでしたがうまかった。

近くのスーパーには週に数回行きます。

近くの酒屋。

酒屋のおやじさんと。

大きなワインタンクから直接グラスに注いでくれます。

うまそうなワインがたくさんあります。

たまには握り寿司を作ってくれます。
が…少々酢が少なめ。

友人夫妻は大変な親日家です。
旦那がかぶっているのは昨年日本で買ってきた「バカ殿」のかつら。

近くに住む両親の家から。

友人の両親もまじえて食事会。

ムール貝の白ワイン煮（？）

ムール貝、エビ入りパエーラ（パエリア）。

自家製チョコレートのお菓子

昼食後はペタンク。
友人のそのまた友人と一緒にプレーしました。
私は友人の母親と組んだのですが、残念ながら負けました。

これはマイボール。

南フランスではとてもペタンク（ブールとも言います）が盛んです。
通常はお金をかけてやっています。

マルセイユ旧港を描いた作品。

この作品は個展に出品します。
場所…有楽町交通会館地下1階「ゴールド・サロン」
会期…3月25日（日）～31日（土）

夕方のマルセイユ旧港

この作品は個展に出品します。
場所…有楽町交通会館地下1階「ゴールド・サロン」
会期…3月25日（日）～31日（土