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東京国立博物館は、日本と東洋の文化財(美術品、考古遺物など)の収集保管、展示公開、調査研究、普及などを目的として独立行政法人国立文化財機構が運営する博物館である。<br />1872年(明治5年)に創設された、日本最古の博物館である。東京都台東区の上野恩賜公園内にある。本館、表慶館、 東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。2017年3月31日時点で、国宝88件、重要文化財636件を含む収蔵品の総数は117,190件[1](2017年11月時点では国宝89件、重文640件[2])。これとは別に、国宝55件、重要文化財258件を含む総数3,075件の寄託品を収蔵している]。2017年度の陳列総件数は約7,200件。2016年度の来館者数は約191万人である。<br /><br />表慶館<br />1909年(明治42年)、東宮皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の成婚を祝う目的で開館した。設計は宮廷建築家の片山東熊(かたやまとうくま)。建物は重要文化財に指定されている。石造及び煉瓦造2階建て、ネオ・バロック様式の建物で、中央と南北両端にドームがあり、中央のドームは吹き抜け、南北のドームの下は階段室になっている。正面入口左右のライオン像は大熊氏廣の作である。展示室は1階の左右に第1、2、7、8室、2階に第3 - 6室、1階の正面奥に第9室がある。当初は美術工芸の展示場とされ、第二次大戦後、平成館開館までは考古資料の展示に使われていた。その後、教育普及スペース等として使用された時期もあるが、2016年8月現在、展示環境整備のため休館中である<br />フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)<br /><br />. 平成の大修理  平成17年(2005)から今年にかけて、屋根の修理や展示室内部の壁面の塗り替えが行われました。 <br />(<br />東京国立博物館 については・・<br />http://www.tnm.jp/<br /> <br />  アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝 / 表慶館 <br />    2018年1月23日(火) ~ 2018年5月13日(日) <br />古代より交易路が張り巡らされ、人々と諸文明が行き交ったアラビア半島。<br /> 本展では、その躍動的な歴史と文化を示すサウジアラビア王国の至宝を日本で初めて公開します。100万年以上前にさかのぼるアジア最初の石器、5000年前に砂漠に立てられた人形石柱、ヘレニズム時代やローマ時代に賑わった古代都市からの出土品、イスラームの聖地マッカ(メッカ)のカァバ神殿で17世紀に使われた扉、サウジアラビア初代国王の遺品(20世紀)など、400件以上の貴重な文化財をとおして、アラビア半島の知られざる歴史をお楽しみください。<br /><br />第1章 人類、アジアへの道<br />第1章ではアラビアの先史時代を紹介します。アジア最古級の石器を含む旧石器群は、アフリカで進化し、ユーラシア大陸への第一歩を踏み出した初期人類の足跡を示します。また本展は、新石器時代の新発見に注目。マカルで見つかった動物を模った石彫など、話題の出土物を紹介します。 先史時代はアラビア半島を行き来する遊牧民が現れ、「アラビアの道」が生まれようとする時代。本展のメインビジュアルでもある「人形石柱」は、先史時代の人々の活動とユニークな文化を象徴しています。   礫器  馬<br /><br />第2章 文明に出会う道<br />第2章では、紀元前2500年頃からメソポタミア文明とインダス文明をつなぐ海上交易で繁栄したアラビア湾(ペルシャ湾)沿岸地域の出土物を展示。メソポタミア美術の特徴をもつ石像や、精緻な文様が刻まれた石製容器は必見です。<br /><br /> 第3章 香料の道<br />第3章は紀元前1000年以降に香料交易で賑わったオアシス都市の出土品で構成。文明世界の一部となったアラビア半島の歴史を伝えるバビロニア王の石碑、交易による富を背景に王国を築いたリフヤーン人の巨像など、印象的な出土物が並びます。<br />ヘレニズム・ローマ時代(前3~後3世紀頃)にも、アラビア半島は香料交易で繁栄しました。その様子は、カルヤト・アルファーウで発掘された様々な出土物から感じることができます。イエメンからもたされた香炉、ヘレニズム世界で信仰を集めた神々の小像、地中海方面で製作されたガラス器などが、この都市が交易の中心的拠点であったことを物語ります。外来の様式を取り入れて、地元でつくられた等身大の青銅製人物像の頭部は情趣ある表情で、見る人をひきつけます。またこの章では、アラビア湾岸地域で発掘された墓から出土した黄金の「葬送用マスク」や装身具も展示します。これらの副葬品は、1~2世紀に交易を背景に富を築いた人々の存在を示します。<br /> 柱の台座あるいは祭壇  男性頭部  葬送用マスク<br /><br />第4章 巡礼の道<br />7世紀前半以降、イスラーム教が各地に広まります。第4章は、マッカ、マディーナという2大聖地を擁するアラビ半島への巡礼がテーマです。展示では、巡礼路とともに発達した新たな交易ネットワークの拠点ラバザの出土品、美しい書体のアラビア文字が刻まれた墓石などから、当時のイスラーム教徒たちの新たな文化と信仰に迫ります。また、17世紀に聖地マッカのカァバ神殿で実際に使われていた扉、16世紀の美しいクルアーン(コーラン)写本など、貴重な作品からイスラーム美術の魅力を知ることができます。<br />カァバ神殿の扉   クルアーン(コーラン)<br /><br />第5章 王国への道<br />サウジアラビア王国は18世紀に誕生したサウード家による王国に端を発します。その歴史は平坦なものではなく、アラビア半島の支配をめぐってオスマン帝国やエジプト、周辺部族と争う苦難が続きました。第5章ではこの時期に使われていた日用品や武器など、イスラーム美術の装飾が施された工芸品を数多く展示します。また、サウジアラビア王国の初代国王となったアブドゥルアジーズ王の遺品の展示では、王に相応しい見事な設えの刀など 、近現代のイスラーム工芸の真髄に触れることができます。<br />アブドゥルアジーズ王の上衣  アブドゥルアジーズ王の刀<br />http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1886 より引用<br />

東博-2 アラビアの道=サウジアラビア王国の至宝=展(総集編)☆表慶館内全品撮影OK!

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2018/02/14 - 2018/02/14

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マキタン2

マキタン2さん

東京国立博物館は、日本と東洋の文化財(美術品、考古遺物など)の収集保管、展示公開、調査研究、普及などを目的として独立行政法人国立文化財機構が運営する博物館である。
1872年(明治5年)に創設された、日本最古の博物館である。東京都台東区の上野恩賜公園内にある。本館、表慶館、 東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。2017年3月31日時点で、国宝88件、重要文化財636件を含む収蔵品の総数は117,190件[1](2017年11月時点では国宝89件、重文640件[2])。これとは別に、国宝55件、重要文化財258件を含む総数3,075件の寄託品を収蔵している]。2017年度の陳列総件数は約7,200件。2016年度の来館者数は約191万人である。

表慶館
1909年(明治42年)、東宮皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の成婚を祝う目的で開館した。設計は宮廷建築家の片山東熊(かたやまとうくま)。建物は重要文化財に指定されている。石造及び煉瓦造2階建て、ネオ・バロック様式の建物で、中央と南北両端にドームがあり、中央のドームは吹き抜け、南北のドームの下は階段室になっている。正面入口左右のライオン像は大熊氏廣の作である。展示室は1階の左右に第1、2、7、8室、2階に第3 - 6室、1階の正面奥に第9室がある。当初は美術工芸の展示場とされ、第二次大戦後、平成館開館までは考古資料の展示に使われていた。その後、教育普及スペース等として使用された時期もあるが、2016年8月現在、展示環境整備のため休館中である
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

. 平成の大修理 平成17年(2005)から今年にかけて、屋根の修理や展示室内部の壁面の塗り替えが行われました。

東京国立博物館 については・・
http://www.tnm.jp/

アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝 / 表慶館
  2018年1月23日(火) ~ 2018年5月13日(日)
古代より交易路が張り巡らされ、人々と諸文明が行き交ったアラビア半島。
本展では、その躍動的な歴史と文化を示すサウジアラビア王国の至宝を日本で初めて公開します。100万年以上前にさかのぼるアジア最初の石器、5000年前に砂漠に立てられた人形石柱、ヘレニズム時代やローマ時代に賑わった古代都市からの出土品、イスラームの聖地マッカ(メッカ)のカァバ神殿で17世紀に使われた扉、サウジアラビア初代国王の遺品(20世紀)など、400件以上の貴重な文化財をとおして、アラビア半島の知られざる歴史をお楽しみください。

第1章 人類、アジアへの道
第1章ではアラビアの先史時代を紹介します。アジア最古級の石器を含む旧石器群は、アフリカで進化し、ユーラシア大陸への第一歩を踏み出した初期人類の足跡を示します。また本展は、新石器時代の新発見に注目。マカルで見つかった動物を模った石彫など、話題の出土物を紹介します。 先史時代はアラビア半島を行き来する遊牧民が現れ、「アラビアの道」が生まれようとする時代。本展のメインビジュアルでもある「人形石柱」は、先史時代の人々の活動とユニークな文化を象徴しています。   礫器  馬

第2章 文明に出会う道
第2章では、紀元前2500年頃からメソポタミア文明とインダス文明をつなぐ海上交易で繁栄したアラビア湾(ペルシャ湾)沿岸地域の出土物を展示。メソポタミア美術の特徴をもつ石像や、精緻な文様が刻まれた石製容器は必見です。

第3章 香料の道
第3章は紀元前1000年以降に香料交易で賑わったオアシス都市の出土品で構成。文明世界の一部となったアラビア半島の歴史を伝えるバビロニア王の石碑、交易による富を背景に王国を築いたリフヤーン人の巨像など、印象的な出土物が並びます。
ヘレニズム・ローマ時代(前3~後3世紀頃)にも、アラビア半島は香料交易で繁栄しました。その様子は、カルヤト・アルファーウで発掘された様々な出土物から感じることができます。イエメンからもたされた香炉、ヘレニズム世界で信仰を集めた神々の小像、地中海方面で製作されたガラス器などが、この都市が交易の中心的拠点であったことを物語ります。外来の様式を取り入れて、地元でつくられた等身大の青銅製人物像の頭部は情趣ある表情で、見る人をひきつけます。またこの章では、アラビア湾岸地域で発掘された墓から出土した黄金の「葬送用マスク」や装身具も展示します。これらの副葬品は、1~2世紀に交易を背景に富を築いた人々の存在を示します。
柱の台座あるいは祭壇  男性頭部  葬送用マスク

第4章 巡礼の道
7世紀前半以降、イスラーム教が各地に広まります。第4章は、マッカ、マディーナという2大聖地を擁するアラビ半島への巡礼がテーマです。展示では、巡礼路とともに発達した新たな交易ネットワークの拠点ラバザの出土品、美しい書体のアラビア文字が刻まれた墓石などから、当時のイスラーム教徒たちの新たな文化と信仰に迫ります。また、17世紀に聖地マッカのカァバ神殿で実際に使われていた扉、16世紀の美しいクルアーン(コーラン)写本など、貴重な作品からイスラーム美術の魅力を知ることができます。
カァバ神殿の扉   クルアーン(コーラン)

第5章 王国への道
サウジアラビア王国は18世紀に誕生したサウード家による王国に端を発します。その歴史は平坦なものではなく、アラビア半島の支配をめぐってオスマン帝国やエジプト、周辺部族と争う苦難が続きました。第5章ではこの時期に使われていた日用品や武器など、イスラーム美術の装飾が施された工芸品を数多く展示します。また、サウジアラビア王国の初代国王となったアブドゥルアジーズ王の遺品の展示では、王に相応しい見事な設えの刀など 、近現代のイスラーム工芸の真髄に触れることができます。
アブドゥルアジーズ王の上衣  アブドゥルアジーズ王の刀
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1886 より引用

旅行の満足度
4.5
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル

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