2017/12/26 - 2018/01/05
142位(同エリア285件中)
mahaさん
並河萬理さんという写真家のイスファハンの写真集を見たとき、あまりの美しさに衝撃を受けました。以来ずっと憧れ続けてきたけど、女性一人旅は難しいと言われ続けて諦めかけていたイラン。そんな時ヴィザも空港で取れるし、女性の一人旅も大丈夫というぱんスキュさんの旅行記を見て、これはもう行くしかない、次の旅行先はイランだと決めました。まずはドバイからイスラム教シーア派の聖地マシュハドに入国。次は砂漠の町ヤズドにしました。
ヤズドからバスで憧れの地、イスファハンへ向かいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヤズドからイスファハンまでの車窓
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ちょっと暑いけど、座席は広くお菓子とジュースのサービスがありました
。13時過ぎにヤズドを出発して、17時過ぎイスファハン・カーヴェに到着。
ヤズドの旅行会社でチケット購入。300000RR(約1000円ちょっと)
イランリアルは0が多くて目が回りそうです。数えるのが面倒なので、0を2つ取って、3で割った位で計算していました。 -
バスターミナルの建物に沿って少し歩くと、地下鉄駅への入口がありました。え~!!!こんな中に作ったって、わからないだろう!・・・と思うほど、バスターミナルからも通りからも離れていて、不便な駅です。鉄道の駅とバスターミナルを隣接させるとかの考えはないものだろうか。
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地下鉄の駅
綺麗ですが、何故道路から離れたところに作るのかわかりません。 -
中に入ったらもっときれいでした。右側に見える窓口でカードを買うのですが、バスからご一緒した方がカードを買った後、私も買おうとしたら、そのカードで2人入っていいよ…と。なんだかよくわからないけど、ありがとうございます。
カード一枚5000RR -
電車も新しくてきれいです。Kavehから4つめのTakhtiで降ります。Azadiまで伸びていますが、Imam KhoseinとEngelabは未だ駅ができていないのか閉鎖中でした。
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サフィールホテル
アッバシーの道路を挟んで反対側にあります。タクシーの中から見えたネオンが安っぽくて、がっかりしましたが、中は普通です。値段は、アッバシーの一人部屋と大差ないです。アッバシーは日本の予約サイトでは、めちゃくちゃ高いので予約できませんが、現地ではそれほど高くないこと、ぱんスキュさんの情報でわかりました。が、大みそか、万が一、満室だと断られたらいやだな…と、安全を取って、こちらにしました。アッバシーの前だとわかり易いだろうということが、選んだ理由です。
写真は後日のものです -
バスタブも付いていました。
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すぐ夕食を求めて外に出ます。チャハールバーゲ通りは繁華街で、ピザ屋やアイスクリーム屋などなど見ながら歩いていきます。
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チャハールバーグ通りに入るあたりからバイクが多く、少し異様な雰囲気でした。
通り沿いの商店の前にずらーっと人が立って、何か見ています。 -
反対車線のほうで、小競り合いをしているようです。歓声とともにガラガラとシャッターを閉める音がし、それを阻止するような音や声が聞こえます。小競り合いが続いているようで、みな一歩前へ出て、囃し立てたりしています。カメラを向けていたら、しまいなさいと忠告をされました。
何の暴徒かわからないけど、とりあえずホテルに帰ることにします。 -
ピザとコーラを買って部屋に戻ってきました。ピザとペプシ IRR60000
今頃日本では新年を迎えているでしょう。イランのテレビでも、この一年の振り返りを特集していました。
私の人生の半分以上で憧れていたイスファハンで新年を迎えた・・・今年もよい年でありますように・・・あるに決まってる、こんな素敵な憧れの場所で新年を迎えられたのだから… -
1月1日、ホテルの朝食会場
アジア系の宿泊客が結構いて、日本人かなと思ったら、大陸の方々でした。
それほど賑やかでなかったので、台湾の方たちだったのかも?
種類は少ないけど、オムレツは焼いてくれます。 -
とうとうエマーム広場に来ました!
ずっとずっと憧れてきたイスファハン。そこに今立っているのだ! -
マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー
入場料IRR200000,高いかなとは思いますが、維持にはお金もかかることでしょう。観光客からは取っていいですよ -
マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー内部
黄色を多用しています。 -
マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー
このブルーが遠き日のイスファハンと結びつき、心が躍ります。
ただ少し残念なのは、もう少し鮮明なブルーであってほしかった。今ここで、5分間だけでも雨が降ってほこりや汚れを落としてくれたら、どれほどすっきり鮮やかな色彩をみせてくれることだろう・・・ -
マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラーの地下礼拝室への入口
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宮殿のハラムからロトフォッラーの礼拝室に通じていた扉は、小さくてみすぼらしいものでした。シャーの妻たちが通っていたのに、こんなに質素な礼拝室とは・・・
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ロトフォッラーの地下の礼拝室
すごく簡素で寒々しいです -
マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー
周りの回廊は二重構造のバザールになっています。 -
マスジェデ・エマームのエイヴァン
蜂の巣状になっているところがムカルナスと呼ばれルイスラム建築の特徴 -
マスジェデ・エマーム
ドームと内部の二重構造になっているので、音の音響効果が素晴らしいです。
近くにいたガイドさんがお札をピンと張ったら、ピシっという音が天井にも響いていました。 -
中庭から見えるドームとメナーレ。ドームが頭、メナーレが両手という風に見ると、人が祈っているように見えるらしい。
確かに顔をあげて、神よ…って祈っているように見えなくもない -
アーリーガープー宮殿
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アーリーガープー
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イスファハンのバザールは長く続いていて、とても楽しいです。イマーム広場に面しているバザールは観光客相手の店ばかりと思っていましたが、そうでもない店も多くて意外でした。
私はスカーフを探しながら歩いていたので、楽しさ倍増でした。
ミ二アチュールもずっと欲しかったのですが、これは結構な値段がしていました。
震災以来、お土産を買わないようにしているので、ミニアチュールは断念です。 -
トイレに行きたくなったので、普段使いのモスクを探します。モスクには、だいたいトイレと洗面所が併設されています。
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バザールをぶらぶら歩き、ギヤーム広場で休憩しながら、マスジェデジャーミアに来ました。
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いくつかの様式が混じっている、ちょっと渋いモスク
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昼食はアザブ
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見かけの悪いブリヤーニ。食欲失せますw
オレンジと玉ねぎがついてきて、オレンジを肉に絞って食べろという。
少し羊の匂いはあるけど、私が食べられる位だから臭いは少ないほうなのでしょう。
玉ねぎかじる。辛い。
右にあるのは、チーズを混ぜた中にパンを入れて焼いたような感じのスープ。正直美味しくない。
195000irr -
スイオセ橋を見に行きました。
途中から人が増えてきて、ちょっと異様な雰囲気になってきました。 -
橋の両側は狭い通路になっていました。
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スイオセの近辺には、迷彩服を着て棒のようなものを持った男の人たちが多かった。
盾のようなものを持っていたりするから、お巡りさんかな、どっち?
横にいた3~4人組に聞いてみました。
私たちは反対勢力だよ・・・。
あ~そうなんだ・・と、持っていたチョコレートを激励代わりに渡しました。 -
イスファハン3日目は、イスファハンの南西部にあるジョルファー地区に行ってみます。
アルメニア人の居住地だったところで、ヴァーンク教会というアルメニア教会があります。 -
アルメニア教会の内部は素晴らしいです。イスラム教の国の中にあって、これほどの素晴らしいキリスト教会が築かれるとは、アルメニア人ってすごい
天使や聖人の顔が西洋顔ではなく、中東の顔をしているような・・・ -
しかし、トルコからの虐殺の歴史には目を覆いたくなります。胸が痛い・・・
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午後はイスファハンをぶらぶらします。
パン屋さんで売られていた大きなパン…ちぎって食べるのだろうけど、いったい何人家族で食べるのだろう・・・ -
イマームホセイン広場なんですが、広場はなし?
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ホテルの朝食に出ていた乾燥ざくろなどがおいしかったので、ちょっと買ってみました。食べきれるくらい少し…お金を払うときになってものすごく安かったので、申し訳なかったです。
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さすがにこれは気味が悪いでしょ
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最後にもう一度、夜のエマーム広場に来ました。
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この風景、空気、香り、音…すべてを忘れないように焼き付けて帰りたいです。
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とうとう帰国日になってしまいました。
朝食を食べたら、何もすることはありません。 -
アッバシーのカフェでお茶でも飲みましょう
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これほど不味いチーズケーキは久しぶりW
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ホテルの前からタクシーで空港に向かいます。
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空港というと、なぜか必ずガソリンスタンドに寄る。
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ホテルの前から乗ったとき、250000irrの約束でした。その前に交渉した運転手さんが350000irrと言って譲らないので、そのあとに来た丸っぽくてちょっと人の良さそうなお兄さんが250000irrというので、人相で決めました。途中、橋の写真を撮りに降りたりしたので、250000の他に、これはあなたに…と、100000irr渡したら、ちょっとびっくりしたような顔をして喜んでいました。お金余っていたからね
でもね、お兄さん、ここは国内線の建物だったのよ・・・慌てて少し離れたところにある国際線の建物まで歩いていきました。 -
国内線入口
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国際線入口
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空港では再両替ができないので、仕方なくギャズとピスタチオの缶詰を買いました。
ギャズ、予想外に美味しくて、職場で評判上々でした。
再両替は街中だったらできるって言われたけど、ホテル代の支払いやタクシー代などを多少余裕を持って考えたら、ぎりぎりで持ってるということは難しいですね。こういうときは特に、ユーロやドルは楽だと、再確認させられます。カードが使えないのは、とても不便です。
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