2017/12/26 - 2018/01/04
26位(同エリア99件中)
mahaさん
並河萬里さんという写真家のイスファハンの写真集を見たとき、あまりの美しさに衝撃を受けました。以来ずっと憧れ続けてきたけど、女性一人旅は難しいと言われ続けて諦めかけていたイラン。そんな時、ヴィザも空港で取れるし女性の一人旅も大丈夫というぱんスキュさんの旅行記を見て、これはもう行くしかない、次の旅行先はイランだと決めました。まずは、ドバイからイスラム教シーア派の聖地マシュハドに入国。次は砂漠の町ヤズドにしました。
イランに行くことになる迄、ヤズドという街の事は知りませんでした。
砂漠の中の町そしてゾロアスター教徒が多く住んでいた町です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- アーセマーン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ヤズドの空港に到着
出発が遅れたので、到着も少し遅れ、19時着
マシュハド空港も小さいと思ったけどヤズドはもっと小さかった。
国内線なので荷物を受け取ったら、すぐ出られます。
出口の右側にタクシーブースがあり、ホテルまで150000IRR(500円位)でした。 -
ダードホテル
とてもロマンチックな外観のホテルですが、部屋はいたってシンプルでかわいらしい。部屋の空調も調節できたので、熟睡できました。
チェックインの時、ログインナンバーとパスワードをくれ、すぐつなぐことができました。
B○○king/comで予約
現地支払 1泊2461000IRR(7500円位)
2泊と夕食代、ミニバーでペプシ、タックスを含め、総額5707220IRR($140弱)でした。 -
朝食
数はそれほど多くありませんでしたが、ひとつひとつがひと手間加えられていて、とても美味しかったです。
パンもほんのり甘くて美味しかった。 -
朝9時、結構寒いです。
フロント近くに置いてあったPCから今日の天気を検索してみると、20℃になるらしい。チャドルの下どうしようかと迷って、コートは着ていかないことにしました。
チャドルは一度来てしまうと、外では脱げないからです。
しかし、昨晩は手足が痒くなり、困りました。いわゆる乾燥肌、肌がカサカサになって掻くと白い粉をふくやつですW
湿度20%ですもの、チョー乾燥です。
幸い、かゆみ止めと保湿剤を持っていたので、付けたら楽になりましたが、けさも保湿剤塗って出ます。 -
アミール・チャグマーグ広場
チャドルは防寒にもなりますがコートを着てないので、少々肌寒いです。朝は結構冷たい空気です。 -
アミールチャグマーク広場
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アミール・チャグマーグのタキイエ
15世紀に建設された複合施設です -
中に入ってみると、今でも数件のコーヒーショップや商店が営業していました。
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エマーム・ホメイニ通りにあった八百屋さん
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マスジェデ・ジャーメ
メナーレはイランで最も高いとのこと。 -
2本のミナーレは、14世紀にイランがモンゴル族の破壊から立ち直り流行したものらしい。機能的には1本で足りたはずなので、1対にしたのは美しさを求めたのだとか。。。2階建ての上にミナーレが建ってるので、右側に補強の簗が見える・・・ふむふむ、そうだね。。。
-
中に入るとドームが素晴らしい
-
ドームの下
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礼拝をするモスクは、至ってシンプルでした。
朝なので、お掃除の最中。掃除機かけていました。
モスクの柱に絵画が掛けられているのは、アラブではあまり見かけないような気がします。 -
マスジェデ・ジャーメの横から旧市街に入っていきます。
ヤズドは町全体に高層ビルがなく、茶色い土壁の家が広がる街ですが、とくに旧市街は趣が深いです。 -
カナートに繋がっているのでしょうか
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明り取り
家の中ではありません。
道です。
真夏の暑さを少しでも和らげてくれるのでしょう。 -
狭い通路ですが、バイクは走り、場所によっては車も走っています。
歴史的な旧市街ではなく、今でも生活をしている街です。 -
ヤズドで特徴なのは、バードギールと呼ばれる風採り塔
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地下室からの冷気が室内を循環して、熱気をこのバードギールから逃がすというもの。
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旧市街
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アレクサンダーの牢獄
ファハダン広場に面しています。
アレクサンダー大王が建てたと言われている牢獄。牢獄ですから華美なものはないのは当然ですが、外から見ると何もないので、ここ?と疑ってしまいました。
料金150000IRRでしたが、何もないので入らなくてもよかった・・・ -
中に入っても何もないW
丸いところの下が、牢獄だったらしい
下りてみたけど、やっぱり何もないです。
入場料払って入る必要なかった... -
ファハダン広場に面して、左アレクサンダーの牢獄と真ん中のドームは12エマームの霊廟
12エマームの霊廟は閉鎖中
広場の右側に高級ホテル ファハダーン・グランドがありました。 -
旧市街の中、いくつか小さなモスクがありました。
公開するようなモスクではなく、生活の中の毎日通うモスクですね。 -
歩き疲れたのでミントレモンジュースとバクラヴァのお菓子で一休み。
バクラヴァは出てきたとき、いや~こんなに食べられないわよ…と思ったのですが、食べてみるとものすごく美味しく、結局全部食べきってしまいました。
レモンミントも、そのままミキサーにかけたようなちょっとスムージーのような美味しさ!
ミントレモンジュース 110000IRR、バクラヴァ85000IRR
合計224000IRR(730円位)
ちょっと高めかな。
でも美味しかったし、休憩もできたので満足です。
ここのバクラヴァ、また食べたい・・・また食べたいと思うバクラヴァがあるなんて思いもよらなかった。 -
裏の中庭のほうから入ったのですが、表はマスジェデ・ジャーメ通りに面していました。
歩き方に載っているフーカというお店でした。。。 -
マスジェデ・ジャーメのすぐ近く
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エマーム・ホメイニ通り
旧市街のほうまで来ると、通りの両側の商店もまばら
この通り沿いに旅行会社があったので、明日のイスファハン行のバスのチケット購入しました。
VIPバス ヤズド→イスファハン 300000IRR -
ヤズドのバザールは数は多いようでしたが、一つ一つが小さいので、面白くはありません。
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バザールの奥に入っていくと、こんな感じでおじさんが作業しているところも・・・
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ホテルで休憩の後、夕飯のレストランを探して街へ出ます。
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超ビッグですね~
こういうの着るような大きな方にはお目にかかりませんでしたが。 -
ポップコーン屋さん
あんまり人が歩いていないのですが、売れるのかな・・・ -
面白い通りがありました。
眼鏡屋さんが並んでいるな…と思って見ていましたが -
メガネ選んでますね~
-
眼鏡屋さんが途切れてきたら、今度は眼科が目白押し
ドクトール何とか…とか、かなりの数のクリニックが続いていました。
結局、この通りの最後まで眼科と眼鏡屋さんだけでした。
こんな小さな街なのに、これほどまでの数の眼科があって、やっていけるのだろうか…なんて、余計な心配したりして・・・ -
レストランが見つからないので、ホテルのレストランで夕食を取ることにしました。
朝食が美味しかったので、きっとおいしいだろうなと期待を込めて。
レストランは歩き方にも載っているところはありました。ただし、女性が一人で入れるかということは別です。 -
ヤズドの名物、ゲイメ・ヤズディー
カレーとシチュウの中間のような味です。
上にポテトフライが乗っています。
インドのカレーが伝わってくる間に、味がまろやかになってきたのだろうか…と思えるような味でした。
私は羊肉が苦手なのですが、この中の羊肉はほんのり味がするだけでしたので、食べられました。 -
お米は長粒種でぽろぽろした感じです。
ゲイメ・ヤズディーはお米と一緒に食べるらしいです。
食後のコーヒーをお願いしたら、コーヒーはカフェのほうで飲んでくださいということでした。
外のテーブルは建物のライトアップでロマンチックですが、おばさん一人ではちょっと寂しすぎる感あり、すごすごと部屋へ退散しました。
夕食代 287680IRR(950円くらい)でした。 -
12月31日
午前中はゾロアスター教寺院であるアーテシュキャデに行きます。
ホテルからは一本道です。
歩き方には、このカーシャー二通りからは入れないと書いてあったのですが、変わったようで正門の横にチケット売り場があり、チケットを見せたらすぐ入れました。
入場料 150000IRR -
アーテシュキャデ正面
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聖火
拝火教ともいわれるように、火を神聖視するのだそうです。
火が燃え続けているせいか、建物の横のほうは煙かったです。 -
この方が
世界の終末には必ず善が悪に勝つことを知っていたので、泣きながらではなく笑いながら誕生したと言われているゾロアスターさん -
併設の博物館
ヤズドの郊外に沈黙の搭という、鳥葬で使用していた場所があり、いらっしゃる方も多いのですが、私は敢えて行きませんでした。
とても不謹慎ですが、現在も使用しているところなら好奇心で行ってみたいと思いましたが、何十年も前に役目を終えたところに興味が湧かなかったからです。
非常に個人的な想いです。
しかし、私がイランのゾロアスター教徒の家に生まれていたら、こんな感じの服を着てこういう生活をして、歳を取ってきたのでしょうか。 -
アーテシュキャデ
-
ヤズドのバスターミナル。
一見立派ですが、あまり内容のない建物でした。 -
13:00発のイスファハン行
12:00にホテルをチェックアウトし、そのままタクシーで来たので随分時間が余ってしまいましたが、見るところも何もないのでただ待つだけです。
こんなに土地がたくさんあるのに、何故こんなに遠くに作るのだ!!!と叫びたくなるほど、市街地から遠いです。空港と同じ位か、それ以上遠いです。途中で飛行機が見えたので、空港だったのでしょう。
ダードホテルからバスターミナルまで、タクシー130000irrでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 空飛犬quillさん 2018/07/27 15:52:56
- こんにちわ
- mahaさん
お久しぶりです。
イランか・・・・・・・・?!
わたしゃ、行く事は無いと思います。
mahaさんがイランで生まれたら退屈で死んじゃうと思いますよ。きっと・多分。
暑いですが如何ですか?
名古屋は梅雨明けとほぼ同時に、先日まで連日38~39℃で私は殆ど死んでます。
空飛犬quill
- mahaさん からの返信 2018/07/28 17:51:15
- RE: こんにちわ
空飛犬quillさま
お久しぶりです!
イランに生まれていたら退屈で死んでいたかもw…う〜ん、そうかもw
まぁ今回は長年の夢が叶ってイスファハンへ行けたし、デモにも遭遇したし、それなりに変化がある旅でした。
空飛犬quillさんのドイツ旅行も楽しそうでしたね!
フランクフルトのエクセルシオール、あっ泊まったことがあった!とか、ライン下りとかローテンブルグとか、もう一度自分の旅を思い出しながら楽しませていただきました。
最近TBSテレビをかけていると、ごごすまという名古屋の番組が引き継ぎ、名古屋の天気を見ることが増えました。
今日は、台風が東京を若干はずして東海地方へ向かっているらしいですね。
直撃ではないにしろ、東京も夕方からどしゃ降りですが、台風、お気を付けください。
過ぎたらまた、暑くなるのでしょうね…どちらにしても、トホホですね。
maha
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